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北野天満宮を訪れました。<br />目的は、北野天満宮の周りにある、澤屋、とようけ茶屋、老松の三軒です。<br />もちろん北野天満宮を参拝しました。<br />9月の京都は、秋が近いとは言え、暑かったです。

北野天満宮☆粟餅所 澤屋☆とようけ茶屋☆老松 北野店☆2013/09/24

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2013/09/24 - 2013/09/24

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杏仁豆腐

杏仁豆腐さん

北野天満宮を訪れました。
目的は、北野天満宮の周りにある、澤屋、とようけ茶屋、老松の三軒です。
もちろん北野天満宮を参拝しました。
9月の京都は、秋が近いとは言え、暑かったです。

交通手段
新幹線

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  • 北野天満宮の前にある澤屋です。<br />参拝の前に、こちらで一服。

    北野天満宮の前にある澤屋です。
    参拝の前に、こちらで一服。

  • 北野天満宮の前で三百二十数年続く粟餅(あわもち)の茶店です。<br />

    北野天満宮の前で三百二十数年続く粟餅(あわもち)の茶店です。

  • 天和2年(1682年)創業、現在12代目だそうです。<br />それより44年前の寛永15年(1638年)発行の「毛吹草」に洛中名物として「茶屋粟餅」と記されていることから実際の創業は寛永15年以前からという事になるそうです。<br />

    天和2年(1682年)創業、現在12代目だそうです。
    それより44年前の寛永15年(1638年)発行の「毛吹草」に洛中名物として「茶屋粟餅」と記されていることから実際の創業は寛永15年以前からという事になるそうです。

  • 店内は、狭く、古い佇まいです。

    店内は、狭く、古い佇まいです。

  • 粟餅(あわもち)です。<br />粟のお餅に、あんこと黄な粉を付けた2種類。 <br />1人前(510円)

    粟餅(あわもち)です。
    粟のお餅に、あんこと黄な粉を付けた2種類。
    1人前(510円)

  • やわらかお餅です。<br />あまり甘くないので、ぺろりといただけます。

    やわらかお餅です。
    あまり甘くないので、ぺろりといただけます。

  • 北野天満宮 なで牛です。

    北野天満宮 なで牛です。

  • 牛は天神さんのお使いといわれ、北野天満宮の境内にもたくさんの牛の像があります。

    牛は天神さんのお使いといわれ、北野天満宮の境内にもたくさんの牛の像があります。

  • この牛の像の頭をなでると頭がよくなるといわれ、受験生に人気です。 <br />みんなに撫でられて、牛はピカピカに輝いています。 <br />

    この牛の像の頭をなでると頭がよくなるといわれ、受験生に人気です。
    みんなに撫でられて、牛はピカピカに輝いています。

  • 楼門です。<br />楼門の額には「文道の大祖風月の本主」と書かれています。<br />北野天満宮の御祭神菅原道真は文道の神様です。<br />菅原道真を慕っていた大江匡衡(おおえのまさひら)の文らしい。<br />大江匡衡(952〜1012)は平安後期の歌人で第67代三条天皇に仕えた文章博士です。

    楼門です。
    楼門の額には「文道の大祖風月の本主」と書かれています。
    北野天満宮の御祭神菅原道真は文道の神様です。
    菅原道真を慕っていた大江匡衡(おおえのまさひら)の文らしい。
    大江匡衡(952〜1012)は平安後期の歌人で第67代三条天皇に仕えた文章博士です。

  • 向かって左側の神像(吽形)

    向かって左側の神像(吽形)

  • 向かって右側の神像(阿形)

    向かって右側の神像(阿形)

  • ずいき祭(瑞饋祭)も近くなりました。

    ずいき祭(瑞饋祭)も近くなりました。

  • ずいき祭の名の由来は里芋の茎である「芋苗英(いもずいき)」で御神輿の屋根を葺くことからきているそうです。

    ずいき祭の名の由来は里芋の茎である「芋苗英(いもずいき)」で御神輿の屋根を葺くことからきているそうです。

  • 社殿です。<br />社殿は拝殿とその奥の本殿とで構成されています。<br />現在の本殿は慶長十二年(1607)、豊臣秀吉公の遺志を継ぎ、豊臣秀頼公が造営されたもので、国宝に指定されています。

    社殿です。
    社殿は拝殿とその奥の本殿とで構成されています。
    現在の本殿は慶長十二年(1607)、豊臣秀吉公の遺志を継ぎ、豊臣秀頼公が造営されたもので、国宝に指定されています。

  • 老松北野店に来ました。<br />北野天満宮東門前、団子発祥の地でもある、京都最古の花街「上七軒(かみひちけん/かみしちけん)」にあります。

    老松北野店に来ました。
    北野天満宮東門前、団子発祥の地でもある、京都最古の花街「上七軒(かみひちけん/かみしちけん)」にあります。

  • 明治時代創業にして「有職菓子後調進所」、つまり公家の朝廷儀式に使うお菓子を作っていたお店の流れを汲む和菓子店で、現在は「北野天満宮御用達」です。

    明治時代創業にして「有職菓子後調進所」、つまり公家の朝廷儀式に使うお菓子を作っていたお店の流れを汲む和菓子店で、現在は「北野天満宮御用達」です。

  • 由緒正しき老舗の和菓子はどれもこれも上品そうです。

    由緒正しき老舗の和菓子はどれもこれも上品そうです。

  • 店内をゆっくりと眺めながら、お菓子を選びます。

    店内をゆっくりと眺めながら、お菓子を選びます。

  • 購入した、橙糖珠(だいとうじゅ)

    購入した、橙糖珠(だいとうじゅ)

  • 金柑を蜜漬けにしたものです。<br />徳島産の金柑を約10日間、毎日糖度を少しずつ上げた蜜に入れ替えて蜜漬けにしてから、すり蜜漬けにしています。<br />「すり蜜」は、砂糖を溶かして、長い時間をかけて白くなるまですりこぎで擂って作られます。<br />洋菓子ではfondanと言われるもので、明治期に「本山(ほんざん)」と訳され、現在もその名称で呼ばれています。

    金柑を蜜漬けにしたものです。
    徳島産の金柑を約10日間、毎日糖度を少しずつ上げた蜜に入れ替えて蜜漬けにしてから、すり蜜漬けにしています。
    「すり蜜」は、砂糖を溶かして、長い時間をかけて白くなるまですりこぎで擂って作られます。
    洋菓子ではfondanと言われるもので、明治期に「本山(ほんざん)」と訳され、現在もその名称で呼ばれています。

  • 松風です。

    松風です。

  • 蜜漬けにした桃を焼き込んだものです。

    蜜漬けにした桃を焼き込んだものです。

  • 「松風」は、焼き菓子の一種。<br />表には芥子や胡麻がふられているのに裏には何もなくてさびしいことから、「裏さびしい」→「浦さびしい」→「松風」との連想から、名付けられたと言われています。<br />

    「松風」は、焼き菓子の一種。
    表には芥子や胡麻がふられているのに裏には何もなくてさびしいことから、「裏さびしい」→「浦さびしい」→「松風」との連想から、名付けられたと言われています。

  • 古代日本では、菓子といえば「古能美(このみ)」や「久多毛能(くだもの)」のことでした。<br />「非時香果(ときじくのかくのこのみ)」と言われ、貴重な存在でした。なかでも、桃は、呪力のある果実として、記紀神話にも登場します。<br />老松の「松風」は、菓子のルーツでもある「久多毛能(くだもの)」にあやかり、蜜漬けにした桃の果実を入れてあります。<br />京の白味噌をかくし味に、銅鍋でふんわりと焼き上げ、しっとり上品に仕上げてあります。

    古代日本では、菓子といえば「古能美(このみ)」や「久多毛能(くだもの)」のことでした。
    「非時香果(ときじくのかくのこのみ)」と言われ、貴重な存在でした。なかでも、桃は、呪力のある果実として、記紀神話にも登場します。
    老松の「松風」は、菓子のルーツでもある「久多毛能(くだもの)」にあやかり、蜜漬けにした桃の果実を入れてあります。
    京の白味噌をかくし味に、銅鍋でふんわりと焼き上げ、しっとり上品に仕上げてあります。

  • 洋菓子みたいな味わいです。

    洋菓子みたいな味わいです。

  • ランチタイムです。<br />澤屋の並びにある、とようけ茶屋です。

    ランチタイムです。
    澤屋の並びにある、とようけ茶屋です。

  • とようけ茶屋を造ろうと思いたったきっかけは、<br />「とようけ屋山本」に来られた修学旅行の学生さんや北海道からの遠方のお客様に「ここで食べられますか?」と尋ねられた事でした。<br />こうしたお客様にも何とか食べて戴きたいと考えるうちに「湯豆腐だけならもっと安く食べてもらえるのでは?」<br />「天満宮の梅園が公開されている時期には湯豆腐で一杯も良いのではないか」という思いを重ねて、<br />平成四年にお昼だけの飲食店「とようけ茶屋」を北野天満宮前に開業いたしました。          お店HPより<br />

    とようけ茶屋を造ろうと思いたったきっかけは、
    「とようけ屋山本」に来られた修学旅行の学生さんや北海道からの遠方のお客様に「ここで食べられますか?」と尋ねられた事でした。
    こうしたお客様にも何とか食べて戴きたいと考えるうちに「湯豆腐だけならもっと安く食べてもらえるのでは?」
    「天満宮の梅園が公開されている時期には湯豆腐で一杯も良いのではないか」という思いを重ねて、
    平成四年にお昼だけの飲食店「とようけ茶屋」を北野天満宮前に開業いたしました。          お店HPより

  • 最初に出てきたお豆腐。

    最初に出てきたお豆腐。

  • 奴膳です。<br />豆腐は胡麻豆腐。 

    奴膳です。
    豆腐は胡麻豆腐。 

  • これが胡麻豆腐です。

    これが胡麻豆腐です。

  • 湯葉です。<br />京の豆腐料理をゆっくりといただきました。

    湯葉です。
    京の豆腐料理をゆっくりといただきました。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • まめ猫さん 2013/11/14 22:13:37
    おいしそうです♪
    杏仁豆腐さま

    はじめまして。
    このたびは旅行記にご訪問&ご投票いただきましてありがとうございました。

    北野天満宮のまわりには、素敵なお店がたくさんありますね。
    老松のお菓子は、丁寧に作られているので、食べてしまうのがもったいないくらい…。
    包装も上品ですね。
    とようけ茶屋も気になります。
    機会があったら、行ってみたいです。

    また訪問させていただきますので
    これからもどうぞ宜しくお願い致します。

     まめ猫

    杏仁豆腐

    杏仁豆腐さん からの返信 2013/11/16 19:12:39
    RE: おいしそうです♪
    まめ猫さん こんばんは

    京都は、寺社のまわりも見逃せませんね。
    いろいろな見処、食べ処があります。

    年末も近くなると、イルミネーションがきれいです。
    人を呼び寄せます。

    その前に、晩秋の紅葉を楽しみます。

    また、よろしくお願いいたします。

                杏仁豆腐
  • たらよろさん 2013/10/12 18:05:03
    とようけ茶屋♪
    こんばんは、杏仁豆腐さま。

    はじめまして♪
    私も先日、とようけ茶屋でランチをしてきたのですが、
    並ぶから!と張り切って朝一番に出かけて、
    そうしたら全然並んでなくて、そのあともあまり混まなくて、
    シーズンじゃないとこんなものなの??
    って思っていたら、帰りに京都駅に立ち寄ってびっくり!
    台風で京都がかなり酷いことになっていて、
    新幹線や飛行機も運休してたりの日だったの。

    もちろん混み合う店にそういう日にきて、すっと食べられたのは良かったけれど、とにかくビックリでした。
    お豆腐は美味しかったなー

    粟餅はまだ頂いたことないんです。
    大きそうだけれど、一気に食べられるんですね。
    ぜひ、また訪れてみたいと思います♪

    また、遊びにきますね。
    これからもどうぞよろしくお願いいたします。

    たらよろ

    杏仁豆腐

    杏仁豆腐さん からの返信 2013/10/12 19:08:28
    RE: とようけ茶屋♪
    こんばんは、たらよろさん。

    そうなんです。とようけ茶屋は、かなりの行列の時もあるそうですが、
    それほどでもない日もあります。
    店内は、それほど広くないので、お客が続けてくれば、並んでしまうのでしょう。

    粟餅は、意外とぱくっといけちゃいます。
    あっさりとした甘さがいいです。

    これからも、よろしくお願いいたします。

                    杏仁豆腐

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