2012/05/27 - 2012/05/27
1139位(同エリア2779件中)
まみさん
本日の新宿御苑のバラは、満開でした、満開でした!
……いや少し満開過ぎてピークを過ぎた品種も多く、ぎりぎりでしたが、それゆえに、バラ園全体の彩りでいえば、一番すばらしかった時期だと思います。
もっとも、本日のハイライトはバラ園だったはずなのに、最後にとっておいてしまったせいで、すっかり疲れてしまい、若干、気力がダウンしていたのも確か。
目の前のバラの鮮やかさに疲れも吹っ飛びましたが、風が出てきてしまって、バラがよく揺れたのも───午後から風が出てきやすいということは、ちょっと考えればすぐに予測がついたはずなのに、誤算でした。
新宿御苑では、奥の花壇にある大好きなイングリッシュローズをじっくり撮りたいと思っていました。
でも、見事に咲きそろっているイギリス庭園側の手前の花壇をスルーするのはとても無理で、目につく順に撮影していき……またそこで、ハイライト中のハイライトの前で疲れてしまいました。
なので、イングリッシュローズにチャレンジする前に、いったんプラタナス並木道の日影に避難して、ベンチでひと休みしました。
それに、ウツギねらいで森林浴できた前半は涼しく過ごせましたが、バラ園は日ざらしでしたから。
今年は全般的に花の開花が遅く、バラも例外ではないと思って油断していました。
この新宿御苑で去年2011年の春バラのときに驚嘆した品種は、本日はもうすでに、みずみずしい時期を過ぎていました。
言うなれば、少し離れればまだまだ若い子に負けない、という熟女(!?)が多かったです。
でも、幸い、イングリッシュローズは、まだ接写に耐えられるきれいな状態の花がたくさんありました。
マクロレンズに交換しながら撮影する気力があったのははじめの方だけで、途中から高倍率ズームレンズ1本で撮りました。
なので、去年までのメイン機のコンデジ PowerShot SX 210 IS で撮った場合と大して変わらない写真しか撮れなかった気もします。
それでもあれほどのバラを目の前にしたら、自分のカメラの中にその姿をとどめておきたくなります。
ひょっとしたらこれが今年2012年の春バラめぐりの幕となるかもしれない、と思ったら、なおさらでした。
<初夏の緑と白とバラの季節の新宿御苑の旅行記シリーズ構成>
□(前編)母子がつどう森と和の庭園で白花のウツギやカルミアを求めて
■(後編)満開で熟女の彩り豊かなバラ園
新宿御苑公式サイト
http://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/
<これまでの新宿御苑のバラの旅行記>
2011年11月13日
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10621837
「秋色ハーモニーの新宿御苑(4)残照の中の秋バラ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10621954/
2011年5月21日
「観劇前に、新宿御苑で新緑とバラ三昧!(前編)これぞ薔薇という大輪のハイブリッド・ティー・ローズ系」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10569979/
「観劇前に、新宿御苑で新緑とバラ三昧!(後編)春だからこそお目にかかれたノイバラを祖先とするポリアンサ系やイングリッシュ・ローズ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10570569/
2010年12月4日
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10526469
「けぶるような錦秋の新宿御苑(3)紅葉と一緒の晩秋のバラと日没の影絵のような世界」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10526470
2009年11月8日
「新宿御苑のバラ花壇と秋の彩り」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10398077/
PR
-
去年2011年に新宿御苑でもらったバラ園マップ・その1
イギリス庭園側の手前のバラ花壇です。
この旅行記にアップできた品種を青で四角く囲いました。
ただ、西北にあったはずのブラスバンドが、なぜかこのマップでは見当たりません。
アイスバーグはシュネービッチェンと紹介されていたりするので、札とマップで違う品種名になっている可能性もあるかもしれません。
新宿御苑のバラ園にも、私自身はここでしかお目にかかったことのない珍しい品種がいくつもあります。
もちろん、京成バラ園や他に私が行ったことがあるバラ園にあっても、タイミングが悪くて目にとまらなかったり、見つけられなかったりしただけの可能性はあります。
西南側のバラは最後に回ったのですでに息切れしていてほとんどはしょりましたが、ここのバラはピークが過ぎたのが多かったのが、ちょっと残念でした。 -
去年2011年に新宿御苑でもらったバラ園マップ・その2
イングリッシュローズがある奥のバラ花壇です。
この旅行記にアップできた品種を青で四角く囲いました。
ただ、東東にあったはずのジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコが、なぜかこのマップでは見当たりません。同じく、札とマップで違う品種名になっている可能性があるかもしれません。
東北側にあるイングリッシュローズはかなり網羅できたのですが、そのあとは息切れしてしまいました。 -
いつも真っ先に目に飛び込んでくる華やかな赤いバラのトランペッター
-
高鳴るトランペットの音色のイメージが品種名の由来と言われても納得するかも!?
ニュージーランドのマグレディ社作出。 -
海のような青空と、なんともいえないステキなピンクの競演
マイ・グラニー。私のおばあちゃん、という意味です。
デンマークでの作出。 -
イングリッシュローズのような花弁の豊かさのマイ・グラニー
-
ラッシュアワーのようにぎっしり!
アメリカのスイム社作出のカウンティー・フェアです。 -
なりそこないの花びら(!?)が花芯を飾る
カウンティー・フェアです。 -
あたりをどんどん黄色く染めるゴールド・バニー
フランスのメイアン社作出です。
ゴールド・バニーはどこのバラ花壇でもほんとうに花数が多く華やかです。 -
落ちた花びらであまりにも華やかに
ゴールド・バニーです。 -
花芯にちっちゃな金塊を隠して
ゴールド・バニーです。 -
ピカソ(赤)とゴールド・バニー(黄)とドコモタワー
ピカソはイギリスのマグレディ社作出です。
むむっ、トランペッターはニュージーランドのマグレディ社ですが、違う国にある同じ名前の会社? 支店かな? -
ストロベリーミルク色とイチゴ色
イギリスのピース社のストロベリーアイス(ピンク)とイギリスのマグレディ社のピカソ(赤)です。 -
キッスしたくなるストロベリーアイス
-
チューリップみたいにカラフル!
黄色はゴールド・バニーです。
ピンクはストロベリーアイス、右奥の赤はピカソ、左手前の赤はグルース・アン・バイエルンです。 -
ふわふわ真っ赤なグルース・アン・バイエルン
-
バイエルンでごあいさつ!───という名のバラ
-
金管楽器の音色を思う
アメリカで作出されたブラスバンドです。 -
白いドレスのマーガレット・メリル
イギリスのハークネス社作出です。
私にとってあまりなじみのなかったイギリスのハークネス社のバラですが、おとといの雨の日に散策した日比谷公園のバラ園にはたくさんありました。
関連の旅行記
「春バラの日比谷公園は雨しとしと」(2012年5月25日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10675005 -
日だまりの中に咲くバラ
イギリスのサンディー社作出のアラベスクです。 -
椿みたいな模様のアラベスク
-
リリーマルリーンの赤い海とドコモタワー
ドイツのコルデス社作出です。 -
光の中のリリーマルリーン
-
みんなが品種名をきいておもしろがるプレイボーイ
イギリスのクッカー社作出。
私にとって、国際バラとガーデニングショウで初めて出会った、代表的な一重のバラです。
新宿御苑のバラマップによると、プレイガールもあるはずですが、確認しそこねました。 -
たくさんの白雪姫の中から、すでに目覚めている子にフォーカス
ドイツのコルデス社作出のシュネービッチェン(白雪姫)です。
でも私にとっては、アイスバーグ(氷河)という品種名の方がなじみがあります。 -
目覚めたばかりの白雪姫
-
輝くグラデーションのバラ花壇
手前のピンクは日本の京成バラ園芸作出のプリンセス・アイコさまです。
この花はやや早咲きなのか、あるいはいっぺんに咲きそろって花期が短いのか、バラ園全体が満開のときに見に行くと、痛んだ花が目立って残念だったことが多かったように思います。 -
きれいな状態のプリンセス・アイコさまをかろうじて見つけた@
-
午後の光にオレンジは映える
オランダのフェルシューレン社のフェローシップです。 -
友愛に捧げるバラ、フェローシップ
-
夕日の輝きに染まったよう
-
こちらも花数が多い、大人の魅力の真紅のバラ
ドイツのコルデス社のラバグルートです。 -
むせかえるほど真っ赤@
-
小ぶりだけれど情熱のバラ
-
あふるる光の中でも
-
ピンクとオレンジの花色もロマンチックなピュア・ポエトリー
アメリカのJ&P社作出。 -
美しい仲間たちの中で
-
あまりにも美しピンク・フレンチ・レース
京成バラ園芸作出。
どのバラをお気に入りか決めるのは意味がないくらいお気に入りのバラの品種はたくさんありますが(そもそもバラの品種自体があまりにも多いから@)、それでもこのバラはやっぱり私のお気に入りのトップクラスです@ -
夢みるピンク・フレンチ・レース
-
こちらもぎっしりと夢をもたらす花
-
数の威力@
オランダのインタープランツ社作出のラベンダードリームです。 -
ミニバラは花数が多くてとりわけ華やか
フランスのメイアン社作出のバニラ・ボニカです。 -
ラ・セヴィリアーナと奥のバラ花壇
フランスにて作出。 -
ほんとにクッションみたい@
オランダのイルシンク社作出のロージー・クッションです。 -
迷いのない黄金の山吹色のイエローフロイッテ
オランダのインタープランツ社作出です。 -
命を終えた花もたくさん……
-
ウルメール・ムンスター───堂々たるウルムの大聖堂というバラ
ドイツのコルデス社作出。 -
いよいよイングリッシュローズに向かい合う前に、涼しいプラタナス並木道でしばし休憩
-
甘いクリーム色のグラミス・キャッスル
私にとってオースティン社のイングリッシュローズの王道のような品種です@ -
この繊細な咲きぶり!
パット・オースティンです。
これも私にとってイングリッシュローズらしいイングリッシュローズです@ -
プリティ・ジェシカのクォーター咲きにしびれる
-
パイよりも花びらがぎっしり@
-
美しくもはかない命……
-
花芯に秘密を抱えて
-
手のひらの中に包み込みたくなる、咲きかけの愛らしさ
ジュード・ジ・オブスキュアです。 -
メロン色の双子
-
「今度は私も紹介して!」
-
花弁の多さと華やかさはこれもピカイチ!
チャールズ・レニー・マッキントッシュです。
スコットランドのアールヌーヴォー提唱者に捧げられたバラでしょうか。
私にとって、ミュージーアムグッズなどに売っているステキなパターンのコースターだのマグだののデザインを生み出した人です。 -
新婚のめしべとおしべの豪華なハネムーンベッド@
-
同じ色合いでも品種の違いがよく分かる!
花弁の様子が違いますからね。
こちらはワイフ・オブ・バスです。
これも好みのバラで、ぞくぞくします。 -
優雅にほころびるシャリファ・アスマ
-
夢の終わりも美しく
-
おしゃれな男性にも似合いそう───ノーブル・アントニー
-
カーネーションのようなダリアのような
-
可愛らしい葉っぱは主人の影日向になって
-
アンブリッジ・ローズも私のひいき@
一番外側の花ビラの広がり具合がとても可愛らしくて気に入っています。 -
この花弁の多さで、この丸っこさもたまりません@
-
傾きつつある太陽の光を仰ぐ
-
まだまだ元気一杯のモリニュー
-
びっしりと敷き詰められた花びら絨毯の上に咲く
-
あまりにも麗しいモリニュー
まさにこれも、私にとってイングリッシュローズはこうでなきゃ! というステレオタイプを満足させてくれるイングリッシュローズです@
イングリッシュローズはここまで。 -
恥ずかしがってみるみる顔を赤らめたよう@
フランスのメイアン社作出のジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコです。 -
引っ込み思案のジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ
-
庭を美しく飾るバラ
ドイツのコルデス社作出のマイン・ショーナー・ガルテン、つまり「私のステキな庭」という意味です。 -
喜び(デライト)が2倍(ダブル)のダブル・デライト
アメリカのスイム社作出。 -
葉っぱに守られたエリーナ
北アイルランドのディクソン社作出です。 -
ここでもピースは大活躍@
フランスのメイアン社作出。
先週出かけた旧古河庭園でも、大輪のピースを堪能できました。夜も昼も。
関連の旅行記(2012年5月19日)
「嬉し恥ずかし久しぶりの春バラと日本庭園の昼と夜の顔を楽しむ───旧古河庭園にて・その6:まぶしい日差しをまとった昼のバラ園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10673111/
「嬉し恥ずかし久しぶりの春バラと日本庭園の昼と夜の顔を楽しむ───旧古河庭園にて・その7:夜のライトアップの艶やかなバラ園」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10673461/
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
まみさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
77