クイーン・メリー２ワールド区間クルーズ2010　①　出発～乗船

2010/02/05 - 2010/02/06

2009年3月「クイーン・メリー２」横浜港に初寄港、横浜市民50人を船内見学にご招待！
ということで申し込んだが見事にハズレ～！
それならば、いっそのこと乗船して優雅なクルーズを楽しみたい・・・
との夢を抱き、2010年ワールド区間（シンガポール～横浜）コースを体験しました。

今年は父が亡くなって10年の節目・・・
一人残された母と一緒に旅行をしたのがシンガポール、という思い出の地で乗船するのも不思議な縁だと感じています。

2月5日　成田出発～シンガポール着
2月6日　ＱＭ２乗船～出港

エリア シンガポール(シンガポール)

最低気温０度の極寒の早朝に自宅を出発、成田空港へ向かいました。

成田空港→チャンギ空港
11：30　SQ637便

いよいよ搭乗です。

シンガポール航空は初めてですが、聞きしに勝る座席の広さ！

小さなお子様連れでもOK！のサイズです。

足元にキャリーバッグの収納があり便利！
それに勿体無いようなこの幅・・・

「これなら世界中どこでも行けるわね。」
ヨーロッパまで行きたい気分です。

私達には広くて快適ですが、大柄な方は窮屈に見えます。

水平飛行に入った頃、お食事のサービス開始。

飛行時間は7時間5分、チャンギ空港到着時間は18：00
この距離でお酒は禁物の私・・・(~_~;)
オレンジジュースを頂きました。

乗船したら洋食漬けになるので、最初に日本食をリクエストしていたのに、
「finish！」と言われて出てきた洋食。

スモークサーモンは好物だから良しとします。

エビフライは好物だから良かったのですが、
その下にあるスパゲッティーは冷凍食品かも・・・

ちなみに母がリクエストした和食
あまり美味しそうに見えませんが・・・
期待できません。

デザートはメロンにしました。

機内では映画を2本見ているうちに赤道を越え、まもなくチャンギ空港に到着。

トイレで夏服に着替え、準備万端です。

チャンギ空港を一歩出ると、もわぁ〜と湿気を帯びた暑い空気がまとわりつく。
10年前にも味わったことのある感触・・・(~_~;)
もう来ることは無いと思っていた赤道直下にある灼熱の国、シンガポールへ再びやって来ました。

ホテルに一泊して、今日はいよいよＱＭ２に乗船します。
暑さが苦手な私達はホテルから一歩も出ることなく、窓から街を眺め、出発を待ちます。

CUNARD　Check in baggage

ここでスーツケースを預けます。

QM2は大き過ぎてクルーズ・センターには接岸できません。
で、シャトルバスに乗って、コンテナポートへ向かっています。

「女王は何処へ？」はやる心を抑え、バスで走ること10分、
コンテナの間からQM2が見えてきました。（感動！）

QM2に近付いたところで車窓から一枚

シップデーター
2004年就航　英国船籍
総トン数：151400トン　
巡航速度：28.5ノット（最大30ノット）
全長：345ｍ　最大幅：39.9ｍ　
船客定員：2592人　

先発シャトルバスが先に乗船手続きを終えるまで、バスの中で待機します。

外は灼熱ですから車内で待つように、との指示がありました。

CUNARD LINEの乗船券

革のケースに入っています。
セレブリティーとは少し違うなぁ〜、と感じました。

テントの下で乗船手続きをしているところです。

記入した乗船カードと健康カードを提出し、写真を撮られて完了。

IDカードを受け取ります。

5043　5デッキ船首寄り右舷

ここが私達のお部屋です。

お部屋はプレミアムバルコニーで、コンパクトにまとまっています。
一つ上のランクのデラックスバルコニーはすでに満室でした。

乗船口でウェルカム・ドリンクが無くて寂しいと思ったら・・・
お部屋にシャンパンが届いていました。

ワールドですから区間乗船の場合は各お部屋で、ということでしょうか？

暑かったし、喉が渇いているけど、二人ともお酒は飲めません。
このシャンパンはお土産に化けました。

プレミアバルコニーのキャビン

クローゼットは広くて使い易いし、ハンガーもたくさんありました。

セーフティーボックスも程よい大きさで使い易い。

バスルームはシャワーのみ

バルコニーは船体内・屋根付

パンフレットで↑この意味が理解できなかったのですが、見て納得！

※デラックスバルコニーは部屋から海が見渡せますが、デッキ８はテンダーボートで視界が遮られるので要注意です。

13：30
喉も渇いたし、お腹がペコペコな私・・・(~_~;)
デッキ７のビュッフェでランチタイム！

ビュッフェ（キングスコート）は4つに分かれており、今日はアジア料理、ロータスで頂きました。

壁に掛けられた絵は富士山とお城のようです。

こちらは鳥居でも、背景が日本的ではないような。

お腹が満たされたので、デッキを歩きます。

一歩外に出ると、暑い！
船内は20度に保たれていますから、半袖では寒いです。

ここが一番上のようですが、広〜い。
運動会だって出来そうだもの。

赤と黒のフェンネルの見える方が船尾です。

このフェンネルはニューヨーク・ハドソン湾に架かる橋をくぐれないことが判明して計画より低くなったとのこと。

「QUEEN MARY ２」を写すのは近すぎて難しい・・・

後姿を失礼しました。m(_ _)m

歩く姿はまさにセレブです。

船尾のプールを見下ろして・・・

乗船手続きをしたテント

この後、シンガポールから乗船した人のみ避難訓練があります。
この辺がワールドの特徴ですかね〜。
世界一周の方は700人位、あとは区間乗船だそうです。

避難訓練を終え、スーツケースの中身をクローゼットに収納したら、もうディナーの時間です。

日本人乗組員が一人乗船されているので、日本語メニューがあります。

写真は前菜

サラダ　Lollo Rosso

主菜
バジルとトスカーナ風野菜のクレープ・トリュフの泡

デザートはアイスクリームにしました。
３つは多いと思いながら完食！
おいしかったです。

20：00
いよいよシンガポールを出港です。
出港は18：00の予定でしたが、下船した人のパスポートが回収できなくて遅れました。
パスポートが必要な国では下船前日にパスポートを渡してくれます。
乗船時にはパスポートの回収があるのですが、全員のパスポートが揃わないと出港できないそうです。

昼間、何度もパスポートを返却するようにとアナウンスがあったのですが、それでも戻さないと最後には名前を呼ばれます。

ボォーー！！と汽笛を鳴らして静かに滑るように動き出しました。

コンテナポートですから、QM2を見送る人も賑やかさもなく、寂しい出港です。
明日はレムチャバン（タイ）に向けて終日クルーズです。

この旅行記へのコメント （6）

• ちゃぷさん 2010/02/25 09:58:06

  いよいよ♪

  いよいよＱＭ２の旅の始まりですね。
  シンガポール航空から既に豪華です。。。
  
  そして、山積みのコンテナの奥に姿を現したＱＭ２！
  エムさんの感動が伝わってくる写真ですね。
  私もわくわくしてきました。
  
  シンガポールから横浜までの優雅なクルーズ旅、
  私にとっては未知の世界で興味津々です。
  
  お料理も美味しそう♪
  
  ＱＭ２での優雅な日々や各寄港地での滞在の模様、
  楽しみにしています。

  エムさん からの返信 2010/02/25 21:08:38

  RE: いよいよ♪

  ちゃぷさん、こんばんは〜☆。
  
  > シンガポール航空から既に豪華です。。。
  
  高齢の母が一緒の時はCクラスを利用するのですが、Yクラスも普通より広いみたいですよ。
  シンガポール航空はお奨めです。
  
  > そして、山積みのコンテナの奥に姿を現したＱＭ２！
  > エムさんの感動が伝わってくる写真ですね。
  > 私もわくわくしてきました。
  
  クルーズは入出港が旅情をそそられて好きなのですが、15万トンクラスになると、コンテナポートに接岸するので港によっては寂しいです。
  せっかく美しいQM2もクレーン車やコンテナに囲まれてベストショットが
  難しいし・・・。
  
  横浜も寂しい入港でしたが、長崎では歓迎セレモニーが感動的でした。
  おいおいアップしていきますので、またお越し下さい。
  
  

• 気まぐれなデジカメ館さん 2010/02/25 00:30:20

  いよいよ出発ですね。

  
  こんばんは！
  
  お帰りなさい！
  （これからスタートなのに、なんだか変な言葉ですね）
  
  ご機嫌クルーズ、いよいよスタートですね。
  
  思い出の地、シンガポールからとはまた感慨深いことと思います。
  
  続きを待っています。

  エムさん からの返信 2010/02/25 20:53:56

  RE: いよいよ出発ですね。

  nebokeさん、 こんばんは〜♪　春のように暖かい日でしたね。
  
  > お帰りなさい！
  
  ただいま〜！！
  船を下船して5日目、完全に夢から覚めて雑用に追われています。
  
  写真の整理をしながらQM2に乗船して良かったなぁ〜と思っています。
  このクルーズ中に父の命日を迎え、旅行が大好きだった父の供養になった気がします。
  
  クルーズは誕生日や結婚など記念日に乗船される方が多く、
  ディナーの時にケーキでお祝いをしてもらえるのですが、命日は珍しいでしょうね。(~_~;)
  
  少しずつアップしていきますので、またお越し下さい。

• カメちゃんさん 2010/02/24 19:50:40

  ついにご乗船！！(^o^)

  エムさん　こんばんは〜(^^)
  
  エムさんはとっくに下船されておられるのに、私にとってみればエムさんはようやくご乗船の時(^O^)(~o~)
  ホントに、今頃こんなことを申し上げるのは変ですが
  「ご乗船おめでとう御座います」
  と、申し上げたいです！！(^_-)(^-^)
  
  なんといっても「クイーンメリー」の名を冠する船。
  しかも、１５万トン！！
  船の外観や内部とも（表紙の御写真なども）、貫禄ありますもんね。
  ご乗船は夢の実現ですからね〜〜!(^^)!
  
  船体内バルコニーのお部屋は如何でしたか？
  ここですと、船の離着岸とか航行の様子が見られますので、
  エムさんには、どのようにお感じになったのかな〜と思ってます。
  お部屋の内部も良かったみたいですね。
  お城と富士山の絵が飾ってあったのも、日本人の私たちにとっては嬉しいですね。
  
  「ＱＭ２」の汽笛は是非聞いてみたいものです！！(~o~)
  「ダイヤモンド・プリンセス」の汽笛なんか、軽トラックのような安っぽさを感じたんですけど・・(^^)
  
  「ＱＭ２」はいわゆる「クラスシップ」なので、追い追いそのあたりのご感想などもお聞かせ下さいね。
  これからのお話の展開を楽しみにしています！！(^_-)
  
  それでは、また・・
  カメちゃん

  エムさん からの返信 2010/02/24 22:01:13

  RE: ついにご乗船！！(^o^)

  カメちゃんさん、こんばんは〜♪
  早速のご訪問とコメント、投票までありがとうございます。
  
  > 「ご乗船おめでとう御座います」
  
  ありがとうございます！夢が叶って嬉しいです。
  
  > 船体内バルコニーのお部屋は如何でしたか？
  > ここですと、船の離着岸とか航行の様子が見られますので、
  
  船体内バルコニーはデラックスバルコニーより少し広いです。
  それに寒い日や強風の時はいくらか凌ぎ易いかも知れません。
  でも真下を見る時は手すりの位置が高いので、体を乗り出さなくてなりません。
  落ちることはありませんが、母がいつも「危ない！」と騒ぎます。
  
  > お部屋の内部も良かったみたいですね。
  
  QM2は落ち着いた内装で、ソルスティス号をクラシックにした感じでした。
  カジノもクラシカルな雰囲気でお上品でしたよ。
  さすがに英国船籍ですね。カジノをやっている人は少なかったです。
  
  > 「ＱＭ２」の汽笛は是非聞いてみたいものです！！(~o~)
  > 「ダイヤモンド・プリンセス」の汽笛なんか、軽トラックのような安っぽさを感じたんですけど・・(^^)
  
  そうですか！軽トラのような(^m^*)・・・
  セレブリティーも低音でしたが、女王様も低音の魅力なんです。
  
  何といっても、セレブリティー社との違いはディナーのタキシード率でしょうか？9割の方がタキシードでした。
  
  食事の違いはビュッフェの種類が少ないです。
  途中で飽きてしまって、ルームサービスを頼んだらクラブサンドが美味しかったです。
  思い出すと、また食べたくなります。
  
  昨日、パソコンをWindows７に買い換えたので、まだ慣れなくて・・・
  思うように進みませんが、頑張ります！