ソラシドさんのクチコミ全3件

9月に2泊利用。日本語は通じませんが、安くてサービスのよい親切なホテルです。もともと啓徳（カイタック）空港の5つ星エアポートホテルだったこともあってか、とても部屋が広いのでスーツケースも楽々広げられます。
マイナスポイントとしては中国大陸の観光客が多くて落ち着かないのと、ロケーションの問題でしょうか。特に立地はMTRの空白地帯にあるのでとても悪いです。
このホテルのアクセスとしてよく紹介されるのが、MTR九龍塘（カオルーントン）駅から出るミニバスの25Mです。ホテルの目の前に横付けされるので便利といえば便利ですが、市街に出るにはかなり遠回りです。ぜひ市街に直行できる2階建ての路線バスを活用してみてください。
ホテルを出て左に進み、地下道を抜けた先に市街方面へのバス停がずらっと並んでいます。ここから乗れるバスは非常に多く、ある程度行き先と番号を覚えておく必要があります。バスはお釣りが出ないので、乗車時にタッチするだけでOKの八達通（オクトパス）というICカードがあると楽です。空港でも購入できますので、香港に着いたらまず入手するようにしてください。
以下、バス路線をまとめておきます。

（主要エリアへ行くバス路線）
・尖沙咀（チムサーチョイ）…1A、9、26
・旺角（モンコック）…1A、9、13D、24、27、95、98C、203E、296C、796C
・中環（セントラル）…101、111
・銅鑼灣（コーズウェイベイ）…106、108、116
（空港への行き方）
・バス…A22、E23
E23のほうが安いですが、A22よりも15～20分ほど余計に時間がかかります。
・エアポートエクスプレス…203E
203Eの終点の九龍駅で降り、エアポートエクスプレスに乗り換えです。

他にも香港島南部の香港仔（アバディーン）や九龍北部の深水[土歩]（サムスイポー）などに向かうバスも頻発していますし、逆方向のバス停からは道教寺院のある黄大仙（ウォンタイシン）や、西貢（サイクン）行きのバスへの乗り換え地点である鑽石山（ダイヤモンドヒル）、さらには新界の屯門（テュンムン）へも簡単に行くことができます。2階建て路線バスが使いこなせればこのホテルから香港中どこへでも直行できるので、ある意味便利な場所といえるのかもしれません。

※2015年12月20日 追記
2015年12月19日から108のルートがホテル付近まで延長され、銅鑼灣方面へのアクセスに使えるようになりました。

6月のセールで公式ホームページから予約しました。手荷物なし・諸税込です。
09/13(土) UO625 羽田06:20→香港09:50 11170円
09/15(月) UO624 香港23:50→羽田05:05+1 913香港ドル(約13000円)
サイト不調のため片道ずつ購入した結果、往復で予約するよりも2000円ほど高くなってしまいました。セールのたびにこのサイトはおかしくなるので、予約するのにも根性と忍耐が必要です。

行きは羽田発が早朝6時20分と始発でも間に合わない時間帯のため、大江戸温泉物語の前泊プラン（http://www.ooedoonsen.jp/daiba/setplan/flight.html）を利用し、4時15分ごろ羽田空港に到着。チェックインをしようとしたところ、「姓と名が逆になっています。今回は問題ありませんが、他社ですと搭乗をお断りする場合もありますので…」とのこと。支払い前に何度もミスがないか確認しているのでそんなはずはないと思い、帰国後に調べてみると、どうやら香港エクスプレスの日本語版公式ホームページの予約フォームは「姓」と「名」が入れ替わっているようです。これには仰天しました。11月現在もまだ直っていないようですので、英語版からの予約が無難です。
5時50分ごろ搭乗開始。ゲートは105番、一番端の搭乗口でした。近くにドラッグストア？があるので、飲み物はここで仕入れるのがよいと思います。
出発は定刻6時20分。機内は完全な満席ですが、早朝便のためか寝ている人が多く、物音ひとつしない静かなフライトでした。機内販売の売れ行きもイマイチの模様。
定刻通り9時50分に香港空港の駐機場に到着。バスでターミナルへ移動して荷物を引き取り、イミグレを抜けると10時45分になっていました。定刻到着でも市街に出るのは正午を過ぎてしまいます。

帰りは香港駅の「インタウン・チェックイン」を利用しました。これはエアポートエクスプレスの駅で事前に搭乗手続きが可能なサービスで、エアポートエクスプレスの利用者は無料で利用できます。係員がトイレに行っていたらしく5分ほど待たされましたが、それもご愛嬌ということで。
この日は台風直撃でしたが、強い雨風の中最後の香港でのひとときを楽しみ、21時半ごろのエアポートエクスプレスで22時前に香港空港到着。ボードを見ると台風の影響で欠航便も少なくないものの、搭乗予定のUO624便には「定刻」の表示。LCCとはいえ侮れません。
イミグレを抜けて飲み物を入手しようとしましたが、コンビニの類は1店も見当たらず、フードコートの店でボッタクリ気味のペットボトルが売っているだけでした。仕方なくそこで15香港ドル（約210円）払ってお茶を購入。出国後でも同じ値段の日本を見習ってほしいものです。
出発は離れたサテライトにある505番ゲートで、メインターミナルからはバスで20分ほどかかります。台風ということもあり早めに移動していたので事なきを得ましたが、ギリギリに向かっていたら乗り遅れるところでした。
少し遅れて23時55分に搭乗開始、0時10分には全員が着席しましたが、まったく動く気配がありません。風速が規制値を超えたとの機長のアナウンスの直後、今まで体験したことのないような猛烈な風雨に見舞われました。もしあの中で離陸しようとしていたら大事故間違いなしだったでしょう。正直怖かったです。
1時ごろに天候が安定してきたので出発するとのアナウンスがあり、揺れながらもなんとか離陸。しばらくは激しい揺れに襲われていましたが、雲を抜けた後は至って快適なフライト。下界の天気がウソのようです。
羽田到着は1時間近く遅れて6時ちょうど。台風の中飛んでくれただけで感謝でしょう。

長くなってしまいましたが、注意点をまとめると以下のような感じです。
・公式ホームページ、特に日本語版は使い物になりません。予約の時は英語版からの予約がおススメです。
・香港空港到着後はターミナルまでバス移動になるため、入国まで時間がかかることが多いです。
・インタウンチェックインの係員は1人しかいないようなので、トイレなどで不在でも怒らないように。
・サテライトからの出発の場合は早めに移動しておく必要があります。ギリギリまで買い物をしていると乗り遅れます。
・遅延は多いようですが、天候理由での欠航はほとんどないので安心です。

いろいろな意味で利用者を試す航空会社だと思います。予約の時点でウンザリする方も多いのではないでしょうか。乗ってみるとLCCに慣れていれば意外に快適なので侮れないのですが。

3月28日から1泊、さらに30日から1泊の合計2泊利用。
ツインを利用しましたが、ベッドがとても大きく、快適に寝ることができました。トイレにもトイレットペーパーが完備されていて、東南アジアでありがちなホース付きトイレが苦手でも問題ありません。立地もモノレールのメダン・トゥアンク駅から徒歩3分と申し分なし。ただ、駅からの道は階段と段差が多く、大きな荷物を持っての移動はきついです。
マイナスポイントとしては、シャワーを浴びるとカーテンの隙間から水がどうしても出てしまい、出てくるころには洗面台もトイレも水浸しになってしまいます。タオルは穴だらけですし、黄バミもひどかったです。ここは日本ではないのだと思えば許容範囲ですが、神経質な方にはオススメしません。KLは5つ星ホテルでも1万円台で泊まれるところがほとんどなので、日本と同じようなホテルライフが楽しみたい方は高級ホテルに泊まるのがよいでしょう。
全体的には満足です。KLに行く際はまた泊まりたいと思います。