星野リゾートトマムで初すべり

2013/01/06 - 2013/01/09

今シーズンの初すべりはトマム！
小学５年生の息子と今年もスキーにいくにあたり、どこにしようかとＷＥＢを見ていると、トマムが面白そう！ということに。
でも、バッチリバブル世代の私としてはあの頃トマムといえば、すごーくお高いイメージが。
調べてみると、以外にも思っていたよりリーズナブルであることがわかり、前向きに検討した結果、今回は遠く四国から北海道はトマムまで行っちゃうことにしました。

エリア トマム・占冠(北海道)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

飛行機で新千歳に到着後、北海道リゾートライナー（バス）にて、トマムに向かいます。所要時間約2時間と聞いていましたが、２０分ほど早く到着しました。
北海道って、寒い！
マイナス１０℃って、私、あんまり経験したことありません。
南国生まれ南国育ちにはきつかったですが、これも経験。

私たちはザ・タワーに宿泊です。
フロントに荷物を運び入れると、スタッフの方が暖かいジャガイモのスープを持ってきて下さいました。
何と嬉しかったことか！チェックインが終わり、荷物を運ぼうとすると、スタッフの方がエレベーターのところまで荷物を運んでくださいました。
エレベーターの近くにスキーロッカーがありますが、ロッカーのキーを渡されていなかったので、スタッフの方が取りに行って下さり、スキーを間違って部屋に運ぶこともなく、ロッカーに入れることができました。
スキー・スノボをお持ちの方はフロントでロッカーキーをリクエストした方がいいですね。

今回、スタンダードツインで申し込んでいましたが、空きがあったのかファミリールーム（フォースルーム）にアップグレードしてくれていました！
とっても広くて、明るい部屋で、改装したばっかりなのか、とてもきれいな部屋でした。

バスルームはこんな感じ。
シャンプー、リンス、ボディーソープは、とってもいい香り。

別に湯沸かしや冷蔵庫、洗面台、クローゼットの小さい部屋があります。
お茶もほうじ茶と緑茶が用意されています。
余談ですが、１階の売店でカップラーメンやパン、おにぎりお弁当、インスタントのコーヒーの粉、インスタントのスープなどを販売していますので、食事をお安く済ませたい方はそれを買ってきてお部屋で食べることができますね。
因みに売店に電子レンジもあります。製氷機は奇数階にあるとのこと。

部屋はかなり乾燥しています。
きちんと加湿器があったのですが、全く追いつかず、湯船に常にお湯を張っていました。

真冬なのに、常夏のビーチ出現！
ザ・タワーから、ホテル内のエリアバスに乗り、『ミナミナビーチ』へ。
料金は1日大人２５００円、子供１０００円です。
何回でも出入り自由のようです。この料金を払うと、併設の『木林の湯』も入ることができます。
入り口で、ロッカーの案内をしてもらい、タオルを受け取ってから、階下に。ロッカーは階下にあります。
着替えてから、ビーチサイドに行くと、空いているシートに陣取り、息子君は早速プールでバシャバシャ。
３０分ごと位に波がたち、楽しそう。結構深いところもあります。

ビーチサイドにはいくつかジャグジーがあり、私は、プールよりこちらの方がうれしい！

そうこうしていると、『ちびっこ、集まれー!』の掛け声が。
何人かのスタッフがミナミナビーチに棲むという、幻の巨大魚を探すというイベントが始まります。
みんな、楽しそう。

ビーチサイドにある『木林の湯』の、男湯入り口。
洗い場は清潔に保たれ、シャンプーリンス、ボディーソープも完備。
外に露天風呂があります。雪を眺めながらの露天風呂は最高です。
ただ、内湯がないので、露天風呂で十分に温まらないと。
あ、サウナも、水風呂もありますよ。

今夜は『hal』で夕食をいただきます。
ザ・タワーからは連絡通路を通って、約５分。
バスで行く方もおいでます。
通路はかなりの寒さなので、上着はスキーウェアを着て行って正解でした。
通路には所どころに動物のオブジェや森にいる動物の説明など、たくさんの楽しいものが。

結構長い道のりですが、楽しみながら行けます。

『hal』に到着〜！
森の夜景がきれい。

ここは、ビュッフェ形式になっており、席に案内していただいてから、あとは自由に食事を選べます。
この日はステーキをその場で焼いてくれたり、北寄丼を作ってくれたりのブースもあり、北海道の海の幸や、スープカレーなど、選択肢はたくさんで、目移りして、欲張ってしまいました。

えび〜いか〜ほたて〜

もちろん、デザートも充実。数種類のプチケーキ、プリン、ほうじ茶のブリュレ、フルーツ。

１月のおススメは北寄丼！

翌日、朝食は、ザ・タワーからこれまた連絡通路で８分歩いて『ニニヌプリ』へ。
通路の窓が凍って、透明の窓なのに、柄があるようになっています。

大きな窓から深い森が眺められ、清々しい気分になります。

『ニニヌプリ』って、噛まずに５回言えますか？

卵料理は彼におまかせ！注文にこたえて下さいます。

料理は和洋中揃っています。

この日は雪模様。
向こうにタワーが見えています。

息子君は生まれて初めてのスノーボードを体験。
スノーボードスクールに入りました。この日は何と、マンツーマン！
お蔭様で、何とか少し滑れるようになりました。

夕食は回転ずし。
フォーレスタモールにはトマム近郊のおいしいお店が数店舗入っています。
おなかいっぱいになったところで、エリア内バスに乗ってアイスヴィレッジに向かいます。

雪をカチカチに固めたトンネルを抜け

暗い森を抜けると

周りが明るくなり、アイスヴィレッジの入り口に

入り口の氷の階段をのぼると、アイスヴィレッジのサイン。

雪かきで通路にハートの模様が描かれています。

スケートリンク、氷の教会、レストラン、お土産物屋、バー、雪の結晶のレプリカづくりのラボ等があります。

氷のレストラン。
机やいすも氷です。

壁にはブロッコリーが凍っています。他にも人参、ジャガイモ、パプリカなんかも。

レストランにはたくさんの温かいメニューがありますが、私たちはチーズフォンデュをいただきました。

ここは、北海道大学大学院がやっている氷のラボ。
雪の結晶レプリカ作りは、当日予約が必要です。
私たちが行った日は風が強く、上空で雪がぶつかり合うらしく、なかなかいい結晶に出会えず、私は作るのを断念。
息子君は、一つだけいい結晶を見つけることに成功。
慎重に、慎重に、プラ板に採取し、特殊な液で結晶を固めて出来上がります。
温かいところでも溶けないんですって。

氷の教会。本当に挙式ができるそうです。
幻想的です。

氷の滑り台。
子どもたちに大人気です。
私も滑りましたが、結構スピードが出てしまいました。
アイスヴィレッジは17時から２２時までです。
かなり冷えますので、暖かくして行かれることをお勧めします。

翌日は、晴れ！トマムブルーが美しい。
１６階の部屋からゲレンデとリゾナーレ２棟を望む。
リゾナーレは、全室スイートで、ジャグジーがついているらしい。

第3リフト近辺に『ニポの森』という子供向けのゲレンデと、アドベンチャーマウンテンというキッズ向けの仕掛けがあり、息子君は、アドベンチャーマウンテンに挑戦です。

直滑降がしやすい山にするために、トマムの山の木を切ろうとする悪い奴、チョッカリ大魔神から、森の妖精ニポを守るため、数々のアイテムにチャレンジして手に入れた呪文をチョッカリ大魔神に唱えると森の種を返してくれるという、ストーリーゲレンデです。
写真は、チョッカリ大魔神と手下がリフトに乗っています。
チョッカリ大魔神がリフトに乗ると、アナウンスがあり、頂上の旗のところに行くと、大魔神に会える仕組み。

仕掛けは、ウェーブや、壁、森の迷路など、１０アイテムほどあり、それをクリアーしていくうちに自然とスキーがうまくなっているという仕組みのようです。
息子君は、全てのアイテムをクリアーして、チョッカリ大魔神に呪文を唱えます。

すると、なんということでしょう。
チョッカリ大魔神は雪に倒れ、ぴくぴくと痙攣してしまいました。
すると、手下が、森の種３種（ヒマワリ、朝顔の種、どんぐり）をくれて、全てクリアーしたので、バッジもいただきました。

チョッカリ大魔神も倒したし、安心した息子君は、ニポの森で雪だるまを作って遊びましたよ。

夜はまた、雪の結晶レプリカのリベンジで、アイスヴィレッジに行きましたが、またしてもいい結晶が取れず、あきらめて、一夜雫barへ。
私は酒粕でつくったココアで温まりました。

息子君は、寒いのに、ハスカップジュースを飲みました。
グラスは氷でできています。見るからに冷たそう！
飲み終えた氷のグラスは、雪に埋めるそうです。

たくさんの楽しい思い出を作ることができました。
スタッフの皆さんも親切で、子供にも敬語で接してくださいます。
是非、また行ってみたいリゾートです。

最後に北海道限定おみやげ。
インスタントラーメン。
白クマシリーズ。

北海道定番のトラピストクッキー、トラピストバター。
そして、北海道限定、白いブラックサンダー。

カルビーのじゃがポックルと、とうもりこ、ソラチのスープカレーの素。

これも初めて見ました。
ハスカップ味のいろはす。