2012/03/23 - 2012/03/29
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はなだいこさん
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横浜暮らしの二人が、羽田から博多に飛んで、まず1泊。
馴染みのお店で、抜群に美味しいイカやカワハギのお刺身(もちろんお酒も)を楽しんだ翌日の釜山行きは、高速船ビートル号で。
羽田→釜山のチケットが時期的に非常に高く、博多経由で行った方が経済的だったこともあり、1度やってみたかった船での韓国上陸旅を計画しました。
航空券は博多往復1泊7日の格安チケット。
帰りに博多でもう1泊したので、釜山滞在は4泊5日。
博多と釜山、ひと旅で2度美味しい旅になりました。
(旅行記を書く予定は無かったため、使える写真が少ないのが残念)
(2017年11月再訪・追記あり)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
まずは、博多で韓国旅行前日祝い。
馴染みの板さんが、博多の旬の物を、少しづつ、次々と出してくれます。
何を食べても美味しい。
私は去年ここのイカ刺(スミイカ)を食べて以降、よそでは食べないことにしています。
店名はあまり公開したくないけれど、漢字2文字。
頭が「悟」でお尻が「料」です。 -
翌朝、ホテルからタクシーで港へ。
いとも簡単に出国手続きを済ませ、乗船です。
いろいろ込みで、総額往復17000円。
無機質な空港で様々な手続きをこなす時や、飛行機が飛び立つ時に感じるような不安な緊張感は全く無く、あるのはウキウキ感だけ。
乗船時間は3時間弱。風があったので船がゆれ、すこし船酔い気味でした。
(実は二日酔いだったかも)
2階の席をとろうと思いましたが満席。その席は修学旅行帰り(?)の韓国の子どもたちが占めていました。でもそちらの方が揺れたのでしょう。
たくさんの子が船酔いでつらそうでした。 -
夕刻チャガルチ市場へ。
ズワイ蟹が食べたかったので、幾つかの店で値段を聞きましたが、ソウルの鷺梁津(ノリャンジン)市場よりもかなり高いのでやめにしました。
鷺梁津市場はソウル一大きな魚市場。
私たちは、たとえばソウルの夜が5日あると1日おきに3晩は通って生きた蟹を買い、市場内の店で蒸してもらって飲んで食べる。
それくらい好きな場所です。
ここの楽しさは、またいつか報告したいと思います。
(→旅行記「厳寒のソウルで巡る7つの市場」に報告済み) -
ちなみに、生きた蟹を選ぶときは、ハサミから4本目の足(薬指?薬足?)の付け根あたりを強く押し、身がギュッと詰まっている物を選ぶのだ~!、と、夫は言い、いつも水槽の中に手を突っ込んで確認しています。
店の人に嫌な顔をされたことは1度も無いとのことです。
皆さんも身がスカスカの蟹をつかまされぬよう、必ずやってみてください。
なお、4日目に電車で出かけた機張市場(最近の日本の情報誌で有名)のズワイ蟹はチャガルチよりもさらに高く、また、水槽にぎっちり詰め込まれた蟹は1日2日でさばけるはずもないので、「いつからここで暮らしているの?」と同情したくなるような、水槽に長期滞在している間に身が痩せてしまった可哀そうな蟹が大量にある、と夫は言います。
わざわざ機張までズワイ蟹を食べに行ったにもかかわらず、水槽の超満員ガニを見た時点で、夫はこの市場をほとんど見限ってしまったようです。
情報誌で名が売れてから値段も強気にぐっと上げたらしく、しかも、夫の隣で同レベルの蟹を選んでいた韓国人には、夫の半額くらいの値段を提示していました(「○万ウォン」くらいは何とか聞き取れます)。
わざわざ出かけるような場所ではありません。
ソウルの鷺梁津市場、是非行ってみて下さい。 -
2日目は韓国の友達に勧められた太宗台公園へ。
観光列車タヌビ号(写真)に乗る予定も、次の発車は1時間半後とのこと。
あきらめてのんびり歩くことにしましたが、右手がすぐ海の遊歩道はとても景色が良く、のんびりと1時間ほど散策した後、客を降ろして空いたタヌビ号で戻りました。 -
そしていよいよ3日目。
天気は絶好の牡蠣日和(?)です。
沙上駅前の西部バスターミナルから巨済島の古懸(コヒョン)行きの高速バスに乗り、終点で下車。
1時間20分、6700Wの旅。バスは40分おきに出ていました。
「牡蠣でビール」の前に、はやる心を抑え、終点の古懸ターミナルから10分ほど歩いたところにある「海水温泉」(写真)のチムチルバン(8000W)へ向かいます。
安くて広くて清潔で、受付のお姉さんたちが親切な(日本語は通じませんが)、気持ちの良いお風呂でした。 -
ターミナルに戻り、タクシーで向かったのがこの店(ウォンジョコジェクルグイ)です。
ターミナル前に並んでいるタクシーの運転手に店の看板の写っている写真と簡単な地図を見せたら、大丈夫だと言う(言っているらしい)ので乗り込みました。
本当に行かれるのか、とても心配です。
が、なにしろ店の情報が、ものすごく大まかな地図と看板写真の二つしかないので、こうして運転手に任せるしか手がありません。
最初、右手に海を見ながら走っていた車が途中から山道に入り、海の気配が全く無くなってからしばらくの間は、海岸沿いにあるはずのこの店に本当に向かっているのかと、不安が高まりました。
地図も看板写真も「プサンナビ」の店紹介からのコピーでしたが、そこに出ていた住所情報も持って来るべきでした。
しかし、無事到着。
看板が見えた時はホッとしました。
約20分、15000w。
ただ、着いたのは良いけれど、さらに心配だったのが帰りの足、帰り方。
予想通り、とんでもなく辺鄙な所に店はあり、流しのタクシーが拾えるような場所ではありません。
そこで、つたない韓国語(ほぼ単語のみ)とジェスチャーを駆使し、「3時ここ!3時ここ!」と繰り返したところ、運転手のお姉さんもこちらの事情は充分わかっていたのでしょう。
あっさり通じました(通じたようでした)。
店から出てきた店員のお姉さんが、運転手に何事か尋ねています。
すると、運転手の口から出た「3時」という言葉が聞こえました。
店員も私たちの帰りの足を心配してくれていたようです。 -
店に入ったのは1時半頃だったか・・・。
貸し切り状態でした。
そして注文したのは、牡蠣ひと鍋とビールにマッコリ。
大きな鉄鍋にどっさり放り込まれた大量の牡蠣が登場。
ふたをして蒸します。
キムチや生野菜にむき身の生牡蠣も約20個、添えられて来ました。 -
つけだれはコチュジャンとみそがありましたが、さっぱり味が好きなのと海水の塩味が十分に効いているので、何もつけずそのまま食べ進みました。
けれども、なんせ量が多い!!
単調な味に少しばかり飽きてきたところで、「イルボノ ソース イッソヨ?」と言ったら、わさびを添えた醤油を出してくれました。
が、もっと欲しかったのはポン酢。
次回は必ず持参するつもりです。
私はだいたい20個くらいでギブアップ。
牡蠣に目がない夫は、小ぶりとはいえ55個。最後は少し苦しそうにも見えましたが、終始笑顔でした。 -
お店のメニューです。23000wが私たちの頼んだ鍋。
これが最小の量みたいです。
冷や奴かトマトの様なさっぱり物が食べたかったけれど、ありませんでした。
店の人たちは、こんなに遠くまで来た日本人が珍しかったのか、日本語は全く通じませんがすごく親切にしてくれました。
サービスで出してくれた美味しい雑炊で満腹です。 -
店のみんなに見送られ、予定通り迎えに来てくれた(よかった!)タクシーでバスターミナルまで戻りました。14300W。
迎車代は加算されません。
(帰りのタクシーは店に頼めば間違いなく呼んでくれるはずです)
帰りの高速バスは新平駅前下車。5700W。
そこからは電車で西面のホテルに戻りました。
大成功の冒険旅の終了です。
牡蠣のお好きな方。
写真と住所とポン酢やレモン汁持参で、是非チャレンジしてみて下さい。
(2017年11月 追記)
店がある奥地(?)の方まで快適な道路が開通したらしく、タクシーに乗ったら10分ほどでたどり着けました。
15000W。
迎車料金無しの帰りのタクシーも呼んでくれましたよ。
牡蠣に目がない皆さん、是非お出かけを! -
「おまけ」
つたない旅行記に最後まで付き合って下さった方に、感謝の気持ちを込めて、
私たちが釜山旅で重宝し、何度も利用した「観光案内サービス」を紹介します。
それは、韓国観光公社が運営する「観光案内センター」の、電話による観光案内サービスです。
ソウル市内でも釜山市内でも、「1330」に電話するだけで、オペレーターが観光案内(観光の手助け)をしてくれる。そんなサービスです。
(携帯からかける時は「それぞれの市外局番+1330」)
対応言語は日・韓・中。
「もしもし」と話しかければ、すぐに日本語担当の方に替わってもらえます。
(追記 日本語での案内依頼は、音声ガイドに従って「3」を押す事になりました。また「英語」での案内も可になっています)
こんな事が知りたい時。
たとえば・・・、
電車の発車時刻・乗車時間
飲食店の場所や営業時間
遊園地やコンサートの開場時間・開演時間・料金
ホテルから目的地までの行き方・利用すべき交通機関・その乗り場
「ソウル駅に一番近いサウナ」
「東大門近辺の4万w以下で泊まれるホテル」
「南大門あたりのケジャンが食べられる店」
などなど。
どんな質問に対しても、迅速かつ丁寧に検索・対応(24時間!)してくれ、的確な答えを示してくれる、本当に素晴らしいサービスです。
私たちが某飲食店を見付けられずに困って電話した時は、
「(あなたが今立っている)地下鉄出口前の○○銀行脇の路地を直進して」
「2つ目の交差点を右に曲がり」等々、
結局、駅から店に着くまでナビしてくれた上、
「電気がついていないので営業していないのかも」
と伝えると、店に電話までしてくれました。
そして、「誰も電話に出ないので定休日だと思います」との言葉。
電話料金だけで利用できる、本当に、本当に素晴らしいサービスです!!!
是非利用してみて下さい。
自力で動ける範囲がものすごく広がりますよ。
(日本国内からの利用も可)
tel ソウル +82?2?1330 (もしくは009130?010?82?2?1330)
tel プサン +82?51?1330(もしくは009130?010?82?51?1330)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- kobapyさん 2013/10/22 21:23:06
- ウォンジョコジェグルグイに行ってきました。
- はなだいこさん
初めましてkobapyと申します。
はなだいこさんが紹介していた巨済島のウォンジョコジェグルグイに無謀にも1人で行ってきました。
これでもかと言うくらい牡蠣堪能してきました。
それにしても思ったより辺鄙な場所で、タクシーで向う道中不安でした。
でも牡蠣好きなので結果一人でも行って正解だったと思っています。
カニについては機張に2月に行きましたが、
はなだいこさんとまったくの同意見です。
高いだけで、交通費かけていくぐらいなら
チャガルチで食べたほうが良いと感じました。
どうせ行くなら浦項の先のヨンドクまで行かないと
安くて良いカニは食べれないみたいですね。
また他の旅行記もおいおい拝読させていただきます。
では。
- はなだいこさん からの返信 2013/10/24 21:58:11
- ウォンジョコジェクルシイ
- kobapyさん こんばんは
返信遅くなりました。
「無謀にも」
「これでもかと言うくらい堪能」
「道中不安」
「でも行って正解」
とのお言葉。
あんな所までお先に出向いた先輩(えっへん!)としてひとこと言わせて頂ければ・・・、すべて同感です。
違うのは「一人で」というところ。
牡蠣好きのkobapyさんが、大量の新鮮な牡蠣を心から堪能しながらも、あまりの止めどなさに少しずつ困惑していく姿が目に浮かぶようです。
次に行く方には、私達2人の旅行記を見てから行ってもらいたいですね〜。
今後ともよろしく。
はなだいこ
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