深い森の中は、もう秋。

2014/08/25 - 2014/08/26

目的地は実際は長野県、東御市の高峰温泉。
（上記の記載すべきエリアにはどこも該当していない。
小諸から更に山へ入っていく。
宿の入口が長野県と群馬県の県境になるようで、どちらかは正確には不明？）

昨年来、素敵なところがあるという友人からのお誘いがあり、
やっと今年実現することとなった。
希望をつのったら、最終的には14名参加の大所帯となった。

代々木駅東口から宿の真ん前までJRバスの直行便で行ける所。
10:30発、途中一回の休憩の為の停車があり、終点の高峰温泉着は14:28着。

着いたところがすでに深い森の中だった。

エリア 小諸・御代田(長野)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

標高2000m、高峰山の麓にその宿はある。

温泉宿の入口。
ステップの途中に、県境がある。

ランプの宿というキャッチフレーズどおり、
宿のあちこちにランプが。

今回は宿の内部、特徴的な温泉、野天風呂などの写真を撮りそこなってしまった。
次回リベンジする予定。
高峰渓谷からポンプアップして引いた温泉が3か所の浴室には溢れている。
水だけで汚れを落とせるように、活性水素を多く含み、還元力にすぐれているという創生水を使用することで、館内では洗剤類を一掃したそうで、環境にも身体にも負担がかからないような取組をされている。

宿にはいろいろの催しものがあって
夕方からの写真の撮り方の講座に出席した。

他にも星座の講座やら野鳥の講座など
盛りだくさん。
当日はあいにくの雨模様のため、星は
みられなかった。

夕食のメニュー。
野菜がたっぷりで、たくさん食べても
お腹には負担がかからない。

到着早々
宿の回りを軽く歩いてみた。
近くの展望台まで軽く足慣らし。

シラタマの木

クロマメの木

ツリガネニンジン

マツムシソウ
の紫が目に鮮やか。

ヨツバヒヨドリ

26日は朝から雨が降りしきっていた。
一時、雨が小降りになり
元気な人（全員）は湿原歩きをすることとなった。

宿では、各人の装備をみて
足りない人には雨合羽の上下、ズボンのみ、
ストック、キャラバンシューズなど次々に貸して
下さった（後で無料とわかり大感激！）

池の平湿原までは宿のバスで向かい、2チームに分かれる
こととなった。
一組は三方ヶ峰の外輪山を半分ほど歩き湿原へ下りる
コース。
もう一組は湿原のみを歩くコース。
それぞれにガイドさんがついて下さった。

ハナイカリ

マツムシソウ

ヤナギラン

今年は生育が悪いとのこと。

イブキボウフウ

ワレモコウ

ハクサンフウロ

ウスユキソウ
（すでに咲き終わっている。）

ピグミーの森
と名付けられた幻想的な森。

食用になるキノコらしいが
このキノコに取りつかれた木は
やがて枯れてしまうようだ。

コマクサが群生する一帯には
厳重に柵が作られている。

最盛期は過ぎたようだが
ところどころに
コマクサが。

シャジクソウ

かなり珍しい植物とのこと。

外輪を歩き
火口原へと降りてきた。

湿原は木道があり
歩きやすくなった。
リンドウがところどころに。

この頃から一層雨が激しくなってきて
写真の撮影もそこそこにバスへと駆け込んだ。

宿の暖炉は、温泉を掘削した際に同時に掘り当てた
天然ガスの火が燃え盛っていて、濡れた衣類や靴も
間もなく乾いてしまった。

11月の霧氷のころが、素晴らしい世界が広がるとの
宿の方のお話しに、ついつい次回の予約をして
帰路についた。

この旅行記へのコメント （2）

• わんぱく大将さん 2014/10/04 01:10:48

  クイズにでたら、あほさが丸わかり

  mistralさん
  
  地形が読めませんが、このあたりは御嶽山の影響はないのでしょうかね？
  森も元気でいてくれますように！
  
  さて、お写真を拝見しながら、　これは、すずらん、いや、葉が違う。正解はシマタケ、　ブルーベリー？　正解はクロマメの木、　ユリの一種？
  正解はツリガネニンジン、　全部はずれでイスが回ってしまいました。
  
  ピグミーの森。　ピグモンなら知ってますが。　　　大将

  mistralさん からの返信 2014/10/04 12:55:26

  RE: クイズにでたら、あほさが丸わかり

  大将さん
  
  いつもメッセージをありがとうございます。
  
  > 地形が読めませんが、このあたりは御嶽山の影響はないのでしょうかね？
  > 森も元気でいてくれますように！
  
  御嶽山の影響からは無事かと思います。
  本当に今回の人的被害は大きなものとなりました。
  
  森が元気でい続けるには
  なんといってもそこを訪れる人間が、自然に敬意をはらい
  歩かせていただく心を抱かなければ！と
  少ない山歩きの体験で想いました。
  >
  > さて、お写真を拝見しながら、　これは、すずらん、いや、葉が違う。正解はシマタケ、　ブルーベリー？　正解はクロマメの木、　ユリの一種？
  > 正解はツリガネニンジン、　全部はずれでイスが回ってしまいました。
  
  はい。mistralもです。
  今回の山歩きには、宿からガイドさんがついて下さいました。
  植物の説明やらバッチリ！
  雨の中、なんとか歩きとおせたのも、ガイドさんのおかげです。
  
  　　　　　　　　mistral