坂本龍馬の定宿　寺田屋へ

2010/08/31 - 2010/08/31

大河ドラマは結構見ていたけれど、幕末物は今まで苦手でした。
でも、坂本龍馬にはちょっと興味があり、大河ドラマも見てみると、
ちょっと冗長な時もあるけど、ここぞという場面はおもしろいです。
そんな中、実家への帰省ついでに近い伏見の寺田屋へ行って見ることに。
ちょうど次回のドラマがいよいよ龍馬にとっての大事件「寺田屋騒動」ですしね。

しかし、今まで実家から一番近い京都の歴史的な場所なのに、行ったことはなかったです。
最寄り駅の中書島も宇治への乗り換えでは何度も行ったことがあるのに、
改札から出るのは初めてでした。

しかし龍馬ブームで、寺田屋は３５度を超える猛暑日の平日にもかかわらず、どんどん観光客が訪れてました。おそるべし、龍馬ブーム！！
出張で京都に来たついでに訪れたという風情のサラリーマンさん達もいらっしゃいました。
私のような一人旅の女性も結構居て、表で自分と寺田屋の写真を撮りあいっこしました。

エリア 伏見(京都)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

まずは２階の雪の間へ。
ドラマの寺田屋はお部屋も広いですが、
実際の寺田屋は思ったより狭いです。

床の間には坂本龍馬の肖像画が。

龍馬もここから京都の町を眺めたんでしょうね。
ちなみに縁の間は立ち入りできないので、部屋からガラス障子を開けて
撮影してます。

龍馬が持っていたピストル。
ちょっとガラスが反射してますが。。。(苦笑）

結構見学客が多いので、ゆっくり撮影できなかったです。

寺田屋騒動での弾痕。
こういうのがあると、ほんとにそういう事件があったんだって、
しみじみ感じますね。
幕末だと、年代が近いので、こういう歴史の痕跡もはっきり残っていますね。

龍馬の写真。
写真が残っているのも幕末ならでは。

刀痕も残っています。

お龍さんが、お風呂場から駆け上がって龍馬に知らせた階段です。
お客さんが少なければ、お龍さん気分で駆け上がってみたいものです。
順路的には、ここの階段を下りるので、上れません。

左２つがお龍さんの写真。右はお登勢さんの写真。

左から、坂本龍馬、吉村虎太郎(寅太郎）、武市半平太。

１階にある、お登勢さんのお部屋。

お龍さんが龍馬に襲撃を知らせたお風呂。
ドラマではどんなシーンになるかわかりませんが、
かなりちっちゃいですね。

ただ、このお風呂は実際は事件のあった当時のそのままではなく、
その後、再建されたという説もあるそうです。

お庭にあった龍馬の像。
高知の桂浜の像に比べるとちっちゃいです。

寺田屋全景。
前の道路は、車が結構通るし、観光客の出入りや写真撮影が多いので、
なかなか写真が撮りづらいです。

また、寺田屋の開館は午後３時４０分までと閉館時間が早いので要注意です。
出掛けたついでに午後３時過ぎに着いたので、先に中の見学をしました。

寺田屋近くの龍馬商店街。
伏見の水で入れた水出し珈琲のある喫茶店などがありました。
でも、コーヒーは苦手なので。。。
猛暑なので、かき氷が食べたいと思ったのですが、
外から見た感じではかき氷はなさそうでした。

寺田屋のある伏見は、京都の酒処で、酒蔵・酒造会社などが多い地域です。

寺田屋の近くにあるカッパでおなじみの黄桜酒造。
他に月桂冠の酒蔵もありましたが、そちらまで猛暑の中歩く元気は
残ってませんでした。
言うても、歩いて５分ぐらいだと思うんですけど、この猛暑の中歩くのは辛い。
黄桜さんでは、食事などもできるようですが、ティータイムの１６時には
食事コーナーは開いてませんでした。
お酒の売ってる売店で、立ち飲みのお酒とソフトクリームが売っていたので、
ソフトクリームを買って、猛暑の中、屋外の椅子に座って食べました。
売店の向かいの記念館は飲食禁止なので。

龍馬ブームで観光客が増えてるのに、観光客に優しくないな・・・と思いました。
この猛暑の中、京都観光してると、やっぱり涼しいところでかき氷が食べたいんやけど、かき氷が食べられそうなお店は見当たりませんでした。

でも、ドラマで寺田屋騒動をやる直前に実際の寺田屋を見られて良かったです。
まあ、来年になれば、寺田屋を訪れる人も少なくなってるかもしれませんが、やっぱりドラマの寺田屋騒動の直前に見たいと思ったし、来年になったら自分自身の龍馬熱も冷めてるだろうし。。。