扉を開けたらそこはスペイン! (行ったことないけど) 川越　すぺいん亭

2014/10/19 - 2014/10/19

世界一に輝いたパエリアが食べられると聞き、行ってみました。

エリア 川越(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.5

川越はもう20年も前に彼が住んでいた町で
世界のパエリア大会で優勝した店が川越にあったと言うので、
お昼をそこにしようと決めていました。もう30年以上も続けられているお店です。

ここ、車じゃないとこれないような場所です。周りは幹線道路と住宅がぽつぽつと。
到着したのが11時すぎだったのですが、周りに何もないのもあって、静けさを感じる店の面構えでした。

なんとも大きいパエリア鍋。
ここのオーナーさんは5.5ｍの大鍋で作ったパエリアのギネス記録を持つそう。

このエントランスは、はっきり言って私の中では怪しい部類です。。。
まるで地方の潰れた飲食店のような雰囲気も感じられるし。

これは店たたんじゃったんじゃないのかなーと思いながらドアをひっぱると、開いた!!

店をたたんんだばかりなのかな…とまだ営業してる確信ができずに進むと
いらっしゃいませーーとスタッフさん。

やってた。よかった…お腹ぺこぺこなのよ

こりゃまた店内が…　あの意表をつくような入り口とは違い、中は広くていい雰囲気。複雑さ極まるオブジェがそびえたっています。

なにもない外とは明らかに違う空間です。

天井が高く、ステンドグラスが上部に施されてる。

やはり夜だとこのように綺麗に見えないのでしょうか。

スペインってこういう感じ?? 行ったことないのよ

店内はとても広いです。
広い故にいろんな空間がありました。

モザイクの床面。

こちらはパエリア鍋のテーブル。

壁もモザイク。

さてオーダー。
私は世界一に輝いたというパエリアがベースのパエヤ ランチ。
彼はムール貝の煮込み ランチ。

スペインオムレツ。
ジャガイモが入っていました。
塩加減が絶妙なやさしい味。

ガスパチョ。
トマトベースのスペイン風冷製スープです。
味はトマトの味というより、私はズッキーニの方が強く感じられました。
沢山の野菜が濃縮されていて、一口飲むごとに体が綺麗になっていきそう。

ムール貝の煮込み サフランライス添え。
ピリ辛です。こちらはこってり系。

パエヤ。
メニューにはどこにもパエリアと書かれてなかったので、注文時にパエリアはないのですか?と聞いたらこのメニューのことですと言われたのです。
パエリアのことをパエヤとも言うとはね…　調べたらパエリア食べたくてここに来たのに、メニューになくて喧嘩したというカップルの方たちもいたみたいです。

さてこのパエヤ、優しい味でした。ちょっとチキンライスに近い感じです。
私もパエリアはよく作るのですが、アルデンテの食感が好きなので固めに炊き上げるのですが、こちらのお米はやわらかく炊きあがっていました。

揚げたてのチュロス。こちらは特別にといただきました。
本当に熱々!!

コーヒー。ふわふわのクリームがのっかってます。
チュロスとあう。

食事を終えて探検させてもらいました。

ここは2階のテーブル。大人数のときはよさそうです。

しかしここに来るのは車で来られる方が圧倒的に多いはず。飲まない方を決めないとダメですね。

こうやって全体を見ると、あの入り口の中がこの店内とは想像もつかない。
入り口の静寂さは仕掛けてるとしか思えません。

地下が。ワインの貯蔵庫だそう。
どうぞ入ってみてくださいと言うので降りてみました。

わりとリーズナブルなボトルが多かったです。
買って行く人もいるのかな。

改めて入り口にあった表彰の数々。
写真がオーナーさんかな。
この店から独立していった方もいるそうですね。

これはギネスの記録で表彰されたものですね。
ここのオーナーさんは5.5メートルものパエリアを作ったことがあるそう。
たぶんこれはその時のものですね。

これは詳しくわからないけど、シェリー酒の表彰みたいですね。
シェリー酒か。飲んだことないなー
オーナーさんはパエリア以外にも挑戦されてるものがあるのですね。

なかなか面白い店で勉強になりました。
次は温泉に行きます。