2014/09/30 - 2014/09/30
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j-ryuさん
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※今年も栃木県で最も早く紅葉するという那須岳の紅葉を堪能してきました。
昨年の紅葉も例年より早かったようですが、今年は朝晩の冷え込みがいつも以上に厳しかったので
昨年よりさらに1週間早く見頃になったようです。
今週末(10/4、10/5)辺りがピークだと思われるので那須岳の紅葉狩りを予定されている人は早めにお出かけください。
当日朝8:30頃、山頂駅周辺は気温10℃で風が非常に強く、かなり寒かったです。
暑かったら脱げるようにジャンバーや手袋など、初冬の準備で行かれることをお勧めします。
ちなみに、私が出かけた9/30の時点で紅葉が見頃なのは那須ロープウェイより上の地域で
山麓駅より下はほとんど紅葉していません。お出かけの方は最新情報をご確認ください。
※那須観光協会
http://www.nasukogen.org/
※那須ロープウェイ
http://toya108.jp/nrw/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
☆那須岳周辺俯瞰地図
今回歩いたルート。
※那須ロープウェイHPより
http://toya108.jp/nrw/
注意!!
今シーズンから那須ロープェイの駐車場が土日祝日、3時間以上駐車は有料となりましたのでご注意ください。
有料日や料金など詳細は下記をご覧ください。
http://www.nasukogen.org/calendar/detail.php?id=68 -
☆茶臼岳
那須岳(茶臼岳)はお隣りの県ですが、那須連峰は福島県との県境の山々なので、我が家から那須ロープウェイの山麓駅まで1時間5分と近いんです。
紅葉の時期は週末を問わず混雑し、駐車場はすぐ満車になるので、我が家を朝6には出ました。
7時05分頃、山麓駅の無料駐車場にすんなり停めることができましたが、続々後続車がやってきて、平日でしたが8時半には満車になってしまいました。
できるだけ早めの到着がお勧めです。茶臼岳 自然・景勝地
-
☆茶臼岳
この時期のロープウェイの始発は通常8:30ですが、紅葉シーズンで早く混雑してきたので臨時便が8:20分から動き出しました。
乗車料金は往復で1130円です。 -
☆茶臼岳
紅葉の目的地は茶臼岳の西側に開ける姥ヶ平(うばがたいら)。体力に自信のある方はロープウェイを使わなくても、山麓駅より少し上の峠の茶屋パーキングから徒歩で茶臼岳をぐるっと北周りしながら約1時間30分くらいで行くことができますが、軟弱者の私にその選択はのっけからありません(^_^;)。
ロープウェイなら山頂駅までわずか4分。そこから姥ヶ平までは茶臼岳を南周りし、約40〜50分です。
ロープウェイの山頂駅からは茶臼岳山頂へ至る広い登山道があり、途中の分岐路を左手、牛が首、姥ヶ平方面に進みます(写真の左方向)。
なお、山頂駅の先の登山道やトレッツキングルートにトイレは無いので山頂駅で済ましておきましょう。
もちろん売店や自販機もありませんよ(^_^;)。
尾篭な話で申し訳ありませんが・・・・
世界遺産の富士山で排泄物放置が問題になりましたが、
姥ヶ平でも残念ながら茂みにはたくさんの汚物らしき物がありました。
トイレが無いと分かっていても、出物腫れ物、所構わずで
自然現象はどうしょうもありません。
有料でもいいからエコタイプのトイレがあった方がいいと思います。 -
☆茶臼岳
那須岳といっても一つの山を那須岳というより、山全体を那須岳、山の連なりを那須連峰と言います。
一番高い山は三本槍岳(1969m)で今回紅葉を見に訪れたのは那須ロープウェイのある茶臼岳(1915m)です。
福島県側から見るとやや富士山型の山に見え、
そこから右に朝日岳(1896m)、三本槍岳(1916m)などと連なっています。
※下の写真参照茶臼岳 自然・景勝地
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☆那須連峰
福島県の当町郊外から望む那須連峰(2014年1月) -
☆南月山・高雄口方面
茶臼岳の南側ルートを7,8分分ほど回り込むと左手に南月山(1776m)や高雄温泉へ到る高雄口の谷筋が開けてきます。
姥ヶ平へのルートで一番最初に見えてくる紅葉の絶景です。 -
☆南月山・高雄口方面
昨年より1週間も早い見事な紅葉です。
が・・・・・
この日は物凄い強風で、この谷筋を風が抜けるせいか写真を撮るのも一苦労でした。 -
☆南月山・高雄口方面
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☆茶臼岳溶岩ドーム
茶臼岳の溶岩ドームが見えてきました。
那須連峰の中でも茶臼岳は今なお噴煙(噴気?)をあげる活火山ですが、大規模な噴火は1408年から1410年の活動で、茶臼岳溶岩ドームが形成されると共に、噴出した溶岩による火砕流が発生し、犠牲者180余名を出したとの記録が残るそうです。
その後も小規模な噴火は度々あったそうで、直近では1960年、1963年に小規模な水蒸気噴火があったそうです。
先月(2014年9/27)には木曽御嶽山で大規模な水蒸気噴火があり、多くの犠牲者が出たばかりなので他人事ではありません。
亡くなれた方やご遺族には心からお悔やみを申し上げると共に、被害に遭われた方やご家族にはお見舞い申し上げたいと思います。茶臼岳 自然・景勝地
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☆南月山・高雄口方面
朝、出かけるときの天気予報では日中はほぼ晴天の予報でしたが、麓は曇天で那須湯本温泉辺りからはなんとま〜時雨状態(ーー;)。
風が強くロープウェイの運行も心配されましたが、なんとか運行され一安心。
でも山頂駅からの行程では曇の合間から時おり晴れ間がのぞく程度で、風は物凄いし、強風の中、一瞬の晴れ間を狙って撮影が続きました。 -
☆茶臼岳溶岩ドーム
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☆南月山・高雄口方面
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☆南月山・高雄口方面
高雄口の麓には高雄温泉や殺生石があります。 -
☆南月山・高雄口方面
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☆茶臼岳溶岩ドーム
曇り空で雲なんだか噴煙なんだか分かりづらいですが、溶岩ドームにまとわり付いているのは噴煙です。
風が弱ければ上方に昇りますが、この日は強風で真横に流れています。
無風で噴煙が真上に上がっているときは、当町からも噴煙が見えるんですよ。 -
☆茶臼岳溶岩ドーム
溶岩ドームの南側はドームの直下まで潅木や草木が生え、草紅葉のようで木々の紅葉とはまた違った趣があります。茶臼岳 自然・景勝地
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☆茶臼岳溶岩ドーム
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☆牛ヶ首&茶臼岳溶岩ドーム
ロープウェイ山頂駅(1683m)からアップダウンを繰り返しながら約20分〜30分で山頂駅反対側(西側)にある牛ヶ首分岐点(1731m)に到着です。
峠の茶屋から北周りコースを自力で登ってきた人はここで合流します。
紅葉の名所、姥ヶ平(うばがだいら)にはここから一気に137mを下っていきます。 -
☆牛ヶ首&姥ヶ平の眺望。
牛ヶ首の尾根に到着すると西側眼下に那須岳随一の紅葉スポット『姥ヶ平』がが見えてきます。
体力にあまり自信が無い方でも此処までならなんとか到達できるでしょう。 -
☆茶臼岳溶岩ドーム
那須岳(茶臼岳)周辺では何ヶ所か小さな噴気が立ち昇っていますが、溶岩ドーム西側直下の噴煙が一番活火山らしい様相を見せています。 -
☆茶臼岳溶岩ドーム
1960年代の小規模水蒸気噴火から50年以上噴火らしい噴火は無いそうすが、木曽御嶽山の突然の噴火を見るとけして対岸の火事(噴火)では無いと思いました。
たしかにいつもと変わらない小さな噴煙ですが、やはり那須岳も活火山だと今年ほど思い知らされた年はありません。
我が家も茶臼岳から直線距離で約35km、直接的被害は無いかもしれませんが、火山灰ならいつ降灰してもおかしくない近さです。
木曽御嶽山はそれでも山頂付近に山小屋が2ヶ所あって難を逃れたかたも大勢いましたが、茶臼岳はロープウェイの山頂駅以外に逃げ場はまったくありません。
土管を地中に埋めた程度の簡易型シェルターでも万が一の時は役立つと思うのですが、那須岳に限らず日本の火山型観光地の安全対策はあまりにもお粗末な気がします。 -
☆姥ヶ平の眺望
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☆姥ヶ平の眺望
牛ヶ首の分岐点から見下ろした姥ヶ平(標 高1594m)です。
白い空き地のような所が姥ヶ平の中心地。 -
☆姥ヶ平の眺望
牛ヶ首は茶臼岳南側の尾根を東西に分ける天辺にあるのでいつも風は強いのですが、この日は特に台風並みで体感的には風速20mくらいあったと思います。
ときどき体がよろけるくらいの突風が吹き荒れていました。
とても眺めが良い場所でベンチシートもあり休息したいところでしたが、そんな余裕はなくぱぱっと写真を撮り、急いで姥ヶ坂を下ることにしました。 -
☆茶臼岳溶岩ドーム
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☆姥ヶ平の眺望
風は強いは、天気は曇ったり晴れたりだし、姥ヶ平の向こうは厚い雲に覆われているし、このときは天気予報を恨みました(-"-)〆。 -
☆姥ヶ坂
それでもつかの間の晴れ間を狙って撮影は怠りませんでしたよ(^^ゞ。
手前の陽射しの当たっている明るい尾根と、向こうの翳っている山々のコントラストが極端です。 -
☆姥ヶ平の眺望
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☆姥ヶ平の眺望
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☆姥ヶ平の眺望
常時スカッ晴れとはいきませんでしたが、素晴らしい紅葉にうっとりです(^^♪。 -
☆姥ヶ平の眺望
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☆姥ヶ坂から茶臼岳の眺望
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☆姥ヶ平の眺望
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☆姥ヶ平南側尾根(日の出平方面)の眺望
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☆姥ヶ平南側尾根(日の出平方面)の眺望
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☆姥ヶ坂から茶臼岳の眺望
姥ヶ平の向こう(西側の山々)はまだどんより雲っていましたが、姥ヶ坂を振り返り茶臼岳方面を振り返るとけっこう青空が広がってきました。
この分なら天気予報通り晴れてくるかも(^^ゞ。茶臼岳 自然・景勝地
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☆姥ヶ坂から茶臼岳の眺望
姥ヶ坂は潅木の間の登山道なので風はさほど強くありませんが、茶臼岳の噴煙は真横に流れ相変わらず強風が吹いているようです。 -
☆姥ヶ坂から茶臼岳の眺望
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☆姥ヶ坂から茶臼岳の眺望
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☆姥ヶ坂から茶臼岳の眺望
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☆姥ヶ坂から茶臼岳の眺望
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☆姥ヶ坂から茶臼岳の眺望
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☆姥ヶ平と茶臼岳
ロープウェイ山頂駅から写真を撮りながらのんびり歩き、約1時間で目的地の姥ヶ平に到着しました。
姥ヶ平は那須連峰の活火山・茶臼岳(1915m)の西側山麓の標高1594m辺りに広がる盆地状の広葉樹林帯を“うばがだいら”と言い、那須連峰随一の紅葉の名所と言われています。
紅葉の美しい名所は日本各地にありますが、ここの特徴は今なお噴煙を上げる雄大な茶臼岳との競演だと思います。
紅く色付くモミジやナナカマド、ドウダンツツジ、黄色く色付く白樺やミネカエデ、常緑のハイマツなど、まさに秋は色取り取りの錦絵のような絶景が楽しめます。 -
☆姥ヶ平と茶臼岳
茶臼岳 自然・景勝地
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☆姥ヶ平と茶臼岳
姥ヶ平の中心部は枯れ沢のような地形で、所々が枯山水のように植物が生えていない砂利の平地が広がっています。
それがまた紅葉と相まって箱庭のような美しい景色を創り出しています。
まるで造園デザイナーが緻密に設計したかのような完璧な自然庭園です。
偶然の賜物だと思いますが、自然は大いなる芸術家ですね。 -
☆姥ヶ平と茶臼岳
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☆姥ヶ平と茶臼岳
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☆姥ヶ平と茶臼岳
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☆姥ヶ平と茶臼岳
姥ヶ平から茶臼岳を望む風景はどこを切り取っても絵になるので、
ついつい同じよな写真を多く撮ってしまいます。
それでも今年は風が強く雲が次から次と流れて形を変えるので
似てはいても一応違う写真になりました(^^ゞ。
似たような写真が多いってことは、それだけ感動的だとお察しください。 -
☆姥ヶ平と茶臼岳
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☆姥ヶ平と茶臼岳
茶臼岳 自然・景勝地
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☆姥ヶ平と茶臼岳
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☆姥ヶ平と茶臼岳
多くのハイカーが姥ヶ平にやって来ていますが、マナーの良い人が多くこの絶景を遮るように立つ人は少なく日本人のマナーの良さに改めて感嘆です。。
お陰でとても自然な写真が撮れますが、私の並びにでは皆さんずらっと撮影に勤しんでいます(笑)。 -
☆姥ヶ平と茶臼岳
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☆姥ヶ平と茶臼岳
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☆姥ヶ平と茶臼岳
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☆姥ヶ平と茶臼岳
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☆姥ヶ平と茶臼岳
茶臼岳 自然・景勝地
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☆姥ヶ平南側尾根(日の出平方面)の眺望
茶臼岳に向って右手の尾根の紅葉も見事です。 -
☆姥ヶ平南側尾根(日の出平方面)の眺望
上記の尾根の末端です。
この後は『ひょうたん池』に向かいます。
引き続き『山燃ゆる・那須岳紅葉紀行、2014、Part②』をご覧ください。
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