2012/12/31 - 2012/12/31
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ヴェラnonnaさん
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12月31日、カテドラル、王の広場を見学後、エスパーニャからカタルーニャ鉄道で 約25分。 コロニア・グエル と その教会を見学します。
コロニア・グエル:1890年実業家エウセビ・グエル・イ・バシガルピによって 建設された繊維工場団地。
サンタ・コロマ・ダ・サルバジョ市に彼が所有していた邸宅を中心に建設が開始され、それまでサンツに所在していた繊維工場を移転、工場と雇用人住宅を隣接させることにより 労働者を完全な管理下に置きました。
構内には 多くの文化施設、公共サービス施設も併設され その重要な一つの施設としての 教会建設を、既に グエル邸やグエル別邸を建設し終えていた ガウディに託されます。
社会闘争や反教会の激動期であったバルセロナ。
グエル氏が コロニアの教会建設への投資を断念したことで グエル教会は 未完でありながら ガウディの最高傑作の一つになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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エスパーニャ駅から 地下通路を歩き カタルーニャ鉄道の駅へ。
てっきり地上に 鉄道の駅があるものと思い込んでいたので はてな?感じで 疑心暗鬼。 -
でも カタルーニャ鉄道 エスパーニャ駅は 地下にありました。
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途中で 二股に分かれてしまうので 注意。 S8線に乗ります。
9時55分発には乗り遅れ 次の10時8分に乗れました。 -
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25分位で コロニア・グエル駅に到着。
ここまでは 各駅停車です。 -
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駅から コロニア・グエルまでの道順を ペンキでマークされた青い足跡がたどってくれます。
後ろを振り返り 足跡 撮影。 -
所々 薄くなっていますが 青足跡、迷いなく 行き先を示してくれているので 心丈夫です。
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recinte industrial colonia guellの建物。
グエル新産業団地 て事かな。 -
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イチオシ
公園のわき道を 足跡は続きます。
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足跡は インフォメーション で終わり。
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日本語の案内あり。
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オーディオガイドを借りて 教会へ。
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見えて来ました、グエル教会です。
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チケットを提示して 入ります。
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上に通じる階段の支えとなる予定だった スロープの下は 現在 教会へのポーチです。
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スペイン内戦(1936-1939)時期には 部隊の台所として利用されたポーチ下部。
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教会の入り口は 石灰岩で組まれ、上部のタイルモザイクは 左官のアントニー・ムラールによって施工されました。
この美しいガラスとセラミックで作られたモザイクの装飾の中に 宗教的なシンボルがいくつも 上手く組み込まれているのだそうです。
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椰子の木を思わせるような リブヴォールト。
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タイルや 閃緑岩、玄武岩などを使って C(コロニア)、G(グエル)、十、が 装飾的に 組み込まれています。
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イチオシ
教会内部、一番内側には 最も大きな荷重を受け 上部に作られる予定だった 教会堂を支えるはずの 荒削りな玄武岩の4本の柱が 見事に存在感を 主張しています。
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当初は 地下部分として建設された礼拝室にも 充分過ぎるほどの 採光が考えられています。
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大きなシャコガイで作られた 聖水器。
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イチオシ
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玄武岩の大黒柱の周りを囲むように 9本の煉瓦造の柱が 半円状に並び 内部の三身廊を 形作っています。
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美しい リブ・ヴォールト。 ゴシック建築から発展させた 天井は見事です。
上から吊り下げられた 十字架のイエス。 -
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外光を 暖かな色彩に変える ガウディのステンドグラス。
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十字架に見えたり 蝶に見えたり 可愛い色使いの ステンドグラス。
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4枚の蝶の羽のような部分は 内部から開閉できるようになっています。
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祭壇の後ろ、聖歌隊室に続く 階段。
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聖家族の祭壇。 1945年の建築家ジュゼップ・マリア・ジュジョールの作品です。
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イチオシ
身廊内部 中央に設置された 椅子。 信者たちがどこからでも中央祭壇を見られるようにと 配慮されています。
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聖キリスト礼拝室。 傾斜した2本の煉瓦造の柱によって 区切られた空間を演出しています。
この礼拝室の 壁下部はモルタル仕上げで 身廊の壁と一体化してますが 壁上部と 天井部は 漆喰仕上げです。 -
色彩豊かな ステンドグラスを眺めているだけで 心穏やかな気持ちになります。
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人体の骨格に なじむようなデザインの 椅子たち。
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ジュゼップ・マリア・ジュジョールのデザイン、一対の天使像。
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ガウディが 教会建設から退いた後 団地の職人であったホワン・ガウドが製作した扉。 反教会主義の反乱から守るために木製扉を鋲打ち鋼版で被覆したそうです。
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イエス降誕の飾りつけ。
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モンセラー聖母の祭壇。
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概観は 餌を待つ ひな鳥のクチバシを 連想してしまうステンドグラスの輪郭。
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イチオシ
上部に来る 建物の荷重を 上手く分散させるように 柱の張り出しも 設計されてるんでしょうね。
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内部に 美しく光が注いでいたステンドグラスの窓は、団地工場の はたおり機の針とリングを利用して作られた ガウディデザインの六角格子で保護されています。 製作は ガウディの協力者、バディア兄弟。
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上部身廊の入り口になるはずだった 枠組み。
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ここに高さ40mの 数本の塔が 建設される予定でした。
ガウディ独自の 逆さづり構造模型により 綿密に計算された構造を 写真に撮りデッサンも 残したそうです。 -
もう一度 下部の聖堂入り口 と ポーチを 観察、 インフォメーションに戻ります。
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インフォメーションの奥にある 展示室。
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暗室に入ってみると 真っ暗闇の中、当時の団地の暮らしが うかがえるような スライド写真が 浮かんだり消えたり。
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オーディオガイドを返却、駅へと戻ります。
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行きも この前を通って来ましたが これは たぶん オルダル邸。
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時間があれば、この保存されているコロニアの中にある モデルニズムを取り入れた 色々な建築家の 作品である住宅を 見て回ることができます。
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壁に囲まれた 工業地区です。
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駅の向こうに見えるのは サルバナ塔。
以上 写真につけたコメントは コロニア・グエルのガイドブックより 拝借しています。 -
一旦 バルセロナに戻り モンセラットへ 行くつもりでしたが ここから モンセラットへ行くことが出来ることに 気付き そのまま モンセラットを目指すことに・・・
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ただ バルセロナ〜コロニア・グエル間の 往復チケットしか 持っていません。 不安はあるものの 二駅先のsant vicenc dels horts で R5線に乗り換えて ケーブルでモンセラットへ・・・向かいます。
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