2013/11/23 - 2013/11/23
104位(同エリア382件中)
玄白さん
毎年11月下旬に栃木県で「とちぎ熱気球インターナショナルチャンピオンシップ」ホンダグランプリ最終戦という競技熱気球の国際大会が催されます。今年もツインリンク茂木、宇都宮の鬼怒川河川敷を会場にして、11月20〜24日の5日間開催されました。
秋の青空に舞うたくさんの気球が飛行の正確さを競う様は圧巻です。また、体験搭乗など会場での各種イベントもあり、ちょっとしたお祭りとしての楽しみもあります。23日夜には、モータースポーツのメッカ、ツインリンク茂木でバルーンイルージョンというイベントが催されました。競技大会に参加したすべての気球がスーパースピードウェイ上に整列し、照明が消された暗闇の中で一斉にバーナーを焚くと、巨大なランプシェードの幻想的な情景が浮かび上がります。
熱気球は風任せの競技なので、風が穏やかな朝7時前から始まります。朝の気球観戦が終わると、夜のバルーンイルージョンまでやることがないので、真岡鉄道のSLと那須烏山の那珂川沿いの紅葉の撮影で時間潰しです。そちらは、別途、後続の旅行記でアップします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- 自家用車
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早朝から体験搭乗用の熱気球のフライト準備がされています。
気球そのものもさることながら、バーナーの炎も間近で見ると巨大です。 -
準備完了! いよいよ離陸です。
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繋留された気球に乗るのではなく、本当に大空に飛び上がっていきます。
来年は、見るだけではなく、実際に乗ってみたいな〜 -
2個目の体験搭乗用気球のフライト準備がされています。
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だんだん気球が膨らんでくると、アシモが乗ったデザインの気球だと分かります。この大会は「熱気球ホンダグランプリ」というホンダが協賛している冠大会なので、いろいろなところでアシモが活躍しています。残念ながら、本物のアシモにはお目にかかれませんでしたが・・・
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アシモ気球もフライト準備が整い、体験搭乗する人達が乗り込みます。カゴは遠目には小さくみえますが、5〜6人は乗れそうです。
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上空には月が見えています。
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イチオシ
離陸です。 いってらっしゃ〜い!
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さて、どっちにいこうか・・・
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やがて、競技熱気球が、ゴールになっている宇都宮鬼怒川河川敷「道場宿緑地」に次々と飛来してきました。今回は、参加気球数は27個で、日本、アメリカ、イギリス、ベルギーなど多くの国から参加しているようです。
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イチオシ
熱気球の競技というのは、基本的には、一定の距離をフライトして、決められたゴール(地表につけられたマーク)に、どれだけ正確にマーカーというリボンがついた錘を落下させるかというものです。簡単そうに思えるのだが、意外と難しいものなのだそうです。
着地してはならず、空中に留まってマーカーを投下しなくてはなりません。 -
タスクと呼ばれる競技種目が、公式には19種目もあるのだそうです。大会委員長がゴールを決めたり、パイロット自身が自分でゴールを決めて審判に申告して競技する種目だったりといろいろです。地形と風を読み、風に乗るための最適高度を時々刻々判断して、バーナーで気球の高度をコントロールする能力を競うものです。
一度、飛び立つと2時間ほどのフライト中に4〜5種目の競技が行われるのだそうです。ともかく風任せなので、競技直前にならないと、タスクや種目によっては離陸する場所なども決まらないのだそうです。 -
この気球のパイロットがマーカー投下準備に入っています。
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マーカーを投下し終えた気球は次のゴールを目指して飛び去っていきます。
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地上近くでもバーナーのオンオフを繰り返して微妙なコントロールをしています。
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マーカー投下の瞬間です。
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すべての気球がマーカーを投下し終わり、次のゴールの芳賀町方面に向かっています。
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週末なので、会場には大勢の見物客が来ていました。
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ステージでは演奏会やら、
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ゆるキャラも登場してお祭り気分を盛り上げています。
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B級グルメ(宇都宮やきそばなど)や地元の名産品(ぎょうざ、鮎の塩焼き、茂木のゆず製品などなど)を売る露店もたくさん出店しています。
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イチオシ
こちらは、繋留された気球への搭乗体験イベントです。4つの気球に分乗。
小さな子供にはやっぱりドラエモンが人気のようです。 -
こんなに行列しています。
これから、真岡鉄道のSLの撮影のため、茂木に移動します。
そちらは後続の旅行記にて。 -
5時過ぎにツインリンク茂木に入場。
モータースポーツにさほどの興味はなく初めてなので早めに来て、バルーンイルージョンのロケハンです。
入場料¥1,000+駐車料金¥1,000です。朝から居ても、夕方入場しても料金は同じ。バルーンイルージョンは6:45から30分だけです。そのために\2,000の出費はチト高いが、ここでしか見られないのでやむを得ません。 -
5時半ごろから、真っ先にアイボ気球が準備を始めています。
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6時過ぎには、競技大会に参加したすべての気球パイロットとクルー達が準備に取り掛かります。
このイベントは、フィギュアスケートのエキシビションのようなもので、パイロット達の観客へのサービスです。 -
イベント開始10分前に、場内の照明をつけたまま、リハーサルです。場内アナウンスにしたがって、全部の気球がバーナーに点火します。
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イチオシ
場内の照明がすべて消され、本番開始。
5〜6分に一回、場内アナウンスの指示で一斉にバーナー点火されます。この時がシャッターチャンスというわけです。 -
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一斉点火の間にパイロットの紹介(名前を呼ばれた気球だけがバーナー点火)やら、
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会場に流される音楽のリズムに合わせてバーナーオンオフを繰り返したりといったイベントが続きます。
流された音楽は、ビートルズのLet It Be, サラ・ブライトマンのTime to Say Goodbye、松任谷由実のひこうき雲などポップスの名曲多数。
場内アナウンス用の音響施設にしては音質も良く、音楽と気球の明かりの点滅とのコラボが楽しめました。曲のリズムとバーナーの点滅のリズムがシンクロしているわけではありませんが、そこはご愛嬌です。 -
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フィナーレは花火とのコラボ。
すべてマニュアル撮影していましたが、ここで、シャッタースピードと絞りを調節して、露光時間を長めに変更すればよかったのですが、漫然とシャッターを押し続け、失敗です。 -
夏の花火大会撮影の経験を全く生かせていません。情けない!
花火の打ち上げとバルーンのバーナー点火のタイミングが合わないことも、しばしばあって、以外と撮影チャンスは少ない。 -
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あっという間の30分が経ち、イベント終了です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 琉球熱さん 2013/11/28 01:10:44
- これはまた・・・
- 玄白さん、こんにちは
バルーンフェスというのは聞いたことがありますし、写真でも見たことはありますが、「夜の部」もあったんですね。びっくりです。
それにしても、気球のライトアップ(と言うのか?)はなかなか見事な絵ですね。昼とはまた違った美しさ!
- 玄白さん からの返信 2013/11/28 10:30:19
- RE: これはまた・・・
- 琉球熱さん、 おはようございます。
いつも玄白旅行記訪問ありがとうございます。
去年のバルーンイルージョンは大々的に花火とのコラボで派手な演出だったようですが、今年は最後に数発の花火だけで、ちょっと地味でした。それでも、こういうイベントは初めてだったので楽しめました。
玄白
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