2014/07/05 - 2014/07/05
97位(同エリア575件中)
ラグナさん
題名どおりです。
久々に「酷道」へ行ってきました!…と言っても、ワタクシは専ら助手席でしたが(^_^;)
題名は某アニメをパクってますが、あまり関係ありません(^_^;)
けど、最後まで読んでいただくと「おっ!?」ってなります!
この旅行記の注意点として、あまり観光地らしい観光地が出てきませんのでご注意を…。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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-
舞鶴から帰ってきてまだ一週間も経っていない7月5日(土)。
朝6時45分、友人が車で我がアパートの駐車場まで迎えに来てくれました。その前に、起きて10分ですぐ車に乗せられるという一種の拉致行為ですなw
今回の旅のメインテーマは、6月28日(土)に開通したばかりの圏央道・相模原愛川IC〜高尾山ICまで走ること。それ以外は特に決まってませんでした。
今回、同伴する友人は沖縄まで行ってダム巡りをしたり(http://4travel.jp/travelogue/10731397)、妙義山や赤城山を堪能した旅を企画したり(http://4travel.jp/travelogue/10838754)、京都まで行って籤引きで行先を決める企画を考えた(http://4travel.jp/travelogue/10864084)、この4トラではお馴染みの友人。
今回小旅行をするにあたり、どこかリクエストは?と聞かれワタクシはとりあえず温泉と、埼玉県飯能市で運行されている現在放映中アニメ「ヤマノススメ」のキャラクターが描かれたラッピングバスさえ見れれば良いと。当日、旅程を聞かされとんでもない料理がされておりましたw
まず朝食と言うことで、アパート近くにある人気のパン屋へ。朝7時だと言うのに、開店5分で満員状態でした。
そして相模原愛川ICまで移動し、圏央道へ。この開通により、東名〜中央〜関越道が一本でつながりました。いつもガラガラだった圏央道ですが、今回の開通によりかなりの通行量が増えたと思われます。
本庄児玉ICで降り、気ままにフラ〜ッと立ち寄ったのは神川町の金鑽(かなさな)神社。 -
この神社はスサノオノミコトを祀っているそうです。
-
境内にはアジサイが咲いておりました。
雨脚が強まってきたので、急ぎ足で車へと戻りました。 -
続いてやって来たのは、神水ダム。
曲線を描いて水を流していました。
この堰は上流にある下久保ダムの水力発電の逆調整池の役割を持っています。 -
車を停めた背後には「んんっ!?」って物が。
旧道の橋が架かっていた跡が、歴然としていました。 -
下久保ダムへ向かおうとしたのですが、またちと寄り道。
友人が前から行ってみたかったという、名勝「三波石峡」へ立ち寄ります。これは巨石や奇岩の転石が、美しい風景を造りだしています。
なお、同じようなものととして有名なのが徳島県にある「大歩危・小歩危」でしょうか。
たぶんAKB48人気にあやかり(?)、「三波石峡48石」というのをパンフレットいて紹介されていましたw
かなり距離があるので、一部分だけを見学。 -
下久保ダムへ向かうとします。
おぉぉ、これだよこれ。
この狭さがワタクシにとって旅情をそそりますw -
狭いS字カーブをくぐり抜け、下久保ダムへと到着です。
雨が降っており、水量が増していたので放流していました!
真下から見ると分かりませんが、このダムはL字型をしています。
また、こちら側の堤体を埼玉県と群馬県の県境が通っています。 -
ダムカード(※)を貰うため、管理事務所へと向かいます。
その管理事務所の警備のおじさんは気さくな方で、友人の車(ホンダのFit3)を指さし、「あれって燃費いいの?リッター20?いく?」などと言った会話を交わしましたw
※ダムカード…
国土交通省と独立行政法人水資源機構の管理するダムでは平成19年より「ダムカード」を作成し、ダムを訪問した方に配布しています。
通常のトレーディングカードと同じサイズのカードで、表面にダムの写真、裏面にダムの所在地、型式などの情報が記載されています。
集めたからと言って、何かに交換できるワケでもないしカードゲームが出来るワケではないのですが………行った証になります(^_^;) -
この後、ダムを見下ろそうと最急勾配23パーセントという狭くて急な坂を登り、国道に合流します。
ご覧のとおり、L字型に曲がっております。
なお、来る時期がもう少し早かったら上野樹里さんのドラマのロケに遭遇できたかも…と。 -
神流川沿いを走り、藤岡市から神流町に入ります。
道中、「おっ!」となった場所があり、友人に「Uターンして!そして脇道にそれて!」と無茶なお願いを…(^_^;)
この橋、ワタクシが大好きな仲間由紀恵主演のドラマ「トリック」の第1シーズン(2000年放送)のロケ地で使われた橋なんです!
正式には、神流川にかかる金比羅橋。埼玉県児玉郡上川町から群馬県藤岡市を結ぶ橋で、ピアノ線703本を束ね合わせた形式のメインケーブルを用いた日本最初の吊り橋なんだそうです。 -
ただ、雨が降っていたので外に出る気は起きず…。
車で通過しただけとなりました。 -
神流町を過ぎ、上野村へと入ります。
村の鍾乳洞の不二洞と並び、村の観光名所だという上野スカイブリッジへ寄ってみます。
スタート地点がこんな感じ。トンネル内のイルミネーションが既にB級っぽいwww -
トンネルを抜けると、スカイブリッジです。
ちなみに保存・整備活動のため。100円取られます。
谷底からの高さは90メートルだそうなのですが、風は弱く、あまり揺れないので恐怖感は無かったです。 -
橋の真ん中から、下方の集落を望みます。
これって、今話題の「天空の○○」シリーズには認定されないんでしょうか?
中途半端に曇られるより、雲があった方が幻想的に映るという意見で一致しました。 -
一定の時間ごとにシャボン玉が出るようになっています。
う〜ん、残念ながら発想がB級ですw -
この後、上野村から秩父方面へと抜ける国道299号へ進みます。
途中、ひん曲がったガードレールが…。
この後、これよりも酷い情景を見るとは思いもしませんでした…。 -
またまた途中にて。
さざなみ石です。このポッカリ開いた穴ですが、恐竜の足跡なんだとか。
現在は標高600メートル近い山中ですが、地殻変動によって地面が盛り上がり、壁になっています。 -
出た!本日のハイライト!
当たり前ですが、車一台分です。
そして、ケータイは圏外。
極めつけは、落石がゴロゴロと…。途中、車から降り石をどけて通行するという場面も…。 -
!!??
…2月の大雪で、こんな感じに。 -
そして山頂へ。
な、何も見えない…。 -
山頂部にある八丁トンネルです。
霧のせいか、出口の先が見えません…。
八丁トンネルを抜けると秩父市大滝地区へ出ます。 -
トンネルを抜けると下り坂に。
しかし、一向に道は良くなりません。所々荒れており、崩れたままになった箇所も…。
そんな中、幅ギリギリで通過。 -
ブルボンの、トリュフチョコレートみたいですね(発想が安っぽい)。
-
下がり続けると、廃墟と鉱山群が見えてきます。
これは集合住宅だそうです。 -
すっかりこちらは崩れてしまっています。
これも2月の大雪の影響だそうで…。 -
この集落の購買だそうです。山奥の集落の生活を支えていたのでしょう。
大きさからして、コンビニエンスストアという言葉がしっくりきますね。 -
博物館によくある山の地形を模した模型?
…違います、駐車場に積まれた石灰の山です。 -
少し下がると、建て増しに建て増しを重ねたようなプラント群が見えてきます。
現在は、建材やグラウドマーカー(グラウンドに白い線を引くアレ)の原料としているそうです。 -
車庫を兼ねた倉庫も倒壊しており、中のトラックも巻き添えを食っていました。
やはり、今年の2月の大雪のせいだそうです…。 -
ナナナント!
郵便局が未だ現役です。 -
素掘りのトンネル達をくぐると、背後にこんなものが。
あ〜あ〜あ………。 -
あ〜あ〜あ………。
落石注意どころの問題じゃあ…。 -
だいぶ山から降り、久しぶりの二車線道路へ出ます。
とある桟橋を渡るんですが、この桟橋…ワケありだったんです。
なぜ、過去形かと言うと…? -
これまで、左の桟橋が完成するまでは左手前にあるトンネルが使用されてました。
このトンネル、なかなか曲者だったそうで(^_^;)
日本で唯一?な、トンネル内に交差点があるという摩訶不思議なトンネルだったんです。
見てのとおり、車一台しか通れないほどの狭さ。
トンネル内で鉢合わせ…がないように、トンネルの手前の信号で5分ほど待たされたとか。そして渋滞がしばしば発生したんだそう。 -
浦山ダムにも行ってみます。ダムカード、GETです!
眼下に鹿がいました!秩父ってスゴい! -
秩父市街にて左に曲がり、正丸トンネル手前を右折します。
やはりこんなに道は狭い…。 -
一番峠に近い八ケ原という集落を見下ろします。
全く平地がない土地で農業を営むだなんてスゴいな〜と思ったり。 -
名栗の中心地に入ってすぐ、バス停がありました。
そして「!!??」となり、車をストップさせました。
み、見つけた!見つけた!!!!
「ヤマノススメ」のラッピングバス!
このバスの運行時間は公式HPで発表されてます。当初の計画だと、この先にある「さわらびの湯」という温泉施設に隣接したバス停でこのバスを見る予定でした。ちなみにそのバスは16時に着く予定。
…しかし、実は先ほどの浦山ダムの時点で15時30分過ぎ。
うん、無理だねという苦しい決断を下した後に…まさか出会えるとは!
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そもそも、この「ヤマノススメ」とは?
「月刊コミック アース・スター」で連載中の“ゆるふわアウトドア”コミック『ヤマノススメ』のTVアニメ化したものです!
インドア趣味で高所恐怖症の「あおい」と、山大好きで常に周りを振り回す「ひなた」。幼馴染の2人は、幼いころ一緒に見た山頂の朝日をもう一度見るため、登山に挑戦することに。
登山道具で料理対決したり、近所の小さな山に登ってみたり…。少しずつ知識を身につけ、登山仲間も増えて行く。あの日見た朝日を見られるのはいつ?(飯能市HPより)
今期、たぶん一番放送を楽しみにしている作品です(*^_^*) -
2分間というとても短い時間でしたが、バスを外観から堪能。今度はぜひ、乗ってみたいものです。
そして、有間ダムの近くにあるさわらびの湯へ。
今回の旅をシメの温泉です。しかし、到着が17時15分で営業が18時までという…(^_^;)
とても慌ただしく入浴です。
感想としては、洗い場がとても少ない!これがいただけませんなあ…。 -
休憩所にはもちろん、「ヤマノススメ」の原作コミックが!
-
そして売店には「ヤマノススメ」コーナーが!
アニメにはまだこの温泉は出てないですが、いつか出てくるかもしれませんね! -
この後、飯能から青梅まで下り九州が誇るファミレス「ジョイフル」で夕食。
そして、裏道を通りながらも最後の目的地である…福生のブルーシールアイスへ!
沖縄好きなら、定番のこのブルーシール!羽田空港や池袋にも店舗があり、沖縄から帰ってきてもちょくちょく食べに行ってましたが…こんなロードサイド型店舗は関東には珍しいですね!
基地が近いだけとあって、お客さんは外人さんだらけでした。 -
ワタクシはソフトクリームとアイスの二段重ねのを注文。
なかなか沖縄で見かけなかったバナパコのソフトが!これって沖縄じゃ売ってないですかね??あまり見かけなかったんですが…(^_^;)
下は、ネオポリタン!これは結構あっちで食べました(*^_^*)
さて、ブルーシールでこの旅のシメです。
一日中モヤってましたが、それはそれでなかなか幻想的な風景が見れたと思います。そして秩父はなんて奥深い所なんだ!と思いました。
今度は秩父から嬬恋の方面に抜ける、ダートな中津川林道を通ってみたいですね〜。
ではっ。
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