2011/02/26 - 2011/02/26
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junichiaさん
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ウィーン〜アンマン〜ペトラ のぶらり旅をしました。
アンマンから成田までの行程は以下の通りです。
1日目 18:30 アンマン到着(Arab Tower Hotel 泊)
http://4travel.jp/traveler/junichia/album/10555447/
2日目 アンマン市街ぶらぶら、ジュラシュ(Arab Tower Hotel 泊)
http://4travel.jp/traveler/junichia/album/10556289/
3日目 アンマン市街ぶらぶら、死海(Arab Tower Hotel 泊)
http://4travel.jp/traveler/junichia/album/10556848/
↓いまここ
■4日目 8:00 アンマン -> 11:00 ペトラ(SunSet Hotel泊)
http://4travel.jp/traveler/junichia/album/10564237/
5日目 ペトラ観光(SunSet Hotel泊)
http://4travel.jp/traveler/junichia/album/10564238/
6日目 10:00 ペトラ -> 13:00 クイーンアリア空港
15:30 クイーンアリア空港発
20:30 アブダビ着
22:30 アブダビ発
7日目 13:30 成田着
----------------------
4日目はアンマンを出発してペトラに向かいました。ペトラは期待通りの素晴らしい遺跡で、アップダウンを繰り返しながらヘトヘトになるまで歩き回りました。
【本日の行程】
7:00 起床
8:00 アンマン発、宿手配の乗合タクシーでペトラに
11:00 ペトラ着、ホテルにチェックイン
11:50 ホテルから徒歩でペトラ遺跡へ
12:30 エル・ハズネ 着
12:45 犠牲祭壇までの急な階段を昇り始める
13:10 なんとか犠牲祭壇着
13:30 ライオンモニュメント
13:35 庭墓
13:40 ローマ兵の墓、トリクリニウム
16:20 カスール・アル・ビント
16:35 エド・ディルに向けて登頂開始
17:15 エド・ディル到着
17:50 下山開始
18:10 ライオン・トリクリニウム
18:25 列柱通り
18:50 アル・ハズネに戻る
19:10 ホテル帰着、シャワー
19:30 食事
【本日の出費(1JD=115円位=1EURO位】
ベッドメイキング 1JD
ペットボトル水 1L 0.5JD
タクシー(乗合)でペトラへ 25JD(チップ込)
ペトラ2DAYチケット 55JD
コーラ 1JD
ポテチ 0.5JD
夕食 15JD
ホテル1泊分 50JD(Sun Set Hotel,Suite)
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計 148 JD(ペトラチケットが結構高いねぇ...)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
http://4travel.jp/traveler/junichia/album/10556848/ の続きです。
昨晩19時頃、ペトラまでセルビスで行くかバスで行くかうじうじ悩んでいました。いちおうペトラ行きバスが出るバス停までのセルビス乗り場は調べておいたのですが、どうも気が乗らない...。
ホテルスタッフに良い方法が無いか聞いてみようかなとフロントに降りてみると、壁に「ペトラーツアー」の表示が!よく見てみると、なんとOne Way がある!しかも20JD!安い!タクシーだと通常60〜80JDらしいので、これに乗れれば完璧だぁ。
「これだ!」と言わんばかりにフロントのおにいちゃんに尋ねたところ、「格安なので、4人そろわないと出ないんだよ」とのこと。「今日22時にツアーが出るかどうか連絡するから待っててくれ」というので、素直にそれに従うことに。
しかして21時30分頃、部屋の電話がなる。
期待に弾んだ声で「はいはい!」と出れば、「明日出発が決まったよ。何時に出たい?」とのこと。やった!これで足が確保できた。「ちなみに、お勧めは8時出発だけど」というので、「じゃ、8時で!よろしく!」。
足が確保できると本当に安心できますね。
この日はいつも以上にぐっすり眠れました(毎日じゃんか)。
そして翌朝7時。すがすがしく起床。
荷物をパッキングして、フロントへ。どうも朝食は食べる気にならないので、紅茶だけいただくことに。
日本人らしき若い女性二人組が降りてくるのを横目で見ながら、しばらくタバコをふかしていると、フロントから「ペトラ行きのゲストは準備OKか?」という出発の合図が。
もしやとは思っていたけど、先ほどの女性二人組もペトラへのタクシーに乗るらしい。これはラッキー。久しぶりに日本語がしゃべれる。しかも若いおねぇちゃんと(笑)。
運転手、おねぇちゃんたちに軽く挨拶していざ出発!
彼女たちはペトラへの日帰りツアーのようで、本日中にアンマンに戻ってくるらしい。昨晩Arab Tower Hotelにチェックインしたものの、運転手がホテルの場所を知らず、到着までにかなりてこずったらしい。
そういえば、昨日私がフロントでタバコを吸っていたら、何度も電話がかかってきていて「ローマシアターの近くだ!」とフロントのおにいちゃんが何度も怒鳴っていたっけ(笑)。きっとそのタクシーにのってきたのでしょう。
聞けば、彼女たちは今年3月卒業予定の大学生で、2人とも就職が決まり、南米から大西洋を横断し、モロッコを経由して中東までたどり着いたとのこと。この後てインドを目指して旅をつづけ世界一周するという卒業旅行らしい。期間は1カ月程度で、長期旅行は今回が初めてではない...なんとたくましい...。
南米かぁ、行きてーなー...。
タクシーは...というかこれは完全に自家用車だね。日本製のカムリでした。しかもピカピカの新車。もちろんエアコン完備。クッションも完璧。
運転手のお兄ちゃんにきいたら、アルバイトでペトラ往復をしているとのこと。綺麗な英語を話していたので、お金持ちで学歴も高いのでしょう。
「いい車だね。日本でもこの車は高いんだよ。カムリはクラウンていう意味だって知ってる?」と褒めたら、かなり自慢げでした。
「クラウンていう車も別にあるんだけどね」とは、なんか面倒なので言いませんでした(笑)。 -
砂漠の真ん中を90分ほど走った後、ちょっと疲れたので「休憩しようよ」とドライバーに提案。
偶然か必然か、ちょうど前方にドライブインが見えてきた。
ドライバーのお兄ちゃんによれば、ペトラまで行くとお土産が高いので、買うならここで買ったほうがいいよとのこと。ありがちですが、きっと若干のキックバックがあるのでしょう。
見ていると、次から次へとタクシーらしき自家用車が入ってきていたので、途中休憩の定番なのでしょう。 -
ふたたびペトラに向けて出発。
そういえばさっきから気になっていたのですが、ペトラへと向かう道路の左側には延々と黒いパイプラインが走っています。
妙に気になるので「あれは何?」と尋ねると、トルコから水を運ぶパイプラインだとのこと。
えぇぇ、トルコから?なんでまた?なんかオスマントルコよろしく、今度はアラブ諸国を水で支配しようとしているんじゃねーの?
....と思って後日グーグル先生にきいてみたら、なんとまさにそういうことらしいですね。その名も「ピースパイプライン」。結局、中東諸国が政治的判断から水の供給を断り、計画はとん挫したようです。
詳しくは以下をどうぞ。
水はただではないという文化
http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/mizu_23/no23_b02.html
そうえいば、ミツカンのサイトなんて生まれて初めて見たよw -
アンマンを出発してぴったり3時間。ペトラの街の入り口に到着しました。
ここから下っていくと、ワディ・ムーサの街に入っていきます。
遠くに見える岩山がペトラ遺跡です。
それにしても、すごい奇観!
グランドキャニオンもよかったけど、これもまた、すごいですねぇ。
写真じゃわかりずらくて恐縮なのですが。 -
眼下に見えるのは、ペトラ住人であったベドウィン向けに政府が用意した居住区です。ペトラが世界遺産に指定された1985年以降、多くの住民はこの居住区に移動したようですが、中にはそのままペトラに住み続けているベドウィンもいるようです。
ペトラを散策中、それらしき住居をいくつか見ました。 -
タクシーはワディ・ムーサの市街地を通り抜け、ペトラ遺跡のゲートへ向かいます。
が、私はその300メートルほど手前で降ろしてもらいました。本日の宿泊ホテルとなるサンセットホテルです。
残念ですが、おねぇちゃんたちとはここでお別れです。あぁ、また一人になっちまったなぁ。
でも気を取り直してホテルを見てみれば、なかなか良いたたずまいですねぇ。
ホテルの1Fにはサンライズ スーパーマーケットがあり、食料品や水、コーラを安く入手することができます。 -
今回予約した部屋も、豪華にスイート!
1泊50JDと高めですが、広々とした部屋(ちょっとベッドが短い?)に清潔なシャワールーム!バスタブもありって、かなりリッチな気分です。
通りに面した部屋ではありますが、ここは遺跡の入り口まで目と鼻の先。アンマンのようにうるさいことはないでしょう。 -
部屋の入り口に張られた注意事項。
-
サンセットホテルから200メートル先(ペトラ遺跡寄り)には、有名なMovenpickがあります。堂々としたたたずまいですなぁ。
来てみてわかりましたが、ペトラ遺跡の入り口付近には、結構多くの安宿がありそうです。
ワディ・ムーサー中心部なんかに宿をとる必要なんか全然ありません。
レストランもありますし、遺跡が目的であれば何の不便もないです。
ワディ・ムーサ中心部からペトラ遺跡までは長い下り坂です。
逆にいえば、帰り道は長い上り坂になります。
ペトラ遺跡をあるきまわって、その〆が上り坂ってのはきついですよねぇ。
サンセットホテルにしておいて正解でした。 -
荷物を置いて、水を持ったら、出発です。
ペトラ遺跡のゲートでチケットを購入。
噂には聞いていましたが、2DAYチケットが55JD! 高い!(2011年2月現在)
ちなみに、1DAYチケットが40JD(これも高い)なので、まぁかなり割安ではあります。
いろんな方の旅行記を見てみると、年々値上がりしているみたいですね。10年前は10JDしなかったなんて話も見ました。
ちなみに、チケットを購入する際にはパスポートが必要でした。パスポートを忘れないようにしてください。
並んでいる人もなく、すんなりとチケットをゲットし、ゲートをくぐって遺跡へ向かいます。
すこーし肌寒い感じですが、日差しも強く、もう少しすれば暑くなるでしょう。
否が応でも胸が高鳴ります。 -
長ーい砂利道を歩いていると、頻繁に馬車とすれ違います。
歩道の左側が馬車道になっているんですねぇ。
すれ違うたびに、「タクシー?」と聞かれ、さいしょは笑顔で「ノーサンクス」と繰り返していたのですが、このあたりで面倒くさくなってきました(笑)。
ただ、エジプトの観光地にいる自称ガイドや土産物売りなんかとは違って、おおむねあっさりとしたものです。ただ、中にはアラブ語で悪態をついてくるヤカラなんかもいなくはありません。そういうのは若いあんちゃんに多いですね。
ちなみに、馬車を使っているツーリストは結構多いです。
「なんでまた?」と当初は批判的に見ていたのですが、あとで「あぁなるほどねぇ」と納得するのでした。
というのも、足場が砂ってこともあり、長いこと歩いていると本当に疲れるんです。また、ペトラの見どころは高いところに多いので、いやでも階段を登らなければならないという...。
階段の途中には、「待ってました」と言わんばかりにロバ引きの少年が待っています。何度誘惑に負けそうになったことかw
だから、体力に自信が無い方は遠慮なく馬車なりロバなりラクダを使いましょう。足がもつれて転げ落ちてしまっては楽しい旅も台無しです。
私は経済的な理由で使いませんでしたけどね。 -
オベリスクの墓が見えてきました。
岩山の割れ目、シークの入り口まであと半分くらいでしょうか。
全然余裕です。まだまだ歩けます。
ただ、砂利道ってじわじわと効いてきますね。ちょっと心配だぞっと。 -
お、遠くにシークが見えてきた気がする。
ガイドによれば、メインゲートからシーク入り口まで1.5KMとのこと。あらら、結構あるのねぇ。どうりで疲れるはずだ。 -
きました!シーク入り口!
脳裏に浮かぶのは、当然、岩の割れ目から覗くエル・ハズネ。
こころなしか速足になります。 -
こんな道をひたすら歩きます。
頻繁に、前から後ろから馬車がカツカツ鳴らしてやってきます。
くさいです(笑)。
道は平らなようで平らじゃない...微妙に疲れる感じです。 -
途中、ローマ時代のダムがあったり、岩を彫った像があったりします。
岩に挟まれた細い道(シーク)は薄暗く、裂け目から日が差しています。
うーん、神秘的です。
こりゃ、なかなかみつからなかったはずだよ。 -
シークの入り口から歩き続けること30分弱。
ん?前方に気配がする...。もしや...。
おそるおそる近づいてみると... -
でたー!これこれ!これが見たかったのです!
ペトラ旅行記でおなじみのこの写真、私も撮ってしまいました(笑)。
だって、これが見たくてここに来たのだから。
うーん、もったいなくて割れ目から出たくない。 -
おもいきってシークから飛び出すと、目の前には堂々たるエル・ハズネ。
英語表記では The Treasury(宝物殿)。
高さ43メートル、BC1世紀時代のものだそうです。
すばらしいです。
ずっと夢に見ていたペトラにやってきたのだ!という実感がじわじわと湧いてきました。感動でなかなかこの場から離れられません。
エル・ハズネの雄姿を見るには、以下のサイトのパノラマビューがお勧めです。
http://www.panoramas.dk/fullscreen2/full24.html -
ルクソールで見たラムセス三世葬祭殿の塔門やホルス神殿にも圧倒されましたが、これもすばらしいですねぇ。
なんといっても、岩山透かし彫りってのがすごいです。 -
宝物殿という名前の由来は、この丸い冠の部分にお宝が入っていると信じられているからだそうな。
過去に何度か、ベドウィンがお宝欲しさにこの冠に向けて発砲したことがあるらしく、その傷跡が残っているみたいです。確かに目を凝らしてみると、小さな丸いくぼみがいくつか見つかりますね。 -
エル・ハズネの足元には、地下への通路が。
入れませんでしたけど。
インディアナジョーンズでは、このエル・ハズネがキリストの聖杯が隠されている太陽の神殿として登場していましたよね。最後のシーンで神殿が崩れてナチの一人が地下に飲み込まれていくシーンを思い出しました。 -
いつまでもエル・ハズネにいても仕方が無いので、さっそくペトラ散策に出発。
エル・ハズネの右側の道(ファサード通り)を抜けると... -
広場に出ます。
-
日差しが強くなってきました。
客待ちのラクダも暑そうだ。
さぁ、どこから見て回ろうか? -
おや、ローマシアターの手前にあるこの階段は?
ガイドによれば、どうもこれが犠牲祭壇に通じる階段らしい。
よし、体力のあるうちに登ってみるか。
まぁ、ちょろいもんでしょう...とこのときは考えていたのだが... -
階段を上って頂上の犠牲祭壇、オベリスクを経由し、ライオンのモニュメント、庭墓を通過して、カスール・アル・ビントまでのおよその経路を示したのが左の図です。
山頂まで400フィート(120メートル位)。一見たいしたことないように思えますが、いやーこれが死ぬほどきつかった〜。
低いところで海抜1000メートル弱程度なのですが、そのせいかなぁ...やたらきつかったです。
でも..本当にきつい登り坂がこの後に待ち構えていることは、この時点では知りませんでした(笑)。 -
上り坂は、いにしえの住人が掘ってくれた狭い階段と坂道が続いています。狭いので、人とすれ違うたびにどちらかが端によけなければなりません。
ところどころ崖になっているところもあり、ヒヤヒヤします。
途中息を切らしていると、ベドウィンのロバ乗りの子供が「タクシー?」と声をかけてきます。うー..とても魅力的な誘い..でも意地でも乗るものか...。
それにしても、この小さなロバにのって、この狭い階段を上ったり下りたりするのか...これはとてつもなく怖いと思うのだけど。。。 -
休憩をとりながら登り続けること30分弱。
頂上に近づいてきたようです。
これは何の建物の跡だろう? -
おぉ、これがオベリスク。
2本ありますね。
それぞれ、ペトラを繁栄させたナバテア人の信仰神である Dushara と al-Uzza を祀ったものだそうです。ドゥシャラとアルウザ..と読むのでしょうか?
近くに犠牲祭壇があるはずなのですが、あぁ、もう一歩も歩きたくない...。
水を飲みつつ、風に吹かれてしばし休憩。 -
風がさわやかで、景色がすばらしいです。
苦しい思いして登ってきてよかった。 -
人がいると、周囲の巨大さが分かっていいですね。
-
さぁ、降りるか。
下りは常にこんな感じです。
「あれ?道が無いのか?」と思って近寄ると、次の階段が見えてくる...みたいな。
結構急だし、砂で滑らないようにこわごわ下っていきます。
こんな道、ぜったいロバになんか乗りたくない...。 -
お、これが噂のライオンのモニュメントですか。2000年の間風雨にさらされても、結構しっかり残っていますね。
ライオンの頭のほうには、水が流れた跡があります。 -
さらに下ります。
急で怖い...。 -
おぉ、この天井の模様!
美しですねぇ。
ちなみに、ペトラは Rose Red City と呼ばれているそうです。 -
庭墓(Gurden Tomb)が見えてきました。
このモニュメントの右側はダムだったみたいです。
なんか、とても明るい優雅な雰囲気を漂わせています。 -
少し下ると、今度はローマ兵の墓。
中に入りましたが暗くて何も見えませんでした。懐中電灯を忘れたんだよなぁ..失敗。 -
ローマ兵の墓の前には、トリクリニウムがあります。トリクリニウムとは、ローマ時代のダイニングを意味しているようなのですが、墓の前にダイニングとは...時代が違うのか、それとも通夜のように死者を偲んで献杯みたいなかんじなのでしょうか...。
-
トリクリニウムから外に向かって。
-
水路が整備されてますねぇ。
ローマってすごいよ。 -
こんな墓があったり。
-
こんな模様があったり。
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ぶらぶら寄り道しながら歩きつつ。
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これも墓なのだろうか。
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中はこんな岩肌が。美しい〜。
-
さらにこんな景色の中を歩き続けると...。
-
遠くにカスール・アル・ビントの後ろ姿が見えてきました。
-
カスール・アル・ビントは、Dushara神を祭った寺院だそうです。
これは当時はペトラの中で間口が最も広い建物で、エル・ハズネよりも4Mも広いらしいです。崩れすぎて、よくわからないですけど。 -
さぁこれからどうしようか。
振り返れば大寺院跡がみえるけど、やはり今日のうちにエドディルを制覇しておきたいなぁ。
よし、行ってみるか...。 -
エド・ディルは山の頂上にある修道院です。
歩き始めはこんな道。
足元が砂なので、微妙に歩きづらい..。 -
大寺院跡からエド・ディルまでの行程はこんな感じ。
Google Earthで、大寺院跡とエド・ディルの高低差がわかるように表現してみました。
標高差は約200メートルです。
大したことないように思えるのですが、先ほどの犠牲祭壇までの道のりと比べると80mも高いところにある....というのは後で知ったことです。
とにかく、登っても登っても先の見えない階段に、絶望しながら、それでも登り続けました。 -
こんな道や。
-
こんな道を通り抜けつつ...。
-
まだまだ続く階段、階段...。
何度もロバが追い越していく...。あぁ、私も乗りたい...。 -
結構登ってきました。
振り返ればペトラの絶景。 -
おっと、広場に出てきたぞ?
これはもしや? -
キターッ!
-
まぎれもなく、エド・ディルです!
登り続けること45分。
何度、挫折しようと思ったことか...。 -
エル・ハズネに負けないくらい美しい建物です。
カフェでコーラとチョコレートを購入し、カロリー補給。
そうえいば、昼飯くってないじゃん。 -
エド・ディルの前にある山の上からの絶景。
-
ペトラでは頻繁に積み上げた石を見かけますね。
観光客によるものなのか、ベトウィンによるものなのか。
やはり日本人と同じように、崩れなければ願いがかなう...的な意味なのでしょうかねぇ。 -
さぁ、だいぶ人も少なくなってきました。
帰ろう。
すっかりたたまれたお土産や。
でも、単に布をかぶせて石を乗せただけ。
雑だなぁ。 -
帰り道、ライオン・トリクリニウムへ。
エド・ディルへ登る階段の途中に、横道があるのですが、ちょっと注意していないと見過ごしてしまいます。
それにしても、こんなところでお食事なのでしょうかねぇ。
たしかにここから見下ろすペトラは絶景ではありますが。 -
大寺院跡まで降りてきました。
すっかり人影が減っています。 -
歩いている人たちの服装を見てください。
コート着てますよ。
そう、結構寒いんです。
日差しがないと風が冷たいです。 -
前方に見えるのは岩窟墓群ですね。
今日は無理だけど明日は見るぞっと。
ここからシークを抜けて、砂利道を抜けて、ホテルに向かいます。
実はこの辺りからメインゲートまで、微妙に上り坂なんです。
ヘトヘトの体に、この微妙な上り坂が鞭を打ってくれます。 -
たっぷり7時間、ペトラ散策に費やしました。
ホテルで軽くシャワーを浴び、近くのレストランに...と飛び込んだところは、Petra Kitchen。...でも、なんかおかしいぞ...。テーブルがやけに高いし、椅子が無い。
うろたえる私に、一人の紳士が近づいてくる...「何か御用ですか?」。
えと、食事がしたいのですが..と言うと、「ここはキッチンなんです」と。
はい、キッチンですよね...それを知って入ったのですけど、と周囲を見渡してみると、なんか先生らしき人に生徒さんらしき数名のおばさんがテーブルで料理を作っている。
あらら、もしかして本当のキッチン!?(笑)
失礼しました〜と愛想を振りまいて、そそくさと立ち去る自分..。なんだよ〜だったら、「本当のキッチン」て書いといてくれw
気を取り直して今度は本当のレストランへ。
本日1日、頑張ったご褒美に、まずはビール。
うまい! -
そして、このところの野菜不足を補うために、サラダ。
シーチキンが缶詰丸ごと乗っています。
うん、うまい。
シーチキンにはずれは無いですなぁ。 -
さてメインは何にしようかと悩んだ挙句、結局グリルドチキンにしてしまう自分...。
失敗しても適当に頼めば面白かったのに...。空腹には勝てませんでした。
このレストラン、名前は忘れましたが、12JD(結構高いよね)に20JDを渡したら、5JDのおつり。勝手にサービス料をとりやがりました(笑)。
でもビールを飲んで気分がよいので文句は言わず、TIPを置かずに退散〜。
あぁ、うまかった。
明日もペトラ散策です。
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