2012/02/25 - 2012/02/25
2713位(同エリア6770件中)
pioさん
自分の誕生日は一人で誰にも気兼ねすることなく、自分のためにだけに我侭に生きる時間が欲しい。
そんな願いを叶えてくれる家族と社会に感謝。
人によっては、「そんな寂しい事を・・・」とご心配して下さる方もいらっしゃるが、私の場合は真逆。
一人の時間こそ、最高の贅沢なのです。
さて2012年は思い切ってイタリア一人旅に挑戦致しました。いよいよ誕生日の当日しか残されておりません。
明日はこの愛しいローマを発たなければならないのです。
ローマを歩き倒して充実した日々ではございますが、まだまだ行って置きたいところ、見たい所が山のようにあります。
出来るだけ自然にローマの時間の流れに合せ、まるでこの土地で生活しているかのように溶け込みたいな。。
昼間の自分はそれを目標に。
最後の夜ですし、ローマナイトツアーとカンツォーネとディナーのオプショナルツアーに申込みました。
脱ピザ大作戦です。80ユーロのツアーは果たして期待を裏切らないでしょうか。平均2ユーロの美味しい魅力的ピザと選びたい放題のワインに勝てるのでしょうか?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今日は、見て回りたいところが沢山。
土曜日だけ公開のコロンナ宮もその一つ。
沢山食べてパワーUP!
本当に美味しい。毎日食べても飽きないの。
しかし・・・よく食べたよね。
今朝も8時より活動開始! -
Sant'Andrea delle Fratte サンタンドレア・デッレ・フラッテ教会
Francesco di Paola フランチェスコ·ディ·パオラによって創設されたミニモ修道会によって、16世紀末頃から再建が始まりました。
17世紀には フランチェスコ・ボッロミーニにより、鐘楼とクーポラが付け加えられました。1667年8月に自殺するまで、この教会の再建に従事していました。
スペイン広場から歩ける距離ですが、とても分り難い所に在ります。
位置的にはスペイン広場とトレビの泉の間。
見た目は結構地味目、つい見逃しちゃいそうです。
今回の目的の一つ。
ベルニーニに出会う旅。
一昨日のボルゲーゼ美術館でもタップリ浸りましたよー。
メチャクチャ緊張します。ファーストデートの気分。 -
居た〜〜〜。いばらの花冠を持つ天使
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カルティーリョを持つ天使
サンランジェロ城の橋を飾っていたが、1729年に保存のため移設されている。 -
1750〜1752年に制作された Giovanni Battista Maini ジョヴァンニ・バッティスタ・マイニ作、Sant'Anna morente 『瀕死の聖アンナ』
トラステヴェレの San Francesco a Ripa サン・フランチェスコ・ア・リーパ教会 にあるベルニーニの傑作、Beata Ludovica Albertoni 『福者ルドヴィカ・アルベルトーニ』 にそっくり。
図像学的に似せて造られたそうです。でも、凄いよね。 -
主祭壇
外観の質素さから打って変わって、一歩教会内に足を踏み入れると
そこは別世界。
Cappella di Sant'Anna 聖アンナ礼拝堂他、天井画を含め、充実した教会です。 -
主祭壇に向かって右側には、緑のキオストロ (回廊付きの中庭) があります。
石ばかりのローマで、一時の癒し。 -
近くの中央郵便局へ
バチカンで出しきれなかった絵葉書を出しました。
広すぎて何が何だか・・・ -
でも、やっぱりお洒落な感じ。
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とっとこ歩いてコロンナ宮に。入館料10ユーロ也。
流石現役の宮殿。整えられたお庭。
あちらこちらに執事服の職員さん達。 -
コロンナ宮
ご存知、ローマの休日のラストシーン。アン王女の記者会見が行われたシーンの現場です。 -
2回のテラスはゆっくり出来ます。
貴族のお屋敷の空気を味わって下さい。 -
コーヒーの販売機が有って、ちょこっとホッとします。
ポリスボックスみたいですよね(笑)
コインを入れる場所が随分高い位置なんです。
従者のユニホームを着た職員さんが、走ってきて助けてくださいました。
届きましたよ・・・ちびでも(笑)
でも、嬉しかったです。 -
タバコもOKです♪
カプチーノ6セント也。 -
左の壁、ここに扉有るなんて分かります?
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中はこんなに素敵な・・・
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トイレなんです!
狭いけど、淡いピンクに金に白で、もうズキューン!と心臓を打たれました。
他に感動するものがいくらでも有るだろう?
いや、ここは別格!(笑) -
コロンナ宮の窓の外。
この写真を撮った時、撮影はダメですよ。って・・
防犯上の理由なのかな。。
すみません。。 -
Palazzo Doria Pamphilj
ドーリア・パンフリー美術館
ここもコロンナ宮と同じく、一族は居住していらっしゃいます。
豪華絢爛の装飾がお好きな方は、可也お薦めです。 -
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とっとこ行きます。
見えて来ました。ベルニーニの象さん。 -
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルバ教会前
何故かのオベリスクと像は「ミネルヴァのひよこ (Pulcino della Minerva)」と呼ばれている。(謂れは長々と有った)
元々は紀元前589年から紀元前570年ごろエジプト第26王朝のファラオであるアプリエスの治世下に建てられたものだった。それをローマに運ばせたのはディオクレティアヌス帝だそうで・・・
何でもかんでも、人の国の物を略奪してきちゃうってどうよ・・・
11本あるローマのオベリスクの中では最も短いんだって。 -
Santa Maria Sopra Minerva
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルバ教会
青の天井で有名ですね。
癒されます。
静かです。パンテオンの斜め裏のせいか、外の喧騒が嘘のよう。 -
この教会クレオパトラが持ち込んだイシス神殿の上に建てられたそうです。
ローマの歴史の長さを、ここでも痛感。 -
シエナのカタリナやドミニコ会の画家フラ・アンジェリコの墓がある。
近代天文学の父ガリレオ・ガリレイは、隣接する修道院での異端審問後の1633年6月22日、この教会で自らの科学的命題を否認したのだそうです。 -
シエナの教会との共通点が多い。
シエナに行ってきて良かったな・・・ -
ベルニーニにまた逢えました。
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「あがないの主イエス・キリスト」ミケランジェロ
列をなす美術館でも何でもない普通に入れる教会で、オリジナルのミケランジェロですよ。
ローマの凄さをまた一つ発見。
いいんですか・・・・本当に・・・って思っちゃう。 -
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルバ教会を出ると、すぐパンテオン。
ここは、言わすもがなですよね。
しかしまぁ・・・ローマンコンクリートってあちらこちらで見てきたけど、強度が半端じゃないですね。現在のコンクリートの数十倍の強度だそうで・・・いや!もっとだよなぁ。。。(ポッツオーリ(イタリア・ナポリの北にある町)の塵と呼ばれる火山灰を主成分としたらしいっす。)
不調和な鉄の扉は、2000年前のアグリッパ建設当初の物という説と
バルベリーニ家が特にUrbano?が金属の装飾品を色々持ち去って大砲の材料に使った後、これみよがしに(罪滅ぼし??)付けてった・・・とかなんとか。まじですか? 2回のローマ大火や、洪水を経てるので、後者が有力な感じがしたな・・
どちらせよ、バルベリーニ家はあんまり人気者じゃないみたいでした。 -
天井にポッカリ空いた光窓。直径9mって凄いですよね。
ガラスとか無くて、雨が入ります。
床は、排水用の工夫がしてありました。
ローマ建国の日4月21日だったかな・・・東の扉を光が照らすのだそうです。
光のスポットは実に神秘的でした。 -
この一角では礼拝が行われました。
パンティオンの中は、多くの人と、音の反響で物凄い喧騒なのに、この一角だけ不思議な静けさのバリアが有った感じでした。疲れた足を休ませるのと、「神様・・・ローマに呼んで下さって、本当に有難うございました」と感謝のお祈り。
5分位、気を失ってたような・・・
その後、不思議です。全然足が疲れを感じてない。。。。
神の業?それともアドレナリン全開? -
建物は2000年前の建設当時の物がほぼ完全に残ってるのですが
ローマ時代の彫刻物等の装飾物は、大英博物館なのですよね。
なんだかなー・・・
でもまぁ。外装ローマ&内装ルネッサンスの融合ですね。 -
下調べによると
アグリッパが建てたのは 矩形の聖堂に ポルティコ (柱廊玄関) を設けたものだったが、ハドリアヌスのものは はるかに大きく、しかも聖堂を ロトンダ (円堂) にしたのである。そこに架かるドーム屋根は 内法の直径が 44mという巨大なもので、その規模は 1300年後のルネサンス時代に フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂ができるまで、世界最大のドーム架構であった。
ハドリアヌスって言うと、テルマエロエの市川さんの顔が、ボンッ!と浮かんでしまう・・・イカンイカン -
一際の人だかり
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ああ、成程・・・
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ラファエロのお墓でした。
若くして亡くなったラファエロですが、希望してここに永眠してるわけですが、
いくら才能豊かな著名な芸術家で有ったとしても、若輩芸術家にこの場所を確保させる力って、どんな社会的立場だったのだろう・・・
ボーっとそんな事を考えてしまう。 -
ロトンダ広場の噴水
このオベリスクはもともと,カイロ郊外ヘリオポリスにあったラー神殿の前に,いまビラ・チェリモンターナにあるオベリスクと一対として建てられていたものです。
泉水盤は1575年にジャコモ・デラ・ポルタによってできています。
フィリッポ・バリッジョーニ(Filippo Barigioni (1690〜1753) )が、1711年、オベリスクを中央に立てた噴水を作りました。イルカと蛇は、ヴィンチェンツォ・フェリーチ(Vincenzo Felici)の作ですって。 -
かつては、この広場はパンテオンの一部で
古代にはパンテオンの前面に矩形の広場があり、コロネードで囲まれていたそうですが・・・・ -
水は憩いのひと時を与えてくれますね。
しかし・・・2月でこの暑さは何?
「数十年ぶりの大寒波がイタリアを襲う」って日本のニュースで見て
戦々恐々としながら旅立ったんだったよね。。。
さてさて・・・2時25分。
サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会 へ行くのに丁度いい時間。
下調べでは2時半開門だったはず。
とっとこ行きますか! (2へ続く)
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