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1.グアムへの旅立ち<br /> <br /> 今度の旅は1人催行のフリ−ツア−(送迎付き4日間)で超短期の旅行である。飛行時間も3時間半と近距離だし、費用も割安なので気楽な旅でもある。それでもここは近場のポピュラ−なところだけに、一度は行ってみたいと思っていた島でもある。そんなわけで、外国とはいえ、なんだか国内旅行にでも行くような気軽な気持ちである。だがしかし、安いツア−だけに、ほんとの素泊まりで1食も食事はついていない。だから、1日3食分を自分で調達しなければならない。それもまた楽しである。<br /><br />入国審査<br />さて、少し寄り道をしたが、元に戻って書き進めよう。出発が早かっただけに、到着もその分だけ早くなって現地時間の午後3時20分の到着となる。エプロンも用意されず、タラップを下りて機外へ出る。そこには気温30度の世界が広がっており、さすがにむっとした空気が流れている。機内で書き揃えた出入国カ−ドと税関申告書、それに質問書を持って入国審査へ向かう。このグアムの出入国に関しては、すべて米国に準じて行われる。それで昨年9月から入国の際に実施されている指紋や顔写真などの生体認証方式がどのように行われるのか興味のあるところである。<br />  <br /><br />そんな思いでブ−スの前に行くと、大勢の入国者が列をつくっている。それもほとんどが日本人ばかり。この時間には福岡をはじめ関空、名古屋、成田よりの便が集中的に到着しているらしく、そのためこんなに混雑するわけだ。列に並んで審査の様子を見ていると、確かに指紋と顔写真の撮影が行われている。各ブ−スのカウンタ−台に短いスタンド電球のようなア−ムが伸びており、その先端に直径4〜5cmぐらいの小型カメラが取り付けられ、これが顔の高さの位置に設置されている。そして、すぐその横手に15×10cmぐらいの小型ボックスが置かれ、この上に両手人差指を交互に乗せてスキャンしている。時間はそれほどかからない。 <br /><br /><br /> 待つこと半時間以上、やっと順番が回ってくる。ブ−スに進み出て「こんにちは」と挨拶しながらパスポ−ト、EDカ−ド、質問書、航空券を手渡す。すると男性の係官は、「ご機嫌いかが?」と声をかけるので、「上々ですよ。」と返答する。それから「何日滞在するんですか?」「4日間です。」のやりとりを終わると、OKといいながらポンとスタンプを押してパスポ−トと航空券、それにEDカ−ドの半券を返却してくれる。<br />  <br /><br />おや? おかしいなあ〜……。どうして顔写真も指紋のスキャンもやらいのだろう? そこでカメラを指差しなら「これ、やらなくていいんですか?」と尋ねると、係官はにやにや笑いながら首を横に振っている。不要だというのだ。おや? 私がそこまで顔利きということか?喜ぶべきことだが、いったいどうしたわけだろう? 規定によれば80歳以上は写真撮影も指紋スキャンもなしということだが、この私もその対象に入れられたのだろうか? もし、そうだとすれば、少々寂しい気もする。とまれ、第一関門はこうして問題なく通過する。<br />  <br /><br /> 次は税関審査だ。預け荷物はないので、クレイムタッグは素通りして税関へ向かう。ここでもすでに大勢の先客が列をなしている。ここにも同じようなブ−スが並んで係官が座っている。やっと順番が来て「こんにちは」と挨拶しながらパスポ−トと税関申告書を手渡すと、それを見ながら「飛行便が書いてないよ。どこから来たの?」と尋ねられる。しまった。記入漏れしたらしい。そこで、「すみません。福岡です。」というと係官が「それならCO916便ですね。」といいながら書き込んでくれる。<br />  <br /><br /> OKというので、通り過ぎようとしていると、追い掛けるように「1万ドル以上は持ってないよね。」と声をかけてくる。おやおや、私がそんなにリッチに見える? そこで、にやにや笑いながら「とんでもない。私は貧乏人ですよ。」と振り返りざまに返答する。彼も笑っている。こうしてようやく到着ロビ−に出られたのは、到着してから40分後のことである。これでも早いうちなのだろうか? 米国本国では2時間待ちもあったりで、乗り継ぎ便に遅れたりするらしいのだが……。<br />  <br /><br />空港玄関<br />ロビ−には旅行社の出迎えが来ており、名前を告げるとバスへ案内される。その前にグアム国際空港の写真を撮っておこう。この空港はミクロネシア最大の規模を誇る空港だそうで、アメフトのフィ−ルド8個分の広さがあるという。玄関前の広場には、スカ−トをなびかせた女性像が建っている。女神像なのだろうか? 空港建物の正面壁面には「我らが軍隊を支援します。」と書かれたスロ−ガンの横断幕が掲げられている。このことがグアムは米軍基地の島であることを示している。<br />  <br />この空港はタモンのホテル街まで3kmという至便な位置にあり、車で10分もあれば各ホテルへ到着できる距離にある。ようやく皆が集合したところで出発となる。その前に、帰路の航空券とEDカ−ドの半券を集めますという。帰国するまでにチェックインを済ませ、帰国当日には搭乗券を渡すという。係がそこまでのサ−ビスをしてくれるというわけだ。<br />  <br /><br />ホテルへ<br />空港を発進したバスはしばらく平坦な道を走ったかと思うと、角を曲がって下り坂を下りて行く。この空港は丘陵地帯に位置しており、海岸線に建ち並ぶホテル街へはここを下りて行くことになるわけだ。ホテルロ−ドに入ると、リ−フホテル、アウトリガ−ホテルと順にお客を降ろしながら、次は我らがホテルへ到着である。3時半前には空港へ到着したというのに、この時点ではもう5時近くになっている。これでは何のアクティビティもできはしない。<br /><br />アクティビティ<br /> ホテルロビ−で、すでにチェックイン済みになっているル−ムキ−を係から受け取るや、旅行社のツア−デスクへと駆け込む。ここは5時までで閉店となるので明日からのアクティビティの申し込みができなくなる。デスクへ行ってみると、まだ開いている。そこでほっとしながら出発前に決めていたオプションを申し込む。一つは明日のディナ−付きの「サンセットクル−ズ(75ドル)」、他の一つは明後日の「グアム島一周観光(70ドル)」の2つである。明日の昼間は今度の旅行に当初から組み込まれている市内観光があるので、これと夕方のサンセットクル−ズとなるわけだ。<br />  <br />周辺探索<br />それよりまずは、夕食探しをかねて付近の探索に出かけてみよう。カメラと用心のために傘を持って出かける。雨は降っていないが、この雲行きではいつシャワ−があるか分からない。玄関を出てスロ−プを下ると、すぐその先がタモン地区のメインロ−ドであるホテルロ−ドに出る。そこは信号機のある交差点になっており、ここまで数分とかからない指呼の間にある。やはりここもくるま社会だけあって、車の行列である。<br /><br />この交差点の角にはこの地最大の免税店ギャラリ−があり、ショッピングの中心的存在になっているようだ。その店内の一角にも旅行社のデスクがあるというので、まずはそこへ行ってみよう。中央玄関から入っていちばん奥の階段を地下へ下りて行くと、そこに数社の旅行社がデスクを並べている。私のツア−の旅行社デスクに入り、周辺事情を尋ねてみる。ここには日本人スタッフがいて対応している。<br />  <br /><br /> 安い食事ができる場所を尋ねると、すぐ向かいの「The plaza」という建物の2階にフ−ドコ−トがあり、そこに何軒かの食堂があるという。よし、いいことを聞いたので、早速そこへ行ってみよう。だが、日が暮れる前にビ−チを見ておきたい。目の前はタモンビ−チなのだが、林立するホテルが視界を遮って折角の海は見えない。それにビ−チへ出る道も分からない。通行人に尋ねながら、道らしい道も造られていないアウトリガ−ホテルの横手の路地を抜けてビ−チへ出る。<br />  <br /><br />タモンビーチ<br />目の前には白砂の長く続くビ−チが、ゆるやかなカ−ブを描きながら波静かな海を抱くように広がっている。優に1km以上はある素敵なビ−チラインで、渚もきれいなようだ。ここから眺めるフィリピン海は穏やかな表情を見せているが、機上から見たように、これと反対の太平洋側は白波の騒ぐ時化の海である。<br /><br /><br />いま、このビ−チの真正面に夕日が落ちようとしているところだが、惜しいことに暗雲垂れ込めて、黄金色に輝くはずの海面に暗黒の影を落としている。ここからのサンセット風景は素晴らしいに違いないのだが、それを黒雲が邪魔して見れないのは実に残念である。右手の海岸線にはホテルニッコ−のスマ−トなシルエットが浮かんでいる。人影はまばらだが、南国のグアムらしい風景を見せている。しかし、これが最初で最後の夕日を見る機会になろうとは……。 <br /><br />夕 食<br />しばらくこの夕暮れ風景を観賞したあと、きびすを返して食事へ向かう。plazaの玄関を入って行くと、その奥手にエスカレ−タ−があり、その真ん前にはハ−ゲンダ−ツのアイスクリ−ム店が店を開いている。食後のデザ−トにはもってこいだなあ〜。そう思いながら2階へ上っていく。<br />  <br /><br /> 教えられたように、フロア−の一角がフ−ドコ−トになっており、そこに日本のラ−メン店をはじめ、弁当屋、韓国料理、ステ−キ肉、ソバ屋など10店舗ほどが並んでいる。このラ−メン店は東京の新羽田空港に出店している店と同名のところをみると、多分その支店なのかもしれない。<br /><br /><br />一巡りして物色したあと、韓国料理の店に決める。ここには焼き飯、ヤキソバ、酢豚、肉料理、キムチ、サラダなど10種類以上の料理がケ−スに並び、それをお好みで盛り付けてくれるのだ。韓国というより中華料理に近い感じである。<br />  <br /><br /> 盛り合わせは3品で6ドルの値段となっており、私好みの焼き飯、ヤキソバ、酢豚の3品を選んで盛ってもらう。それにアサヒの缶ビ−ル1本を加えて計7ドルと安い。これをテ−ブルに運んでゆっくりといただく。それぞれにいい味で、これなら毎食たべても問題ない。日本人の団体客がやって来る。その賑やかな様子を眺めながらビ−ルを傾け、3種類の料理をいただくと、もうお腹はいっぱいになる。<br />  <br /><br /> 一息ついてからここを後にし、1階エスカレ−タ−前のアイスクリ−ム店へ足を向ける。覗いてみるとバニラがあるので、これをスモ−ルカップに盛ってもらう(3.25ドル)。ロビ−のテ−ブルに腰掛けて、ゆっくりと食後のデザ−トを楽しむ。有名ブランドだけに、なかなかの味である。スモ−ルカップとはいえ結構な分量で、いよいよお腹は満腹状態となる。<br />  <br />(この続きはこちらへどうぞ・・・⇒ http://yasy7.web.fc2.com/)<br /><br /><br /><br />

グアムの旅

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2005/04/18 - 2005/04/21

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yasyas

yasyasさん

1.グアムへの旅立ち
 
今度の旅は1人催行のフリ−ツア−(送迎付き4日間)で超短期の旅行である。飛行時間も3時間半と近距離だし、費用も割安なので気楽な旅でもある。それでもここは近場のポピュラ−なところだけに、一度は行ってみたいと思っていた島でもある。そんなわけで、外国とはいえ、なんだか国内旅行にでも行くような気軽な気持ちである。だがしかし、安いツア−だけに、ほんとの素泊まりで1食も食事はついていない。だから、1日3食分を自分で調達しなければならない。それもまた楽しである。

入国審査
さて、少し寄り道をしたが、元に戻って書き進めよう。出発が早かっただけに、到着もその分だけ早くなって現地時間の午後3時20分の到着となる。エプロンも用意されず、タラップを下りて機外へ出る。そこには気温30度の世界が広がっており、さすがにむっとした空気が流れている。機内で書き揃えた出入国カ−ドと税関申告書、それに質問書を持って入国審査へ向かう。このグアムの出入国に関しては、すべて米国に準じて行われる。それで昨年9月から入国の際に実施されている指紋や顔写真などの生体認証方式がどのように行われるのか興味のあるところである。
 

そんな思いでブ−スの前に行くと、大勢の入国者が列をつくっている。それもほとんどが日本人ばかり。この時間には福岡をはじめ関空、名古屋、成田よりの便が集中的に到着しているらしく、そのためこんなに混雑するわけだ。列に並んで審査の様子を見ていると、確かに指紋と顔写真の撮影が行われている。各ブ−スのカウンタ−台に短いスタンド電球のようなア−ムが伸びており、その先端に直径4〜5cmぐらいの小型カメラが取り付けられ、これが顔の高さの位置に設置されている。そして、すぐその横手に15×10cmぐらいの小型ボックスが置かれ、この上に両手人差指を交互に乗せてスキャンしている。時間はそれほどかからない。 


待つこと半時間以上、やっと順番が回ってくる。ブ−スに進み出て「こんにちは」と挨拶しながらパスポ−ト、EDカ−ド、質問書、航空券を手渡す。すると男性の係官は、「ご機嫌いかが?」と声をかけるので、「上々ですよ。」と返答する。それから「何日滞在するんですか?」「4日間です。」のやりとりを終わると、OKといいながらポンとスタンプを押してパスポ−トと航空券、それにEDカ−ドの半券を返却してくれる。
 

おや? おかしいなあ〜……。どうして顔写真も指紋のスキャンもやらいのだろう? そこでカメラを指差しなら「これ、やらなくていいんですか?」と尋ねると、係官はにやにや笑いながら首を横に振っている。不要だというのだ。おや? 私がそこまで顔利きということか?喜ぶべきことだが、いったいどうしたわけだろう? 規定によれば80歳以上は写真撮影も指紋スキャンもなしということだが、この私もその対象に入れられたのだろうか? もし、そうだとすれば、少々寂しい気もする。とまれ、第一関門はこうして問題なく通過する。
 

次は税関審査だ。預け荷物はないので、クレイムタッグは素通りして税関へ向かう。ここでもすでに大勢の先客が列をなしている。ここにも同じようなブ−スが並んで係官が座っている。やっと順番が来て「こんにちは」と挨拶しながらパスポ−トと税関申告書を手渡すと、それを見ながら「飛行便が書いてないよ。どこから来たの?」と尋ねられる。しまった。記入漏れしたらしい。そこで、「すみません。福岡です。」というと係官が「それならCO916便ですね。」といいながら書き込んでくれる。
 

OKというので、通り過ぎようとしていると、追い掛けるように「1万ドル以上は持ってないよね。」と声をかけてくる。おやおや、私がそんなにリッチに見える? そこで、にやにや笑いながら「とんでもない。私は貧乏人ですよ。」と振り返りざまに返答する。彼も笑っている。こうしてようやく到着ロビ−に出られたのは、到着してから40分後のことである。これでも早いうちなのだろうか? 米国本国では2時間待ちもあったりで、乗り継ぎ便に遅れたりするらしいのだが……。
 

空港玄関
ロビ−には旅行社の出迎えが来ており、名前を告げるとバスへ案内される。その前にグアム国際空港の写真を撮っておこう。この空港はミクロネシア最大の規模を誇る空港だそうで、アメフトのフィ−ルド8個分の広さがあるという。玄関前の広場には、スカ−トをなびかせた女性像が建っている。女神像なのだろうか? 空港建物の正面壁面には「我らが軍隊を支援します。」と書かれたスロ−ガンの横断幕が掲げられている。このことがグアムは米軍基地の島であることを示している。
 
この空港はタモンのホテル街まで3kmという至便な位置にあり、車で10分もあれば各ホテルへ到着できる距離にある。ようやく皆が集合したところで出発となる。その前に、帰路の航空券とEDカ−ドの半券を集めますという。帰国するまでにチェックインを済ませ、帰国当日には搭乗券を渡すという。係がそこまでのサ−ビスをしてくれるというわけだ。
 

ホテルへ
空港を発進したバスはしばらく平坦な道を走ったかと思うと、角を曲がって下り坂を下りて行く。この空港は丘陵地帯に位置しており、海岸線に建ち並ぶホテル街へはここを下りて行くことになるわけだ。ホテルロ−ドに入ると、リ−フホテル、アウトリガ−ホテルと順にお客を降ろしながら、次は我らがホテルへ到着である。3時半前には空港へ到着したというのに、この時点ではもう5時近くになっている。これでは何のアクティビティもできはしない。

アクティビティ
ホテルロビ−で、すでにチェックイン済みになっているル−ムキ−を係から受け取るや、旅行社のツア−デスクへと駆け込む。ここは5時までで閉店となるので明日からのアクティビティの申し込みができなくなる。デスクへ行ってみると、まだ開いている。そこでほっとしながら出発前に決めていたオプションを申し込む。一つは明日のディナ−付きの「サンセットクル−ズ(75ドル)」、他の一つは明後日の「グアム島一周観光(70ドル)」の2つである。明日の昼間は今度の旅行に当初から組み込まれている市内観光があるので、これと夕方のサンセットクル−ズとなるわけだ。
 
周辺探索
それよりまずは、夕食探しをかねて付近の探索に出かけてみよう。カメラと用心のために傘を持って出かける。雨は降っていないが、この雲行きではいつシャワ−があるか分からない。玄関を出てスロ−プを下ると、すぐその先がタモン地区のメインロ−ドであるホテルロ−ドに出る。そこは信号機のある交差点になっており、ここまで数分とかからない指呼の間にある。やはりここもくるま社会だけあって、車の行列である。

この交差点の角にはこの地最大の免税店ギャラリ−があり、ショッピングの中心的存在になっているようだ。その店内の一角にも旅行社のデスクがあるというので、まずはそこへ行ってみよう。中央玄関から入っていちばん奥の階段を地下へ下りて行くと、そこに数社の旅行社がデスクを並べている。私のツア−の旅行社デスクに入り、周辺事情を尋ねてみる。ここには日本人スタッフがいて対応している。
 

安い食事ができる場所を尋ねると、すぐ向かいの「The plaza」という建物の2階にフ−ドコ−トがあり、そこに何軒かの食堂があるという。よし、いいことを聞いたので、早速そこへ行ってみよう。だが、日が暮れる前にビ−チを見ておきたい。目の前はタモンビ−チなのだが、林立するホテルが視界を遮って折角の海は見えない。それにビ−チへ出る道も分からない。通行人に尋ねながら、道らしい道も造られていないアウトリガ−ホテルの横手の路地を抜けてビ−チへ出る。
 

タモンビーチ
目の前には白砂の長く続くビ−チが、ゆるやかなカ−ブを描きながら波静かな海を抱くように広がっている。優に1km以上はある素敵なビ−チラインで、渚もきれいなようだ。ここから眺めるフィリピン海は穏やかな表情を見せているが、機上から見たように、これと反対の太平洋側は白波の騒ぐ時化の海である。


いま、このビ−チの真正面に夕日が落ちようとしているところだが、惜しいことに暗雲垂れ込めて、黄金色に輝くはずの海面に暗黒の影を落としている。ここからのサンセット風景は素晴らしいに違いないのだが、それを黒雲が邪魔して見れないのは実に残念である。右手の海岸線にはホテルニッコ−のスマ−トなシルエットが浮かんでいる。人影はまばらだが、南国のグアムらしい風景を見せている。しかし、これが最初で最後の夕日を見る機会になろうとは……。

夕 食
しばらくこの夕暮れ風景を観賞したあと、きびすを返して食事へ向かう。plazaの玄関を入って行くと、その奥手にエスカレ−タ−があり、その真ん前にはハ−ゲンダ−ツのアイスクリ−ム店が店を開いている。食後のデザ−トにはもってこいだなあ〜。そう思いながら2階へ上っていく。
 

教えられたように、フロア−の一角がフ−ドコ−トになっており、そこに日本のラ−メン店をはじめ、弁当屋、韓国料理、ステ−キ肉、ソバ屋など10店舗ほどが並んでいる。このラ−メン店は東京の新羽田空港に出店している店と同名のところをみると、多分その支店なのかもしれない。


一巡りして物色したあと、韓国料理の店に決める。ここには焼き飯、ヤキソバ、酢豚、肉料理、キムチ、サラダなど10種類以上の料理がケ−スに並び、それをお好みで盛り付けてくれるのだ。韓国というより中華料理に近い感じである。
 

盛り合わせは3品で6ドルの値段となっており、私好みの焼き飯、ヤキソバ、酢豚の3品を選んで盛ってもらう。それにアサヒの缶ビ−ル1本を加えて計7ドルと安い。これをテ−ブルに運んでゆっくりといただく。それぞれにいい味で、これなら毎食たべても問題ない。日本人の団体客がやって来る。その賑やかな様子を眺めながらビ−ルを傾け、3種類の料理をいただくと、もうお腹はいっぱいになる。
 

一息ついてからここを後にし、1階エスカレ−タ−前のアイスクリ−ム店へ足を向ける。覗いてみるとバニラがあるので、これをスモ−ルカップに盛ってもらう(3.25ドル)。ロビ−のテ−ブルに腰掛けて、ゆっくりと食後のデザ−トを楽しむ。有名ブランドだけに、なかなかの味である。スモ−ルカップとはいえ結構な分量で、いよいよお腹は満腹状態となる。
 
(この続きはこちらへどうぞ・・・⇒ http://yasy7.web.fc2.com/



旅行の満足度
3.0
観光
3.0
ホテル
3.0
ショッピング
3.0
交通
3.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)

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  • ホテル街の前を走るホテルロード。左側に免税店がある。<br />

    ホテル街の前を走るホテルロード。左側に免税店がある。

  • タモン湾に広がるタモンビーチ。

    タモン湾に広がるタモンビーチ。

  • 夜のホテルロード

    夜のホテルロード

  • 恋人岬の展望

    恋人岬の展望

  • 展望台からの眺望。フィリピン海に面したタモン湾。左手前方のホテル街の前がタモンビーチ。

    展望台からの眺望。フィリピン海に面したタモン湾。左手前方のホテル街の前がタモンビーチ。

  • 高さ120mの断崖(恋人岬)

    高さ120mの断崖(恋人岬)

  • 海中展望塔へ渡るプロムナードデッキ

    海中展望塔へ渡るプロムナードデッキ

  • こけしの形をしたラッテ・ストーン

    こけしの形をしたラッテ・ストーン

  • 聖母マリア大聖堂

    聖母マリア大聖堂

  • ミクロネシアンダンスの披露

    ミクロネシアンダンスの披露

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