2014/07/09 - 2014/07/10
142位(同エリア1060件中)
玄白さん
北海道上陸から一週間経って、ようやく世界自然遺産、知床にやってきました。初日は、ネイチャーガイド同行で羅臼湖トレッキングの予定でしたが、台風8号に刺激されて活発化した前線の影響で知床峠から羅臼側は大荒れの天気。やむなく、羅臼湖へ行くのは断念し、ウトロ側の原生林の中を歩いて、幻の沼と言われるポンホロ沼へ行き、その後は同じく原生林のなかの獣道を通って断崖絶壁の海岸線に出て、男の涙と湯の花の滝という2本の滝を見てきました。どちらも一般的な観光コースではなく、ひとつも案内標識がなく、ヒグマが生息する原生林の中の道無き道を歩くので、ガイドなしでは行くことはできません。
きれいな花畑とか、美しい風景といったフォトジェニックな情景はないのですが、手付かずの原生林の中で野生動物達の息吹が感じられる様々のものに出会うことができて、とても興味深い森歩きでした。
なお、今回の北海道旅行の概略スケジュールは以下の通り。
7月1日~2日 フェリーさんふらわーさっぽろにて大洗港→苫小牧港
道央自動車道経由で旭川へ ビジネスホテル1泊
7月3日~5日 半日、旭山動物園でかわいい動物達に癒され
美瑛をうろついて美しい丘の風景撮影、大雪山旭岳登山
レンタルハウス「絵織の丘」で自炊生活3泊
7月6日~7日 富良野の花々、星野リゾートトマムでゴルフと
のんびりリゾートライフ2泊
7月8日 屈斜路湖、摩周湖周辺観光、川湯温泉1泊
7月9日~11日 ウトロに滞在して知床の大自然満喫、 民宿3泊
7月12日 午前中、知床五湖散策、午後、鶴居村へ移動
ホテルTAITO1泊
7月13日~14日 釧路湿原散策 湿原の中心部キラコタン岬へのガイドツアー
餌付けされていない夏のタンチョウの姿を観察
釧路市内ビジネスホテル2泊
7月15日 苫小牧へ移動、途中池田ワイン城立寄り、船中泊
7月16日 午後、大洗港着、帰宅
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
-
3年前に屋久島に行ったとき、安上がりの民宿とちょっと高めのリゾートホテルに泊まったとき、食事のおいしさなどトータルな評価では民宿の方がずっと良いという経験が刷り込まれてしまっている我が夫婦、”僻地”での宿泊は民宿に限る! ということで、ウトロでの滞在は民宿「たんぽぽ」にお世話になることに。
-
朝の掃除の時間を除けば、いつでも自由に入れる源泉掛け流しの温泉があるのもうれしい。
そんなに広くはなく、そっけない作りの浴槽があるだけだが、濁ったお湯の泉質は申し分ない。2つ浴室があって、どちらも家族風呂になっている。
泉質は含重曹食塩泉(新分類ではナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉)というタイプ。 -
イチオシ
宿から歩いて10分ほどのところに夕日台というビューポイントがあるので散歩がてら行ってみた。
ウトロ港が見下ろせ、オホーツク海に沈む夕日が眺められる。まだ日が沈むまでに時間があるので、一旦宿に戻り、温泉に入ってのんびりする。 -
民宿のご主人にお願いして夕食の時間を遅らせてもらい、日の入りを見に夕日台にまた来たが、あいにく水平線上に雲がかかり、オホーツクに沈む夕日は見られそうもない。
彩雲か虹の一部か?よくわからないが、雲の一部が虹色に輝いていた。 -
日没時間まで粘ってみたが、雲は晴れず残念。
-
初日の夕食。盛り付けは素朴だが、地元ウトロ港に水揚げされた魚介を中心に、北海道の新鮮な食材を使った料理がずらりと並ぶ。味、ボリウムとも大満足。
左上から順に、ボタンエビ、水だこ、アブラガレイの刺身、トキシラズのかぶと焼き、サケの白子の酢の物、カレイの昆布締め、ウニ、いくらの醤油漬、ご飯とホタテ稚貝の味噌汁 -
翌日(7/10)
今日は8:30にネイチャーガイド「ピッキ」のガイドさんにピックアップしてもらい、羅臼湖トレッキングに出かける。
天気予報によれば、雨になる確率が高い。眺望は利かなくても野草の花の写真とか、運よく出会えたら野生動物の写真も撮りたい。シャッターチャンスがあれば、直ぐに撮影できる機動力を維持した防水対策がこれ。
ホテルでもらったシャワーキャップでカメラとレンズ全体を包んで輪ゴムで留め、撮影のときには、レンズ先端だけシャワーキャップをめくりレンズキャップをはずせばOK! 逆光時のフレアはかまわずフードは使わない。ファインダやモニターの像はビニール越しなのではっきりは見えないが、構図の確認が出来る程度には見える。シャワーキャップは柔らかいので、カメラの操作は問題なし。破れないように気をつけさえすればよい。 -
横浜から来たという中年女性2人組と合流し、4人での羅臼湖往復トレッキングである。
しか〜し、知床横断道路を上るにつれ、天候は悪化の一途。知床峠に着いたときは、ガスに包まれ強風が吹き荒れている。
羅臼湖トレッキングは、ここからさらに羅臼側に下ったところが入口だが、駐車場がないので、ここから歩くか、バスで行くしかない。きょうは「ピッキ」のもう一人のガイドさんが時間があるというので、車2台体制で入口まで送ってくれるという。 -
ガスに包まれ眺望は利かないし、強風で叩きつける雨にも降られ、とてもトレッキングどころではない。とりあえず、羅臼湖トレッキング入口まで来たという証明の記念写真だけ撮って引き返すことになった。
-
ミツバオーレンかな? 入口付近に咲いていた。
-
雪渓が残っていたり、高山植物も咲いていそうで、良さそうなコースだが、この天気ではどうしようもない。
-
雨に濡れたナナカマドの花
羅臼湖トレッキングの代わりに、5月から7月上旬にしか見られないポンホロ沼と、フレペの滝の裏側にある男の涙という海岸瀑(滝口が海岸の絶壁にあり、直接、海に流れ落ちる滝のこと、知床には海岸瀑が多い)を見に、原生林の中を歩くことにした。
知床峠を境に羅臼側とウトロ側では天気は劇的に違う。 -
まずは、ポンホロ沼へ。
沼に通じる遊歩道なんてものはなく、知床道路沿いからいきなり獣道を通って原生林に分け入っていく。入口には案内標識などはなく、知らないと入口さえわからない。ネイチャーガイドなしで単独で観光客が入り込んで道に迷ったり、ヒグマに襲われたりしないように、わざと入口を分かりにくくしているようだ。
トドマツの倒木を跨いでいく。 -
ガイドの若月愛さん。
大阪出身の元気が良いおねえさん。10年間OLをやっていたが、自然が大好きで雪国での生活に憧れ知床に移住、ダンナさんと二人で「ピッキ」という知床のネイチャーガイドをやっている。 -
トドマツの根元に付いていたキズ。ヒグマが付けたキズかと思いきや、若月さんの説明によると、これはエゾシカの角研ぎの跡だという。
エゾシカのオスの角は毎年生え変わり、恋の季節になると、雌にアピールするために角を木にこすりつけて磨くのだそうだ。どの木でもよいというわけではなく、トドマツのような樹皮が平らな木を選ぶことが多い。ミズナラのようなでこぼこした木は使わないそうだ。 -
5月、6月だけ雪解け水が流れる涸川。
-
朴葉のお面を作っておどけてみせる若月さん。
-
エゾマツの倒木更新。
寿命か強風で倒れたか? 倒れたエゾマツの根に新たな命が芽吹いている。 -
エゾタヌキの落し物。2〜3日経った古いものだという。若月さんは、糞を見ただけで落とし主の動物の種類やいつごろのものか分かるという。
-
イチヤクソウ(一薬草)が可憐な花を咲かせている。根、茎、葉を乾燥させたものは鹿蹄草という薬草になる。強心、血圧降下、抗菌作用があり、これひとつで色々な症状に効くことから一薬草と言う名前がついたそうだ。
-
岩陰に一輪咲いていたゴゼンタチバナ。針葉樹林の中の日陰に生えている。
知床の原生林の中は、花畑のような群生はあまり見られず、地味である。野生植物の花は、目を凝らして探さないと見つけられないくらいである。 -
やがて、ぽっかりと開けた空間が現れ、水を湛えた小さな沼が現れた。ポンホロ沼という雪解け水が溜まった自然の池である。雪解けの5月〜7月上旬にだけ出現し、やがて水が引いて草原に姿を変えてしまう。あと10日くらいで、この沼は姿を消すはずだ。
限られた時期にだけ出現し、しかも獣道を良く知った人しか、ここにたどり着けないので幻の沼と言われている。
ネイチャーガイドの若月さんもガイド修行中は、よく道に迷ったそうだ。 -
イチオシ
水に浸かって根元が茶色になっている木はヤチダモの木。北海道の湿地に多い木である。木材としてのヤチダモは、硬くて弾力があるので、野球のバットの材料になる。
-
沼の周りにはヤチダモの他、ミズナラの大木も多い。
-
ミズナラの太い幹から直接新芽が芽吹いている。
-
大きなミズナラに出来た樹洞
幹の大部分は腐ってなくなっているが、木としては立派に生きている。 -
洞の中に入って上を見上げたところ。
-
洞に若月さんを閉じ込める!
-
沼には、おたまじゃくしから足が生えたばかりのエゾアカガエルがたくさんいた。
このカエルは北海道と樺太にしかいない種類である。北海道にはこれとニホンアマガエルの2種類のカエルしかいないのだそうだ。 -
沼の反対側まで回り込む。天気がよければ、沼のほとりの森の上に羅臼岳が聳えているのが見えるのだが、こんな天気ではそれは望めない。
-
沼は干上がりつつあり、水が引いたあとには早くも草が生え始めている。
ヤチダモの根元の変色している部分から察するに、沼が一番大きくなる時期には、このあたりで水深1m以上あったようだ。 -
強風が一瞬、水面に水煙を巻き上げることもあったが、写真にはうまく撮れなかった。
-
イチオシ
クマゲラの巣穴。毎年産卵、子育てのため、巣穴を新調するので、こんなにたくさんの巣穴ができている。ほとんど人が近寄ることはないとはいえ、こんな地上近くに巣穴を作ってヒグマやキタキツネなどに襲われることはないのだろうか。
クマゲラは日本最大のキツツキの仲間で、北海道と北東北にしか生息していない天然記念物の鳥である。残念ながら実物を見ることはできなかった。絶滅危惧種であるから、簡単に姿を見ることはできないだろうな。 -
エゾシカの落し物
-
知床半島は火山地帯であり、大地を形作っているのはもともとは溶岩である。
溶岩地帯に生える木は、地中深く根を下ろすことが出来ず、溶岩を抱きかかえるように根を張っている。 -
知床横断道路に戻り、知床自然センター近くで知床五湖方面に行く道に入り、直ぐに狭い駐車場があるので、そこに駐車。
またまた、原生林の中を、今度は海岸に向けて歩く。
最初は、開けた広場のようなところから出発。ここは昭和30年代まで幌別集落という開拓農民の部落があったそうだ。1964年、知床半島地域が国立公園に指定されたころには、離農して無人となった。入植した頃は今のような舗装道路があったわけではなく、陸の孤島のようなところで、わずかな畑作もバッタの食害で全滅したりして生活は困窮を極めたようだ。
ここもやがて自然の森に姿を変えていくのであろう。 -
いよいよ獣道を通って、男の涙という滝へ。
最初はワラビの群生の中をやぶこぎのようにして進む。 -
ヒグマが蝉の幼虫を食べるために木の根元を掘り起こした跡。
-
ヤマブドウ。花が終わりこれから実に成長していく。このあたりはヤマブドウが多い。ヒグマはヤマブドウが大好物で、サケと並んで秋のごちそうなのである。
当然、ヒグマが多いということになる。 -
ヤマブドウの蔓。
この蔓を使って編むとおしゃれな手籠になると、連れ合いが若月さんに得意げに説明している。若月さん、「ああ〜、そうなんですか〜」と話のネタをひとつ増やして得した顔つきになっている。 -
エゾハルゼミの抜け殻
-
エゾハルゼミ、コエゾゼミ? どちらだったかな?
-
トドマツにつけられたヒグマの爪跡。黒ずんでいるので2〜3年前の古いものだという。
-
エゾシカの骨を発見。角がないので雌鹿かな。
若いオス鹿は、繁殖期には雌にアタックするのに夢中で、冬の備えを怠り春がくるまでに餓死するものが少なくないという。死んだ鹿はヒグマやオジロワシの餌となり、食べ残しはキタキツネの餌になる。キツネは肉が残っている骨を巣に運んでしまうので、ここには全ての骨は残っていない。 -
若月さんの説明では、歯がだいぶ磨り減っているので、お婆さん鹿ではないかということだった。
-
大木が倒れ、根は土に戻りつつある。
-
道無き道をさらに進む。
-
古いクマゲラの巣
クマゲラなどキツツキたちが彫った穴は、エゾリスなどの小動物が再利用する。森の小動物にとって、キツツキの巣穴は優良中古物件なのである。 -
こちらはまだ新しい。若月さんによると、去年はなかったという。穴が小さいのでエゾアカゲラではないかという。
-
海岸に出た。100mを越す断崖絶壁だ。
奥に見えるのが男の涙、手前は湯の花の滝という滝だ。
この断崖の反対側にフレペの滝があって、そちらは遊歩道が完備しているので気軽に行くことができるが、こちらは原生林の中を獣道を通ってこなければならず、プロのガイドに同行してもらわなければならない。
フレペの滝が別名乙女の涙というので、それに対比してこちらが男の涙というネーミングになっている。陸からは滝の全容が見えず、隠れて泣いているから、男の涙だという説もあるようだ。 -
イチオシ
どんよりと曇った天気だが、それでも海の青さが鮮やかだ。晴れていれば、もっと鮮やかに見えることだろう。
-
-
もうひとつ、男の涙のビューポイントがあるというので、さらに進む。
まだ、倒れて間もないトドマツの大木。 -
もうひとつのビューポイントに到着。湯の花の滝がよく見えるが、足元は垂直に切り立った断崖絶壁。高所恐怖症の連れ合いは近寄ることができず、遠くから眺めている。
-
深く切れ込んだ谷の奥の海岸瀑だということが分かる。遊覧船が、谷の途中まで入り込むという。明日は遊覧船に乗る予定なので、今度は海から男の涙が眺められる。楽しみだ。
-
イチオシ
滝は川ではなく伏流水が岩の隙間から流れ出ているのがよくわかる。この繊細な水の流れは、男の涙というより第2の乙女の涙ではなかろうか。
-
-
こちらのルートで初めてみた野草の花。ナミキソウという花である。
知床の森の中は、きれいな花畑があったり、フォトジェニックな情景がたくさんあるわけではないので、ネイチャーガイドの説明がなかったら、あまり面白さが感じられなかっただろうと思う。ガイドさんは、我々が気がつかないような岩陰の小さな野草の花も目ざとく見つけて説明してくれる。 -
ぬた場。鹿や猪が体に付いた寄生虫を落とすために、地面の泥を体に塗りたくるところだという。ネイチャーガイドがいなければ全く気づかず通り過ぎてしまうところ。そもそも、説明を聞かなければぬた場というものを知らない。
-
キタキツネの落し物。
写真ではよく分からないが、糞の中に茶色にキラキラ輝くものが混じっている。黄金虫のような昆虫を食べたからだそうだ。
エキノコックスいう寄生虫の卵を含んでいて、エキノコックス感染症になる恐れがあるから絶対触ってはいけないと注意された。まあ、触れと言われても触りたくはないが・・・
同様に、北海道では、どんなにきれいに見えても沢の水を飲んではいけないという。キタキツネの糞から流れ出たエキノコックスの卵が沢に流れ込んでいる恐れがあるからだという理由。
北海道のキタキツネの6割がエキノコックスの宿主だという。 -
イチオシ
落とし主が登場。
北海道に来て初めてのご対面。このキタキツネ君、まだ夏毛に生え変わる途中で、体やシッポの半分には、まだ冬毛が残っている。 -
キタキツネの生息圏は、現代では人間の生活圏とオーバーラップし、人間が出したゴミをあさったりして極く身近な野生動物になっている。しかし、前述したようにエキノコックスの宿主であり、人間への感染が問題になっている。観光客がかわいいといって餌をあげたりして人間になついてしまい、餌をねだる観光狐が出現したこともエキノコックス感染の問題を深刻にしているという。最近では、野生動物に絶対餌をやらないよう、旅行者への呼びかけを強化しているようだ。
-
もともとは、日本では北海道にしか生息していないキツネだが、最近、青森県でも目撃されているそうだ。青函トンネルを通って青森に移動してきたらしい。
人間の活動が思わぬ形で自然界の生態系に影響している好例である。
3時前に、ネイチャーガイドとともに知床の原生林を歩くツアー終了。 -
民宿で一服したあと、カムイワッカ湯の滝に行ってみる。ウトロと知床岬の中間あたりにあり、これ以上奥には道はないという行き止まりのところにある。
アクセス道路は6/20〜10月下旬まで通行可能だが、8/1〜8/25の夏休み、9/13〜9/22の紅葉の観光シーズン中はマイカー乗り入れ禁止になる。
知床五湖までは舗装された道路だが、その先は、狭いダート道が延々と続き、運転には注意しなければならない。エゾシカが飛び出して衝突事故になることもよくあるそうだ。 -
なだらかな傾斜の滝だが、流れているのは水ではなく温泉である。上流ほど湯温が高いそうだが、一の滝まではぬるくて、お湯というよりちょっとあたたかい水といった感じである。
かつては、めったに近づくことさえできない秘湯中の秘湯だったが、今では車で簡単に来ることができて、知床を代表する観光地のひとつになっている。 -
上り口付近からの眺め。上の方に一人女性観光客がいる。
-
一の滝まで歩いて10分かからない。以前は滝の上流部まで行けたそうだが、落石があって危険なため、今では一の滝までしか行くことが出来ない。
ここから先は沢登りのような感じになりそうだが、一の滝までは気軽に歩いて来れる。 -
一の滝の滝壺。ちょっと湯温は低いが、夏だったら天然の滝壺露天風呂になる。しかし、観光客が来るのに、裸になるには勇気がいるし、観光客にとっても迷惑な話ではある。
-
民宿のご主人から、ここを歩くには靴は脱ぎ、靴下一枚が一番良いと教えられた。もっと良いのは草鞋だそうだが、そんなものは手に入らない。
後で知ったのだが、ウトロの道の駅の売店で、カムイワッカ湯の滝を歩くための滑り止めがついた靴下を売っていた。値段は¥1000くらいだったと記憶している。 -
歩きながらぬるめの足湯に浸かっているようなもの。連れ合いは、今日のアクティビティの中では、ここが一番気に入ったと言っている。
ただし、お湯はpH1.65という強酸性。あの川湯温泉より酸性度が強い。誤って転んで、お湯が目に入ろうものなら、飛び上がるほど痛い思いをしなければならない。 -
イチオシ
帰り道、カムイワッカ湯の滝から100mほどの道路脇にエゾシカが現れた。車を止め、窓を開けてそっと撮影。
子連れの雌鹿と、もう一頭の雌鹿がキスをしているような・・・ -
明治以降の北海道開拓による鹿の生息地の破壊、乱獲、豪雪による餌不足などにより、一時期は絶滅の危機にあったが、禁猟などの保護策で個体数は復活した。今では、逆に増えすぎてしまい、農作物や森林の食害といった深刻な社会問題になっている。本州の日本鹿の食害と同様である。
観光資源と言えなくもないが、食害の方がひどく、エゾシカは今や害獣になってしまった。 -
あいにくの天候で予定していた羅臼湖トレッキングはできなかったが、ネイチャーガイドの説明を聞きながらの原生林の森歩きは、良い写真は撮れなかったが、とても興味深く面白かった。
明日は遊覧船で知床岬まで往復し、海から秘境知床を眺める予定である。
以下、北海道旅行記(13)に続く。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 蔦之丞さん 2014/08/25 23:24:23
- 天候が悪いとは思えない写真ですね〜!
- 一枚・一枚にコメントしたくなる様な写真の数々です
ガイドさんのビッキって、カエルの意味ですか?
エゾしかの落し物は1頭分?
それとも、群れのトイレ?
今しか見られない沼を観られるなんて貴重な体験ですね〜!
蔦之丞
- 玄白さん からの返信 2014/08/27 10:11:04
- RE: 天候が悪いとは思えない写真ですね〜!
- 蔦之丞さん、おはようございます。
ピッキというのは、カエルという意味ですね。ネイチャーガイドの若月愛さんは、カエルのようにぴょんぴょんはねるんじゃないかと思えるくらい元気な女性でした。
エゾシカの糞は群れのトイレではないようです。
ポンホロ沼は、天気が悪かったおかげで見ることができました。こんな沼があるなんてことは知りませんでした。
ガイドブックには載っていない興味深いところが色々とあるものです。
玄白
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
知床・ウトロ(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
73