2011/06/20 - 2011/06/23
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ももんがあまんさん
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今回は、マル島からオーバンを経て南に下ります、ほぼ連日の雨模様、朝が快晴でも、まるで油断は全く出来ない、スコットランドでは、こんな激しい雨の日を「Lovely Day」と言うらしい、多分、ヤケクソの心境なのでしょう? そんな気持ちは良くわかる。
表紙の写真は、そんな連日雨続きの、珍しく晴れた一日(でも一時雨)、スコットランドの島めぐり7島目、アイラ島 Islay のポートナーヘイブン Portnahaven です、岬の先の小さな漁村。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6月20日(月) マル島 A 849号線 Glen More
本日は、マル島から、オーバンへ戻ります、オーバンの町は華やいだ町で、久々に町らしい街で、出来れば、一泊したいと考えているのですけど、どうでしよう、今日は月曜だし、この間の金曜の様な事は無いと思うのですけれど、さて・・・? -
A 849号線 グレン・モア Glen More
マル島は、意外と山の多い島。
最高峰は 966mのBen More という山で、いつも雲をかぶっている感じ、走っている、このルートは、その谷間です。 -
フェリー・ボート Caledonian MacBrayne
デッキのカモメ。
♪ カモメ カモメ さよなら あばよ
「カモメ」 歌 浅川マキ 作詩 寺山修二
カモメというのは、ホント、人相?が悪くて、ちと生意気。 -
マル島 ダート・キャッスル
フェリーの右舷に、お城が見えます。
バイバイ、マル島 Isle of Mull 十分楽しませて頂きました。 -
オーバン Oban アーギィル Argyll
フェリーから見たオーバンの風景です。
久々に、街らしい街、田舎町などと、侮ってはいけません。 -
オーバン 港の風景
結局、この日もオーバンのホステルは、すべて「Book Full」でした。
この町は、町自体もわりと古くて、洒落た港町ですけど、周辺の島などへの「ポート・ツァー」もたくさんあって、観光のキー・ステーションになっている模様、ユース・ホステル(只今・改装中)もあれば、インディー系のホステルが三つもあるのも、なかなか、他の街では例が無い。
けれどまあ、泊まれないでは、話にならない、マア、お金に糸目をつけなければ、何とでもなるけれど(実際、僕はお金を持っていないわけではないのだ!エヘン??)・・・ともあれ、まだまだ先は長いのです。
オーバンの評価 ★★★ ちょっと腹立ち気分。 -
A 816号線 アーギィル
結局、オーバンでの一泊はあきらめて、次の街へと向かいます。
アーギィルの風景は美しい。 -
A 816号線 キルメルフォード Kilmelford
ちょっと、空模様が怪しいし、昨日は少し走りすぎたので、本日は早めの休息です。
Cuilfail Hotel 「今宵の宿」ですけれど、発音が良くわからない。
オーバンから、ひと山・ふた山越えたところの田舎のホテル、パブ(夕刻open)&レストラン付きの立派なホテルですけれど、オーバンの喧騒からは、遥か彼方という感じの、山間の村です。 -
Cuilfail Hotel パブ
こちらはパブ、創業は1957年とか。
天井に、何故か世界のお札が貼られてます?
宿の評価 ★★★★ £45,00 (3ベッドルームのシングルユース、朝食付き)
観光の中心、オーバンからはビミョーな距離で、モータリゼーション時代では、経営も難しいと思うホテルですけれど、価格も、ホテルとしては良心的だし、僕としては、こんなホテルは大事にしたい・・・オーナーのおばさんは、美人で元気。
娘さんが二人、パブで働いてます。 -
キルメルフォード
この村は、山(ハイキング)と海(ヨットハーバー)との狭間にあって、これでも一応、リゾート村の様なのです。
こちらは、一寸おしゃれな、カフェ・ハウス。
本日の走行距離 (54km) -
6月21日(火) Loch Melfort アーギィル
A 816号線、海沿いを南へ、ちょっと朝から、雨模様。
こんな日は、ヨットも辛いと思うけど、どうなんでしよう? -
イチオシ
A 816号線 アーギィル
それでも道端には、花満開。 -
A 816号線 デュナッド? Dunadd
シトシトと降り続く雨の中ですけど、丘の上に、古い王国の遺跡があるとかで、暫しストップ。
紀元5世紀から9世紀頃までの、アーギィルの交易の中心地だったところとか、ブリトン系ともピクト人とも違う、ダルリアダ Dalriada と呼ばれる「王国」の首都・・・? -
Dunnadd
丘の頂きに残る、壁の跡です。
ほとんど何も残っていない遺跡で、とてもここがCapitalとは、なかなか信じるのは難しい。 -
Dunadd
人工の道だか何だか、正直、良くは解らない。
でもまあ、丘に登るのはタダですので、文句はありません。
この ダルリアダ Dalriada 王国と言うのは、AC500年頃に、アイルランドから、ブリテン島に渡ってきた人たちで、キリスト教徒でもあったとか、その後 Kenneth Mac Alpin という王が、ピクト人も含めた、北部スコットランドの王となり(ケネス1世 839〜859年)、彼をもってスコットランド王国の始祖ということになっている。
遺跡を見る限り、にわかには信じがたい有様ではあるけれど、歴史的には、なかなか重要な遺跡なのです。 -
ロツホギルプヘッド Lochgilphead
ちょっと期待していた港町なのですけれど、まあとにかくひどい雨・・・。
如何ともし難し。
でもしかし、天気が悪いと、写真を撮る気がやや失せるので、メモリーを大事に使えます、最近は、少し撮りすぎで、2G のメモリーを6枚持ってきたので、7か月、十分足りるだろうと思っていたのに、かなり怪しくなってきた。 -
アルドリーシェイグ Ardrishaig アーギィル
「今宵の宿」Argyll Arms 典型的、飲み屋の2階の Accomodation です。
昼過ぎより、かなり本格的な雨模様で、せめて、ターバート Tarbert くらいまでは行きたかったのですけれど、仕方なく断念、テレビでは、丁度ウインブルドンの真っ最中、マア、今日は休養日。
宿の評価 ★★★★ £35 (朝食付) 宿のお兄さんは愛想良し。 -
6月22日(水) アルドリーシェイグ A 83号線
この町も一応港町、おまけに、街の裏手にキャナルがあります、折よく只今、ヨットの就航中、海側から河側へ、ポンプで水を入れてます、さて、これからどこまで旅に出るのやら・・・今日もまた、空は怪しい・・・? -
A 83号線 ターバート Tarbert
キンタイアー半島 (Kintyre Peninsula) 入り口の港町。
元々は、漁村だと思いますけど、ヨットもわりとたくさん浮いてます。 -
ターバート アーギィル
美しい、入江の港町です。 -
ターバート
桟橋に漁具が積まれていたりして、リアルな漁村の雰囲気もアリアリ。 -
イチオシ
ターバート
港のの町並みです、だいぶ南へ戻ってきたけれど、やっぱり教会は、スコット風ですね。
日本ではほとんど知られていないですけれど、この港、このあたりとしては、ソコソコ有名な観光地なのです、確かに、緑の丘に囲まれて、とてもシルエットの美しい街です。
町の評価 ★★★★ あまり長くはいなかったので、あくまでも印象。 -
A 83号線 ケナックレイグ Kennacraig
何もない Pier (桟橋)、Caledonian MacBrayne の事務所以外、何も無い港。
地名はあれど、町とか村とかは何もなし。 -
アイラ島 Islay
雨がいよいよ本降りです、写真で見ると、まるで霧に煙っている感じ。 -
ポート・アスケイグ アイラ島 Islay
アイラ島の入り口の村? でもまあこちらも、ほとんど何もない港。
じっとしていても仕方がないし、雨の中を、ユース・ホステルのある村、ポート・シャルロットへ走ります。 -
A 847号線 アイラ島 島の風景
港から村まで、約24km、ほぼ完ぺきにずぶ濡れ状態です。
とにかく早く、ユースについて、着替えたい、とはいっても、パンツもシャツも靴下も、替えは1枚しかないけれど・・・とりあえず、乾燥機で乾かしたいです・・・ -
イチオシ
ポート・シャルロット ユース・ホステル
ユースの部屋の窓からの風景です、窓というのは、見様によっては、額縁の様。
宿の評価 ★★★★★ (満点) £16.00 (素泊り・ドミ) とても清潔、キッチンもダイニングも広くて、久々に良いユース、何よりも受け付けがアルバイトでないというのが、とても好感、中年の品の良いおばさんです、多分、オーナーの奥方だと思うけど?
こちらがまあ、見るも哀れな「濡れネズミ」状態だったせいか、Open の時間前でも入れてくれた・・・感謝、おおかげで、時間に余裕が出来て、気分もすっきり、生き返った感じ、やはり、女性が切り盛りしている宿というのは、安心できる気がします。
あまり出かける気も無かったけれど、夜になって、近くのホテルのパブで、セルティックミュージックのライブが有るとかで、出かけました、けれどまあ、ちょっと狭すぎの上に、人も大杉・・・かえって疲れてしまって、やや後悔・・・ 。
本日の走行距離 (52km) -
6月23日(木) A 847号線 アイラ島
本日は、ポート・シャルロットのユースを拠点にしての、アイラ島の周遊サイクリング、久々に、朝は快晴、宿のマダムの言によれば「今日は大丈夫・・・多分?」だそうで、やはり、油断はできないらしい・・・・。 -
A 847号線 アイラ島
天気さえよければ、ホント風景は美しい、ここのところ、満足に写真も撮れなかったけれど、今日は何とか、「欲求不満」も解消出来そう。 -
A 847号線 ポートナーヘーベン Portnahaven & Port Wemyss
まずは、島の西の果てにある、小さな漁村に向かいます。 -
Port Wemyss アイラ島
ポートナーヘーベンの隣の村です、灯台の姿が良く見える村。 -
Port Wemyss
普通の民家の庭から、灯台の風景です。
庭もなかなか、ユニークな庭。 -
ポートナーヘーベン
白を基調の民家の壁、ポート・シャルロットもそうですけど、なかなか良い感じ、申し合わせでもあるのかどうかは知りません、でも、村人の各々が、自分の村を美しく見せたいと思えば、自然と調和が生まれるのかも・・・と、そう考えることに致します。
馬まで白いです。 -
ポートナーヘーベン
入り江の崖の上に白い家並、なかなかに美し。
ポート・シャルロットより、家並はずっと印象的。
多分、アイラ島では一番美しい村です。
まだまだ、根っからの漁村という感じで、ホテルだとかレストランなどというものも目につかない、ハブは有ると思うのだけれど、朝のせいか、空いてるのかどうかも不明、カフェが一軒、村の入り口にあります。 -
ポートナーヘーベン
ボートがポツポツ、多分漁船。
入り江は、岩が多くて、とても大きな船は、無理な感じ。 -
イチオシ
ポートナーヘーベン
マル島のカラフルなトバモーリーも良いけれど、白一色というのも、良いものです。 -
イチオシ
ポートナーヘーベン
崖(入り江)の上の、白い家並。
岩場の黒と、草の緑、そして白壁、十分にカラフル。
空が青ければ、もっと良いかも。
村の評価 ★★★★★ 文句なく Beautiful。 -
島のサイクリングロード アイラ島
アイラ島には、何か所かのサイクリングルートが指定されていて、島の観光ルートとなっています。
島は、マル島などに比べて、ずっと平坦なので、マア「初心者コース」とみて、おおむね間違いない感じ。 -
ハイランド・カウ アイラ島
この土地は、もうハイランドではないけれど、それでもやっぱり、スコットランドの象徴ですね。
でも、耳の後ろに番号札など付いてるし、ひょっとしたら「食肉用」? -
イチオシ
ポート・シャルロット アイラ島
お昼頃には、ポート・シャルロットへ帰還です、ビールとビスケットで腹ごしらえをして、午後には、ポート・エレンまで走ります。 -
ポート・シャルロット
この村は、ユースもあれば、ビジターセンターにホテルなどもあって、島の西側では一番大きな村です、家並は、アイラ島の他の村と同じで、白が基調で綺麗な村なのですけれど、、あまり写真を撮るのに、良いアングルの無いのが、ちと残念。 -
A 847号線 ポート・シャルロット
ちょっと遠くからの、ポート・シャルロットの風景です。
村の評価 ★★★★ もう少し、良いアングルを見つけたかった感じ。 -
A 847号線 戦争の慰霊碑
例によっての「第一次大戦」の慰霊碑です、しかし、ホントに、どんな小さな島でも、村にでも、必ずと言ってよいほど有ります。
日本人も第二次大戦では、ほぼ同じくらい死んでるけど、残念ながら、日本の市・町・村では、こうしたものは、あまり見ない、これはいったい何なのか?
日本人は、自らの「仲間」の死までも、国家やら、何とか神社というヤツに、丸投げしてしまったという事か?
ふと、「自治」とは何かなど、考えてしまう。 -
A 847号線 ブルツチラディッチ Bruichladdich
ウイスキーの蒸留所のある村です。
展示されてるのは多分、もう使われなくなった昔の設備、足が見えるけど、酔っ払い? -
A 847号線 アイラ島
海岸線の平坦な道路です、昨日の大雨では楽しむ余裕も無かったけれど、今日は、とっても「Beautiful Day」。 -
A 847号線 アイラ島
とてものどかな海です。 -
ボウモアー Bowmore アイラ島
ボウモアーは、アイラ島では一番大きい、町らしい町。
港(Pier)のすぐそばに、蒸留所があります、アイラ島の産業としては、これが一番有名で、島内に、五・六ケ所のウイスキー蒸留所があります、昔はもっと有ったらしい。
僕は、どちらかと言えば、ビール党なのですけれど、一応、島の地ビールも有って、島のストアや連絡船の中で売ってます、僕はグルメではないので、味の方はあまりよくわからないけれど、それなりに美味しい。 -
ボウモアー アイラ島
港から、教会へと続く、メインストリートです。 -
ボウモアー 町の広場
スコットランドには、歴史のある広場を持ってる町や村というのは、あまり無い、これは、町や村自体の歴史がイングランドに比べて新しいからだと思うけど(実際、イングランドだと、町や村は、幹線道路をちょっと外れてあるけれど、スコットランドは、道路沿いの町というのが多い、これは,道路ができる以前に町が在ったか、道路が出来てから町が出来たかの違いだと思う)、けれど、新しいモノには、それなりに良さもあり、計画的に作られているせいか、町も広場も、イングランドより、清潔感があって整っている。 -
ボウモアー 町の教会
丸い教会です、テンプル騎士団系?
町の評価 ★★★★ アイラ島の Capital? -
A 846号線 ボート・エレン Port Ellen
ずーと南に下って、こちらも白い街、どこもかしこも、アイラ島の町は、みんな真っ白、なかなか、これはこれで、個性的な島です。 -
ポート・エレン 港の風景
右の像は、もちろん慰霊碑、キルトを穿いたスコットランド兵ですね、勿論、こんな兵隊は、今はもう、儀礼的式典の際にか、バグパイプを演奏する時にしか見かけませんけれど、一応、スコットランド文化の象徴の様なもの。 -
ポート・エレン
かなりきれいな遠浅のビーチ。
本当は、ポートエレンから Kennacraig への船の便があるのですけど、2011年中は、港が工事中の為、出入りはすべて、Port Askaig ということになっている模様。 -
ポート・エレン
白の町並みが美しい。
町の評価 ★★★★ 町にはホテルもあるし、お店も多い、アイラ島の入り口としては、本来、Port Askaig よりも、こちらだったのだろうと思わせる、良い街です、でもかなり砂地だし、港としては、かなり手間がかかりそう・・・。 -
B 8016号線
ボウモアーとポート・エレンを結ぶ道は、二本有るけれど、こちらは内陸側のローカル道路、A 846号線が、海沿いを走っているけれど、風景は、こちらの方がずっと良い。 -
B 8016号線
ローカル道路で狭いのに、反対車線から車が走ってくると、ホント、腹が立ちます「向こうに広い道があるだろう!」「あっちへ行けよ!」という感じ・・・マア、あちらの道は、あまり面白くは無いのですけど。 -
A 847号線
海沿いを、ポート・シャルロットへ帰ります、実は、手持ちのミシュランの道路地図には、風光明媚な道路を、緑色で表示してあって。マル島などでは、かなりのルートが緑だらけだったのに、この島には、緑が一か所も無し、けれどマア、好みの問題だと思うし、この海沿いの道など十分美しいと思うし、第一、アイラ島の町や村は、十分に美しい、皆さん、くれぐれも、ミシュランに騙されてはいけません、勿論、グルメでも。
本日の走行距離 (93km) 平坦ですから、かなり楽。
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