幻想的なブナ林の乳頭温泉と秋田駒ヶ岳お花畑を巡る旅（秋田）

2013/07/13 - 2013/07/15

昨年７月、休暇村「乳頭温泉郷」に連泊し、秋田駒ヶ岳の花を見に行きました。

雨上がりの乳頭温泉では、霧の中のブナ林が幻想的な雰囲気を醸し出してくれました。

秋田駒ヶ岳はあいにく雨になりましたが、お花畑で夏の花を楽しむことができ、午後には温泉巡りを堪能しました。

エリア 田沢湖・乳頭温泉郷(秋田)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

綺麗なピンクのキノコ

田沢湖のそばにあります。

くもの巣

雨のしずくが光っています。

ユリの花

田沢湖にあります。

オレンジ色が引き立ちます。

休暇村「乳頭温泉郷」に到着

田沢湖から羽後交通バスに乗りました。

乳頭温泉には、７つの宿と７つの温泉があります。
鶴の湯、妙乃湯、黒湯温泉、蟹場温泉、孫六温泉、大釜温泉、休暇村乳頭温泉郷です。

ブナ林

宿に荷物を置き、近くの林を散策します。

雨上がりのブナ林

幻想的な雰囲気で、しばらく立ち止まってしまいました。

美しいブナの模様

雨に濡れると不思議な色が浮かび上がります。

ブナの二次林

ここはかつて林業でブナが伐採され、その後生えてきた珍しい二次林です。

見上げてみます

ブナの大木になっています。

ややっ　地下帝国の潜望鏡がこちらを見てる！
鼻息も荒らそうだし・・・

近づいてみると、田沢湖高原温泉街に供給している源泉の施設と書いてありました。

お湯が沸き出ている温泉ではなく、舞い上がる地下からの蒸気に沢水をかけてお湯にしています。こんな温泉をはじめて知りました！

ブナの実が落ちています

ここから新しい命が育つかも知れません。

ブナがいっぱい

こちらも

糸状の雨垂れ

綺麗ですね。

これから宿に戻り温泉に入ります。

秋田駒ヶ岳のハクサンチドリ

翌日、秋田駒ヶ岳八合目までバスで来ました。

ハクサンチドリは登山口の近くに咲いています。

ハクサンチドリ

ここから阿弥陀池を目指します。

ウラジオヨウラク

花を見ながら、ゆっくりと登ります。

ウラジオヨウラク

ミヤマハンショウヅル

ダイコンバナ

ダイコンバナ

一面に咲いています。

エゾツツジ

エゾツツジ

葉も可愛らしいですね。

ニッコウキスゲ

霧の中でかすかに見えるニッコウキスゲもいいですね。

ニッコウキスゲ

ニッコウキスゲ

雨上がりのしずくとあいます。

チングルマ

阿弥陀池付近です。

チングルマ

モヤモヤしている毛が素敵です。

ヨツバシオガマ

コバイケイソウ

2013年はコバイケイソウの当たり年で、たくさん咲いています。

オオバキスミレ

大雨になったので、阿弥陀池から先には行かず引き返しました。

乳頭温泉郷の湯めぐり帖

お昼頃に宿に戻り、これから七つの温泉三昧に出かけます。

連泊していると予定を臨機応変に変えられます。

蟹場温泉（がにばおんせん）

湯めぐり帖（\1500）を買ったので、無料シャトルバスに乗れ、七つの温泉に入れます。

蟹場温泉は露天風呂があり、のんぴりできます。

近くに妙乃湯、大釜温泉があるので、ここにも寄りました。

蟹場温泉 宿・ホテル

黒湯温泉の源泉

ちょっと離れている黒湯温泉へはシャトルバスで移動しました。

昔ながらの建物の宿を味わえます。

黒湯温泉

小屋になっているお風呂に入ります。

孫六温泉

黒湯温泉から歩いていけるところで、素朴な感じがします。

孫六温泉

乳頭温泉でも一番奥にある孫六温泉は訪れる人が少なく、宿と温泉を静かに楽しめます。

ここから休暇村の宿までは歩いて帰りました。

鶴の湯は以前訪れているのでパスします。

休暇村の夕食

バイキングなので好きなものが食べられます。

秋田名物の食べ物があるので、これから紹介します。

ギバサ

秋田県沖で採れる海藻です。

ねばねばしている食感です。

牛乳寒天

上白糖と粉寒天、フルーツを加えて固めたものです。

関東育ちのかっちんも、子供の頃　母に作ってもらった記憶があり、懐かしい味です。

豆腐カステラ

豆腐をカステラ状に焼き上げた秋田県南部の郷土菓子です。

田沢湖周辺は、乳頭温泉の温泉めぐり、秋田駒ヶ岳のお花畑など、温泉と自然が楽しめるところです。