2014/10/17 - 2014/10/20
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kyon2 and ku-さん
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数年前に情報誌[な~るほどザ台湾]で読んだ記事。
『屏東県の霧台郷。 屏東市から車で2時間あまりという山深い土地にルカイ族は暮らしている。ここは現在でも入山許可証が必要な秘境で、行くまでには相当な山道を越えなければならない。それでも最近は行楽ブームを受け、伝統家屋を利用した民宿などもあるという。これまではパイワン族が暮らす三地門が広く知られていたが、ここ数年はこの霧台も注目を集めるようになっている。』
特に神山教会の礼拝室はぜひ参観したいと思っていました。
旅への出発直前に仲よしの鄭小姐から
「土曜日、仕事がOFFになったから、行きたいって言ってた霧台に連れて行ってあげるよ~」
と、メールがきました。
やったぁ!♪
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
高雄2日目の朝。
今日も快晴,午前6時で気温は27℃です。
朝食前に、散歩に出かけました。
ホテルの東側に南北に連なるのは「機械・金物街」
北隣りの公園に面するこのビル
壁には・・・ -
板金加工技術を駆使した装飾が。
-
造りかけかな?
-
そして公園には、こんなロボット。
-
天空の城ラピュタ
を、思い浮かべてしまいました。 -
朝の散歩を終えてホテルに戻ったら
スーツケースが並んでいました。
阪急トラ○ックスの団体さんです。
全行程バスでの移動なので、出発が早いようです。 -
団体ツアー客が多い日は、もうひとつの中華レストランの方を団体用に
するので、一般客用のビュッフェレストラン(06:30〜09:30)は、
午前7時では、まだガラガラ。 -
ゆったり落ち着いて食べることができました。
朝食のメニューは、ちょっとさびしいかな。
パンは2種類で、饅頭やヨーグルトがなかったのが
残念でした。 -
歩いて鹽[土呈]埔駅へ。
台北捷運では、台北駅と淡水駅にしかコインロッカーを設置していませんが、
高雄捷運は昨年各駅に設置されました。 -
技撃館駅前で鄭小姐+ボーイフレンドと合流。
4人+ファーレンで、いざ出発。 -
高速1号線→快速公路88線→高速3号線→国道24号線
鄭小姐も霧台まで行くのは初めてとのこと。
霧台まで約80kmなのですが、三地門(ここまでは路線バスが運行)から先の道路状況が読めないので、所要時間の予測が難しいそうです。 -
三地門。
ここまでは屏東客運バスが屏東から20往復以上運行されています。
ただ、三地門はタクシーがごく少ないですから、タクシーをチャーターして行かれる場合は、台鐵屏東駅前でタクシーを捕まえる方が無難でしょう。 -
三地門大橋を渡り、三地門郷公所(町役場)を過ぎると、道はいよいよ山道に。
-
三徳・檢査哨(三徳派出所)
ここから先は入山制限地域。
※派出所のトイレを使わせてもらえます。 -
入山は許可制ですが、現在はここで入山者リストに必要事項を記入して申請すれば即許可が出るようです。
ただ外国人単独ではダメかもしれません。わたしたちは鄭小姐の同行者として彼女に申請してもらいました。
※パスポートは番号を申請書に記入するように言われただけで提示は求められませんでしたが、これはたまたまかもしれません。常時携帯が外国人の義務ですからお忘れ無く。
※申請料は不要でした。 -
【補足】
2015年、長く運休していた屏東客運の
8233屏東〜霧台線が運行を再開しました。
1日3往復。
http://www.ptbus.com.tw/db/nwes360/z8233.swf
実際に利用された方のblogを拝見しましたが
入山許可手続きも簡素化されており
車内に回覧されてくる訪問者リストに必要事項を
記載→運転手が檢査哨に提出、という手順で済む
ようです。
パスポートチェックも無かったそうですが
台湾では常時携帯が法で義務付けられていること
でもありますから、やはり持参するべきでしょう。 -
しばらく進んだ地点で、落石防止トンネル工事のため片側交互通行。
-
工事は今年いっぱい続くようです。
-
誘導係員によれば、通行は工事の合間に非定時に通されるそうです。
暑い中、20分待ち。 -
古タイヤ、こんな風にも使われるんですね。
-
谷川大橋を渡り、伊拉村を通過。
-
神山部落に到着。
しばらくこの村を観光。 -
特産品の雑穀が健康食品として売られていました。
-
左が紅藜(赤アカザ)
右は小米(アワ・粟)
それぞれ150元。
約1/2斤(300g)入り。 -
小米は原住民の伝統酒の材料として知っていましたが、藜は初めて聞く雑穀。
鄭小姐によれば、ご飯を炊くときに混ぜて食べると身体にとっても良いのだそうです。
お店の方が、すぐ近くの畑に生えているところを案内してくださいました。
※小米酒を発酵させる麹は、この藜で造られるそうです。 -
こちらも特産品。
乾燥中の愛玉の実。 -
有名店『神山愛玉』
-
MENUは愛玉のみ。
トッピングが各種。 -
スレート板(頁岩)のテーブル。
脚をじっくり観たら・・・懐かしい足踏みミシンでした。 -
左下→ストレート愛玉
右上→+小米
右下→+小米+緑豆
どれも30元でした。
食べてビックリ!
柔らかいお餅のようにぷるんぷるんした食感なんです♪
どう作ったら、こんな風に固められるのかなぁ?
黄色いトッピングは、小米。
餅のように粘りけがあって、美味でございました。 -
ぶらぶらと散策。
-
貯蔵庫でしょうか?
-
住民はほとんどがキリスト教徒。
教会ではありませんが、礼拝会なのでしょうね。 -
学校が土曜で休みなので
お店をお手伝い・・・かな。 -
トンボ玉工房に寄りました。
-
ガラス製の他に陶器製も。
品揃えが豊富で迷ってしまいます。 -
きれいですねぇ
-
こちらを選びました。
350元でした。 -
おばあちゃまは日本語を少し話せます。
-
小腹が空きましたので、向かいの食堂へ。
-
炭火焼きのいい香りが漂っていました。
-
ヘルシーに野菜料理を中心に4品選択。
520元でした。 -
吉拿福(ジナフ)
刻んだ豚肉と芋の粉を混ぜ、月桃の葉に包んで蒸したもの。
ルカイ族のちまきだそうです。 -
野菜入り卵焼き
-
炒め物
-
檳榔樹花のサラダ
しゃきしゃきしていて、おいしかったです。 -
これが檳榔樹花
-
更に登って、霧台部落へ。
-
原住民の踊りを壁画で再現。
-
地元の方のおすすめは、この階段の上。
そこで、階段を上がっていくと・・・ -
霧台國小前広場へ。
-
遊客中心(ビジターセンター)
-
魯凱文物館
木彫りの作品や、昔の家、華飾りの付いた帽子などが展示されて
います。 -
見どころが多く、入館料20元は安い!
-
木彫はルカイ族の得意技だそうです。
-
丸太から切り出してあります。
-
身分制社会の魯凱族では
かぶり物が身分の象徴のひとつ
なのだそうです。 -
花生(ピーナッツ)の飾り
-
こちらは小米の飾り
-
伝統家屋・石板屋が再現されていました。
-
リビング兼寝室
-
こちらが台所
-
見学を終えて少し歩くと、人気の高い民宿。
夢想之家 -
更にその先の小学校まで行ってみました。
-
大きな校舎ですが、霧台地区各部落合わせても人口は三千人だそうですから、たぶん児童数は数十名じゃないでしょうか。
-
学校という存在は地域にとって重要なものなのでしょう。
いろんなところに伝統文化の象徴が展示されていました。 -
虹をイメージしているのでしょうか。
-
霧台長老教会
-
珈琲店で一休み。
店の小姐は日本語堪能で「どこで習ったの?」
と伺ったら「塾で」と。
もしかして地元の日本語教室?
ボーイフレンド氏によると、
「この下の方にある集落には、日本語のできる人が何人もいて
教えているんですよ。」とのこと。 -
紅藜入りクッキーと霧台産コーヒー
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戻る途中、神山部落の手前が
-
有名な神山教会・耶蘇聖心堂
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マリア像
-
残念ながら扉は閉じられていましたが、両側の窓は開放されていましたので、そこから中を拝見することができました。
人が座っているのかと勘違いしそうになる木彫の椅子。
顔は、全員、右を向いています。 -
背中のリュックには、聖書が入っているそうです。
-
そういえば部落の集会に参列されていた女性は、
皆さんリュックを背負っておられました。 -
霧台谷川大橋
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昨年10月に開通したばかり。
-
教会は直下にあるように、こちらからは見えますが・・・
-
実際にはやや下流側でした。
-
三?檢査哨でトイレを拝借。
-
夕方5時にホテル到着。
鄭小姐、一日ありがとう。
次に会うのは大晦日です。
霧台訪問は、とっても充実していましたが
個人で行くには、交通手段がネックですねぇ。 -
すぐ近所にある生煎包の有名店へ。
-
夕方だけ2時間ほど、売り切れるまでの営業。
並んでいたら、お客の男性の一人が
「リップンランが並んでいるから注文聞いてやって。」
と、お店の小姐に声をかけてくれました。
ありがとう、お兄さん!
無事、5個購入できました。 -
これまた近くの店で
-
炭火焼きも買って
-
焼き上がるのを待ってホテルへ。
-
新しい団体ツアーが到着していました。
-
まだ熱々
-
美味しい♪
この大きさで1個12元! -
飲み物は、新製品、小麦ビール♪
大山で味わったビールとちょっと似ています。 -
歩数計を見ると、今日一日で、2万歩を軽く越えていました。
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この旅行記へのコメント (5)
-
- ateruiさん 2014/10/23 19:23:04
- すばらしいところにいかれましたね
- こんにちわ
素晴らしいところですね
私も行きたいと思ってるところです
日本人だけだと無理そうですね
台湾の方と一緒なら無難に入山できそうですね!
ありがとうございました!
enn8801
- kyon2 and ku-さん からの返信 2014/10/24 06:12:16
- RE: 旅行記への投票、ありがとうございます
- おはようございます。
今でもタテマエ上は「事前に甲種入山証」を得ることとなっています。
ただし、谷川大橋が開通してからではないか・・・と思いますが、三徳での現地申請でも「当日申請と許可」が出るようになったのではないでしょうか。台湾の方や日本から行かれた方のblogを拝見しての推測ですが。
もともと軍事的・政治的な目的で始められたと思われる山地管制区制度ですが、社会情勢の変化につれて「自然保護」目的が中心になっているようです。玉山地域は厳密に人数規制が実施されていますから。
霧台地区の場合、以前は道路状況の悪さ(崖崩れ発生が多い)があり、安全対策の点もあって規制が強かったようです。その意味で路面高約100mで台湾でいちばん高いらしい谷川大橋の開通効果が大きかったと思われます。
外国人が単独で行っても許可されるのではないかという気もしますが、安全性の点で帰路の交通手段が確保されているかどうかが引っかかるかも。
サイクリング族・スクーター族も多く見かけましたが、やはりタクシーをチャーターして行くのが現実的だと思います。
三地門ではこの日、黄色いタクシーを見かけませんでした。地元の方に頼んで携帯で呼んでもらう方法もあるでしょうが、確実性からいえば屏東市でチャーターしていくのが無難でしょう。
なお、霧台観光のピーク期は櫻が満開となる2月だそうです。
- ateruiさん からの返信 2014/10/25 21:19:17
- RE: RE: 旅行記への投票、ありがとうございます
- こんばんは
ご丁寧にありがとうございました
大変に参考になりました
高雄の友達に頼んでみます
連休が三日とるのがやっとの職場ですので
実現するのが少し先になりそうですが
楽しみです
enn8801
-
- 讃岐おばさんさん 2014/10/22 22:54:14
- 愛玉!
- こんばんは〜
神山の愛玉は最高ですよね。
色が濃いですね。
食べに行ってみたい(笑)
讃岐おばさん
- kyon2 and ku-さん からの返信 2014/10/23 07:14:51
- RE: ぷるぷるでモチモチ
- 初めて味わった食感でした。
そもそも愛玉という存在を知ったのが「神山愛玉」の紹介記事でしたから、その点でも感激的でした。
クルマを確保しないと行けない場所ですが、わたしたちもまた行きたいと考えています。
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