2011/12/24 - 2012/01/04
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スタリモストさん
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「スイ・ティエン公園」に出かけた。
大型本「奇界遺産」(佐藤健寿著・エクスナレッジ刊)の表紙を飾ったこのテーマパークに出かけることは、今回の旅行の大きな目的だった。
佐藤氏は著作の中で、ここを「狂ったディズニーランド」と激賞しており、ホーチミンに来たからには、これはなにがなんでも行かなくてはならない。
□9日目【ホーチミン】TiTi Hotel泊($20)
路線バス(5000VND)で「スイ・ティエン公園」(60000VND)へ。
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「ベンタイン市場」前のバスターミナルから「19番」(5000V)の市バスに乗り、70分走って「公園」前下車。
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入口前では、お金をくわえた巨大カエルが歓迎してくれた。
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入場券(60000V)を買い、ゲートをくぐって園内に足を踏み入れた。
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そこは異界・魔界の世界が形成されていて、全く既視感のない彫像が連なっていた。どれもがビッグであり、怪しげなオーラをドクドクと流し続けていた。
「インフォメーション」でもらったパンフには、園内に立ち並ぶ巨大な彫刻についてこう説明している。
「公園内の独創的な作品は、このベトナムがより発展し、豊かになること。そして、お客様がより素晴らしい未来と幸運を授かりますことを願って作られました。」 -
巨大「ベトナムおじさん」が体を前後に動かし、歓迎の挨拶をしてくれた。
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威風堂々の「フンキン寺」
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中には、ベトナムの古代王「フンキン」が鎮座。「ここをお参りする人は厳粛な気持ちになる。」とパンフにあったが、巨大な王の頭部は、近づく者を威圧し、尻込みさせる。
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お堂の壁。
細かい所までしっかり作り込んでいる。 -
案内板で位置を確認した後、
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カートに乗って奥まで進入し、ワニ園(10000V)に。
パンフには、「25000頭のワニがいる」と書かれていた。たしかにウジャウジャいた。 -
ワニ釣り(3000V)に挑戦した。
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鼻先に肉のブロックを持って行って、食らいつくのを待ち、
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そして、ついに・・。
しかし、横にあごを振られて一気に持って行かれてしまった。
なにせ1回12円だから、何回でもチャレンジOK。
a3もスタリモストも飽きるまでやり続けたのでした。 -
バインミーを大観覧車のゴンドラの中で食べながら、園の全体を俯瞰した。
眼下の池のまわりにはジェットコースターが疾走し、入口右にあの名物プールが見えた。 -
バイヨンのような面構えの建物。ここは、「魔女の森の秘密」
「・・夜の中を進んで行く冒険は、あなたに強い衝撃を与えます。・・」とパンフに。・・
入ってみた。漆黒の闇の中、お化け屋敷のようなゲテモノを左右にやり過ごして少し行くと、そこがカートの乗り場になっていて、「スペースマンウテン」のように暗闇を走り抜けるアトラクションが待ち受けていた。
ぐるぐると振り回されて終わりだった。何がおこったのかふり返る間もなく、呆然として出口に。 -
こうなったら、ジェットコースターに乗らなくてはなるまい。
とてつもなく混んでいた発券場で奪い合うようにチケットを買った。
指先にお金をはさんだ手が、アチコチからにょきにょき伸びていて、いち早く自分の札を取れと、売り子にアピール。
a3もひるむことなくチケット争奪戦に参戦し、見事早期にこの一群から抜け出したのでした。 -
オール若者の中、異邦人のおじさんおばさんは俄然異彩を放っていた。
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パンフより・・「高さ25m、長さ1500m、最高スピード200?のジェットコースターは、あなたに最高のスリルを与えます。」・・
走りは旧態依然としたノーマルなものであったが、メンテナンスはしっかりされているのだろうか・・という疑念が湧き、興奮度はマックス。
それにしてもジェットコースターにスタリモストと2人きりで乗ったという経験は今まであっただろうか。
旅では色んな事ができてしまう。 -
細かい発泡スチロールの雪が降り、若者も子どもも戯れる。
本物の雪を見ないで一生を終える人たちも多いだろうなあ。
そういえば、日本を離れた暮れの24日、我が家の周りは一面銀世界だった。 -
様々な彫像が建ち並び飽きることはない。
水面が波立ち、細かい演出。 -
威風堂々のゲートは圧巻。クオリティーも高い。
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奥のエリアでは、噴水が上がり、その中を散歩出来る。
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全体が回転していた。
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お釈迦様が何をなさっているのかは不明・・・
カエル、蓮、そしてお釈迦様・・全体のバランスは見事・・ -
池の中央に巨大なドラゴンが。胴中に通路がうがたれ、池を渡る。
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ドラゴン激写・・極彩色に絶句。
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川下りアトラクションゲート。
巨大鳳凰の嘴からはお金がぶら下がる。
中では、・・・小舟に揺られながら、3万年前のいにしえからの驚異的な人類の発展をみることが出来る。・・ようだ。 -
「驚愕のお寺・・東南アジアにおける最高に独創的な仏教芸術」とパンフは自画自賛。巨大な手は園内の随所に見かけられた。
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「千眼千手観音」
80億ドンを投資して2010/11に造営された観音像で、高さは36mある。アンコール・トムのバイヨンと千手観音をミックスしたような巨大な仏が大きな亀に乗っている。 -
近づく程にその大きさに圧倒される。
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その裏側。
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さあ、いよいよ、プールに入る。
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回りを囲むローマ帝国風巨大彫像群(伝説上のベトナムの古代の王か・・)は、実にユニークであり、メインの王様は高さが70mある。
プール内の木々もしっかりポップアートしている。プールで遊んでいる人たちとのマッチングも良く、パラダイス性、楽天性がマックスににじみ出ていた。 -
最大の難点は、プール監視員のホイッスルが煩瑣にならされたこと。「飛び込むな」「進入禁止だ」「・・・」と指をさしつつ鋭く警告していた。
そのたびに、夢からさめる。 -
伝説のベトナム王妃か・・。
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ウォータースライダーの出口はドラゴン
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細かい所も手を抜いていない。
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もちろんあのアンコールワットとここを比べられる訳がないが、「もう一度来るとしたらどっちか」、とたずねられたら、「次は、このプールで泳いでみたい」とこちらに軍配をあげるかもしれない。ホーチミンに来たならば、「スイ・ティエン公園」は、外せない観光名所と個人的には思う。
帰りは、横断歩道を渡って、反対側から、来た時と同じ「19番バス」で、市場前のターミナルに戻った。
大満足の「スイ・ティエン公園」探訪だった。
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