2010/05/01 - 2010/05/03
78位(同エリア170件中)
きっちーさん
2泊3日だと、旅行記もスイスイ進んじゃってるような・・?
2010年GWの九州旅行でございます。
お約束の太宰府天満宮を見学したあと、吉野ヶ里遺跡を観にやって来ました。
最寄り駅の、JR吉野ヶ里公園駅前からは、まっすぐに遺跡への歩道が伸びています。
行くぜッ、お母さん!
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩
PR
-
駅の隣にある、観光案内所のおじさんによると、吉野ヶ里遺跡までは歩いて12〜13分ほどとのコト。
このように、吉野ヶ里公園駅からは直線で歩道がつくられているので、迷いようもありません。 -
「タクシー、タクシー」と大騒ぎする母上のお尻を叩いて、麦畑の真ん中を歩きます。
日陰が無いのは、ちとツライかな?
この季節だからまだ良いけど、夏はヤバいかも。
ふと見ると、母君はまたぞろ桃太郎侍のような怪しげなスタイルに・・。
だから、やめなさいって〜(汗)。 -
一本道を進み大通りにぶつかると、吉野ヶ里遺跡の敷地が見えてきます。
ついたー! -
なにっ。
目の前がロングウェイなんすけど・・。
こっから、入口までが長いぜよ(汗)。 -
歴史公園センターの発券機でチケットを購入し、ゲートをくぐると、広い河川敷にかかった橋を越えます。
田出川です。
この川が、吉野ヶ里に住んでいた人たちの生活を支えたんでしょうか?
つか、まだある。
けっこー遠いんですけど(笑)。 -
ようやく、遺跡っぽいのが見えてきました。
初めに驚かされたのは、路肩に無数に突き出た、巨大な杭!
人の背丈以上の高さです。
『逆茂木』(さかもぎ)と呼ばれる外部からの侵入を防ぐ、鋭利に尖らせた杭が、邑を囲む柵の内側に林立しているのです。
かなり広範囲に続いてます。
なんだこれ〜っ?! -
「どことなく物騒じゃね?」
弥生時代なんて、全員そろって田んぼを耕してそうな勢いじゃないですかー??
なんで、こんな武装してるんだ?!
ギョッとさせられたムラの入口をくぐって、とりあえず解説を観に行くべえと、矢印に従って右手の展示室へと向かいます。 -
日差しが強いせいか、屋根の下、空調のきいた展示室は盛況です。
写真撮影もオーケーv
えらいぞ!
吉野ヶ里遺跡展示室!!
観光客のニーズをわかっていらっしゃる(笑)。
勿体つけたトコロのない、良い展示室でっす♪ -
去年行った、島根の『荒神谷遺跡』も、弥生時代のものでしたが、そちらより古い銅器が発掘されているようです。
だとすると、必然的に朝鮮半島とかユーラシアにまたがったルート上の村落であった、ってコトか。
なぜかといいますと〜。
ここより、新しい(?)荒神谷遺跡では、製銅技術はまだなくて、輸入モノ。
荒神谷でガイドさんに伺ったのですが、発掘された銅器を成分検査にかけたら、日本列島で採れる銅成分ではなく、ユーラシア大陸産だったそうです。
荒神谷遺跡の銅矛には、北部九州で出土する銅矛にみられる綾杉状の文様があったって、紹介されてましたが、ひょっとして、この『吉野ヶ里遺跡』のことかしら〜v -
当時は、「日本」なんて国境はなくて、当然「日本人」というアイデンティティーもなく。
ナショナリズムの幻想に捉えきれない世界――朝鮮半島や南方の島々、北の方から渡って来た人々など。
どこまでもひらかれた、多様なルーツが当たり前に、可視化されていたんだろうな〜。
(まあ、今だってアイデンティティーは変更不可なものではなく、自分自身のとらえ方で、常に更新可能なもんですけどネ☆)
古代のロマンだのう〜v
うっとり・・vv
「着ているものは、地味だけど・・」
百面相しながら、ガラスケースにへばりつきます。 -
あ。
でも、これってセレブ服なんだ?
絹が使われていたのなら、養蚕技術も伝わっていたというコトでしょうか。
――『魏志倭人伝』には、「ほぼ縫うことなし」と記述してあるが、当時の人々が裁縫の技術を持っていたことが分かった――
と書いてあります。
そんな一生懸命主張せずとも・・(笑)。
つか、アレじゃないですか。
刺繍みたいなもんがナイ、言われてんじゃ・・。 -
庶民の服装は、さらにシンプル!
まえで重ね合わせ、帯でしばるっつー発想は、着物とほぼ変わらないんじゃないかと思いますが。
色柄が無いだけで、地味には感じますネ。 -
セレブの説明と変わらず、縫い目の有無を一生懸命説明する、パネル(笑)。
どうだっていいのに〜。
ところで、ハングルでの表記もされているところが、九州っぽく感じます。
タイトルだけじゃなく、解説自体もやった方がいいと思います。
国際交流! -
弥生時代のお墓は、甕棺仕様☆
かなりおっきい物なんですね!
ヨコにいる人と、比べてみてください。←コラコラ
大きくないすか?←やめなさいって -
この甕棺におさめられた死者にも、相当なダメージを受けて死んじゃった人が、いらっしゃいまして〜。
首が無いだけではなく、鎖骨や腕に刺し傷の跡がみつかっています。 -
直接の死因は、この2箇所の傷による出血死が考えられるみたいですね。
腕の傷は、前から。
肩の刺し傷は、前後どちらからか下方にかけて、小形で鋭利な金属でやられている。 -
うーん。
少ない傷で致命傷をおわせているのなら、犯人は力のある男性?
上半身の傷で亡くなっているし、下方にかけて刺されているのは、犯人の身長はガイシャとかわらないか、もしくは高い可能性がある・・。
首は、トロフィー。
死後に、わざわざ切り取られている過剰殺人なら、首は記念品として持ち去られた可能性も。
ざっつ、クリミナル・マインド☆
古代のロマンだわ〜。←勘違い -
ハイ、間違った方向へ行かないように。
戻ってきてくださ〜い。
戻りました。
スミマセン。
遠い世界へ行ってしまったトラベラーが、次に張り付いていたのは、装身具?
なんだか、重そうな・・。
縫い付けられていたんじゃなく、首から提げたり、頭に巻いていたようです。
ホントに〜?
ちょっと、バランスが悪いように思える復元です。
エジプトみたいに、丸く一周させた方が、安定感がありそうな・・。 -
ほかにも、
「記念写真用のかきわり?」
と思ってみたら〜。 -
弥生人女性の平均身長を確認するものでした。
かきわり、必要か? -
ヘンなものばかり、熱心に撮っているワタクシと違い、母上は地道に朝鮮半島や大陸との行き来の痕跡を示すような遺物を眺めています。
マニア、ヲタク(笑)。
吉野ヶ里遺跡では、中国の貨幣や鉄器も発掘されていて、鉄の生産も『在地生産』『舶載品』ともに充実していたとありますから、あきらかに海上ルートの線上にある、地域だったんですね。
貨幣をつくる技術が無いころは、『お金』も立派な舶来品!
ほかの地域のお金を、『現地通貨』として輸入するって、なんか不思議な世界。 -
弥生時代のこの地域にあった、国や集落の分布をみると、玄界灘を行き来するアジアンの息吹を感じます。
「明日は、福岡市博物館へ『漢委奴国王印』を観に行こう!金印!」
お母様、張り切り過ぎ。 -
弥生時代の農業を取り上げたビデオに、釘づけになっているマミーをほったらかして、おもてへ出ます。
んん〜っ!
いい天気。
GWは、ホンット天気に恵まれるよなあ。
目の前には、入口とは別の堅固な柵が、蛇行しています。
「肉食ってるやつと、草食ってるやつは、性格が違う」なんて言いますけど、あれは嘘か都市伝説すね。
この要塞をみれば、ゼッタイ違いますって。 -
しょっぱなから「農民がノンビリ暮らしている〜」といったイメージとは、だいぶかけ離れた様相の入口に驚きましたが、
『農耕民族というと、狩猟民族にくらべて平和で牧歌的なイメージがあるが、必ずしもそうとはいえない。
農耕には耕地となる土地の確保が欠かせず、そのために土地をめぐる争いは熾烈で、農耕民族が好戦的でないとは言い難い』
どっかで読んだ、本に書いてあった文句が頭に浮かびます。 -
「稲作文化って、いまの農家のイメージで考えるから、誤解しちゃうのよね」
映像を見終えて、外へ出てきた母上が、つぶやいています。
「ただ、三内丸山遺跡はこんなんじゃなかったのよ。もっと、こんなに厳重じゃなくて・・。階層で分かれているというよりは、みんなで寄り合いみたいに集まれるスペースがあって・・」
三内丸山遺跡は、青森にある縄文時代の遺跡です。
なにひとりで観に行ってるかなあ〜(怒)。
柵の入口には、鳥が2羽備え付けられています。
鳥居?
ダジェレ?
飾りかと思ったのですが、これは朝鮮半島の遺跡からも、まったく同じものが出土しているそう。 -
この集落を築いた人たちのルーツは、朝鮮半島だったんでしょうか。
少なくとも、埼玉の『さきたま古墳群』などにみられる古墳時代までは、朝鮮半島の足跡がはっきりと窺われます。
楽しい。
こーゆうのは、大好きv
入口の柵だけでなく、内部も居住スペースごとに、堀だの柵だのが敷地を囲い込んでいます。 -
セレブの柵地帯(笑)。
この掘立小屋のようなのが、エライ人が住んでいた家です。
↑
イヤ、これが竪穴式住居だから -
それよりも、さらにエライ人が住んでいた家です・・・って、全然かわんなくね?
柵と柵のなかに、小さい柵をたてた、一番エライ人の家は、どう見てもあんま代わり映えのしない、外観。 -
屋内もいちおう覗いて歩きますが、広さもそんな違いは無い。
やっぱ、掘立小屋! -
床は、おもてより深く彫り込んであって・・つまり、段差が低くなっていて、「雨降ったら、水浸しなんじゃ??」と思えるのですが。
再現された竪穴式住居は、遺構の保護のため、露出している部分より30センチ下に、当時の地べたがあるそうで。
っつーコトは、もっと深いのか?
見渡しても、排水できるような溝も穴も見えません。
九州だしな。
ふつーに雨は降りますよね?
池になっちゃわない? -
「盛り上がっているならともかく、なんで凹んでるか〜?」
小屋の端には、あやしげなマネキン。
「ちょっとこれ、ガイジン顔すぎない〜?」
と、横にいたオバちゃんが連れのお姉さんと言い合っています。
んー。
ベトナムとか、ちょっと南方スリムな顔に見えるけど。
つか、そこまで凝ってはいないと思うぞ。 -
だって、エライ人設定のはずが、展示室にあったシルクで縫い目アリの(笑)服、着せてないもの。
-
広さや内装はどこも同じですが、小屋の数が多いのが、権力者の証しのもよう。
-
このヒルズ☆エリアとは別に、「庶民の居住地域」みたいのがあるらしいので、あとでそちらも〜。
-
これは、ヒルズ☆エリアの物見やぐら。
現代でいうと、セ●ムとかアル●ックとか?
防犯系のセキュリティー・システムですね。
登ってみたかったのですが、すんごい混んでて断念いたしました(泣)。 -
「登りたかったよう〜」
「暑いから、早く行きましょ」
日焼けしたくない母をナビり、次のエリアへ。 -
吉野ヶ里遺跡は本当に堅固なつくりで、便宜上となりの柵へ行くのに通路が穿たれていますが、本来は出入り口は制限されており、柵の周囲には深い堀(環壕)が並行して続いています。
石垣は無いけど、お城の発想と同じですね。 -
北内郭のエリアが見えてきます。
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さきほどのは居住エリアでしたが、コチラは宮殿。
-
発掘作業当時の現場写真。
-
こちらも、小高い柵が林立しています。
-
アラビック・スタイルのお母さま。
ロレンスかっ。 -
これ入口の柵じゃなくて、入ったトコにある、侵入者を足止めするふた巻き目の柵!
どんだけ、厳しい争いがあったのか分かりませんが、この警戒ぶりは引きますね、軽く。 -
宮殿エリアは、どの建物も高層建築。
訪れた人を威圧する効果をねらっているんでしょうか? -
宮殿はとくに目立っており、遠くからでも丘の上にたつその姿がよく見えます。
これは確かに、古代史のイメージが変わりますね。 -
建物内はどうかというと、高床式の階段を登ると、2階部分は会議室。
王や重臣たちが、なにやら相談をしているもよう。 -
こっちのマネキンは、ちゃんと色つきの服装ですね。
展示室にあったような、セレブ服を皆さん着ておいでです。
そうすっと、さっきの自宅の生成りカラーの服装は、いわゆる自宅のラフなジャージ&股引きラクダ系スタイルみたいなものか(笑)? -
さらに、うえの階へ。
階段も、部屋のスペースも小さくて、係員さんによる入場制限が行われています。
あがった人たちが降りてこないと、次のグループが登れません。
ようやく3階へあがると、シャーマンの女性がなんかやってます。 -
解説も出ていたのですが、せまくて人がギュウギュウ詰めになっているので、イヤになって降りちゃいました(笑)。
なので、詳しいことは分りません。←なにしに来たんだ -
宮殿のそばに建つ、高床式の住居。
-
「王様のより、ゴーカじゃん」
と言い合いながら解説板をのぞくと、司祭者のおうちでした。
つまり、宮殿の最上階で祈祷していた、シャーマンの女性ん家か。
神秘性を持たせるためか、周囲とは離れた環境で生活していたってコトでしょうか。 -
しっかし、広い里だよなあ〜。
吉野ヶ里遺跡は、広い丘をまるっと改造したようで、周囲の田んぼよりか、高い位置から見渡せます。
逆に、遠くからもよく見えちゃうので、強固な柵は目隠しにもなっています。 -
勢力争いの痕跡があるってコトは、どこかにこの里とぶつかっていた、別コミュニティーの遺跡が見つかるかも!
-
吉野ヶ里遺跡の中央省庁である『北内郭』から、少し隆起した丘から、甕棺がボコボコ発掘されているエリアをぬけると、墳墓の一角が改装されて展示室になっています。
まつりごとの場のスグ横に、お墓があるのって、なんか変な感じ(笑)。
やっぱ宗教性の高い政権だったのかなあ〜? -
『北墳丘墓』と名づけられたこの施設は、発掘現場そのものを展示館にするという、ワクワクするコンセプト。
遺構は、本物だそうです! -
これが、ホンモノの遺構!
おお〜・・。 -
こんなふうに埋葬されていたんですね。
地球の卵みたい。 -
甕棺の露出した遺構の、すぐ近くまで行けるように、突き出しの通路もあって、写真が撮りやすい(笑)。
どうすか。
むかしのお墓すよ!←イヤ、どうといわれても・・ -
けっこうツボだった展示。
How to 甕棺埋葬! -
納棺してから埋めるんじゃなくて、半分埋めたトコで、デッドボディーinですよ!
知ってました?!
ねえ、知ってましたか!
ヤバイ・・こーゆう、知ってても知らなくても、ほぼ意味が無いことは同義なトリビアが好き・・・v -
北墳丘墓地帯に埋葬されたのは、身分の高い人々だったそうですが。
甕棺自体、手間掛かってそうなお棺です。
←こんなふうに、入れられてたそうです。 -
弥生時代と、その後の古墳時代の墓を比べることで、列島に点在していた勢力が、まとめられていった様子が分かる、という。
面白い解説です。
おっきい墳墓をみると、なんでもかんでも「古墳!」って言いたくなっちゃいますが、厳密には・・・
弥生時代→墳丘墓
古墳時代→古墳
と、区別して呼ばれるなんて、全然知りませんでした。
ひとくくりに古墳じゃ、ダメですか(笑)? -
お墓の形状変化模型v
列島に広がった前方後円墳(古墳時代)には、あきらかに朝鮮半島の影響が窺われますから、古代社会の勢力図を渡来の人々が、おおきく塗り替えていったんでしょうね。
弥生時代の群雄割拠していた名残りが、吉野ヶ里遺跡のおそろしく警備の厳重なスタイルに現れているのかも知れません。 -
興味深い展示ですが、通気の悪い環境のせいか、展示室内はすんごい薬品臭い(泣)!
気持ち悪くなって、途中をかっ飛ばしておもてへ出ます。
あー。
気持ちワル。
壁紙かなあ・・。
1日中いたら、身体を壊しそうです。
墳丘墓の呪い? -
来た道を引き返すと、北内郭の周辺には高床式倉庫っていうんでしたっけ?
ネズミがひっくり返っちゃう造りの建物。
それが、たくさん建っています。 -
こういうのって、すごーく南国な印象をうけます。
実際、『古事記』『日本書紀』の神話では、インドネシアや、ポリネシア神話とほぼ同じ中身が確認できます。
たとえば、海幸彦・山幸彦が登場する「日向神話」。
大筋はご存知の通りで、山で猟をしていた弟の山幸彦がある日、しぶる兄の海幸彦から釣り針と狩りの道具を取り換えてもらい、海へ出ます。
ところが、魚は一匹もかからず、借りた針も失くしてしまい・・。
戻って来た山幸彦は、自分の剣をこわして作った500の針を差しだしますが、「元の針を返せ」と兄・海幸彦は受け取ってくれません。
途方にくれて浜辺で泣く山幸彦に、事情を聞いたシオツチの神が小船を与え、海神の宮へ行く道順を教えてくれます。
海神の宮殿へついた山幸彦は、井戸のかたわらにたつ桂の木に登って待つと、ほどなく。
海神の娘の侍女が、水を汲みに出て来ます。
「水を飲ませてほしい」と頼まれ、井戸水の入った器を侍女は差しだしますが、山幸彦は口をつけずに、首にかけていた珠を外して、口に含んで器に吐き入れます。
珠は器から離れなくなり、驚いた侍女は海神の娘に、娘は父である海神に、不思議な男の来訪を告げます。
これが縁で、山幸彦は海神の娘と夫婦になり海の宮殿で暮らしますが、兄との諍いを思い出し、溜息をついたのを見た妻に、事情を質されます。
娘から山幸彦が訪れたいきさつを聞いた海神は、亡くした針探しだして彼に返すと、『潮の満ちる力』『潮の干る力』を持つ、不思議なふたつの珠を渡します。
海神はふたつの珠の使って兄を懲らしめる方法を教えると、山幸彦を鰐に乗せ陸へ送り届けます。
贈られたふたつの珠で、山幸彦は兄を降参させて、めでたしめでたし――
本当に、「めでたい」のかは個人的には疑問がありますが(笑)。
チョット長くなりましたが、これがいわゆる『海幸彦・山幸彦』の大筋。
「日本独自」のハズのこの神話、瓜二つのお話がございますう〜。
ご紹介しましょう! -
北内郭もそうでしたが、南内郭、別名『セレブ居住エリア』(勝手に名付けない!)も、物見やぐらが大混雑でした。
だがしかし!
外側の物見やぐらは、ガラガラ。無人。
ママ上も、楽しそうに一緒に写ります。
大きすぎて、柱しか入ってないんですが(笑)。
中途半端な記念撮影して、登ってみま〜す。 -
おお〜・・。
遠くまで、よく見える☆
あ。
さっきの続きなんですけどー。
『古事記』『日本書紀』に登場する、『海幸彦・山幸彦』の話が、インドネシアやポリネシア神話と、どんだけ似ているか、なんですけどー。
スゴイすよ。
『日本神話の源流』(吉田敦彦 講談社芸術文庫)で紹介されている、パラオ島(ミクロネシア)およびケイ諸島・スラウェシ島(インドネシア)の『失われた釣針』の類話です。
《パラオの神話》
海から陸にあがって、島の首長と結婚した女から生まれた、アトモロコトは真珠貝から作った針で、漁をしていました。
ある日、魚に大事な針を取られ、トボトボ帰宅した彼を父親は激しくなじり辱めます。
アトモロコトは、アダラルという女性の助言で、一尾の魚の案内されてアダックという土地へ行き、泉の傍に腰掛けました。
そこへ、水を汲みにきた乙女が彼と言葉を交わし、彼女はアトモロコトの話を家人にしたところ、その家へ招かれます。
家の中には、頸の痛みで苦しむ老女がおりましたが、老女はアトモロコトが自分の娘に似ていると言って驚き、アトモロコトに母は誰かと尋ねます。
じつは、老女はアトモロコトの祖母だったのです。
アトモロコトを案内した魚が、滑稽な踊りを披露すると、思わず吹き出した老女の喉から、失くした釣り針が飛び出し、老女の痛みも癒やされました―― -
《スラウェシ島ミナハッサ》
カヴルサンは、友人から借りた釣り針で、海へ漁に出るが魚に針を取られてしまう。
友人は、彼の詫びを聞き入れず「元の針でなければ、10本の針でもダメだ」と言います。
仕方なく、カヴルサンが針を失くした辺りの海中へ潜ってみると、海底に一筋の道が通じていました。
道の先には村があり、一軒の家から騒々しい物音と泣き声が漏れ聞こえています。
家のなかへ入ると、喉に釣り針が刺さった乙女が、悶え苦しんでいます。
乙女を苦しめている針は、カヴルサンが失くした釣り針でしたので、彼は医者になりすまし、家人を外へ出すと、乙女の喉から針を引き抜き、衣服の下へ隠します。
娘を治療したお礼を両親から貰いうけ、カヴルサンが海中の道を引き返すと、乗って来た小舟が消えています。
途方にくれる彼の前に、一尾の大魚が姿を現し、カヴルサンを乗せると、風のような速さで陸まで送り届けてくれます。
その後、カヴルサンは雨を使った仕返しで、友人に復讐を果たして、めでたしめでたし――
・・・って、復讐またかーっ!
どんな「めでたし」?! -
今度こそ、爽やかな神話でありますように(汗)。
ココロの清涼剤、みかちゃんでブレイクv
お次は、ケイ諸島の神話。
《ケイ諸島》
天上世界に、3人の兄弟と2人の姉妹が暮らしていました。
末弟のバルパラは、長兄ヒアンから借りた釣針で、雲の海で魚を釣りをしていたところ、魚に針を取られてしまいます。
釣針を失くしたバルパラに、兄は激怒し、何としても失くした針を取り戻して来いと言張ります。
仕方なくバルパラは、小船に乗って雲の海へ潜り探しまわっていると、一尾の魚が彼の苦境に同情し、力を貸そうと申し出てくれます。
約束通り、魚はひっきりなしに咳をしている魚を見つけ、喉から釣針を引き抜いてバルパラに返してくれます。
家に戻ったバルパラは長兄ヒアンに釣針を返し、意趣返しで、眠る長兄の寝床の上に、椰子酒の入った竹筒を仕掛けます。
ヒアンが酒をこぼすと「元通りにして返せ」と要求したので、困ったヒアンが酒のしみ込んだ場所を掘ったため、天に穴が開いてしまいます。
「下界になにがあるのだろう?」と穴から縄をつけた犬を降ろすと、引き上げた犬の足に白い砂がついており、下界に陸地があることを知った。
こうして、みんなで下界に移住をして、人類の祖先となりました。
めでたしめでたし☆
-
おお!
ようやく、ピースにまとまったぞ。
でも、兄妹で下界へ降りて人類の祖先って・・・ひょっとして近親相姦になっちゃってる~(汗)??
こうやって目を通すと、神話や昔話ってのはよく考えると、どこかしらキビシイ中身だったりするわけですが。
それはともかく、この筋立て!
①主人公は魚釣りの最中に、魚に針を取られる
②失くした釣り針の返却を迫られ、海へ赴く
③喉に刺さっていた針を、首尾よく取り戻して、陸へ戻る
④針を返せと迫った相手に、復讐!
復讐がある場合、水に関係したものが使われるのも、よく似ています。
南洋の伝承と日向神話の類似性に、あらためて驚かされます。
「日本独特の世界観」とか、「独自の神話体系」といった言説で、いかに視野を狭めているかを、考えさせられます。
研究が進むアジア地域の「釣り針形状研究」も、すごく面白い。
オイラは中国フェチのせいで、ついついユーラシア大陸の方へ目が行きがちですが~。
東南アジアから繋がる、文字通り『海の道』も、知れば知るほどスリリング♪ -
「日本国」成立以前の地域の暮らしは、「日本」「日本人」といった、不動のものと捉えがちな常識/認識に、?マークを突きつけます。
時代が隔たった方が当時の状況が詳しく分かるという、なんだか不思議な研究分野ですが(笑)。
もっと、もっと、既存の価値観にパンチをくらわせる、面白い研究がでて来るかも知れない。
そんな思いを胸に、吉野ヶ里遺跡を歩きました。 -
――って、もう帰るんかいっ!
だって、暑くて暑くて〜・・(汗)。
ホントは、庶民の暮らした地域とか、反対側にも遺跡があるようなんですけど。
暑くて(笑)。
「まあ、もう見たし・・」
という、母上のひと言で、引き上げることに致しました。
私も、観たいテレビあるし(笑)。 -
売店でソフトクリームを買い、食べながらてくてく駅までの一本道を行きます。
なんか、夏みたい。
つか、夏じゃね?これはもう。 -
観光客以外は、あまり利用客もなさそうな、吉野ヶ里公園前駅です。
のんびり電車待ちをしていると、大昔にここで生活していた人たちも、こんなふうに夕風にあたっていたのかなあ〜と、ボンヤリ思います。 -
少し遅れた列車に乗って、JR鳥栖駅で急行に乗り換え。
乗り換えて、ビックリ!!
豹柄ッ!!!!!
行きの列車も、パンチの利いた辛そうな豹柄でしたが、特急もかい・・っ。
なんなんだ?
この辺りの、イメージカラーなんでしょうか??
それとは別に、ちょっとイイなと感じたのは、ハングル語と中国語の車内アナウンスが、かかるんですヨ。
これは、九州っぽくて素敵だな、と思いました。 -
ホテルに戻って参りました。
ちかれたー。
部屋でゴロゴロしながら、毎週観ている『ハーバード白熱教室』を楽しみます(笑)。
サンデル教授の「JUSTICE(正義)」の哲学授業は、超面白い!
観ながら、「いやー、それはおかしいでしょ!」とか「ああ、そうねー・・。それもアリ」「にゃるほど〜っ」などと、TVに話しかけまする(笑)。
ただいま、各週絶賛鑑賞中♪
ぜひ一度、ご覧あれ! -
さて、楽しみにしているTV番組を観終えて、夕食は夜の博多へくり出すことと致しヤス。
博多といえば、屋台?
博多ラーメン?
「とりあえず。屋台見に行こうよ、屋台!」
「そうね。屋台、見たいわね」
屋台は観光施設ではありません(注)。
カン違い親子。
ガイドブック片手にバスに乗り、屋台がいっぱいあるという、天神駅付近へ参ります。
ここで、痛恨のミス!!
カメラ忘れちった(汗)。
くそう・・屋台・・・っ!
ところが、着いてみると天神界隈は、意外とお洒落なファッション・タウン。
韓国の屋台街みたいなのを想像してたので、まず場所に驚く。
つか、屋台の姿が見えず!
どこー?!
ガイドブックにしたがって、オフィス街の方面へ足を向けると、ようやく第1屋台発見!
ずっと離れて、その向こうにも・・・。
あー。
こういうのなんだ・・。
ずっとずっと、屋台が軒を連ねている、というのではなくて。
何軒かの屋台が営業している大通りがある、って感じです。
結局、屋台では食べずに、ファッション・ビルのレストラン街でお夕食でごじゃりました(笑)。←何しに行ったんだか -
明けて5月3日〜。
さ!
九州旅行も最終日でございます!
最終日に、母上に引っ張られて向かった先は、『福岡市博物館』。
ここに、「叶崎」または「叶ヶ浜」で発見された(表記がふた通りある)、国宝『漢委奴国王印』が展示されているそうでして〜。
「レプリカじゃなくて、本物があるのよ!」
やや興奮気味の、ヲタク母。
よかったね。 -
オイラはどっちかっちゃ、コッチが観たいアル。
丁度、GWにあわせた(と思われる)博多どんたくが、今日から開催されるとあっちゃこっちゃで、宣伝されています。
地下鉄西新駅の階段をあがった所にも、横断幕が。
行きたい〜(泣)。
「飛行機の時間あるから、ダメよ。そんなの観てたら帰れなくなっちゃうわよ」
くそう・・。 -
ママ上は、本当は金印の発見された岬まで行ってみたかったようですが。
まあ、時間の制約があるので、本物を観るので勘弁してネ。
「アンタひとりで帰る?お母さん、残ろうかしら・・」
オイッ!
冷たい風の吹く親子関係は、ともかく。
国宝『漢委奴国王印』って、どんなものかと申しますと・・・。
建武中元2年(57年)、後漢の光武帝が、奴国からの朝賀使へ冊封のしるしとして、つまり君臣関係を結んだ、という意味で金印を授けます。
『後漢書』「卷八五 列傳卷七五 東夷傳」によると、
――建武中元二年 倭奴國奉貢朝賀 使人自稱大夫 倭國之極南界也 光武賜以印綬――
という記述の部分。
時の中国皇帝から、
「バックはオレ様っつーことで、ケツモチの金印を持ってとけや。
アンタ、そこの統治は任せるから、逆らう奴があったら、オレ様をも敵にまわすってコトで。全部ヨロシク」
大筋、そんな金印です。←ホントに? -
発見された場所や経緯が、やや曖昧な部分があるようですが、歴史的な遺物であることには違いありません。
「楽しみ、楽しみ」
うだるような暑さのなか、木陰を縫うようにして、福岡市博物館を探していると、交差点の手前にこのような看板が・・。
サザエさん?? -
サザエさんの作者、長谷川町子が小さい頃このあたりに住んでいて、登場人物の名前のアイディアも、福岡の海岸を散歩しているときに思いついたんですよーって、話らしい。
-
そして、←これがサザエさんの第1話。
登場人物の自己紹介から始まってたんですね。
知らんかった。 -
サザエさんのトリビアに頷いたトコで、福岡市博物館へ到着。
おお〜。
けっこうデカイあるネ! -
館内は、常設展と特別展とに分かれていて、常設展の方に金印があるそうな。
-
建物内も、スゴかね〜。
おっと!
あの、踊り場に吊るさっているのは、『シカン展』のフラッグじゃないすか!
へえー。
今は福岡で開催してるんだ。
「時間があったら、寄ってみようか?」
「そだね」
ま、とりあえず。
先に、お目当ての金印を観に行きませう〜。
階段を登って、左手と正面が常設展。
金印があるのは、左手の総合展示室のほう。
面白かったのは、『山笠の法被(はっぴ)』。
地域ごとの祭りに着る法被が展示されているのですが、超壮観です!
ムラ(農村)やウラ(漁村)、町内ごとの、カラーや柄が一堂に会して、それだけで祭りの熱気が伝わってくるようです。
山車の模型も、けっこー好きかもv←ヲタク・・
あと、「福岡らしいな」と感じたのが、朝鮮半島や中国との交易や関わりを丁寧に紹介している部分。
漢委奴国王印も、「奴国=なこく」との冊封体制で語られており、「日本(国)」成立以前の列島勢力図と、現代の「日本国」を一緒くたにしていないトコが、海の道が腹に落ちやすい地域性を感じて、面白かったです。 -
メインの国宝『漢委奴国王印』ですが、360度見ることのできるガラスケースに、ガード兼解説員のおじさんが付きっきりで居てまして〜。
近づくと、解説してくれます(笑)。
いや、解説プレートとか、モニター放送もあるんですけど。
丁寧なんですね。
金印は、意外と小さい物でした!
同系の金印がユーラシア大陸の各地で、皇帝と君臣関係にあった地域から発見されており、「日本史だけで見るんじゃなくて、中国や朝鮮半島、アジアの広い地域史と合わせて読み解いた方が、面白いなあ〜」と改めて感じました。
そのダイナミックな道筋が、肌で感じられるのも、九州ならではですねー!
金印を間近に見られて、興奮気味のママ上と、同じフロアの右手に進みます。
そう!
表紙写真にうつっていたのは、キタローだけじゃない(笑)!!
上野に観に行った『シカン展』が、ここ福岡で開催中なのです。(でちた)
「時間もあるし、ちょっと観てく?」
時間があまったので、軽い気持ちで覗いてみると。
人、少くね・・ッ!!
東京では、押せ押せで死にそうなほど混んでおったのに、こちらはガラガラです!(つっても、常設展よりは明らかに混んでましたが)
いやー、ウラヤマシイ・・。
なんで、こんな人がおらんのじゃ。
ひょっとして、今日は「どんたく」にもってかれてるのか?? -
「どんたくー!どんたくをチョコっとだけ観てくー!!」
と、大騒ぎしていたのですが、結局『シカン展』に時間いっぱい取られてしまいました(笑)。
いっぺん観てるんですけどね。
ダメでしたね。
美術館&博物館で長居するのは、もはや避けられぬ習性かも?
福岡市博物館は、広いしキレイだし入場料安いし、ひと気もなくて(笑)、大満足です。
多少箱モノ臭かったことは、仕方ないっ。
仕分けされないよう、頑張って頂くコトとして、地下鉄西新駅ロッカーへ預けといた、荷物をピックアップして、一路福岡空港へ向かいます!
・・って、地下鉄にそのまま乗ってるだけなんスけど。
ほんっと!
福岡空港は、博多へアクセス良くてサイコー♪
-
さ!
九州でやり残したことを、済ませてしまいましょう。
それが、コイツだっ←
「博多ラーメンを食べるぞっ」
「オゥッ!」
てなわけで、空港のラーメン屋さんでござりまする。
「昨夜、屋台見学へ行ったのでは・・?」
というなかれ(笑)。
屋台って、けっこう閉鎖的な空間なので、いちげんさんには入りにくいっつーか。
でも、せっかく博多に来たんだから、屋台ラーメン食べてみたい・・。
そんな観光客ゴコロをわかっていらっしゃる!
福岡空港! -
とりあえず、プレーンな博多ラーメンですv
美味しそv
麺は細麺で、味はとんこつ。
具は、ふつーにチャーシューとかネギとか。
味は少し濃いめかな?
あと、よく分かんない(笑)。
個人的には、塩ベースの太麺が好みなんですけど・・。←食うな(怒) -
博多っ子の呪いを受けたか、おなか壊しました(汗)。
まあ、もともと辛いのもショッパイのも酸っぱいのも油っこいのも苦いのもダメで、基本身体がこってこての糖分で出来てますから。
「イタタ・・!お腹イタ(泣)!!」
のたうちまわる私のヨコで、涼しい顔をした母が言います。
「次は、釜山へ行こうかしら〜」
ママ上の古代歴訪の旅は、まだ終わりそうにありません。
次回はどこへ行くのやら。
その時まで、ひとまず。
福岡の皆さん、ありがとうございました!!
いつかまた☆
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この旅行記へのコメント (14)
-
- ジェームズ・ボンドさん 2010/06/04 23:10:20
- ヒョウ柄のーーーーー。
- 友人が話してくれた。
友達が「健康のために水泳を始めよう」と思い立ち、スイミングクラブに。
暫く続けているとコーチが「スミマセン、もっと大人しい水着にしてもらえませんか」と申し入れ。
どんな水着だったか本人に尋ねると「ヒョウ柄のビキニ」だと。
ヒョウ柄のビキニでスイミングスクールに通うのはダメらしいデス。
- きっちーさん からの返信 2010/06/05 22:15:54
- ビキニがなんですか!
- ヒョウ柄では、まだあまーいっ。
師匠、女子のアンダーウェアのスゴさを知らんでショ!
先月、横浜高島屋のワコール・フェアを覗いて来たんですけど、すっげーっすよ。
「勝負下着・・だよね?こげに派手なの、売れんのかな・・?!」
ビビッて腰が引けました(笑)。
売り場にいるのは、どこにでも居そーなキレイなOLのお姉さんたちなんですけど、「ホントにソレきるの??」ってなくらいのゴスロリちっくなデザインに、ガンガン手を伸ばしてるんですもん。
へんな汗かきましたよ〜(笑)。
ワンダーランドへ迷い込んだ、お父さんの心境になりました・・。
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2010/06/06 22:36:45
- 笑福亭鶴光の世界
- 鶴光師匠(正しくはツルコ)の世界でんなぁ。
- きっちーさん からの返信 2010/06/07 21:42:21
- RE: 笑福亭鶴光の世界
- いや・・すんません・・。
落語家さんとかって、完全分からなくて・・。
ホント、勘弁してくだたい(汗)。
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2010/06/11 23:40:38
- 入院再び
- 父が鎖骨の金属プレートを外すために再入院。
記念に外した板トネジを貰いました。
思ったよりデカい(空港のゲートだったら確実に鳴る位)が流石に軽いです。
コレが何かに使えないか、と検討中。
- きっちーさん からの返信 2010/06/11 23:48:01
- うーん
- 防災用に、家具の転倒防止金具とか?
どうでしょう。
はやく完治されるといいですね。
お大事にどうぞ!
-
- ジェームズ・ボンドさん 2010/06/04 22:55:40
- いきなり、ゲゲゲの鬼太郎
- 表紙からイキナリ「ゲゲゲの鬼太郎」が。
出雲と間違ってるのでは?
そんな訳で映画「プリンス・オブ・ペルシャ」を見てきましたよん。
でも、ストーリーがねぇ。
ペルシャの王様の弟が「スパイの情報によると、ある国が武器を大量に保有し、一部を敵対している国に売っている」と3人の王子をそそのかして進軍征服してしまうのですが。
もちろん武器の話は、でっちあげで本当の目的は、その国の地下に隠された「時間の砂」だったのです。
何か、聞き覚えがある話。
オイオイ、全くヒネリの無いストーリーじゃないか!
新政権のおかげでニホンの将来はバラ色さっ。
- きっちーさん からの返信 2010/06/05 22:02:18
- めちゃめちゃビミョ〜
- オイラの髪型ではなく(笑)。なはは。
(おとつい駅前の美容師さんに、ザクッと切り捨てていただいたので、いまはバッサバサのパンクっぽい頭になっとりやす)
中途半端でスゴイ映画ですね〜。
そこまでやるならムーアちゃんの『華氏911』でいーじゃんっ!て話じゃ・・。
新政権、選挙対策に涙ぐましいですが、沖縄の人たちの声が聞こえていない部分は変わんないなあ。
どこの国の政府なんだか〜。
そのうち、そんな映画ができるかも?
つくるかな(笑)。
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2010/06/06 22:31:04
- ねずみ男
- あっしは「ねずみ男」並のセコさを保っておりますぞ。
鬼太郎から砂かけババアに変身??
コワいなぁ。
砂かけババアのイメージといえば落合恵子女史。
かつてレモンちゃんと呼ばれていた頃にウチの学校に講演で来たけど今の姿が想像できない容姿の方でおました。
沖縄に基地が多くあるのは単なる戦略的見地からデス。
あっしはオトナ手当が欲しい。
- きっちーさん からの返信 2010/06/07 21:51:56
- オトナ手当!!
- ほしい!
絶対ほしい!!
もう、名目はなんだってイイ(笑)。
全国サー残撤廃努力目標第一弾手当とかv
照明傘割ってしまって大家が怖い手当てとか・・。
(あ・・やばい。気持ちが沈む・・)
でもでも、『子ども手当』も、実態は子どもが対象に支給される訳じゃないから、施設に預けられていたり、保護者がいない子たちには、届かなかったり利便性の悪いことになってるみたいですね。
変に保護者とかじゃなくて、子どもに一律ってわけには・・いかないのかなあ〜。
ムリに手当てにしないで、養護施設や保育施設を作れば、長期的に親は助かんだろうに。
ミョーなとこ、ケチってますよね〜。
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2010/06/08 21:28:10
- 借金地獄
- 子ども手当貰って喜んでいる世間の皆様。
お上は子供が大人になったら、そいつらから配った金額の何倍もの税金を搾り取るつもりなんだゾ。
それに、給食費すら払う気のないヤツらにカネをバラ撒いてどうするんだ!
オイラは、そんな野郎の為に税金払ってる訳では無いのだぞ。
iPad欲しいナ。
- きっちーさん からの返信 2010/06/08 23:13:27
- 取立て屋
- じゃあ、ワタクシ取立て屋やります!
庶民からじゃなくて、ムリな税制を押し付けて、議員年金で肥太る世襲政治屋さんから取り立ててきまっす★
給食費、払わない親がいるのは問題かも知れませんが、それで肩身が狭く悲しい思いするのは子どもだし、給食費は公費でまかなってイイと思ってます。
親がヤレヤレでも、子どもの権利が侵害されない、社会運営をすべきだと思います。
思いやり予算を完全カットして、在日米軍に目玉のオヤジが飛び出るくらいの駐留家賃を吹っかければ、減税+師匠にiPad!私にオトナ手当ですよ(笑)!
餞別旅手当でもいい〜。←もはや貰うことしか考えてない
-
- ジェームズ・ボンドさん 2010/05/09 22:43:57
- 見世物
- いつも思うけど、このホネと言い、エジプト展のミイラと言い。
御本人は「まさか、こんなカッコで見世物にされるとはなぁ、せめてパンツ位はかせてくれぃ」などと嘆いているのではないだろうか。
それにね、あんな露骨な白骨姿を見せられたりしたら子孫も「ご先祖様ぁ」などと思えないよなぁ。
- きっちーさん からの返信 2010/05/11 12:30:59
- RE: 見世物
- 下手にオシャレな墓入りしても、「棺からこんな装飾品がっ!」と、身ぐるみはがされて、すべて展示ブースに持ってかれちゃうんですよ〜。
かわいそうに(笑)。
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