東北新幹線に乗って２度目の仙台・八木山動物公園～レンズの不調に泣きながら（2）スマトラトラのバユ母さんと子供たち

2013/09/14 - 2013/09/14

子トラはちっちゃくて、顔は大人とあんまり変わらず、精悍です。
でも、やっぱり可愛かったです、スマトラトラのバユちゃんの子供たち。
４匹いるはずなのに、会えたのは３匹ですが、お母さんのそばを、つかず離れず、でも、子供同士でじゃれていました@

スマトラトラの子供たちは、わざわざ東北新幹線で行った仙台の八木山動物公園での２番目当てでした。

今年2013年は、子トラを見る幸運に、これまで２回、恵まれました。
１回目は、東武動物公園のホワイトタイガーの赤ちゃんたちです。

関連の旅行記（2013年５月27日）
「東武動物公園のホワイトタイガーの赤ちゃんめざして（前編）子犬みたいなホワイトタイガーの赤ちゃん３匹と堂々たるカーラお母さん」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10779406/

スマトラトラは、トラの仲間の中で一番体の色が濃くて、そして一番小さいそうです。
確かに、子供たちも鮮やかな茶と黒の模様で、とてもフォトジェニックでした。
また、バユ母さんを見ていると、東武動物公園で見たホワイトタイガーや、長野の茶臼山動物園や静岡の日本平動物園で見たアムールトラよりも、確かに小柄に思えました。

バユちゃんの子供たちは５月21日に生まれ、８月３日から公開されました。
公開時間は午前中のみでした。
でも、八木山動物公園での１番目当てのレッサーパンダたちも、見学は午前中、それから夕方が適しています。
レッサーパンダに夢中になってしまい、スマトラトラの子供たちをじっくり見る時間がなくなってしまった、ということにならないように、時間配分には気をつけねばなりません。

と、思ったのですが、レッサーたちは、開園と同時に真っ先に見に行っても、アクリルガラスの向こうにいたリクくん以外は、４匹ともすでに朝食を終えて寝てしまっていたので（苦笑）、10時半から余裕で子トラたちを見に行くことができました。

あいにく、そのときにはすでにレンズが不調で（泣）、望遠側ではオートフォーカスでピント合わせが全くできなくなってしまい（号泣）。
でも、トラたちは明るいところにいて、濃い色をしていたせいか、マニュアルフォーカスでも、ピント合わせがまだしやすかった方でした。

＜２回目となる仙台の八木山動物公園の旅行記のシリーズ構成＞
□（1）アクセス編＆帰りに寄った駅前AERの展望テラス
■（2）スマトラトラのバユ母さんと子供たち
□（3）レッサーパンダ編その１：正当派美パンダのリクくん＆ニヒルなキュートボーイのコンタくん＆ぽっちゃりアイシャドー女子のシュララちゃん
□（4）レッサーパンダ編その２：ブラッシングも爪切りもOKな、子犬みたいなティエンくん＆みちがえるように可愛くなったクルミちゃん
□（5）その他の動物たちと園内の花～人に興味津々な（！？）ホッキョクグマのカイくんから、ワニとカメが同居するは虫類館まで

＜タイムメモ＞
05:50頃　家を出る
06:58　大宮駅発東北新幹線はやぶさ１号に乗車
08:05　仙台駅に到着
08:18　仙台駅発のバスに乗車
08:45　八木山動物公園前に到着
09:00　八木山動物公園に開園と同時に入園
09:10-09:35　レッサーパンダのリクくん
09:35-10:35　スマトラトラ
10:50-11:20　ホッキョクグマ～ロバやヤギまで
11:20-13:00　レッサーパンダのカップル２組
13:00-13:15　レッサーパンダ舎のそばでランチ
13:15-14:00　レッサーパンダのカップル２組
14:00-14:30　レッサーパンダ舎の前のベンチで休憩
14:30-14:55　レッサーパンダのおやつタイムとその後
14:55-15:15　休憩
15:15-16:30　ラクダやラマからワニまで
16:45　八木山動物公園を出る
17:20　宮城バスで仙台駅前停留所に到着
17:30-18:30　駅前のAERビル展望フロアへ
18:45-19:30　牛たん重の夕食＆おみやげ買い物
20:01　東北新幹線やまびこ66号に乗車
21:34　大宮駅着
22:45頃　帰宅

八木山動物公園公式サイト
http://www.city.sendai.jp/kensetsu/yagiyama/

＜はじめて東北入りした前回の八木山動物公園の旅行記＞
2013年３月17日
「東北新幹線に乗って仙台の八木山動物園へレッサーパンダ詣（1）プロローグ：初めての仙台へのアクセス編～八木山動物園の東日本大震災と復興の展示」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10758435/
「東北新幹線に乗って仙台の八木山動物園へレッサーパンダ詣（2）レッサーパンダ編：コンタくん、シーソーお好き？＆アイシャドゥーおめめのシュララちゃん」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10758436/
「東北新幹線に乗って仙台の八木山動物園へレッサーパンダ詣（3）レッサーパンダと小動物編：八木山の新しい仲間ティエンくん、クルミちゃん、リクくん～プレーリードッグと子猿とアライグマ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10758671/
「東北新幹線に乗って仙台の八木山動物園へレッサーパンダ詣（4）フタコブラクダにツキノワグマ、ホッキョクグマやおやつタイムのカバなど大型動物もいっぱい！」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10758673/

八木山動物公園を含め、これまでの動物園の旅行記は目次を作成しました。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10744070/

エリア 仙台(宮城)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線

動物公園入口の切符売り場にあった張り紙

スマトラトラの子供たちの公開時間は午前中！
まあ、たいてい動物園の赤ちゃんや子供の公開時間は午前中ですね。
朝１番に来て良かったです。

ちなみに、トラは繁殖期以外は単体で過ごすので、通常でもバユちゃんとケアヒくんは午前と午後で交代で展示されるようです。

子トラのポスター、きゃ〜可愛い@

生まれたのは４匹でしたが、この日、公開されたのは３匹でした。

子トラのパパとママ

午前中は母子展示、午後はパパの出番でした。
ケアヒくんとバユちゃん、私には全く区別がつきませんでした@

ケアヒくんとバユちゃんは相性が良さそうだ、というニュースが公式サイトに載っていました。

・動物園日記／2011年のお便り
11月14日「スマトラトラのニューカップルは相性がいいラシイ…」
http://www.city.sendai.jp/kensetsu/yagiyama/1066/post1111.html

引用
「４月末にオスのケアヒ（３才）がハワイのホノルル動物園から、６月にメスのバユ（５才）がオランダのバーガーズ動物園からやってきて現在はこの２頭を飼育しています。
　バユは５才のメス。バユはインドネシア語で「風」という意味。嵐のような天気の日にイギリスのチェシントン動物園で生まれました。
　ケアヒは３才のオス。ケアヒはハワイ語で「炎」という意味。アメリカのホノルル動物園で生まれました。

　トラは３歳くらいから大人になります。トラのメスは発情すると特別な声をだします。飼育員がその声を聞いた日に２頭を一緒にするのです。
　発情はだいたい10日間続きます。これまでに８月22日と29日に同居を試みました。

　気が合わないと大怪我をするほどのケンカをしてしまうのですが、この２頭は気が合うようですね！
　交尾をする２頭。２才年上のバユがケアヒをうまくさそってその気にさせていました。頼りになる姉さん女房です。

　トラの発情は約１ヶ月に一度といわれています。月に一度、１時間程度のお見合いです。
　運がよければ、見られるかもしれませんよ！

　スマトラトラはトラの仲間の中でも体が一番小さく、しましま模様がいちばんはっきりしています。
　もともとインドネシアのスマトラ島に生息しており、野生下では400頭ほどしかいないといわれています。
　トラの仲間は広い縄張りを持つので生息地の環境破壊によってその数はどんどん減っています。

　日本国内では、４ヶ所の動物園で９頭しか飼育されていないスマトラトラ。
　八木山動物公園での繁殖の試みは大変重要なのです。」

スマトラトラの解説・その１

スマトラトラの解説・その２

人気のスマトラトラの檻の前

ガラス張りの２ヶ所でトラを見ることができましたが、午前中のバユ母さんと子供たちは、こちら側からの方がよく見えました。

バユ母さんの体の向こうに

いました、チビちゃんたちが３匹！
もう１匹はおそらく健康上の理由で、本日は公開されなかったようです。
私が見学しているときに、飼育員さんらしき人も外から子供たちの様子を観察していて、「１匹、後足を引きずっています！　いや、大丈夫そうです。ふつうに走り回っています」みたいなことを通信機器に向かって報告していました。

トラらしい精悍な顔つきだけど、やっぱり子供らしい〜@

このアングルは大人の風格

じゃれじゃれ２匹

よく動く@

伏せ！

して獲物（この場合は兄弟@）を狙う！？

そのまま、まったりモード突入か？

ふうっ、と力を抜いて@

我らをじっと見ていたバユ母さん

こうして見ると、バユ母さんはやっぱり小柄です。

じゃれじゃれ子トラの一瞬のまったりモード

あくびをしかけたバユ母さん

夢見る子トラ

かしこまった、可愛いお顔@

ピンとヨコに広がったお耳もとってもキュート！

兄弟よ

そっちに何があるのかな？

大あくびするバユ母さんと、草かげの子トラ

べーっ！

おちゃめなバユ母さん。

木登りにチャレンジか！？

背中の模様がほんとうにキレイです。
そしてお耳のうしろの白丸がとってもチャーミング@

ずりっとずり落ちた@

じゃれじゃれ子トラ

人間を観察しながら、ひと休み@

むぎゅっ

木陰で笑う子トラ

笑っているように見えるだけだと思いますが、かっわいい〜@

子トラも瞑想する

でも、なんとかの考え、休むに似たり……

疲れちゃった？

バユ母さんとちびっ子たち

親子がそろい、バユ母さんの目線がこっちにあるこの写真は表紙候補でした。

「ママーッ、どこ行くの？」

「ママの顔に、ぎゅっぎゅっするぅ！」
「わたしも行くぅ」

「ママのそばが１番安心！」

「わたしのママだよ〜っ」

これも１つの画面に親子がそろっていたので表紙候補でした。
バユ母さんがこっち向いていれば。

子トラたちを見ていたら、女の子って気がしてしまいましたが、オスかメスかまだ発表はなかったと思います。

ベロだしちょんまのバユ母さん

ほっそりスマートな体つきです。

くつろぐ子トラの後ろ姿

くつろぐ子トラの横顔

ゆるやかに曲がった美しい背中

毛並みもつやつやの子トラちゃん！

以上！
ときどき写真の出来を確かめるために檻の前から離れてチェックしましたが、約１時間たっぷりバユ母さんと子供たちにはりつきました。
なにしろ、オートフォーカスできないので、マニュアルフォーカスでピント合わせしていたんですもの（涙）。
マニュアル操作でも数打ちゃあたる───とばかり、ねばりました。

「東北新幹線に乗って２度目の仙台・八木山動物公園〜レンズの不調に泣きながら（3）レッサーパンダ編その１：正当派美パンダのリクくん＆ニヒルなキュートボーイのコンタくん＆ぽっちゃりアイシャドー女子のシュララちゃん」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10813705