2011/08/07 - 2011/08/16
238位(同エリア1561件中)
おねこんさん
中国留学経験のある妻・御猫は2X歳。輝く中国留学の日々から早X年が過ぎ、そろそろ中国が恋しいお年頃。
そんなある日、海外旅行経験が修学旅行の一回のみというウブな旦那を中国に連れて行き中国の魅力を存分にアピールできれば
今後中国への旅行が円滑に行える、ということに気づく。
そこで御猫は薄れゆく留学時代の記憶と語学力を頼りにツアーを練り、
短い期間で中国の魅力を最大限アピールすることとなった!
御猫「クククッ…これで旦那も中国の魅力の餌食だ…!」
この旅行記は、その完璧なる犯行を記録したものである。
上海中心の~後編~は
http://4travel.jp/traveler/onneco/album/10634493/
へどうぞ!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国南方航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
上海到着初日。
ホテルに荷物を置いてから外灘へ。
和平飯店は工事も終わり、きれいになっていましたー♪ -
外灘の歩道は人でいっぱい!
-
それでもやっぱり、夜景は見たいよね♪
-
中国国内の観光客の方が意外に多かったです。
写真を撮ってもらおうか迷っていたら、中国人のご家族から
「写真撮ってもらえますか?」と話しかけてもらい、
撮ってあげるお返しに、と私たち夫婦も撮ってもらいました♪ -
初日は到着も遅かったので、ご飯どころに迷いました〜><
結局ファストフードに…
南京東路の「大娘餃子」にて。
滑り込みセーフで好きな餃子にありつけました!(たぶん9時閉店?)
とある乾物店の二階にあるこのお店。
注文には英語のメニューもあり、店員さんも観光客慣れしています。
メニューもゆでた餃子ということで、比較的安心かと思います♪
初・中国料理の旦那も、これには満足してくれました! -
これ、一日目・二日目と連泊したホテルです。
華宮ホテルという、静安寺と江蘇路駅の間あたり、延安西路ぞいのいうところなのですが、
一泊二人で188元、お部屋はツインでお風呂もきれい、
ホテルマンの対応もよいというなかなかよろしいところでした。
初めての宿泊がここで本当に良かった!
中国の代名詞ともいえる「非サービス精神」を
旦那に見せずに済んだぜ…
しかもすぐわきにコンビニ(たしか快客)、レストラン街、
マッサージ屋さんなど、旅行客向けの施設も豊富で、
中国銀行も近いし(両替便利!)、
朝は屋台が立ち並ぶ(中国っぽい朝食が手に入る!)という
何ともベストな場所でした。
客室は20階前後に集中していて、夜は延安路の夜景を楽しむこともできます。
ただし!
駅から少し離れていたので、到着時にタクシーを捕まえようと思ったら
予想外のスコールでタクシー満車状態!
夏の上海にスコールはつきものですので、
夕方以降に到着する方で駅から歩く予定の方は
思い切って空港からタクシーに乗った方がいいかもしれません。 -
今回の旅行でほれ込んだのがこの康師fuの酸梅湯。
梅ジュースなんですけど、ほろにがい漢方の味もして、
暑い時の体の中の調子を整えてくれるんだそうです。
どこに行ってもあったので、ひたすら飲み続けてました!笑 -
二日目は上海の定番・豫園へ!
地下鉄を乗り継いでいけるようになったということで、
試してみると…地下鉄の駅からはちょっと歩くのね…
けど十分近いです!
これは到着後さっそく小龍包の有名店「南翔小龍」を食べているところ。
一人前20元とお高いですが、味も量もやっぱりいいですね♪
中国に来る前から、
「餃子には醤油と酢!」
と教え込んでおいたおかげで、旦那は中国酢の独特の酸味も
楽しむことができました。
食事の趣味を合わせるのって、大切ですよね★ -
豫園のわきにある廟に入ってみました。
上海をお金持ちの街にした始祖にお参り。
中国のお寺や廟には、足元にクッションがあり、
それを使って五体投地をするお参りが一般的です。
立つ→q膝をつく→orz上体を倒す
というのを三回繰り返すのです。 -
高層ビル群の手前には、ふつーのアパート群が。
こういうアパート群に入るのはタブーです。生活区だからね。
留学時代は、これよりもちょっとだけきれいなアパートに
住んでいました。後々写真もあげます。
ちなみにこれはHuai hai Roadの民生百貨の窓からの景色。
安いドライヤーがほしくて探していたのですよ。
海外旅行でとくに女性はドライヤーをどうするかって悩みですよね。
私は現地で安物を調達する派の人間なので、
二日目はたいてい電気屋さんによることになります。 -
二日目の夜は、マッサージのお姉さんのおすすめ火鍋やさんにGO!
火鍋は日本でもだいぶ浸透してきましたね、中国式のしゃぶしゃぶです。
これも、日本の中国料理屋さんで旦那に食べさせていたので
本場の味の違いにおいしい!とかぶりついていました。
おなかいっぱーいに食べて飲んで170元くらい(×12.5=日本円)
現地のひとの人気店だったらしく、
日本人の私たちは結構異質な目で見られました。
でも関係ないよ!おいしいものは万国共通、でしょでしょ?? -
三日目は上海浦東空港を経て、念願の地・西安へ!!
ここは私も初めての街です。
旦那が「中国といえば兵馬俑」というので来ることにしたんですが…
空港について、市街地へのリムジンバスにのって中心まで来たんですけれど、
知らない街って こ わ い !!
中国では当たり前だと知っていた勧誘のおばちゃんおじちゃんに必要以上にビビってしまって、泣く泣く目の前のマックに退避(泣)
予約していたホテルへの道のりがわからず、マックの店員さんに地図片手に場所を聞き、そこへ行くバスも聞いてやっと人心地つきました。
(店員のお兄ちゃんありがとう!!)
ちなみに地図はリムジンバスを降りたホテルの前で5元で買えました。
旅行中は重宝しましたので、日本からの地図を持って歩くんじゃなくて中国で地図を買うのをお勧めします。 -
西安のシンボル・鼓楼。
大路のど真ん中にあるので、地下を通っていくと上に登れるようです。
が、まわりはすべて大きなバス道路なので、たぶん登らなくても十分街並みは満喫できると思います♪
この付近に、市街地近辺のバス乗り場が集中しているので、
バスの番号を確認しながら旅をすると旅程がリーズナブルになりますよ! -
正午くらいに街中についていたので、
ホテルに荷物を置いた後は三蔵法師の仏典倉庫「大雁塔」へ。
もちろんここもバスで行けます。
このあたりには出店もあるのですが、ちょっとお高いので
ここに行く前に水分を買っておくと便利です。 -
入口を入ると左右は僧侶の舎利殿です。
なんだか、荘厳な雰囲気。 -
天上天下唯我独尊!
聖おにいさんの愛読者である旦那は、
ここでは爆笑しまくりでした笑
どの観光地でも、ある程度の文化のバックボーンがわかってると
たのしいものですよねー^^ -
登ることもできるのですが、資料があるということでもなかったので
外観のみを楽しみました。おっきいね!!
そうそう、三蔵法師といえば、わたしたちの年頃だと
「最遊記」の三蔵からはいって、歴史の資料集で絶望して…という流れが一般的かと思うんですが(え?ちがう??^^)
中国の三蔵法師さんはけっこうイケメンです。
漫画ほどじゃありませんけどね。ちょっとマッチョな感じですよ。
こっちの資料使って資料集作ってほしかった…と夫婦で笑いこけました。
よくわからない方はグーグル画像健作先生に聞いてみてください! -
イチオシ
塔の観光後は、今回西安で一番行きたかった一角「回民街」へ!
じつはこの旅行のまえに、NHKの「世界ふれあい街歩き」で西安の回があって、そこで出ていたんですよ、ここ。
ガイドブックにも載ってないんですが、
西安らしいお買い物や食事をしたいのならここしかありません!!
タクシーの運転手さんに「Hui2min2jie1」と伝えると確実に着きますし、
ガイドブックなどをもとにするなら「大清真寺」の付近に行くといいでしょう。 -
これこれ!この雑踏ですよ!
(妻だけが昂奮しています) -
この現地民感、たまらんっっ
-
イチオシ
異質な雰囲気を感じて、旦那もどんどん街へと入っていきます。
街っていうのはね、ツアーで連れられて歩いてもどうにも地に足着くような感じがしないものですけれど、
自分で歩いているとどんどん溶け込んでいくのですよね。
今回初めての「中国にいる!」「外国にいる!」という旅行の味わいを
旦那も感じてくれた…かな? -
イチオシ
羊肉串を焼いてるお兄さんたち。
白い布を巻いたり、白い帽子をかぶっているのは
イスラム教徒=回民なんだってさ。
ポーズとって!って言ったらこんな感じになった笑 -
飴細工屋さん!
これも番組で取り上げられてたんだー。
取材キタ?って聞いてみればよかったな。 -
焼餅やさん。
お客さん用のお店じゃないらしく、「にらまん」「なすまん」みたいな
素朴なメニューしかおいてなかった。
けどこういうのが好きだし、こういうジモティーなところをぜひとも味わってほしい私は、ここでも買い食いしました♪ -
ついでにもいっぴん!
この一角は生っぽい面を売ってるところが多くって(涼面だったかな?)おいしそうではあったんですけれど、
さすがにはじめての中国旅行でなま物はきつい。
この先日にちも多く残っているので、無難に火を通したものをチョイスしました。
どれがおいしいのかわからなくて迷っていたら、
偶然店先にいた女の子が日本語学科の学生さんで、
注文するのを手伝ってくれました♪
大衆食堂独特の早口をしゃべれない私たちには大助かり!!
おかげでおいしい面にありつけました。ちょぴからの担担麺、おいしかったです! -
回民街をあるきまわったらもうすっかり夜に。
ライトアップされた街は、到着した時の異郷感はどこへやら
すっかり愛すべき「西安」に変わっていました。
やっぱり、自分の足で歩くとちがうなあ。 -
昼とはまた違う姿ですね♪
-
四日目の朝。
ホテルの目の前の公園で…パシィン! パシィン!と音がするかと思ったら、
正体はおじさんのふりまわす鞭でした!そのままやないかい!笑
時々左右で持ち手を変えながら鮮やかに鞭を振る姿は「カッコイイ…v」
そのまわりにはおじさんのファンらしき、
短めの鞭をもっておじさんのように振り回しつつも
失敗するおばさんやお兄さんが何人かいました笑 -
この日はバスに乗って兵馬俑へ行きました。
到着したときの旦那の一声
「ひ、広すぎない??」
そう、中国の記念館や公園は日本と桁違いに 広 い !!
半端な体力で行くと確実に途中で脱水症状を引き起こします。
水分はたっぷり!
で、観光地は水が高いから購入はお早めにね!!
ちなみに中国は
ペットボトル水が1〜3元、清涼飲料類が3〜5元です。 -
さっきの入り口からずいぶん歩いたのに…
まだか…!? -
はじめに入って左側の3号坑へ。
不完全な発掘現場がそのまま残っています。 -
完全な形で掘り出されたor修復された、
さまざまな形格好の像が展示されているスペースもあります。 -
つづいて2号坑へ。
こちらは指揮部隊が発掘されたところで、小規模な部隊編成を
細かく観察することができます。 -
手を前に掲げているのは、剣や槍を持っていたから。
-
そしてっ!!
ついに来ました1号坑!
歴史の資料集や漢文でおなじみの、あの、ずらっと勢揃いのところですよ!! -
ずっと見ていても飽きない…
ほんとうにひとりひとり顔が違うんですね。すごいです。
ただただ圧巻。
しかも私の高校の歴史の先生によれば、掘り出されているのは表層の一部に過ぎず、
地下には何層もの同じような人形の広間があり、
その一番奥に、水銀の川で守られた始皇帝の亡骸があるとか。
壮大な歴史を思うと、胸がいっぱいになります。
ラピュタを見つける前のパズーのような気持ちです。
「この土の奥深くに、彼がいるんだ…!」みたいな -
お人形の髪型にはパターンがあるんだって!!
その場で髪の毛を結い直したら、近くの女の子に笑われました。 -
背中の穴は、旗をさしていたんだそうです。
-
もともとは、わきの土の壁と壁の間に丸太の屋根がかけられていて、
さながら地下に建てられたビルのように階層が重なっていたそうです。
けれど発掘の時にその木ごと燃やしたせいで、
当時の形は残っていません。ついでにその熱で中のお人形は割れて
修復をする羽目になった、と近くのガイドさんがいっていました。
もう少しいい方法がなかったものか…
もうすぐ4号、5号坑が公開になるそうなので、
今後はその木の屋根も見せてもらえるような形になったらいいな! -
兵士と一緒にこんなのも出てきたんだって!
お相撲さんと…踊り子さん??笑 -
兵馬俑から15時くらいには帰ってこられたので、
そのあとまた回民街へ。
今度は、昨日通らなかった裏道を抜けて、お土産ショッピングへ。
(髪型は兵馬俑仕様にww) -
夕食は回民街にほど近い有名店「長發徳」で!
小龍包と西安名物「酸湯餃子」、とってもおいしかった!
←これは小龍包の写真。 -
これは酸湯餃子。
普通の餃子を、すっぱからいスープにつけて食べるのです♪
日本でもなじみ深くなってきた「スーラー湯」の辛みを
もっと強くしたような感じです。
で、この日は早く寝ました。
なぜかって?
次の日は、天気もよさそうだし、西安の難所「華山」に登ることにしたからですよ!! -
登山口にむかうバスからの景色がすでに雄大…!!!
ちなみに華山へは西安駅前からのバスを利用しました。
時間に結構厳しくて、7時台前半にバス停に着いたのですが
すでに結構バスが出発しちゃってるみたいでした。
早めの到着をお勧めしますよ☆ -
ロープウェー入口はすごい行列!
結局2時間近く待ちました…(´・ω・`)
登山にロープウェーなんて…という方がいるかもしれませんが、
絶対に、絶対にロープウェーを使ってください!
華山と、あと黄山も登ったことがありますが、中国の山登りは世界基準とは違います。すごくすごく違います。
貧乏旅行でも何でも絶対に、ロープウェーを使いましょう。 -
登ってきました、そして北峰到着!
…って北峰はスタート地点。これから東・西・南、と峰を回るのが普通なのですが、
もうこの時点で疲労がひどい。ので、
結果だけ先に言っちゃうと、ほかの峰には到達しないままで戻ってきちゃいました。
前を歩く赤リュックのおじさんは、この登山道で仲良くなった中国人。
この先、山を下りるまで一緒でした。ありがとう! -
なんで山登りを決行したかって?
これは私の持論ですが、中国と日本の景色における一番の違いは
このいわはだまぶしい山だと思うのですよ。
そこから見る山水画のような景色は、「中国キタ!」という感じを
深く刻みつけるものだと思ったのです。旦那にね。
だからどうしても見せたかったのです。 -
この谷を!
-
この山水画のような山並みを!
-
下りは歩いて降りたんですけど…
あの、いわゆる「いってQ」状態の危ない階段?はしご?な場所を
何度も経験しまして…
何度も死ぬかなって思いました^^
海外保険は入っておきましょう! -
今はもう使われていない道。
使っていた事実の方が七不思議にかぞえられそう笑
解放軍はこんな道も作って登っちゃったんですねー。すごいや!
ということでこの夜はマッサージをして寝たんですけれど、次の日からひどい筋肉痛でまともに歩けませんでした(´・ω・`)
2012年初頭のいまでも、この時できた血豆が足にまだあります。
それでもいい思い出だったなって、思い返せる。あとネタにできる笑
これだから、中国開発ってやめられません!
次の日に西安を発ち、また上海に帰ります。
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