2012/05/20 - 2012/05/20
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ペンギンパパさん
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信州、安曇野は古くから豊かな農村地帯。
昔からの農業生産と建物が今に受け継がれています。
かつて造り酒屋で栄えた古民家は、花林糖の久星(きゅうぼし)がコラボレートして、現代によみがえらせています。
北アルプスからの豊富な湧き水は、広大なワサビ畑を潤しています。
甘いもの、辛いもの・・・
豊かな安曇野を味わってきました。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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安曇野の景色。
田園の中に民家が点在します。 -
風よけの樹木に守られた屋敷。
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屋敷を取り囲む水路。
インフラは古くから整備されていた様子。 -
ここがカリントウの久星が経営する『蔵久』(くらきゅう)。
昔の造り酒屋を手直しし、昔ながらのカリントウの味を、
全国に発信する殿堂としています。 -
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1810年(文化7年)築。昭和61年まで造り酒屋。
約1750坪の敷地。
本棟造りの母屋を、蔵と屋敷林が囲んでいます。
石坂浩二主演の映画、『犬神家の一族』はここで撮影されています。 -
典型的な安曇野の屋敷建築。
国の「登録有形文化財」となっています。 -
玄関わきの手洗い。
冷たい湧水です。 -
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上棟の甍(いらか)が目を引きますが、
これが安曇野の大切な風景の一部です。 -
落ち着いた屋根勾配。
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屋根には明り取り。
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上がり框(かまち)と床。
床材は無垢のケヤキ。 -
帳場。
黒光りする床には刻みの文様、
贅沢な仕上げです。 -
凛とした趣を放つ、座敷前の日本庭園。
歳月の持つ風格を感じます。 -
母屋の脇には土蔵。
亀甲紋が風格を漂わせています。 -
お昼。
和座敷で食事ができます。 -
とろろ蕎麦。
ほんとに美味しい蕎麦です。 -
冷やしそうめん。
これも美味でした。 -
天袋の引き戸一枚にも歴史が刻まれていました。
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欄間の細工も手の込んだものです。
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カリントウの古い製造機が土間に展示。
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中庭では、草月流でしょうか、いけばなの展示会。
風景に合わせて粋に活けられていました。 -
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中庭に面してオープンカフェ。
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余計な装飾をそぎ落としたコーヒーカップ。
コーヒーの味に集中できました。
要するに薫り高く、美味しいコーヒーでした。 -
壁面はギャラリー。
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落ち着いた、いいカフェテラスです。
奥で揚げているカリントウの、
甘い匂いが漂ってきます。
思わず出来立てをいただきました。 -
屋敷奥に高〜い煙突が・・・。
かつて造り酒屋だった名残を残しています。 -
『karinto Sweets』製造所。
「古さに淀まず、新しさに流されず、
伝統にしっかり足を着け、未来に向かう」
とありました。 -
天井裏は昔の電気配線のまま。
懐かしい、古さを感じます。 -
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安曇野 『大王わさび農場』にやってきました。
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水車小屋
黒沢明監督の映画『夢』のロケ地になったところです。 -
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ワサビ田の小道を行きます。
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ワサビ田
東京ドーム11個分の広さがあるといいます。 -
遊歩道の中ほどにある親水広場。
冷たい湧き水のせいか、池の錦鯉もこころもちスマートでした。 -
強い日差しを避けるため、黒い布で遮蔽しています。
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天幕の下はこんな感じ。
澄んだ湧き水がサラサラ流れています。 -
ショップとレストラン。
列に並んで、人気のワサビソフトを頂いて一休み。
お土産はワサビとワサビ漬け。 -
安曇野に甘い花林糖と、辛いワサビを味わい、
ゆったりと癒された、いい一日でした。
のんびり旅におすすめです。
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この旅行記へのコメント (4)
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- moonさん 2012/10/14 19:13:02
- こんばんわ。
- ペンギンパパさんへ
こんばんわ。初めまして。
私の旅行記にご訪問頂きありがとうございます。
とっても素敵な所ですね。
古い建物や風情がある静かな場所が大好きなので、大変勉強になります。
お写真も綺麗ですね。
まだまだ行った事がない場所が多いので、是非いつか行ってみたいです。
まずはお礼まで・・・。
moonより
- ペンギンパパさん からの返信 2012/10/15 22:30:41
- しっくりした旅・・・いいですね!
- 情緒豊かなmoonさんの旅、素敵ですね。
お食事もなかなかの美食家でいらして・・・。
拝見していてこちらも豊かな気持ちにさせて頂いてます。
好奇心だけで旅をしていますが、そのうちmoonさんのように
しっくりした旅が楽しめるように成長したいと思ってます (^<^)
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- poemyさん 2012/10/14 11:19:43
- 贅沢な床模様
- ペンギンパパさん、はじめまして。
すてきな日本建築のお家ですね。
この、床模様…
無垢の板を削っているというより、
型を打ち込んでいるのでしょうか?
初めてこんな床模様の細工を拝見しました。
poemy
- ペンギンパパさん からの返信 2012/10/15 22:07:25
- にわか鉄男になってみたいですねぇ (^o^)
- 鉄道ならではの味わいのある九州の旅、素敵でした。
私の場合は、普通の観光旅行で終わってしまいましたので、
また改めてこんな旅がしたいなぁと感じてます。
安曇野の古民家、いいでしょう。
床の文様も珍しいもので、当代の主のお話だと、当時の大工さんの
ノミによる腕の見せ所だったそうで、
近在でも威厳を放つものだったようです。
鉄道にしても建築にしても、チョッとした新しい発見が嬉しいですね。
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