高知旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 稲叢山は、NHKの中高年の登山教室の講師としておなじみの岩崎元郎氏が、登りやすい山、味わい深い山を新たに選定した全国の名峰百山に選ばれた高知県の山です。<br /> 高知山地の真ん中にある稲叢山は雑木の森も美しい山ですが、花の多い山でもあります。花の時期にはアケボノツツジやヤシオツツジ、石楠花、オオヤマレンゲなどが咲きます。<br /> また、その昔には、源平合戦に敗れた平家の落ち武者が立てこもったという平家伝説のある趣き深い山でもあります。<br /> 私はこの稲叢山に、シロヤシオツツジの咲く時期をねらって、夫を誘って出かけました。

☆シロヤシオツツジを尋ねて新日本百名山の稲叢山に登る

5いいね!

2010/05/22 - 2010/05/22

3549位(同エリア5248件中)

0

36

ナオ

ナオさん

 稲叢山は、NHKの中高年の登山教室の講師としておなじみの岩崎元郎氏が、登りやすい山、味わい深い山を新たに選定した全国の名峰百山に選ばれた高知県の山です。
 高知山地の真ん中にある稲叢山は雑木の森も美しい山ですが、花の多い山でもあります。花の時期にはアケボノツツジやヤシオツツジ、石楠花、オオヤマレンゲなどが咲きます。
 また、その昔には、源平合戦に敗れた平家の落ち武者が立てこもったという平家伝説のある趣き深い山でもあります。
 私はこの稲叢山に、シロヤシオツツジの咲く時期をねらって、夫を誘って出かけました。

PR

  •  新日本百名山の高知県の稲叢山1506mに登りに行きました。<br /> 愛車で夜明けの瀬戸大橋を渡り、高松自動車道、松山自動車道と、高速道路を走り、伊予西条ICまで。<br /> ここから高知へと向かい、L194号線で寒風山トンネルを抜け、続いて本川トンネルを抜けます。<br /> 本川トンネルの高知側出口からすぐの所、左手に、稲叢山への案内標識があります。<br /> それを見て左折、ダム湖(大橋貯水池)に沿って少し走ると、またこのような案内標識があります。

     新日本百名山の高知県の稲叢山1506mに登りに行きました。
     愛車で夜明けの瀬戸大橋を渡り、高松自動車道、松山自動車道と、高速道路を走り、伊予西条ICまで。
     ここから高知へと向かい、L194号線で寒風山トンネルを抜け、続いて本川トンネルを抜けます。
     本川トンネルの高知側出口からすぐの所、左手に、稲叢山への案内標識があります。
     それを見て左折、ダム湖(大橋貯水池)に沿って少し走ると、またこのような案内標識があります。

  •  見えているのは、大橋ダム湖と本川大橋です。<br /> 稲叢山の登山口へは、この橋を渡って行きます。案内標識があるので、わかりやすいです。<br /> 本川発電所を過ぎると、道は細くなり、落石の多い道をくねくねと登っていきます。かなり高度も上り展望が開けた頃、稲村トンネルが現れます。

     見えているのは、大橋ダム湖と本川大橋です。
     稲叢山の登山口へは、この橋を渡って行きます。案内標識があるので、わかりやすいです。
     本川発電所を過ぎると、道は細くなり、落石の多い道をくねくねと登っていきます。かなり高度も上り展望が開けた頃、稲村トンネルが現れます。

  •  稲叢トンネルを抜けたすぐ南口のここが「トンネル登山口」で、駐車場スペースです。<br /> 私達もここに車を止めます。<br /> この日は夕方から大雨との予想が出ていますが、今は晴れています。が、とにかく虫(ブヨ)が多いです。

     稲叢トンネルを抜けたすぐ南口のここが「トンネル登山口」で、駐車場スペースです。
     私達もここに車を止めます。
     この日は夕方から大雨との予想が出ていますが、今は晴れています。が、とにかく虫(ブヨ)が多いです。

  •  ここ「トンネル登山口」は、稲叢山1506mと西門山1497mの二つの山の登山口になっています。<br /> 私達も登山口の標識を確認、ここから歩き始めます。

     ここ「トンネル登山口」は、稲叢山1506mと西門山1497mの二つの山の登山口になっています。
     私達も登山口の標識を確認、ここから歩き始めます。

  •  トンネル登山口から登り始めて10分の鞍部です。ここで登山道は、稲叢山方面と西門山方面に分かれています。私達は登山道を左にとって、稲叢山へと向かいます。

     トンネル登山口から登り始めて10分の鞍部です。ここで登山道は、稲叢山方面と西門山方面に分かれています。私達は登山道を左にとって、稲叢山へと向かいます。

  •  稲叢山への登山道は四国電力の鉄塔保線道です。送電線の鉄塔に向けて登ります。

     稲叢山への登山道は四国電力の鉄塔保線道です。送電線の鉄塔に向けて登ります。

  •  鉄塔のところからは展望が開け、四国の山々が見渡せます。

     鉄塔のところからは展望が開け、四国の山々が見渡せます。

  •  橋を渡り、尾根道を辿り、小さなピークを越えて行けば、色濃いツツジの花が出迎えてくれます。

     橋を渡り、尾根道を辿り、小さなピークを越えて行けば、色濃いツツジの花が出迎えてくれます。

  •  稲叢山は木々の新緑が美しいです。木漏れ日が、ブナやリョウブの柔らかな葉を通して降って来ます。

    イチオシ

     稲叢山は木々の新緑が美しいです。木漏れ日が、ブナやリョウブの柔らかな葉を通して降って来ます。

  •  四差路に出ました。ダム湖からの道、滝コースがここで一緒になって、頂上へと続いています。<br /> ここから頂上まではすぐです。

     四差路に出ました。ダム湖からの道、滝コースがここで一緒になって、頂上へと続いています。
     ここから頂上まではすぐです。

  •  稲叢山1506.2mの頂上に着きました。まだ8時45分です。コースタイムは、トンネル登山口から1時間40分となっていましたが、1時間15分しかかかっていません。私達、ゆっくり登ったのですけれど・・・

     稲叢山1506.2mの頂上に着きました。まだ8時45分です。コースタイムは、トンネル登山口から1時間40分となっていましたが、1時間15分しかかかっていません。私達、ゆっくり登ったのですけれど・・・

  •  稲叢山の頂上で、二等三角点も入れて、記念写真を撮ります。

     稲叢山の頂上で、二等三角点も入れて、記念写真を撮ります。

  •  少し霞んでいますが、いい眺めです。遠く石鎚山から瓶ヶ森、伊予冨士、寒風山、笹ヶ峰などの山々が見えています。

     少し霞んでいますが、いい眺めです。遠く石鎚山から瓶ヶ森、伊予冨士、寒風山、笹ヶ峰などの山々が見えています。

  •  足下には蛇行する大橋ダム湖が望めます。

     足下には蛇行する大橋ダム湖が望めます。

  •  今年は天候不順で、花は例年より少ないそうですが、それでも頂上付近には色んな花が咲いています。これはミツバツツジです。

     今年は天候不順で、花は例年より少ないそうですが、それでも頂上付近には色んな花が咲いています。これはミツバツツジです。

  •  これはアケボノツツジです。アケボノツツジは今年は特に花数が少ないです。花も小さめです。

     これはアケボノツツジです。アケボノツツジは今年は特に花数が少ないです。花も小さめです。

  •  これはシャクナゲです。シャクナゲはまだ少し花期には早く、ほとんどが蕾でした。

     これはシャクナゲです。シャクナゲはまだ少し花期には早く、ほとんどが蕾でした。

  •  稲叢山の頂上付近は岩場が多いですが、それらの岩は、段上に競り上がる幕岩で構成されています。

     稲叢山の頂上付近は岩場が多いですが、それらの岩は、段上に競り上がる幕岩で構成されています。

  •  頂上に40分いた後、今度は稲村ダム湖への道を取って下ります。<br /> 急な下りですが、花もあり、緑が目に優しく、とても気持ちいいです。

     頂上に40分いた後、今度は稲村ダム湖への道を取って下ります。
     急な下りですが、花もあり、緑が目に優しく、とても気持ちいいです。

  •  稲叢山のダム湖へと下る道の途中です。花と、岩と、朽ち果てた巨木と緑の森、絵になる風景です。

    イチオシ

     稲叢山のダム湖へと下る道の途中です。花と、岩と、朽ち果てた巨木と緑の森、絵になる風景です。

  •  沢まで下ってきました。

     沢まで下ってきました。

  •  ここに下ってきた道と、滝コースとの分岐があります。<br /> 私達は、ここから滝コースを取って、コースを変えて、下ってきた稲叢山へ再び登って行きます。

     ここに下ってきた道と、滝コースとの分岐があります。
     私達は、ここから滝コースを取って、コースを変えて、下ってきた稲叢山へ再び登って行きます。

  •  この、滝いっぱいの滝コースこそ、私達が本当に歩きたかった道です。小さな渡渉を繰り返すこのコースは、変化に富、とても楽しいです。

    イチオシ

     この、滝いっぱいの滝コースこそ、私達が本当に歩きたかった道です。小さな渡渉を繰り返すこのコースは、変化に富、とても楽しいです。

  •  岩を流れ落ちるいくつもの名もなき滝。渓谷美と言うのでしょうか。自然の芸術に圧倒されるばかりです。

     岩を流れ落ちるいくつもの名もなき滝。渓谷美と言うのでしょうか。自然の芸術に圧倒されるばかりです。

  •  平家伝説のある稲叢山。落ち武者が息を潜めて隠れていても、なんだ不思議でない気がします。

     平家伝説のある稲叢山。落ち武者が息を潜めて隠れていても、なんだ不思議でない気がします。

  •  鎖が下がっていたので登ってみました。洞窟が何層にもなっています。

    鎖が下がっていたので登ってみました。洞窟が何層にもなっています。

  •  ここは平家伝説のある洞窟で、伝説の洞窟(5窟)となっています。

     ここは平家伝説のある洞窟で、伝説の洞窟(5窟)となっています。

  •  稲叢山の滝コースは、登山道のいたるところこういう岩がそそりたっています。

     稲叢山の滝コースは、登山道のいたるところこういう岩がそそりたっています。

  •  鎖の下がった簡単な岩場を登ります。

     鎖の下がった簡単な岩場を登ります。

  •  大岩の上に出ました。<br /> この辺り、シロヤシオツツジが、何本も咲いています。シロヤシオはゴヨウツツジとも呼ばれ、愛子さまのお印の花です。<br /> 私はこのシロヤシオツツジの巨木に、大杉谷のシャクナゲ平で出会って以来、シロヤシオツツジが大好きになりました。お目当ての花に出会えて感激です!

    イチオシ

     大岩の上に出ました。
     この辺り、シロヤシオツツジが、何本も咲いています。シロヤシオはゴヨウツツジとも呼ばれ、愛子さまのお印の花です。
     私はこのシロヤシオツツジの巨木に、大杉谷のシャクナゲ平で出会って以来、シロヤシオツツジが大好きになりました。お目当ての花に出会えて感激です!

  •  稲叢山の肩まで登り返しました。これは四差路近くから望んだ稲叢山1506mの頂上です。

     稲叢山の肩まで登り返しました。これは四差路近くから望んだ稲叢山1506mの頂上です。

  •  花の時期に、花に会いにやって来た稲叢山で素敵な花との出会い、今年は花が少ないといわれていますが、私達は十分満足です。

     花の時期に、花に会いにやって来た稲叢山で素敵な花との出会い、今年は花が少ないといわれていますが、私達は十分満足です。

  •  稲叢山にはオオヤマレンゲもありますが、オオヤマレンゲはまだ蕾でした。<br /> 私達はゆっくり遊んで、1時5分にトンネル口へ帰って来ました。<br /> 花や新緑、滝や渓谷美、岩などを愛でながら、歩き遊んだ5時間30分。森の息吹を感じた幸せな時でもありました。

     稲叢山にはオオヤマレンゲもありますが、オオヤマレンゲはまだ蕾でした。
     私達はゆっくり遊んで、1時5分にトンネル口へ帰って来ました。
     花や新緑、滝や渓谷美、岩などを愛でながら、歩き遊んだ5時間30分。森の息吹を感じた幸せな時でもありました。

  •  帰りに寄った本川村の道の駅「木の香」のレストランです。

     帰りに寄った本川村の道の駅「木の香」のレストランです。

  •  これは私が食べた「本川産あめご塩焼きセット」1490円です。

     これは私が食べた「本川産あめご塩焼きセット」1490円です。

  •  これは夫の食べた「お魚の身切れのっけ豆腐」1080円です。

     これは夫の食べた「お魚の身切れのっけ豆腐」1080円です。

この旅行記のタグ

5いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP