スコットランド・イングランド・ウェールズ縦断ドライブ（その６）～リバプール、チェスター、コンウィ

2014/08/02 - 2014/08/10

　2014夏休みは8/2-8/10の日程で12年ぶりにイギリスに行きました。前から行ってみたかったスコットランドやウェールズ、今まで行きそびれていた湖水地方、一度見てみたかったミリタリータトゥーと欲張った旅程を組み、短い日程で約2000kmのイギリス縦断ドライブとなりました。前回は私も運転したのですが、今回の運転手はダンナのみ。ちなみに、前回のイギリス南部の旅行記はこちら（http://4travel.jp/travelogue/10267274）。

　6日目はマンチェスターからビートルズの足跡を辿りながら世界遺産の海商都市リヴァプールに行きます。大都市の大聖堂は見事でした。その後、城壁の街チェスターを観光し、本日の宿泊先コンウィに行きました。宿泊は城壁内のキャッスルホテルです。夕食後、ほろ酔い気分で城壁の散歩に出かけました。コンウィは小さな町で、宿泊したおかげでゆったり静かな町を散策できて良かったです。

＜旅程＞（◆は本旅行記）
◇8/2(Sat)：羽田→フランクフルト→エジンバラ（泊）
◇8/3(Sun)：エジンバラ→セントアンドリュース→グレンタレット蒸留所→パース（泊）
◇8/4(Mon)：パース→スペイサイド→インヴァネス（泊）
◇8/5(Tue)：インヴァネス→フォートウィリアム→湖水地方（泊）
◇8/6(Wen)：湖水地方→マンチェスター（泊）
◆8/7(Thu)：マンチェスター→リバプール→チェスター→コンウィ（泊）
◇8/8(Fri)：コンウィ→カナーヴォン→カーディフ（泊）
◇8/9(Sat)：カーディフ→ロンドン→羽田（＋１）
◇8/10(Sun)：帰国

＜飛行機＞　（マイレージ予約）
8/2(Sat) NH203 羽田 0:55 -> 6:05 フランクフルト
　 　　　 LH962 フランクフルト 11:55 -> 12:55 エジンバラ
8/9(Sat) NH278 ロンドン 19:35 -> 15:15(+1) 羽田　

＜ホテル＞
8/2(Sat)：エジンバラ
　Radisson Blu Edinburgh
　（expediaで予約、ダブル37,691円、P有料￡12.5）
8/3(Sun)：パース
　Mercure Perth Hotel
　（booking.comで予約、クラシックツイン￡63.75、P無料）
8/4(Mon)：インヴァネス
　Drumnadrochit Hotel
　（Hotels.comで予約、クラシックツイン・朝食付14,362円、P無料）
8/5(Tue)：湖水地方（ニアソーリー）
　Sawrey House Hotel
　（ホテルに直接予約、クラシックツイン・二食付き￡150 、P無料）
8/6(Wen)：マンチェスター
　Ramada Manchester Salford Quays, Salford
　（expediaで予約、スタンダードツイン11,214円、P有料￡6.5）
8/7(Thu)：コンウィ
　The Castle Hotel
　（booking.comで予約、クラブツイン・朝食付￡144、P無料）
8/8(Fri)：カーディフ
　The St David's Hotel & Spa, Cardiff
　（expediaで予約、クラシックキングハーバービュー15,680円、P有料￡15）

＜その他の予約情報＞
・レンタカー（Enterprise、282.72 Euro）
　02-Aug 15:00 エジンバラ空港　-> 09-Aug 15:00 ヒースロー空港
　Opel Astra 4 door or similar compact 4 door Automatic

・ミリタリータトゥー（￡124.00/2p）
　　Tattoo 2014
　　Saturday 02-Aug-2014 10:30 PM
　　Section 9　R12-R13　Standard

エリア リバプール(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

6日目の8/7(木)、9時頃マンチェスターのホテルを出発します。本日はマンチェスター→リヴァプール→チェスター→コンウィ（約170km）の予定です。今日もGARMIN君のお世話になります。

マンチェスターからリヴァプールまでは約１ｈ、リヴァプールの街に入る前にビートルズの足跡を辿って寄り道します。
ちょっと迷ったけど、ありました！ストロベリーフィールドです。

いかにもビートルズ世代の物好きそうなおじさま達に出会いました。

お次はペニーレーン

Dovedale Towers in Penny Lane
ビートルズには別に思い入れないんだけど、街はイギリスのさびれた下町っぽくていいです。

ビートルズが通ったお店？
ケーキ屋のおばちゃんとポール・マッカートニーの写真が飾られていました。

マンチェスターからは1H程の距離ですが、寄り道しながら行ったので11時頃に世界遺産の海商都市リヴァプールに着きました。

まずはリヴァプール大聖堂です。さすがに大都市の大聖堂は立派です。国内最大級のゴシック様式の英国国教教会寺院です。

＜リバプール大聖堂（Liverpool Cathedral)の情報＞
　10:00-17:00、寄付金£5
　St James Mount, Liverpool, L1 7AZ
　http://www.liverpoolcathedral.org.uk/

ステンドグラスと電飾の対比がアンバランスでなんともいえない...

祭壇です。祭壇にある最後の晩餐のモチーフが見事です。近くまで行けるところが素晴らしい。

Band of Life
戦没者の慰霊碑のようです。

一番最初に出来た礼拝堂で、レディースチャペルです。

リヴァプール大聖堂は1904年から時代を追う毎に拡張され、1978年に完成しています。

リヴァプール大聖堂の全体像です。

30分程と思っていたのですが、1時間程ここで費やしました。街中から歩くのはちょっと遠いけど、行く価値ありです。最初、駐車場を心配してパスしようと思ったのですが、敷地内に駐車場はたくさんありました。

その後、街中のショッピングモールの駐車場に車を停めました。

ショッピングモールにも若かりし頃のビートルズの写真が....

ビートルズゆかりのマシューストリートです。

ビートルズが演奏したキャバンクラブです。

モニュメントもあります。

レコード盤のモニュメントです。

キャバンクラブは地下深くにあります。

キャバンクラブの中は観光客でごった返してます。

記念の品やグッズが充実しています。

この写真、よく見かけます！

なぜテキサスなのかはよく知らないんだけど。

ビートルズショップを覗いた後はショッピングモールに戻ります。

アルバートドック

マージー川には船もあり、

巨大ショッピングバッグ(?)もありです。

街並みを楽しんだ後はランチと行きたいところですが、今日もお腹が満たされていてランチをする気になれません。

ということで、リヴァプールを1時過ぎに出発し、チェスターには2時過ぎに着きました。

城壁から見るチェスター大聖堂です。

いかにものチェスターの街並みです。

まずはチェスター大聖堂を観光することにします。城壁の古都の大聖堂もまた立派です。

＜チェスター大聖堂（Chester Cathedral)の情報＞
　9:00-17:00、寄付金£3
　12 Abbey Sq Town Centre, CH1 2HU
　http://www.chestercathedral.com/

教会の中にカフェがある光景は初めてみました。修道院として建てられたこの教会の食堂跡だそうです。

繊細な木彫りの彫刻が見事です。

ステンドグラスも素晴らしいです。

3時から何かツアーがあるようです。急遽参加することにしました。最初の£3の寄付金とは別に、£8の料金がかかります。

予想通り、この狭いドアから入ります。

塔の上に上るのかと思ったのですが、秘密の通路のような場所を通ります。
パイプオルガンを上から眺めるのは初めてです。

上から礼拝堂を眺めるのも初めてです。

こんなに間近にステンドグラスがあります。

こんなに間近に天井も見ることができます。

ガイドさんが一つ一つ丁寧に説明してくれます。

狭い螺旋階段をさらに上り、鐘の音色をコントロールできる少し広い場所に来ました。

さらに上り、鐘

鐘のある場所から見える景色

ようやく塔の上まで来ました。今までの閉塞感から解放されて見る景色は素晴らしいです。

塔の上から見るチェスターの街並み

再び教会内部です。狭い螺旋階段と、写真に見えるような狭い通路を通ってきました。

天井裏まで見せてくれました。

狭い出口から教会内に戻ります。約1時間の予定外のツアーでしたが、単に塔に上るだけと異なり、教会内の細部、裏部も見ることができて、楽しかったです。

中庭のモニュメントが素敵♪

この塔に上りました。

大聖堂の後はチェスターの街に出ました。

これぞチェスター！

イーストゲート

可愛いおもちゃ屋さん

街並み

イーストゲートに向かいます。

イーストゲートの城壁から街を眺め、約3Hのチェスター観光を終えました。

チェスターを5時半頃出発し、コンウィに6時半頃入ります。

コンウィ城が見えてきました。

城壁内にある本日のホテルにチェックインします。

＜キャッスルホテルの情報＞
　The Castle Hotel
　High Street, Conwy, Wales United Kingdom
　(booking.comで予約、クラブダブル/ツインルーム（ツイン希望）、朝食付、P無料、wifi無料、£144現地払い）

ホテルのお部屋からもコンウィ城が見えます。

今日もランチは食べそびれたので、軽くシャワーを浴びた後は、ホテルのレストランで夕食です。早速地ビールをいただきます。

ダンナは魚のリゾット添え

私は魚介のパエリアを頼みます。
久々のお米もうれしかったのですが、味もイギリスとは思えない程良かったです！

おいしいのでビールの後はワインを開けちゃいました〜。

夕食を8;30頃終えたのですが、まだ明るいので酔い覚ましに町を散策することにしました。

海の近くなのでカモメがいます。

城壁の門が見えます。城壁の向こうはコンウィ川です。町の人も寛いでいます。

コンウィ駅

城壁とキリスト

城壁に上ってみます。

すごい！コンウィ城とコンウィ川の見晴らしが素晴らしいです。

素晴らしい景色！！

空が夕焼けに染まり始めました。

万里の長城を歩いているみたいですね。けっこうな高さがあります。

夕闇に染まるコンウィ城もまた素敵です。

小一時間、世界遺産のコンウィ城を眺めながら夕暮れ散歩を楽しみ、6日目を終えました。