2013/10/29 - 2013/10/29
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j-ryuさん
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☆毎年の恒例行事ですが、今年も裏磐梯の湖水地方の紅葉巡りに行ってきました。
裏磐梯(福島県北塩原村)に湖水地方なんてあったけ?
はい、確かに今までは湖水地方と呼ばれている地域はありませんでしたが、裏磐梯高原に点在する桧原湖や五色沼などの湖沼群を今年から『日本の湖水地方』として売り出すことになったそうです。
と、昨年の旅行記で紹介したのですが・・・・
私の印象では全く浸透していないような(^_^;)。
海外で『湖水地方』と言えば一般的には英国の湖水地方を思い浮かべると思いますが、連携するのは英国ではなくフィンランド南東部にあるハミナ市の『湖水地方』なんだそうで、約1000カ所にも及ぶ湖や沼があり同国有数の世界的観光都市だそうです。
今までずっと裏磐梯と呼ばれていた地域なので、湖水地方という呼び名が定着するのはやはり難しいのかな・・・・。
もう少し長い目で見守ることにしましょうかね。
頑張れ裏磐梯湖水地方(^^ゞ。
(@弁天沼)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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☆裏磐梯湖水地方・五色沼周辺Map.
裏磐梯サイトステーションより。
http://www.urabandai-ss.com/
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☆五色沼は紅葉の見頃は平日でも最寄の駐車場(毘沙門沼駐車場)はすぐ満杯になるので今年も我が家を朝6:30に出発しました。
猪苗代町に入って磐梯山が雲海の中から見えてきました。
磐梯山は猪苗代町側と北塩原村(裏磐梯)とではその姿をいっぺんさせ、
猪苗代町側は猪苗代湖を麓に従え、優美な山容を見せますが、
裏磐梯側は明治時代の噴火口が荒らしい雄大な山容を見せます。 -
☆磐梯山は、磐梯山(大磐梯1,816M)、櫛ヶ峰(1,636M)、赤埴山(1,430M)から構成され、有史以降になってからは4回の噴火記録があり、特に1888年(明治21年)の水蒸気爆発による噴火で小磐梯が山体崩壊を起こし、爆風と岩屑なだれにより北麓の集落(5村11集落)が埋没するなどの被害を及ぼし477人が亡くなれました。
現在の湖沼群の多くはこの時の噴火で川が堰き止めらるなどして形成されました。
(@毘沙門沼・東) -
☆五色沼までは我が家から1時間10分でした。朝7:40に到着したので駐車場はガラガラでしたが、五色沼を発つ頃(11:00)には毘沙門沼駐車場(無料)は既に満車で、少し離れた裏磐梯ビジターセンターの駐車場(無料)を利用することになります。
裏磐梯には大小300もの湖や沼があり、その中でも毘沙門沼〜桧原湖へ至る散策路に点在する青や瑠璃色の沼々を総称して五色沼と呼んでいます。
一般的に散策路を歩く場合は毘沙門沼をスタートし⇒桧原湖方面に向かいますが、日祭日など毘沙門沼側の駐車場が混んでいる場合は桧原湖側の駐車場(無料)が空いているので柳沼からスタートする方がいいようです。
(@毘沙門沼・東) -
☆早朝到着は一番近くの駐車場に止められるメリットはありますが、太陽がまだ低い位置にあるので毘沙門沼の発色はイマイチです(ーー;)。
(@毘沙門沼・東) -
☆五色沼がコバルトブルーや瑠璃色に見えるのは水中に漂うアルミニウムや珪酸、アロフェン、酸化鉄、それらの分子の大きさ、水草、水深、太陽光などが複雑にからみあい発色するのだそうです。
沼の発色はまだイマイチですが、紅葉はちょうど見頃です。
(@毘沙門沼・東) -
☆毘沙門沼は五色沼の中でも一番大きな沼で、同じ沼でも場所によって色の見え方がかなり違います。
早朝ですがこのポイントはコバルトブルーがキレイに発色していました。
(@毘沙門沼・東) -
☆毘沙門沼は東西に長い沼で、真ん中の大きな島が東西に分けているような形です。この写真からは同じ毘沙門沼でも大きな島の西側に当たる景色です。
(@毘沙門沼・西) -
(@毘沙門沼・西)
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(@毘沙門沼・西)
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☆毘沙門沼西端辺りはミルキーブルーの色が鮮やかです。
小学生の頃初めて五色沼を見たときの驚きと感動は今もよく覚えています。
赤く紅葉していりのはウルシの仲間のヌルデかなと思いますが、ウルシの仲間はよく似ているので判別が難しいです(^_^;)。
(@毘沙門沼・西) -
(@毘沙門沼・西)
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(@毘沙門沼・西)
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(@毘沙門沼・西)
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(@毘沙門沼・西)
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(@毘沙門沼・西)
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☆『最後の一葉』や『葉っぱのフレディ』を、ふと、懐かしく思い出しました。
(@毘沙門沼・西) -
☆毘沙門沼から5分ほど歩くと森の合間から『赤沼』が見えてきます。
水の色が赤いからではなく、アシやミズゴケなどに酸化鉄の沈殿物が付着し赤みがかっているので、赤沼と呼ばれます。
(@赤沼) -
☆赤沼の次に見えてきたのは『みどろ(深泥)沼』、3つの色が混在する沼で、この色の違いは微妙な水質や水深の違いや水草の繁茂の違いか生まれてくるのだそうです。
(@みどろ沼) -
☆手前の黄色いモミジが印象的なみどろ沼。
(@みどろ沼) -
☆みどろ沼の次に見えくるのが竜沼です。
ですが・・・・
この沼もとても美しい沼ですが、遊歩道からは木々の間からわずかに見えるだけです。
私は今年は恥も外聞も無く駐車場から長靴を履いていき、竜沼周囲のガサ藪を掻き分け沼の淵まで到達し、初めて沼の全貌を見る事ができました。
(@竜沼) -
☆なぜこの沼が竜沼という名なのかは分かりませんが、とても神秘的な沼であることには間違いありません。
なお、現在五色沼の多くの場所に『植生回復のため立ち入り禁止』のロープが張られていますのご注意ください。
たまたまここはガサ藪なので立ち入り禁止になっていなかっただけだと思われます。
(@竜沼) -
(@竜沼)
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☆たまたまこの時間帯&天気だったから、この色だったのかもしれませんが、ミルキーブルーが多い五色沼の中では珍しい藍色系の沼色がとても神秘的でした。
(@竜沼) -
☆次の見えてきたのは五色沼の中で2番目に大きい弁天沼です。
沼の色は全体的にミルキーブルーですが見るポイントや光線の具合ですこしずつ違ってきます。
(@弁天沼) -
☆弁天沼全体を見渡せるスポットですが、沼の色がキレイに発色しません。
美しく見えるのには条件が揃わないと難しいようです。
(@弁天沼) -
☆上の写真と同じ時間帯、気象条件の弁天沼ですがビューポイントを少しずらしただけで沼の色が違ってきます。
(@弁天沼) -
☆同じ弁天沼とは思えないミルキーブルーです。
(@弁天沼) -
☆赤い実はカンボクかな?。花は初夏の頃、白いアジサイに似た花を咲かせます。
(@弁天沼) -
☆同じ弁天沼でも沼の西側の方が五色沼ぽい美しいライトブルーに見えます。
(@弁天沼) -
☆紅葉、沼の色、透明感、葦原のバランスが素晴らしいです。
(@弁天沼) -
(@弁天沼)
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☆沼の向こうの紅葉は鮮やかさにやや欠けますが、ぎゃくにそれが沼色と相まって優しい雰囲気をかもし出しています。
(@弁天沼) -
☆沼の中に1本だけ立つ孤高のイヌコリヤナギ(犬行李柳)がフォトジェニック(^^♪。
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(@弁天沼)
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(@弁天沼)
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☆弁天沼は大きい上に遊歩道に面し見やすい沼なので様々な表情を見ることができます。
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(@弁天沼)
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☆五色沼はもう数え切れないくらい見ていますが、来るたび、見るたび違った表情や色合いを見せてくれるので飽きることがあません。
このビューポイントも昨年もほぼ同じ時期に見ていますが、こんなに群青色のグラジュエーションがキレイな場面には初めて出会えました。
ちょっとした太陽の高さや、陽射しの加減で同じ場所とは思えないくらい、劇的に表情が変わるのが五色沼の面白さです。
(@弁天沼) -
(@弁天沼)
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☆私が小学校生の頃(うん十年前)と比べると、年々岸辺の葦(ヨシ、アシ)が勢力を伸ばし、沼によってはほぼ埋め尽くされた沼もあります。
視感的には目障りなんですが、ここは国立公園の「特別保護地区(特に厳重に景観を保護する地域)」に指定されているので人間の都合で安易に自然に手を入れることは出来ないようです。
景観的に目障りな葦も撮り様によっては絵になる場合もあります。
(@弁天沼) -
☆探勝路の順路的には次は瑠璃沼ですが、木々の間から五色沼で一番青い、その名も青沼の一部が見えてきました。
(@青沼) -
☆るり沼から青沼へ流れ下る小さな渓流です。
この渓流は青沼〜弁天沼〜竜沼〜みどろ沼〜毘沙門沼へ小さな小川でつながっています。
五色沼は毘沙門沼〜桧原湖辺りに散在する大小40あまりの沼の総称ですが、その沼の水源は大きく分けて3つあるそうで、猫魔山方面の川を水源とする『もうせん沼・弥六沼・父沼・母沼・柳沼』グループと、磐梯山の噴火口近くの銅沼(アカヌマ)を水源とする『るり沼、青沼、弁天沼、毘沙門沼』グループと、『赤沼』のように流入口を持たない独立水系の沼だそうです。
また、毘沙門沼や深泥沼では湖底からの湧水もあるので場所により水質が異なるそうです。 -
☆上の渓流は真下から見上げ撮ったもので、この写真は真横から撮ったものです。
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☆上の写真の小さな渓流の源が“るり(瑠璃)沼”です。磐梯山火口の銅沼を源流にもつ沼では最も高い位置にあり、ここから青沼を経て毘沙門沼へ流れ、桧原湖や小野川から流れてくる長瀬川と合流して猪苗代湖へと流れていきます。
その猪苗代湖の水は阿賀野川に流れやがて新潟で日本海に注ぎます。
(@るり沼) -
☆この写真を撮影したのは朝10:30頃で太陽の位置が低くモロ逆光なので、るり沼と言うより群青色の沼でした(^_^;)。
下の写真は昨年同じような場所から撮った“るり沼”で時間は11:00頃ごろ、空がやや曇っていたのでモロ逆光にならず、色彩的にも正に“るり沼”状態でした。
天気が微妙に違うだけで同じ沼の色がこんなに違って見えます。
ちなみにカメラも同じで設定も同じオートでの撮影です。
(@るり沼) -
☆2012年10月30日の“るり沼”
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(@るり沼)
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(@るり沼)
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☆るり沼のすぐ隣りが五色沼で一番ブルーの発色が素晴らしい青沼です。
また五色沼探勝路で観ておくべき沼の最後が青沼でもあります。
この先にも柳沼や弥六沼などがありますが、紅葉だけならともかく沼は他の五色沼に比べると正直イマイチです(^_^;)。
観光バスなどが桧原湖側で待機しているならともかく、もし毘沙門沼側に戻られるなら青沼を最後に同じ遊歩道を戻られてもいいかと思います。
(@青沼) -
(@青沼)
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☆青沼が鮮やかなライトブルーに見えるのは水中にアロフェンが多く含まれ浮遊&堆積しているからで、水深や光、水中の植物が複雑に関連して他の沼よりより鮮やかなんだそうな。
アロフェンとは火山灰土壌中に広く存在する特有の粘土鉱物で,ケイ素とアルミニウムが不完全ながら一定の結合をした準晶質ともいうべきものだそうです(^_^;)。
青沼の岸辺の樹木や水草が白く見えている部分はアロフェンの結晶が沈着し水面上に現れたものです。
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(@青沼)
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☆水中に見える苔のような植物はウカミカマゴケと言うそうで、特に,るり沼や青沼の湖底に発達する半球状のウカミカマゴケ・マットは国の天然記念物「阿寒湖のマリモ」にも匹敵する貴重な苔地衣類のマットだそうです。
でもこのマットが発達すると葦などの水生植物も生育しやすくなり、やがてるり沼の岸辺のように葦に覆われ、やがては沼が湿地化し、さらに陸化する可能性もあるそうです。
道理で私が小学生の頃見た“るり沼”より現在の“るり沼”が葦に覆われ年々小さくなって見えたのも、あながち節穴ではなかったようです。
(@青沼) -
(@青沼)
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☆美しい五色沼がずっと美しい五色沼であって欲しいですが、自然の摂理による環境変化や植生の変化はどうしょうもないですね。
ましてやこの地域は国立公園の「特別保護地区」なので人間の都合で植物を勝手に伐採や選抜はできないのは貴重な観光資源として痛し痒しでしょうか。
観光と自然保護の両立の難しさを実感します。
(@青沼) -
☆青沼を堪能したあとは、また同じ遊歩道を毘沙門沼まで戻ります。
なお、遊歩道(探勝路)の途中にはトイレなどはありませんので、裏磐梯ビジターセンターのトイレや毘沙門沼そばのお土産屋さんのトイレを借りて済ましておいてください。
(@毘沙門沼) -
(@毘沙門沼)
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(@毘沙門沼)
長々とご覧頂きありがとうございます。
『錦秋の裏磐梯湖水地方・五色沼編』はこれでお仕舞いです。
次は『錦秋の裏磐梯湖水地方・曽原湖、大沢沼、秋元湖編』をご覧いただければ嬉しいです。
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この旅行記へのコメント (4)
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- massiさん 2013/11/02 09:58:24
- 今年も紅葉の季節ですね〜。
- こんにちは〜。ご無沙汰しています。
昨年は情報をいただいてから翌週末に五色沼に行ってみたのですが、山上はすでに雪景色でしたが、探勝路付近はまだ盛りで、一番良い時期が見れました。
どうもありがとうございました。
今年もやはり美しいですね〜。
せっかくの3連休なので、蔵王か奥会津あたりに行ってみようかと考えていましたが、時間もかかるしどこも混みそうで迷っています。
また夏井川渓谷か?
紅葉はシーズンが短いので、休みに合う時が難しいですね。
またいろいろ参考にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
- j-ryuさん からの返信 2013/11/02 15:09:59
- RE: 今年も紅葉の季節ですね〜。
- 急いでUPしました。
これでこの週末にお出かけ予定の方の参考に少しはなったかと
一安心です。
私は背戸峨廊は夏場ばかりで
夏井川も紅葉の時期は1度素通りしただけです。
まだ紅葉には早いかとは思いますが
やはり浜通りの紅葉の名所と言えば夏井川ですものね。
私も人混みは大の苦手ですが、平日が自分の休日なので
どこに行ってもそれほどの混雑には遭遇せず助かっています。
来週は天気が良かったら何処に行こうか悩んでいます(^_^;)。
ではまた。
j-ryu
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- なむさん 2013/10/31 20:12:30
- 凄いなぁ。
- こんばんは。まるで油絵のような綺麗さですね。久々に驚嘆しました。 なむより
- j-ryuさん からの返信 2013/10/31 21:34:16
- RE: 凄いなぁ。
- なむさん、こんばんは。ご来訪&コメント&投票、ありがとうございます。同じ県内で我が家からそう遠くないので一番の見ごろに行けるのがありがたいです。
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