2012年ドイツの旅【11】世界遺産「修道院の島ライヒェナウ」

2012/06/13 - 2012/06/13

2012年ドイツの旅。
今回はこれまでまだ訪れたことのない世界遺産を巡るのを楽しみに行ってきました。

中でもこの「ライヒェナウ」はＴＶ番組で見て以来ずっと行きたかったところです。
ドイツ最南部、スイスとの国境近くにあるボーデン湖の湖上に浮かぶライヒェナウ島は「幸せな島」という意味だそうです。
９〜11世紀に建設された3つの修道院が世界遺産登録されていますが、そのうちの２つを訪ねました。

エリア コンスタンツ(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 利用旅行会社: JTB

2012/06/13

コンスタンツ駅8：21分発でライヒェナウへ向かいます。
宿泊先のホテル（イビス　コンスタンツ）で行き方を聞いたところ、
コンスタンツ駅から電車に乗り、ライヒェナウ駅で降り、そこから
バスに乗るのが一番良いとのことで。
車両はSBBCFFFFSを使っています。

この電車はEngen行き。
ライヒェナウはコンスタンツから４つ目の駅。
この日はジャーマンレイルパスは使用しない日だったので、切符を買いました。（ホームに切符券売機があり片道2.2ﾕｰﾛ）

8：31ライヒェナウ駅着　Ｒeichenau（Baden)
無人駅です。

8：35ライヒェナウ駅下りてすぐ目の前にあるバス停からライヒェナウ島へ向かいました。バス料金は片道2.2ﾕｰﾛ
島とは人口の道で本土とつながっています。
バスはポポラ並木を通って島に入り、数か所のバス停に泊り、島の中心部にある終点に着きます。

8：47終点のバス停着。
事前に検討を付けてきたとおりここが聖マリア・マルクト修道院の最寄の所。

近くにはinfoがあります。
ここでこの島の地図をいただきました。
どこもそうですが、infoの女の子たちはすごく感じがいいです。
さすが観光立国ドイツ。

infoの建物の前のユネスコ文化遺産のプレート。
2000年登録。
Monastic Island of Raichenau

修道院は9時からの開場なのでしばし近くを歩いて見ました。

きれいな町です。
空気も爽やか鳥のさえずりが心地いい。

緑豊かな静かな住宅。

歩いてすぐのところはもうボーデン湖です。
ここはヨットの港。

聖マリア・マルクト修道院。

Munster St.Maria und markus

聖マリア・マルクト修道院正面入り口近くにあるきれいな無料トイレです。
infoにはトイレはお断りの案内がありました。

中庭への入り口

教会の建物が囲む中庭。

ここが正面入り口。ガラスのモダンな扉です。

入ってすぐにフレスコ画。

壁面のフレスコ画。

正面祭壇。

こちらは後陣。

フレスコ画（カメラのボケではありません）

今見ても何の絵だったか良く見えませんでした。

中庭を囲む建物。

世界遺産の修道院は3か所あり、聖マリア・マルクト教会を見学した後、聖ペーター・ポール聖堂へ向かおうとしましたが、交通の便が良くなく、聖ゲオルク教会へ向かうこととしました。
10：03終点のバス停発

バスの車内からの風景。
野菜畑がずっと続きます。

10：15Reichenau-Oberzell Kreuz バス停着。
聖ゲオルク修道院

聖ゲオルク聖堂
９世紀末の建築。

ここが正面入り口。

10世紀末のフレスコ画が左右の壁に描かれています。

正面祭壇に向かって左右のフレスコ画が見事です。

キリストの奇跡を描いた聖書の物語。

10世紀末に書かれたフレスコ画。

初期ロマネスク美術を代表する傑作。

最後の審判？でしょうか。

修道院の前では豊かな畑で野菜が作られています。

ここからバスで駅に戻ろうかと思いましたが。

この気持ちの良いポプラ並木を歩かない手はないと。

ボーデン湖を挟んで向かい側には美しい家が点在しています。

背の高いポプラ並木が島と本土を結んでいます。

歩き始めて40分、ライヒェナウ駅着
11：55発の電車でコンスタンツへ戻りました。

このあと南ドイツ「花のマイナウ島」2012年ドイツ旅行へ続きます。