2012/12/01 - 2012/12/01
568位(同エリア735件中)
まみさん
埼玉こども動物自然公園では、「シカとカモシカの谷」が今年2012年もエンリッチメント賞を受賞したそうです。
そのポスターは、正門をくぐってすぐの広場で見どころやニュースをまずチェックしていたら見つけました。
ところが、地図を見てみたら、「シカとカモシカの谷」は一番目当てのレッサーパンダ舎の対極にあるではありませんか。
できれば行きたいけれど、ううーん、遠いなぁ。
一番目当てのレッサーパンダでやっと得心の写真をゲットできた後は、だいぶ日が傾いてしまいました。
ただ、「花と鳥の丘」から「シカのカモシカの谷」は西の方にあるので、まだ日が射している中での紅葉散策ができそうです。
できれば温泉に入っているカピバラや、コアラやワラビーの母親のおなかから顔を出した赤ちゃんを見に東園の方へ行きたかったので、苦しい二者択一の末。
「花と鳥の丘」や「シカとカモシカの谷」はまだ行ったことがないので、どうなっているんだろうか、その好奇心が勝ちました。
その途中の「恐竜コーナー」は、恐竜の彫刻があるだけの公園だろうと思っていたので、たいして期待していなかったのですが、これが意外に楽しかったです。
それに林の奥深いこのコーナーは、もしかしたら埼玉こども動物自然公園の中で、1番の紅葉スポットかもしれません。
すっかり日が翳ってしまった後だったのが残念でした。
「シカとカモシカの谷」も、なるほど例年賞をとるだけのことはあるなと思いました。
ただし、時刻はもう16時を過ぎていたため、シカもカモシカもすでにバックヤードに帰ってしまった後でした。この紅葉の中のシカやカモシカがいる景色が写真に収められたら、さぞかし絵になったでしょう。
でも、谷を見下ろすウッドデッキの散策道が続き、そこを歩くだけでも楽しかったです。
どこに続くか分からないスリリングさもありました。
それに紅葉のある景色は正門を出る最後の最後まで楽しめましたし、閉店間際でもお菓子のお土産を買うこともできました。
最後には正門を出たところでイルミネーションのクリスマスツリーの写真も撮ることもできました。
そのせいで、ちょうど最寄りのバス停に来ていた駅前行きのバスには駆け込むことになりましたが、間に合ったもんね。
<これで3回目となった埼玉こども動物自然公園の旅行記のシリーズ構成>
□(1)紅葉の中のレッサーパンダのハナビちゃん&けちょけちょ尻尾でも可愛いさは変わらなかったナツちゃん
□(2)晩秋の動物達:マヌルネコや寒そうにしていたミーアキャット他~まだコスモスが咲いていた「花と鳥の丘」と紅葉の路
■(3)紅葉の美しい恐竜コーナー~シカもカモシカもいなくなった「シカとカモシカの谷」で日没後もしつこく紅葉を愛でる
埼玉こども動物自然公園公式サイト
http://www.parks.or.jp/sczoo/index.html
<タイムメモ>
12:30 家を出る
13:25 埼玉こども動物自然公園に到着
13:45-14:00 乳牛&マヌルネコ
14:05-15:10 レッサーパンダ
15:30-15:50 花と鳥の丘
16:00-16:10 紅葉の恐竜コーナー
16:15-16:25 シカとカモシカの谷~コバトンロード
16:30-16:35 自然広場の中央売店
16:45 埼玉こども動物自然公園を出る
<これまでの埼玉こども動物自然公園の旅行記>
2012年9月30日
「台風が来る前に、埼玉こども動物自然公園へGo!(前編)ペンギンヒルズやコアラほか、冬にはお目にかかれなかった動物たちを中心に」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10713259/
「台風が来る前に、埼玉こども動物自然公園へGo!(後編)この子たちに会いたくて!───マヌルネコの赤ちゃんと癒しのレッサーパンダたち」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10713534/
2012年2月4日
「一眼レフで動物撮影に再びチャレンジ!───埼玉こども動物自然公園へ(前編)猛獣はいないけど、いろんなチビちゃんが見られた@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10643230
「一眼レフで動物撮影に再びチャレンジ!───埼玉こども動物自然公園へ(後編)悶絶可愛いレッサーパンダの親子3匹」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10643507
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
PR
-
正門前の広場で見つけた、エンリッチメント大賞受賞のポスター
まあ、この埼玉こども動物自然公園にはこんなところもあったのね!
と興味を引かれて園内地図でチェックしたら、正門から1番遠いところにありました。
うーん、時間があるかどうか分からないけれど、見に行きたい! -
正門前の広場で見つけた、エンリッチメント大賞受賞のニュース
あとで公式サイトを見てみたら、このニュースが掲載されていました。
「「シカとカモシカの谷」がエンリッチメント大賞2012を受賞!!(シカとカモシカの谷)
園内の雑木林を利用した施設「シカとカモシカの谷」が、今年のエンリッチメント大賞(※)に選ばれました。
2009年にオープンした「シカとカモシカの谷」は、身近な野生動物が暮らす環境を再現し、野生動物との共存を提示した施設です。5000?という広大な谷をそのまま動物展示施設とし、現在起こっている食害などの問題提示、というフィールドミュージアム的な要素を評価され今回の受賞となりました。
ウッドデッキを歩きながら森の中に入り、ぜひシカやカモシカを探してみてください。
そう簡単には見つからないかもしれません。でも、それが彼らの暮らす森なのです。
※エンリッチメント大賞とは、動物園・水族館に対する社会的な意識を高め環境エンリッチメント(飼育動物たちの環境を豊かにする様々な工夫、試み)を推進するため、2001年に市民ZOOネットワークにより創設されました。」
http://www.parks.or.jp/sczoo/news/index.html -
というわけで、シカとカモシカの谷を向かっていた途中の恐竜コーナー
恐竜コーナーといっても、こんな風に恐竜の彫刻がある小さな広場でしょう、たしいたことはなさそう、と思って無視していました。
でも、いざ実際に訪れてみると、なかなか興味深かったです。
ただ、恐竜名はさっぱり分かりませんでした。
過去に何度か恐竜展に出かけ、そのうち旅行記を作成したものもあるというのに、その時に一夜漬けならぬ一昼漬けでかじった知識は、すっかり忘れてしまいました(苦笑)。
この肉食のワニタイプの恐竜は、恐竜というより古代哺乳類みたい?
過去に訪れた恐竜展の旅行記
2009年4月3日
「2009年度のお花見は?(3)満開の上野の花見は恐竜と共に」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10323628/
2011年10月10日
「甥っ子姪っ子と大阪観光(2)ATCミュージーアムの「地球最古の恐竜展」」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10510033/ -
古代植物の枝の彫刻と共に
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紅葉の中の恐竜たち
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きゅっと結ばれた口元とギョロ目
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紅葉の中の巨大な首長竜〜ブラキオザウルスかな
巨大さが分かるように、ちょうど駆け寄ってきた母子も入れてシャッターを切りました@ -
美しい紅葉の中で、物騒な生き物が縦横無尽に@
実物は彫刻であることが一目で分かるのですが、こうして写真を見ると、思った以上に恐竜たちの姿が景色の中に溶け込んでいました@ -
カラフルな恐竜で遊ぶ子供たちと
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お食事中の恐竜と
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美しい黄葉を愛でながら進む
高架道路の上から見下ろしています。
新宿御苑の紅葉撮影はあきらめましたが、この時期の埼玉こども動物自然公園に来られて本当に良かったと思います。
日が沈んでしまう前ならもっと良かったのですが、1番目当てのレッサーパンダに1時間以上張りついていたし、そもそも出かける前に雨が降ってしまって午後からのスロースタートにならなければ、新宿御苑の方に行っていたはずなのですから。 -
にこにこ橋にさしかかる
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紅葉・黄葉を愛でながら橋を渡る
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紅葉・黄葉の中の路を見下ろして
正門にできるだけ早く戻るために、あちらの路を行くという選択肢もありました。 -
紅葉・黄葉も楽しめたにこにこ橋からの景色
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彩ポッポバス乗り場「こどもの城入り口」駅と紅葉の林
乗車券は1回200円ですが、1日フリーパスは300円でした。
さほど頻度はなかろうと思ったのに(時刻表をチェックしていないのですが)、私が花と鳥の丘かシカとカモシカの谷に到着するまで、3回もすれ違いました。
閉園間近だと本数が増えるのかな? -
やっと到着、シカとカモシカの谷
すでに午後4時を過ぎてしまい、シカもカモシカももう谷にはいないと思いますが、せっかくなのでエンリッチメント賞をとった谷の様子を見るだけでも、と思い、進みました。
ちなみに、このときカップルが戻って来ていたので、ここは行き止まりになって戻って来ることになるのかな、と思いながら歩き始めました。 -
色とりどりの紅葉の中に続くウッドデッキの散策道
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見下ろすと、まだまだ続く様子
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落ち葉散るウッドデッキの散策道
ゆるやかな下り坂であり、昼間の雨で少し滑りやすくなっている気がするので、気をつけて歩きました。 -
こんなところでシカやカモシカと一緒の写真が撮れたらなぁ
まあでも昼間、動物たちが外に出ているときでも、見つけにくいようですけどね。 -
シカやカモシカを見るためのテラスの1つ
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ちょっと不安だが、どんどん先へ進んでみよう!
埼玉こども動物自然公園では、閉園時間がせまっても園内放送がありませんでした。
それとも聞きそびれただけかしら。
こんなに広くて林に覆われて視界がきかないので、誰にも気付かれないまま門が閉まってしまい、園内に取り残されたら……という一抹の心配はありました。
でも散策道はこんなに続くのだから、もう戻るよりは先へ進んだ方が、出口に近付くのではないかと思い……。 -
どこまで続くかな
方角的に、出口に近付いていっている気がします。
私は方向音痴ですけど、正門から見て対角線上の隅っこにこの「シカとカモシカの谷」の入口があったので、迷路じゃあるまいし、変な方角に導かれたりはしないでしょうから。 -
ところどころに見学用のテラスあり
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散策道をサイドから見たところ
時間が遅くてシカやカモシカを探す楽しみはなくなってしまいましたが、紅葉はステキでした。
これは夏は森林浴で気持ちがよいかも。 -
階段状になったテラスと黄葉
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またまた美しい黄葉の木@
木洩れ日が欲しいところですが、贅沢は言えません。 -
どこまで続くのか、次第にわくわくしてくる
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緩やかにカーブする道
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ジグザグ道
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日没の林の中で艶やかな姿を見せる紅葉
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散策道の終わりが見えて来た!
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来た道を振り返ると
残照に包まれた谷が、早くお帰りなさい、と優しく見送ってくれているようでした。
なんちゃって。 -
散策道は、なんとコバトンロードであったか!
前に東園まで行ったときに、コバトンロードへの案内板があったのですが、あまり興味を引かれず、時間もなかったのでスルーしてしまったところです。
こんなステキな散策道だとは思いませんでした@
このコバトンロードは、国際児童年30周年を記念して2009年度末に整備された「コバトンの森」の一部のようです。
埼玉県の公式サイトのニュース(2009年12月3日)から引用
「東松山市にある「こども動物自然公園」に、国際児童年30周年を記念して「コバトンの森」が整備されました。
コバトンの森は、『コバトンとりで』、『カピバラ・ワラビー広場』、『シカとカモシカの谷』の3つからなり、コアラ舎のある東園にあります。
『コバトンとりで』は、県のマスコット「コバトン」をシンボルに、砦をイメージした大型遊具で、砦の前には2.8mのコバトンが立っています。
コバトンと記念写真を撮ったり、ローラー滑り台で遊んだり、楽しみ方はいろいろです。
『カピバラ・ワラビー広場』では、癒し系動物として人気のカピバラが、大好きな温泉に浸かる様子が間近で見られます。
『シカとカモシカの谷』は、野生に近い姿のニホンジカやニホンカモシカを、木道デッキ「コバトンロード」から観察できます。」
http://www.pref.saitama.lg.jp/site/puti/putitopix-20091203.html
「コバトンのとりで」はこれのことでしょう。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/26803488/
関連の旅行記
「台風が来る前に、埼玉こども動物自然公園へGo!(前編)ペンギンヒルズやコアラほか、冬にはお目にかかれなかった動物たちを中心に」(2012年9月30日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10713259/ -
コバトンロードを出たところで紅葉に迎えられ
46ヘクタールもあるという埼玉こども動物自然公園。
下記のサイトで昔のマップを見つけたのですが、それと比べると、いろいろと整備されてきていることがよく分かります。
「埼玉県と周辺の公園ガイド−公園へ行こう!」より
http://www.go2park.net/parks/kodomodobutsu.html
この地図の当時はまだレッサーパンダがいなかったようです。ワオギツネザルやマヌルネコもいなかっかたもしれません。
去年2011年4月にオープンした「ペンギンヒルズ」はもちろん、「花と鳥の丘」もないですし、シカとカモシカの谷の歩行者デッキは以前からあったようですが、そのときはまだこの谷でシカとカモシカが自然の中で見られたかどうか分かりません。
この調子でどんどん動物園として楽しめる設備に発展していって欲しいです。 -
この池まで来れば、もう大丈夫@
正門に向かう人たちとちらほら合流。 -
静かな池のある景色
46ヘクタールという埼玉こども動物自然公園はとても広いけれど(多摩動物園は約60ヘクタール、上野動物園約14ヘクタール)、約160ヘクタールある昭和記念公園を徒歩で歩き回れるなら(森林公園は約300ヘクタール)、徒歩で十分回れそうです。
ただし、動物撮影は、風に揺れるのを気にするだけの花以上に気力と気合いが必要なので、それでクタクタになってしまいますけど(苦笑)。 -
紅葉を背景に、こどもの城への門
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渡ってきた動物公園橋
この橋の向こうが東園で、コアラやカピバラがいるところです。
今回はそっちまで行けなくて残念。 -
夏には水場に入れるじゃぶじゃぶ池のある自由広場と周囲の紅葉の林
この水路の両側の並木は桜かな。
紅葉の葉が残っていたら、もっと華やかだったでしょう。 -
中央売店で大急ぎで買い物を@
中央売店に寄るのも3回目ですが、お菓子は毎回半分以上品揃えが違っていて、選び甲斐がありました。
クリスマス・シーズンだからか、いちごのお菓子が目に付きました。
いちごのゴーフレットと、いちごみるくのケーキ菓子を買いました。 -
時計塔のある中央売店の建物と彼方にはこどもの城への門
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鮮やかな紅葉とポニー舎・その1
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鮮やかな紅葉とポニー舎・その2
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ベアトリックス・ポター専門店と紅葉
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日没後の紅葉のポニー乗馬コーナー
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日没後の紅葉の彩ポッポの正門前の始発の乗り場
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イルミネーションのクリスマス・ツリーが飾られた正門
正門を出た後、外から撮ったものです。
ここから駅前までのバスの時刻表を特にチェックしていなかったので、このツリーを撮っていたら、駐車場の向こうにある道路沿いのバス停にちょうどバスが来ていて、慌てました。
幸い、運転手さんが私の姿を認め、待っていてくれました。 -
晩秋の午後5時の東武東上線高坂駅
今回の3回目の埼玉こども動物自然公園の旅行記シリーズは、高坂駅に始まり、高坂駅に終わりました。
最初の高坂駅の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/27407970/
関連の旅行記
「紅葉散策も楽しめた埼玉こども動物自然公園(1)紅葉の中のレッサーパンダのハナビちゃん&けちょけちょ尻尾でも可愛いさは変わらなかったナツちゃん」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10730886/
以上!
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