2014/03/27 - 2014/03/31
3719位(同エリア14849件中)
ソラシドさん
人生初の長距離国際線LCCを利用して、父親と2人で出かけた東南アジア。
今回の主目的はマレー鉄道の寝台車に乗車すること。初めて海外の夜行列車に乗るということでせっかくならば1等寝台車に乗ろうと思い、販売開始直後にマレー鉄道の予約サイト(https://intranet.ktmb.com.my/e-ticket/login.aspx)に行ってみましたが…もう売り切れ!?仕方なく2等寝台を購入。
350kmでわずか45リンギット(1350円)の2等寝台、はたして乗り心地はいかに。
その1→KL街歩き(http://4travel.jp/travelogue/10873780)
その2→シンガポール街歩き前篇(この旅行記です)
その3→シンガポール街歩き後篇(http://4travel.jp/travelogue/10947968)
その4→マレー鉄道&KL郊外観光(http://4travel.jp/travelogue/10948018)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアアジア ジェットスター航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
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-
旅行2日目。6時にホテルを出発し、モノレール駅へ向かいます。
こんなに早く起きなければならないのはシンガポール行きのフライトの都合。観光時間を捻出するために、午前中にはシンガポール市街に入っている必要がありました。
しかし、そのためにはクアラルンプール空港を8時台に出発しなければなりません。LCCターミナルへはKLセントラルからバスで1時間かかりますから、逆算すると6時前にはKLセントラルを出発していないと間に合わない!KLの公共交通機関はすべて6時に動き出すので、これではホテルからKLセントラルまでタクシーを使うハメになり、不経済です。
メインターミナルに発着するレガシーキャリア、たとえばマレーシア航空やシンガポール航空で行く方法もあります。メインターミナルへはKLセントラルとの間をわずか28分で結ぶ「KLIA Ekspres」という鉄道があり、KLセントラル発を7時前に出れば8時台の便に間に合いそうです。ただ、そのために1万円近い航空券を買うのもなんだかなあ…。
かなり悩みましたが、そんなときに格好の航空会社を見つけました。「ジェットスター・アジア航空」。KLの空港でメインターミナルに発着する唯一のLCCです。
これならばタクシーを使う必要もなく、始発のモノレールに乗れば十分間に合います。なんたるありがたさ…!
というわけで、さっそくクアラルンプール発8時50分の便を予約。2人で138リンギット(4140円)でした。この値段で国際線ですよ?さすが東南アジア、交通費は激安です。
で、モノレールとLRTを乗り継いでKLセントラルに到着。予想よりも少し早く着いたので、1本前の「KLIA Ekspres」に間に合いました。 -
ちなみにそのときの領収書。
「Booking and Service Fee」とは支払手数料のこと。LCCに乗ると必ず払うハメになるおなじみの料金です。
「その他サービス料金」は諸税に当たります。必ず1人あたり49リンギット(1470円)がかかる仕組みになっているようです。
…あれ、運賃は?そう、運賃は0円なのです!
支払ったのは諸税とわずかな手数料のみ。座席指定もしていませんし、機内販売でも一切買い物していません。1時間程度の短距離路線ですから、他の客もたいてい同じようなものでしょう。こんな具合でどうやって収益を上げているのか、まったくもってLCCとは謎のビジネスです。 -
案内も分かりやすく、こういった表示に沿って進めば簡単に乗ることができます。
ところでこの「KLIA Ekspres」、運賃は片道35リンギット(1050円)。…KLの物価に慣れるとものすごく高いです。w -
マレーシアの鉄道にしては珍しく定刻運行が保たれています。空港利用客を相手にしているからでしょうね。
それにしてもホントに容赦ないぐらい定刻で発車してしまいます。時計をずっと睨んでいましたが、1秒の狂いもなくドアが閉まりましたもん… -
KLセントラル駅の表示。
駅はマレー語で「stesen」なんですね。やはり元イギリス植民地、英語に近い単語も多くあるみたいです。 -
列車は滑るように軽快に走ります。
最高速度は160km。成田にも同じような高速鉄道がほしいものです。京成スカイライナーはターミナルが不便すぎて使う気になれませんし… -
座席は広々。ただし座席の向きは大半が空港→KLセントラル方向に固定されているので(向かい合わせのボックスもあります)、KLセントラルから乗るとほとんどの人が逆向きに座ることになります。
-
さて、1分の遅れもなく空港に到着。
広々したコンコースです。 -
LCCターミナルとは違い、キレイで明るいターミナルです。
-
チェックインを済ませ、搭乗口に向かいます。
が、出発1時間以上前に出国審査に並んだにもかかわらず、列が長すぎてなかなか進みません。ようやく出国したころには時刻は8時15分!出発までは35分しか残されていません…。
大急ぎで搭乗口に向かいたいところですが、出国審査後には荷物検査が待ち構えています。ここの職員も職務怠慢気味でノンビリした動き。あの…急いでるんですけど…!
なんとか10分弱でここを通過しましたが、指定されたC23搭乗口はターミナルが異なるらしく、電車に乗って移動しなければなりません。すぐ来た電車に乗車。この時点でもう8時26分。 -
焦っても仕方ないので、車窓を楽しむことに。本当に広い空港です。
なんと関空の10倍の大きさがあるそうですよ。 -
マレーシア航空機が揃って駐機中。
-
電車を降り、走って搭乗口へ。
-
なんとかたどり着きました。時刻は8時34分です。
電車を降りてからが意外と近かったので、結果的にはなんとかなりましたね。
ただ、初めての空港でこの時間配分は精神的にキツいです…。 -
ジェットスター・アジア航空684便。
シップはエアバスA320。日本のLCCでもすっかりおなじみの機種ですね。 -
乗り込むころにはファイナルコールでした。
あと数分出国審査に並ぶのが遅かったらどうなっていたことか… -
見づらいですが、隣にいたモーリシャス航空機です。
日本には来ないエアラインを探すのが海外空港での楽しみ。 -
スムーズに離陸し、飛行機は上空へ。
こんな短距離路線でもしっかり機内販売がありました。1人も買った人はいないようでしたが。 -
入国カードが配られました。なかなか細かいことを聞いてきます。
「滞在先」に何と書くか悩みましたが、素直に「One-day」と書いておきました。 -
40分のフライトでシンガポール・チャンギ空港に着陸。
本当に何も言うことのないフライトでした。LCCは何もないのが一番快適だと個人的には思っています。 -
この短距離にもかかわらず、なんと10分の早着。
1時間の予定でもけっこう余裕のあるスケジュールなのでしょうか。 -
さて、これからMRTに乗って市街を目指します。
MRTの駅はターミナル3にあるので、ターミナル1に着いた私たちは「スカイトレイン」という無人電車で移動します。 -
それにしても本当にキレイです。
さすがは世界一の空港ですね。 -
大きく分かりやすい表示。
世界有数の観光国家だけのことはあります。 -
駅の入口。
-
電車の発車時刻が駅に入る前に分かります。焦ってエスカレーターを降りる必要もありません。
…そのエスカレーターはハンパなく速いんですけどねw -
電車に乗り込みます。
赤道直下のシンガポール。やはり暑そうです。 -
空港からの電車はすべて途中のタナ・メラ行き。終点のタナ・メラで乗り換えの必要があります。
タナ・メラに着いたら左側のドアから降り、来た電車に乗ってください。 -
空港から30分でラッフルズ・プレイスに到着。
マーライオンの最寄り駅です。 -
駅を出るとこんな看板が。
さすがは罰金国家シンガポール、「○○禁止!」と書いてあれば、その下には必ず罰金額が書いてあります。駐車禁止は300SGD(24000円)か。けっこう痛いな… -
駅からトボトボ歩いていると2階建てバスを発見!
東京でははとバスぐらいしかない2階建てバス。シンガポールでは路線バスとして普通に街中を走っています。 -
8分ほどでこんな看板が見えてきます。
日本語もしっかり併記。 -
マーライオンには息子がいます。ミニサイズです。
反抗期なのでしょうか、そっぽを向いて立っているのがかわいらしいです。 -
うおっ!水吐いてる!
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というのも、実は他の方のブログで「マーライオンは掃除中で水を吐いていなかった」という記事を見かけたもので。
ここにも「4月7日までは一部の作品が撤去されます」との表示。
まさに奇跡です。w -
ガッカリ名所とされるマーライオンですが、実際に見ると背景の摩天楼がアクセントになり、思ったよりもはるかに迫力があります!
シンガポールに行った際は絶対に見ておくべきです。 -
逆側には「空に浮かぶホテル」として有名なマリーナ・ベイサンズも望めます。
近未来を想像させるような美しい建物です。 -
抜けるような青空。
来てよかったなあ。 -
ラッフルズ・プレイス駅に戻ってきました。
英語の駅名の下に書いてあるのはタミル語表記らしいです。確かにシンガポールではインド系の人を多く見かけました。 -
一応ドアの前には「ここで待て」的な表示はありますが、電車が到着するとシンガポール人は我先にと乗り込んでいきます。はっきり言って譲り合いの心はないです。
まあ郷に入っては郷に従えということで、自分もムリヤリ乗り込んだりもしましたが。w -
マリーナ・ベイ駅で南北線(赤)と環状線(黄色)を乗り継ぎ、ベイフロント駅へ。マリーナ・ベイサンズへはここで下車。
それにしてもマリーナ・ベイ駅がマリーナ・ベイサンズの最寄り駅ではないとはややこしいですね… -
中は本当にキレイです。入った瞬間東京に戻った感覚がしました。
東南アジアにいることを忘れたぐらいです。 -
このビルを通り抜けると外に出ますが、そのドアの横に展望台へのエスカレーターがあります。
展望台に行くのに下に降りなければならないという不思議な構造。これは地下にチケットオフィスがあるから。 -
入場料は23SGD(1840円)。KLタワーが49リンギット(1470円)だったことを考えると、物価の差の割にはけっこう良心的なお値段ですね。
エレベーター前には模型がありました。 -
エレベーターで上へ昇ります。
出るとこの眺め!絶景です。 -
下には「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」。
「スーパーツリー」と名付けられた、地上50mの高さの木を模した建造物が並んでいます。 -
本当に息をのむような風景です。
海の上には何艘もの船。貿易が盛んな地域ならではの光景です。 -
世界最大の観覧車である「シンガポール・フライヤー」。
…見下ろすとものすごく小さく見えてしまいますw -
下には小さくマーライオンも見えます。
さっきまであそこにいたのか… -
シンガポールのビル群です。
まさに近未来都市。 -
そのすぐ横には工業地帯。
シンガポールは今でも経済発展を続けている数少ない先進国だそうですが、その原動力は工業生産なのでしょうね。 -
出口の横からはあの世界一有名なプールが見えます。
優雅に泳いでいるのを見ると恨めしくなります。w -
ベイフロント駅へ戻り、ダウンタウン線(青)に乗って次なる目的地を目指します。
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MRTでの禁止事項。よく見ると…
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ドリアン禁止ってw
さすがに持ち込む人はいないと思うんですが…
長くなってしまったので、続きは後篇で。
セントーサ島などをブラブラします。
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