2010/07/17 - 2010/07/19
705位(同エリア982件中)
まゆままさん
旅の二日目は朝一でフェリーで小豆島へ渡った。
定番の二十四の瞳の映画村や二十四の瞳の舞台となった旧苗羽小学校田浦分校を見学。
その後、無添加の素材を使ったこだわりのつくだ煮を作り続けておられる小豆島食品の工場を見学。
そして見晴らしのよい高台にある元迎賓館であった石の館を見学させていただき、最後にオリーブ公園へ。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
二日目朝、高松の竹林民宿八正庵に別れを告げて小豆島行きのフェリーに乗り込んだ。
-
1時間ほどの船旅。
草壁港へ到着。 -
まずは二十四の瞳 映画村へやってきた。
ここは昭和62年、田中裕子主演で製作されたオープンセットがそのまま保存されたところ。
映画のセットながら懐かしい町並みが造られている。 -
-
、「二十四の瞳」の舞台となった旧苗羽小学校田浦分校の舞台セット
-
青い海が見渡せ、ロケーションがとてもすばらしく気持ちがいいところだ〜
-
撮影用のボンネットバス
-
-
-
教室の窓からは海が見える。
こんな学校だったら解放感にあふれてていいなあ -
-
-
作られた町並みの中にはこんな駄菓子屋さんも
-
-
なつかしいホーロー看板もあちこちに
-
満開のひまわりが青空に映えてとってもきれいだった。
-
-
映画村の中を流れる川の中にはこんな「コブダイ」という魚がいてその風貌があまりにも強烈で・・
子どもたちは餌を与えて楽しんでた。 -
そして映画村から少し離れたところにある、「二十四の瞳」の舞台となった旧苗羽小学校田浦分校。
こちらの校舎は明治35年建造のもので昭和46年廃校になるまで70年間使用されてきた。
寄棟屋根、板張りの外壁の簡素な木造平屋建ての校舎。 -
校舎の前にはオリーブの木が
-
内部は教室が三室並んだ片廊下式の間取りになっている。
-
-
-
-
小豆島は醤油の名産地でもある。
マルキン醤油記念館へやってきた。 -
こちらの建物はマルキン醤油の15号もろみ蔵。
大正12年建設の鉄筋コンクリート造りで、和の醤油蔵が多い中、○に金のロゴにアールデコ風の意匠が斬新だった。 -
-
こちらはマルキン醤油の明治40年創業当時に建てられた天然醸造蔵。
-
この後、ランチを予定していた島で唯一の造り酒屋、森国酒造へ。
-
カフェとギャラリー&ショップが入ったお店となってる。
席には案内されたものの、どうも人手が少ないのか?かなりの待ち時間を要するようで、この後見学予約をしていたところがあったので
ここでのランチは断念・・ -
-
-
そして小豆島食品のつくだ煮工場見学へやってきた。
こちらは土日は見学は無理かな?とダメ元で事前に予約の電話を入れたところ
見学の準備ができそうならお知らせ頂けると。そして旅行前日に見学可との電話を頂けた。
来る時間につくだ煮が出来上がるよう調整してくださるという。
うれしい心くばり・・ -
こちらの小豆島食品の建物も明治中期に建てられた元醤油蔵で、登録有形文化財となっている。
-
裏側から見た建物。
-
つくだ煮を直火で手造りされている小さな工場。
大きな釜に三種類のつくだ煮がぐつぐつ煮えている。
手前から海苔、こんぶ、しいたけのつくだに。
熱々のつくだ煮が美味しそうだ〜 -
これらのつくだ煮は最高級の原材料を使い、無添加で作られているのだそう。
こちらは喜界島から取り寄せているというてんさい糖。
醤油は前回紹介したヤマロク醤油の四年醸造物の「鶴醤」、
昆布は北海道の羅臼昆布とすべてこだわり抜かれた材料なのだ。
これほどのよい材料を使って作るつくだ煮というのはなかなかないとお店の方も自負しておられた。
小さな工場なのでどこかへ卸すということはされてないようで、
お客さんのほとんどはここのつくだ煮のすばらしさを知って、直接注文される方々が大半だとか。 -
見学に来た人はこの容器につくだ煮を山盛り1パック、300円で持ち帰れる。
箸と容器をもらって鍋から直接容器に詰め込む。
まだ火は入れられたままなのでやけどしないように・・ -
自分で盛った容器の分はこちらで試食もできる。
先客のグループは、お店の人に言われてホカ弁で白ご飯を買って再びやってきたという。
それもアリなのか〜〜・・昼ごはんを食べたばかりだった私たち、残念・・
ほんとに炊きたてご飯が欲しい!っと思ってしまう美味しいつくだ煮。
そもそもつくだ煮作りがなぜ小豆島で盛んになったかといえば、戦後、食料難の中、
かろうじて小豆島で作られていた醤油を使って何か食べる物ができないかと芋のつるを煮たことが始まりだそう。
つくだ煮にまつわるいろいろな話を聞かせていただき、小さい工場ながらも品質にこだわり、
本物のつくだ煮を作り続けておられるお店の方々の姿勢にも感銘を受け満足の見学だった。 -
そして今回小豆島で宿泊した民宿から事前に送られてきた地図の中に「石造りの元迎賓館」という気になる言葉が・・
調べてみると西寒霞渓という所に小豆島ヴィラという施設が所有している「石の館」という建物があり申し込めば見せてもらえるとのこと。
ほんとは小豆島ヴィラの利用者のみだそうだが今回に限って見せていただくことができた。
山のくねくね道を登り、小豆島ヴィラで鍵を借りてやってきた石の館。 -
元代議士の方の別荘だったとかで重厚な石造りの中世風?洋館となっている。
小豆島は花こう岩が生産されていて、大坂城築城の際には石垣として使用されたことがあり、古くから「石の島」と呼ばれていたのだそう。
そんな豊富な石材をふんだんに使った石の館なのだ。 -
館の中に入る前に、ここのバルコニーから見える景色が絶景だというのでまず風景を眺めにやってきた。
-
螺旋階段を伝って屋上へ。
-
うわぁ〜まさに絶景!
風が強くてちょっと怖いくらいだ〜 -
-
-
そして館の中へ。
こちらはステンドグラスと石の壁に囲まれたメインの部屋。
テーブルまでもが石でできている。
ヨーロッパの古城のよう?! -
石造りの壁のあちこちにはステンドグラスが。
-
石の床に映し出されたステンドグラスもきれい。
-
-
家具などの調度品もヨーロッパのアンティークなのだろうか・・
部屋にしっくりマッチ。 -
-
別の部屋、こちらももちろん石造り。
-
下にもアーチ状にくり抜かれた石の壁にステンドグラスがいくつか入れられていた。
-
-
-
こちらのお部屋の窓からは絶景を眺めることができる。
しばらくカフェとしても営業されてたようだけど、
現在は手入れされてる様子はなく廃墟となりつつあるよう・・
たしかに交通の便は悪いようだけどこれだけの館なのにもったいないなあ -
石の館を下りてきて最後にやってきたのはオリーブ公園。
オリーブの丘には真っ白なギリシャ風車が回る。 -
-
-
広〜い芝生にテンション上がる子どもたち。
-
-
-
-
民宿に向かう前に立ち寄った、ギネスにも認定された世界一狭いという土渕海峡。
-
民宿マルセでのこの日の夕食。
海の幸たっぷりでボリュームもいっぱい!おいしかった〜
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- 旅は人生の友さん 2010/10/04 00:46:08
- 普通の観光では、訪れない素敵な館を見てくるなんて、さすがですね。
- 小豆島で宿泊した民宿から事前に送られてきた地図の中に「石造りの元迎賓館」西寒霞渓という所に小豆島ヴィラという施設が所有している「石の館」という建物があり申し込めば見せてもらえるとのこと。
小豆島は、まだ行っていないので、このヴィラにも寄って見たいと
思ってます。
どうぞ、私が行く時まで、残っていますように。
- まゆままさん からの返信 2010/10/05 21:32:43
- RE: 普通の観光では、訪れない素敵な館を見てくるなんて、さすがですね。
- 旅は人生の友さん、
すみません、旅行記にも書きましたように、ほんとうはこのヴィラの宿泊者だけしか
見れないことになっていたようで、
今回は見せて頂けましたがもう申し込みされても見れないかもしれません・・
テラスからの景色は絶景でしたが中は少々荒れていたようですし。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
小豆島(香川) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
66