2012/05/30 - 2012/06/02
46位(同エリア103件中)
kuniさん
多良間島に住む友人から、島の豊年祭「スツウプナカ」が今年は6月1日に開催されることを聞き、休暇をとって参加してきました。
御神酒を作る担当である「舞者座」のみなさんと、前日の準備から当日の行事まで一緒に行動させてもらい、良い経験ができました。
行きの飛行機の中でとっても良いことがあり、また島では4月に産まれた友人の長女にご対面、そして天気に恵まれてスノーケリングも楽しんできました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
旅の始まりはビールから?
そんなことはなくて、午前中は仕事をして、午後便で那覇・宮古に向かうため、羽田空港の売店でサンドイッチを購入し、ANAラウンジへ。午前中だけですが仕事を終えたご褒美にビールをいただいた訳ですね。 -
水曜日の昼過ぎということもあり、プレミアムクラスに空席がありましたので、アップグレードポイントでアップグレードしました。
窓際は全席お客さんが、真ん中の横3席3列には私ともう一人のお客さんしか乗っていませんでしたので、サービスも十分に受けられました。 -
6月からプレミアムクラスではいつでも食事が食べられるのですが、今回はまだリニューアル前なのでカフェタイム。
と言うことで、スイーツとあられがサービスされました。
いつもの通り、赤ワインは2本いただきました。 -
名前忘れたけど美味しかった。
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限定の桜の香りがする紅茶を頼んでみたところ、紅茶はもちろんのこと、クッキーが美味しかったです。ただ、プレミアムクラスのサービスが6月から変わってしまうので、もう飲めないかもしれませんね。
紅茶を飲みながら、機内販売で友人の奥さんの出産祝いプレゼントを購入しました。それで、紅茶とクッキーのお代わりを勧められた際に、産まれたのは第三子で長女なんです、なんて話をしながら、子供達にクッキーをお土産に4個ほどいただけませんかとお願いしました。
すると、なんと、クッキー以外にスナック、それと子供用のおもちゃや絵本などなど、お土産セットをいただいてしまいました。
有り難いですね。 -
飛行機は定刻に那覇空港に到着しました。
宮古行きまで待ち時間が1時間弱ありますので、リニューアルしたばっかりのANAラウンジに行って待ち時間を過ごしました。
こちらのラウンジのビールは、嬉しいことにオリオン生ビールなんでよ。美味しいですね〜。
って、パタヤ行きの際はパタヤまでビール我慢してたのに、なんでビール飲んでるのって、国内線のANAラウンジにはワインは置いてないんですよね。それで、アルコールと言うとビールになってしまう訳です。 -
ANAラウンジから、搭乗する宮古行きが出発準備しているところが見えました。
このあと、とても素敵なことが起きるとはつゆ知らず。 -
イチオシ
夢見るヒコーキです。
宮古行きの機内で、荷物に機内販売の袋があるのに気付いたCAさんが「機内販売のご利用ありがとうごいます」と言ってくれたので、那覇行き同様に、多良間島の友人の第三子が4月に産まれて、今回会いに行くことを話しました。
それは、着陸態勢に入るころに起きました。
CAさんが4名搭乗していたと思うんですが、子供にあげる飛行機の模型にメッセージを書いて、私たちからのプレゼントですと差し出してくれました。
この気遣いがとにかく嬉しくて、何回も何回もお礼を言いました。
私の機内の出来事の中で、これまでトップだった気絶したことを追い抜いて、一番の思い出に残る出来事になりました。
翌日、友人に渡したら、とても喜んでくれました。
多良間島はRACしか飛んでいなくて、乗り継ぎ等の関係からRACとJTAしか利用していない友人ですが、今度はANAに乗ってみようかななんて言ってました。
ちょっと営業効果有りかも?! -
1日目の宿泊は、ゲストハウス風家さんです。
ドミトリーと個室があるのですが、個室1泊3000円で空港送迎付き。
バス便が少ない宮古島市では空港から宿まではだいたいタクシーを利用しますが、片道1400円ほどでしょうか。なので、それを差し引くと実質宿泊料数百円ということになります。
スタッフもフレンドリーで、お客さん達は若い方が多かったですが、みなさんフレンドリーでしたね。 -
部屋にはテレビもドライヤーもありますが、残念ながら手ぬぐいやバスタオルはありません。有料でバスタオルは借りられます。
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お風呂とトイレは共同ですが、とても綺麗に使っていました。
お風呂にはゲストハウスには珍しいのではないかと思いますが、湯船もありました。 -
オプションの料金表です。
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ワンコ(番犬?)が2匹います。
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晩ご飯はいつものたけのこさんに行ったのですが灯りがついていません。
でも、中から声が聞こえます。
なので、オーナーのねーねーの携帯に電話してみたところ、今扉開けるからとの、好感触な応答が。
実は当日まで法事で多良間島に行っていて、夕方戻ったから疲れてるし、仕入れもできていないので、店を開けていなかったそうです。
中に入ると娘さん夫婦と2歳の息子さんと、それといつも夕食を食べにきている常連さんが一人食事をしていて、私にも食事を出してくれました。
ビールも生ビールを2杯、それに缶さんぴん茶をいただいて楽しい時間を過ごしました。
夜も更けてきたのでお会計はと言うと「店開けてないのにお会計はないよー」と言ってくれたのですが、さすがにと思い1000円だけ受け取ってもらいました。
宿に帰って横になり、これで1日目は終了です。 -
2日目の朝、多良間島入りする日です。
風家さんでは朝食が無料で食べられます。
ゴーヤちゃんぷるとトーストとコーヒーをいただきました。
それでロビーに新聞があったので読んでいると、多良間島のスツウプナカがデカデカと掲載されていました。
気分が盛り上がりますね。 -
宮古空港に到着したら、昨年11月の訪島と同じハプニングというか出会いがありました。
村役場に勤める友人の清村さんに声を掛けられたんです。昨年11月の時は、エスカレーターで出発ロビーに上がって行くと、そこにパソコンを操作する清村さんがいて、二人して「あらビックリ」だったのですが、2回続くとは相当に繋がってますね。
で、ハプニングはもう一つ。
なんと、宮古空港は雷雨で、その中に搭乗予定のRAC便が着陸したんです。
9:25発なんですけど、全然搭乗が始まる気配が無いんです。
搭乗ゲートが使えず、外を歩くので雷が去るのを待つのはわかるのですが、天気が良くなっても気配が無いんです。
すると、ようやく放送があり、着陸の際に落雷した可能性があり、安全点検を開始したのですが、30〜40分掛かるとのこと。
この時点で出発時間から1時間半くらいたってましたかね。
そしてしばらくすると、使用機変更の案内が出て、飛行機待ってますって放送が・・・、あれまた?
で、結局3時間25分遅れの12:50出発予定と決定したみたいで放送が流れ、かつ、点検の結果安全が確認ができたので、当初の飛行機を使うとのことです。
いやー、待合室で随分待ちましたね−。 -
これが、落雷したかもしれないけど、安全が確認されたダッシュ8-Q100です。
39人乗りの小さめのプロペラ機です。 -
十数回目の多良間島到着。
多良間島の空は晴れてました。
やったー、天気予報外れたぞ。
って言うか、当たってたから到着が3時間25分遅れたか−。 -
宿泊先は最近の常宿である「南ぬ屋(ぱいぬやー)ゲストハウス」です。
シーズンオフのため、お客さんは私一人でした。 -
まず第一に友人のところにお祝いに行きました。
3900g以上の大きな赤ちゃんだったためか、2ヶ月経ってないのに随分としっかりしていて、話しかけると笑顔で応えてくれました。
癒されますよね。
ありがとう、えまちゃん。 -
何はともかく、スノーケリングかしたいので、友人の車を借りて海に向かいました。
良い天気ですねー。
最高!
ちなみに、一人で、かつ、他に人が居ない場所でのスノーケリングは大変危険ですので皆さんは真似しないでくださいね。 -
うーん、ちょっと今日は濁りが・・・。
-
それでも綺麗な珊瑚達に久しぶりに会えて感動です。
3年振りに同じ場所にエントリーしたのですが、随分珊瑚の白化が進んでましたね。温暖化の影響でしょうけど、残念ですね。 -
夜20時の待ち合わせで、スツウプナカの御神酒造り担当の「舞者座」さんに御邪魔しました。
部屋には御神酒を振る舞うための道具が置いてあります。
見るのは2回目ですが、飲む器が大きいんですよね。
翌日、それを実感することになります。 -
島の子供達はみんな可愛いです。
初対面なのに随分となついてくれました。 -
エイヒレのフライをおつまみに、オトーリ(泡盛の水割りを回し飲む風習)を回して、そのあと、翌日の御神酒を振る舞う際の歌の練習と言いながら、それを泡盛でやって、2日目の夜は酔っ払って帰ってそのまま寝てしまいました。
-
3日目の朝、今日はスツウプナカの本番です。
朝6時前に友人が迎えに来てくれて、御神酒造り場に集合。御神酒と祭場で使う道具を軽トラの荷台に積んで祭場に向かいます。
前日相当に飲んでいましたので、ちょっと二日酔いしてました。 -
ここが「舞者座」の祭場拠点です。
ここに御神酒の壺や道具を置いて、振る舞いに回ります。 -
良い天気です。
お祭り日よりですね。 -
御神酒は2種類。
両端は一週間ほど発酵させたどぶろくで、結構アルコール度数は高い上に発酵し続けています。
真ん中は茹でたサツマイモに麹を混ぜて作った御神酒です。 -
お祭りは祭場近くにある御嶽(うたき)へのご挨拶から始まります。
ここで、お椀に入った御神酒2種を初めていただきました。 -
御嶽(うたき)に道具を祀ってお清めみたいなものでしょうかね。
-
準備ができたので、御神酒造り場所にいったん戻り朝ご飯です。
ゆしどうふですね。
味は付いていないので醤油を少し落としていただきましたが、美味しかったです。 -
そして、おにぎりと、おかずは焼きポークランチョンミートと卵焼きです。
手作りでとても美味しかったですね。 -
セレブリティ?なポークランチョンミート缶。
美人缶と言うそうで、由来は右上にある美人の絵?
デンマーク製でした。 -
サトウキビ畑。
何か好きな風景です。 -
ここが祭場で、お客さんや長老がいらして、食事をしながら御神酒や泡盛を回し飲み(オトーリ)します。
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村のおばぁがやって来ました。
祭場は4箇所あって、ここをスタートに4箇所の祭場を回るそうです。 -
私たちにもおつまみが振る舞われました。
周りが朱いのはかまぼこで、円柱状にした魚のすり身を茹でて作ります。海人(かいじん:海で魚を捕る担当の方々)が捕ってきた魚料理が多いですね。
上は島豆腐版の厚揚げですね。
どちらも美味しかったです。
これ以外に魚のフライ等々いただきました。 -
いよいよ御神酒を振る舞います。
ちなみに、ここに至るまでに、たくさんの方が挨拶をされ、その度に乾杯で一気飲みをされているお客さん方は、本当にお酒好きで強いですね。
真ん中で拝んでいる二人が今年の舞者座の主役で、御神酒振る舞い係です。 -
御神酒を振る舞う時は掛け合いの歌を歌い、最後に「ヤッカ!ヤッカ!ヤッカ!ヤッカ!ヤッカ!ヤッカ!ヤッカ!」とみんなで合唱して御神酒をいただきます。
二種類の御神酒がありますので、御神酒を変えて2回行われます。
ちなみに、1回目はサツマイモの御神酒、2回目がどぶろくの御神酒なのですが、私は運良く(運悪く)2回目の御神酒を2回飲むことになりました。 -
ヤッカ!ヤッカ!ヤッカ!ヤッカ!ヤッカ!ヤッカ!ヤッカ!
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夕方が近づき、青空に月が浮かんでいます。
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隣の祭場の灯りが遠くに見えます。
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最後のお客さんは海人のみなさんです。
海人の皆さんと、その前の長老の皆さんへの御神酒振る舞いで人数が合わなかったので、私が2種目の御神酒をいただくことになりました。
しかし、これが、中ジョッキほどの木製の器になみなみと注がれた御神酒。全部飲みなさいと仰る。絶対ではないのですが、飲めそうなので飲んでしまったところ、相当に酔いは回るわ、お腹が張るわで大変です。(お腹の中でも発酵が続くから)
と言うこともあり、3日目も酔っ払って、ふらふらと宿に歩いて戻ってそのまま寝てしまいました。 -
4日目の朝、今日も良い天気です。
島を離れて東京に帰ります。
外れてくれた天気予報さんありがとう。
でも暑かった! -
多良間空港の展望デッキに上がってみました。
ちょうど搭乗する宮古行きが到着しました。
海の向こうには石垣島が見えています。 -
宮古空港に到着。
雨降ってます。
フィリピン北側に台風が発生したのと梅雨前線の影響でしょうかね。
でも、機を降りて歩いている時は一瞬晴れてました。
とことん晴れ男です。 -
那覇空港に到着。
宮古からのANA1722便の副操縦士は女性で、操縦席からの挨拶を担当されていました。声の感じだとまだ若そうですし、新鮮でしたね。
羽田行きのプレミアムクラスは残念ながら満席なので、空席待ちをして再びANAラウンジで〆のオリオン生ビール。
で、結局空席待ちのアップグレードは順序的に一番違いで叶わずでした。
なので、慌てて売店でお弁当を買って搭乗しました。
お弁当を食べようと思うとやっぱり何か飲みたくなるので、機内でワインを買おうとメニューを見たら、ワインが無い!
今月から無くなったそうです。残念。
なので、プレミアムクラスには乗れませんでしたが、プレミアムモルツを1本買って、お弁当食べながら飲みました。
今回は結構お酒を飲んだ旅になりましたが、食べる量を控えたため体重は増えませんでした。(実は汗も相当かいたし、痩せたんじゃないかと期待したんですがね) -
最後に落ちです。
今回、いつも多良間島でスノーケリングする際に携帯する10m防水のオリンパスカメラ。
地元の方はスツウプナカの準備期間からは海に入ると良く無いと言われていたのですが、部外者の私は大丈夫でしょうと言われて海に入ったものの、防水のはずが、海水が本体内部に侵入してディスプレイが表示されなくなってしまいました。
とりあえず蓋開けて、水洗いして乾燥させてますがどうなることやら・・・。
唯一の残念な出来事でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ムロろ~んさん 2013/03/07 11:05:09
- さっそく拝見
- kuniさん
ムロろ〜んです。
この度は宮古島旅行記を拝見して下さりありがとうございます。
私の方も拝見させて頂きました。
多良間島に行かれたのですね。本当に人々も親切でそこにご友人がいらっしゃるkuniさんも羨ましいです。
私は夕食どこで済ませようか悩んだのですが、宿で500円で食べられたのでとても良かったのです。何でもいいやと思っていたのですが、海の幸が食べられて良かったんです。
個室も快適そうですね。ドミの場合、浴槽のところには入れないようなんです。寝るだけだし良いかと思っていたのですが、居心地が良い宿でした。
LCCばっかり乗っていると、ANAのような大きな機材に乗って旅したいなぁと思うようになるんです。小さい飛行機だと何となく安心感が無くって(笑)。
ムロろ〜ん(-人-)
- kuniさん からの返信 2013/03/07 11:47:13
- ご覧いただきありがとうございました。
- ムロろ〜んさん
私の多良間島旅行記をご覧いただき、また投票をありがとうございました。
私が多良間島にはまったのは2006年11月の、初めての沖縄周遊旅行の時でした。その後リピーターとなり友人も増え、通うこと20回位です。
第二の故郷みたいな感じで、最近は年2回ペースで、何かのイベントで1回、秋のマラソン大会で1回通ってます。ところが、その後海外に出掛け始めたこともあり、今年は果たして何回行けるかな〜、でも最低1回はとの思いでカレンダーとにらめっこしています。(昨年は息子の受験の関係で秋のマラソン大会に行けなかったんです)
ムロろ〜んさんも是非多良間島にお越しください。
(あれ、島人からのお声掛けになっちゃってます)
kuni
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