日本のてっぺん　わっかない！　極寒の稚内体験モニターツアー

2010/02/12 - 2010/02/14

日本最北端の冬の稚内に客を呼ぶべく、「稚内空港利用者利便向上協議会」が企画したこのツアー、二泊三日全７食付で２５６００円。イベントも多数あり、すぐ参加決定。
当日羽田に集合したのは幼児を含む４３名。ところが、トコロガ、スタートから弱点を露呈！冬の稚内に客を呼ぶ企画が天候不良のため欠航になってしまった。一日１便しかないため添乗員があわてて千歳行きの便に席を確保したものの２名がキャンセル、他の人たちも悩んだあげく参加を決めた。千歳から稚内までバスでの移動、果たして何時に着くやら・・・初日からスケジュールが大幅に狂ってしまった。滞在中は食事もイベントも満足できたが、心配は帰りの飛行機、無事稚内空港を離陸したときはホッとしました。

エリア 稚内(北海道)

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

千歳を２時過ぎに出てひたすらバスは走り続け、あたりはもう真っ暗。

７時間余りの時間をかけて、ようやく着いたのが稚内の「道立宗谷ふれあい公園」ビジターセンター。

モニターツアーということでせっかく用意したバーベキューの食材やスタッフが遅くまで残ってくれているので９時半からバーベキューが始まった。生ビールと焼酎、ジュースは飲み放題です。

太いタラバの足を見ただけで長いバス移動の苦労がスッ飛んだのは私だけではなかったようで・・・イカ、タコ、ニシンにホッケ、サケ、カレイ、ホタテ、その上宗谷黒牛に羊肉まで、とても食べきれません。
最後にイクラ丼とみそ汁、ジャガバタまで・・・

皆さん遅い時間に食べ過ぎたようで、各テーブルにはタラバや牛肉が残っていました。

夕食がすんで、宿泊はロッジです。本来ならスノーシューか歩くスキーで移動するのですが、雪のため雪上車で送ってくれました。

冬のロッジは初めての試みらしく（通常はゴールデンウイークから９月末まで）寒さを心配したのですがトイレも暖房が入りポカポカでした。

キッチンも有り、自炊できます。

翌朝見ると雪の中です。

乗り心地の悪い雪上車のお迎えです。

二日目はここ宗谷ふれあい公園でお楽しみ。有料体験イベントに４回利用できるプラチナパスポート（１４００円）が支給され、最初は全員で遊覧雪上車に乗り展望台へ。

展望台からは宗谷海峡が見えます。

そして稚内空港も、今日は飛行機飛べそうです。

とにかく雪は軽く、衣服には付きませんし吹けば飛んでしまいます。子どもが喜んでいました。

雪が軽く新雪なので自分で飛ばした雪で真っ白になります。

スノーモービルに乗ってみました、コースも広くけっこう飛ばせます。

つぎはスノーラフティング、ラフティングの経験はありませんが、これは恐く無くてとても楽しめます。

一人でも４人でも乗れます。やはり雪をかぶりますが濡れないし気持ちいいです。

４つ目は犬ぞりにチャレンジ！

１０人中７人までは犬とそりしか戻ってきません。

奥様はなんと無事完走できました。私が先に乗ってアドバイスしたからに相違有りません、もちろん私は皆さんから拍手をもらいました（エッヘン）

体験イベントを楽しんだ後は、地元のお祭り「みなみな祭り」へ。

地元の子ども達による雪上どっちボール大会がメインのようです。

小さな雪像が何個か並びコンテストもやっていました。

昼食は、フードコーナーにて千円以内で自由食。魚のすり身いりラーメンをいただきました。

ノシャップ岬に在る稚内市青少年科学館は、南極コーナーをメインに見学。

南極の石です。

歴代の南極観測船の模型です。

すぐ隣りが寒流水族館。

ここではゴマフアザラシが遊んでいます。

ペンギンさんにはソッポを向かれました。

ノシャップ岬です。ここから南に下る「稚内西海岸」は利尻富士や夕日の絶景ポイントです。

ノシャップ岬のシンボルと日本で二番目に大きい灯台です。

ここまで来てどうかなと思いましたが、松坂大輔スタジアム入って見ました。１５６ｋｍの速球を体感してきました。

もちろん有料です。大人２００円、小人１００円。

二日目の宿は全日空ホテル。

すぐ隣、歩いて数分のところにある北防波堤ドーム。

北防波堤ドームでのスノーキャンドル点灯式に間に合うようにせっせっとスノーキャンドル作り体験に励む私達。

道具や手袋など貸してくれるし意外と寒くないです。

出来上がったものをドームに並べます。

稚内市長も参加しての点灯式。

スノーキャンドルに点灯しました。

暗くなるほど幻想的な灯りが広がります。

ホテルの夜景もなかなかです。

もう最終日、日本最北端の地　宗谷岬。
晴れた日にはサハリンが遠望できます。

偉大な探検家・間宮林蔵、この地からサハリンへと向かいました。

お土産店で１００円にて最北端到着証明書を販売しています。

抜海漁港にて、繁殖のため北から流氷に乗ってやってきた野性のゴマフアザラシが見られますが、野生のため余り近くで見られません。

最北端の駅、稚内駅。

稚内駅は今工事中で、新しい駅に生まれ変わります。

冬の稚内空港はこんな感じです。

空港に飾ってある雪だるま、この大きさわかりますか。

帰る日、羽田からの飛行機がなかなか付かずハラハラしましたが、３０分遅れで到着。ホッと一安心、無事帰れました。いろいろアンケートに答えたりしましたが、スタッフの一所懸命さが伝わり、本当に役に立ったのか考えてしまいます。