2009/07/07 - 2009/07/07
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Poppyさん
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【四国八十八ヵ所を巡る第2弾!母の代参と第1弾のリベンジを兼ねる一人旅】
すっかりハマった四国八十八ヵ所巡拝の第2弾は、母の代参を兼ねた一人旅。
1日目は、空路で松山から四国入り、レンタカーを利用して昼食後からの半日で今治の6カ寺に参拝。2日目は、朝からJR特急で香川県に移動し、再びレンタカーで巡拝開始。雨の中で道に迷うハプニングもありながら、何とか予定通りの参拝をこなして琴平温泉に宿泊。
最終日となる3日目は、朝食前に金刀比羅宮の参拝リベンジを達成し、一息ついたところで本日の札所参拝に出発する。
【メンバー】
一人旅。
【ルート】
7/5 伊丹空港−<JAL>−松山空港−〔レンタカー〕<R196・R33>−松山IC
−<松山自動車道・今治小松自動車道>−今治湯ノ浦IC−<R196>
−道の駅・今治湯ノ浦温泉−<R196・県道38・県道156>−国分寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10400370/)
−<県道156・県道155他>−仙遊寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10400981/)
−栄福寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10401101/)
−<県道155・R317他>−泰山寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10402196/)
−<R196他>−延命寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10402232/)
−南光坊−<R317>−フェリーターミナル−レンタカー営業所〔レンタカー返車〕
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10402548/)
−今治市内
7/6 今治−<JR予讃線・特急しおかぜ>−
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10404316/)
−観音寺−〔レンタカー〕<県道8他・ロープウェイ>−雲辺寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10405995/)
−<県道241・R377他>−大興寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10406828/)
−<R377・県道5・R11>−さぬき豊中IC−<高松自動車道・瀬戸中央道>−坂出IC
−<R11・県道194他>−郷照寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10408170/)
−<県道33>−金倉寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10409079/)
−<県道33・R11・県道48他>−弥谷寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10409315/)
−<県道48他>−甲山寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10409332/)
−<県道48・県道25・R319他>−琴平温泉
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10412357/)
7/7 琴平温泉−金刀比羅宮
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10416464/)
−<県道208・R319・県道25・県道48>−出釋迦寺
(以上の旅行記⇒本編)
−曼荼羅寺
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10418877/)
−<県道48・R11他>−本山寺−<県道5他>−琴弾−観音寺〔レンタカー返車〕
−<JR予讃線及び瀬戸大橋線・特急しおかぜ>−岡山−<山陽・東海道新幹線>−京都
(以上の旅行記⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10419228/)
【表紙の写真】
第73番札所・出釋迦寺の入口。背後左手の山の斜面が落ち込む辺りに屋根だけ見えているのが奥の院。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
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■再訪のきっかけ①
巡拝最終日の1カ寺目は、第73番札所の出釋迦寺。
実は、4月の第1弾で既に参拝を済ませている札所である(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10369296/)。
88カ寺を一巡していないのに、なぜ再訪しようと思ったのか。
明確な答えはいまだもって分からないのだが、「この札所には、なるべく近いうちにもう一度来なくちゃ」と不思議と惹かれてしまったのである(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/16830545/)。 -
■再訪のきっかけ②
4月に訪れた時に納経所でこの寺の縁起を教えて頂き、自分なりに感じるものがあったのだろう。
子供だった弘法大師がその後の人生を仏門に捧げるきっかけとなった奥の院禅定を訪れてみたい気持ちが強くなり、納経所で頂いていた境内と奥の院の送迎車運行がある日の一覧表を目の前に置いて、「第2弾はいつにしようかしら?」と思案を重ねたもの。
そう、今回の旅は、出釋迦寺の奥の院への参拝日程を第1要素として組んだものだったのだ。
とても暑い時期で巡拝には適さないのかもしれないが、他の日程は仕事の都合がつきそうにない。
確実に訪問できるのが7月の万灯会の日だったのである。
(⇒クチコミ「出釋迦寺-弘法大師出家の原点である奥の院禅定への車送迎は旧暦十五日が目安」
http://4travel.jp/domestic/area/shikoku/kagawa/kotohira/zentsuji/tips/10143075/) -
■9:50 出釋迦寺に到着
第1弾の巡拝でも琴平や善通寺を走っていたので、カーナビのお世話になることもなく寺の駐車場に着く。
見上げれば、今回の旅のメインイベントとも言える奥の院。
こちらの参拝を済ませたら伺いますね〜♪ -
■境内へ
では、早速参拝開始! -
■修行大師像①
駐車場から境内に向かう途中には、石碑や修行大師の像が建ち並ぶ。 -
■修行大師像②
寺の縁起に因むのか、境内に向かうまでに修行大師の像は二体。
この他に、4月の巡拝時に見つけた本堂裏手の一体(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/16830531/)を含めると合計三体になる。 -
■鐘楼門
まだ木の新しさが眩しい門をくぐって・・・。 -
■境内
3ヶ月ぶりにお邪魔しま〜す♪
それにしても、こんなに早く再訪できるなんて思ってなかったわ・・・(笑)。 -
■寺の縁起
弘法大師は、第75番札所となっている善通寺の敷地にあった屋敷で生まれた。
ここ・出釋迦寺からも近い場所である。
子供の頃に、「将来、仏門に入って民衆を救う大任を果たせるのであればお姿を現して下さい。できないのであれば、この身を捧げます」と念じて、高い崖から身を投じたところ、お釈迦様が姿を現し、天女が弘法大師を抱きとめて救った、という話の舞台が、出釋迦寺の奥の院禅定の裏にある崖であり、寺の名の由来となっている。 -
■本堂
では、通常通りに本堂から参拝。 -
■送迎のお知らせ
本堂の脇には、奥の院への送迎があることを知らせるものも。 -
■大師堂
大師堂にも参拝し・・・。 -
■求聞持大師座像
大師堂の脇に座す弘法大師に一礼して・・・。 -
■納経所
他の札所は回り切っていないけれど、折角来たのだからご朱印も頂きたいし、送迎車に乗せて頂けるようにお願いして来よう。 -
■2回目のご朱印
初めてご朱印を頂く時は、墨字で書き込みが行われ、どの札所も3種類のご朱印を押して下さる。
2回目以降になると、3種類のご朱印の押印だけとなるが、今はそれぞれの文字が読み取れる状態なのが、回を重ねるごとに重ね印となり、やがて真っ赤になると同時に朱肉で重みが増すのだとか。 -
■休憩所
ご朱印を頂きながら奥の院への送迎車に乗せて頂けるようお願いし、納経所脇の休憩所で一休みしながら待つ。
自転車で来られたお遍路さん、徒歩で巡られているようだが、足のマメが潰れてしまったらしい。
どうしても奥の院に行きたくて、善根宿で自転車を借りて来られたのだとか。
う〜ん、やっぱりこの寺の奥の院には、人を惹き付ける何かがありそうだ。 -
■送迎車
奥の院までは歩いて上ることもできるのだが、片道30〜40分はかかるそう。
無理をして体調を崩しては何にもならないので、お言葉に甘えて奥の院から戻ってきた車に乗せて頂く。
同乗した地元の方々、「普段は歩いて上るんだけど、今日は暑いから乗せて行って貰おうと思って」。
休む間もなく汗だくになりながら、私たちと奥の院への荷物を積んですぐに出発する、お寺の関係者と思われるドライバーさん。
有り難や、有り難や。 -
■奥の院到着
境内を出発した車は、車1台が通れるだけしか幅のない、ヘアピンカーブが連続する急な坂道を奥の院へと一目散。
やがて、門の前、僅かだが平らになったスペースに停車した。
ここからは徒歩で、上に見える建物を目指すことになる。 -
■捨身ケ岳
文字通り、子供の頃の弘法大師が一身を捨てる覚悟で身を投じられた地。
弘法大師が何かを成し遂げられた霊跡は、諸願成就のご利益があるのだとか。 -
■万灯会①
今日7月7日は、七夕でもあり、夜に万灯会が行われる。
500円で七夕の短冊と万灯会に飾る蝋燭立てに名前が書けるそう。
滅多にない機会に来ることができたのだから、もちろんお願いしま~す♪ -
■万灯会②
母の分も合わせて2セット。
短冊の色は選ばせて頂けた。
眩しい日差しにキラキラ輝く金色をチョイスし、この巡拝で各札所のご本尊やお大師様にお願いしているのと同じ願い事を書く。
この蝋燭立てに灯が点る頃には自宅に帰り着いているかな? -
■急坂を上る
門をくぐると、奥の院の建物まではかなり勾配のきつい急坂。
何のこれしき(汗)。 -
■奥の院①
着いた~(大汗)。
ここが、下の境内から見えていた屋根なのね! -
■奥の院②
靴を脱いでお堂に上がる。
本堂や大師堂のように、持参した蝋燭を立てる場所はない代わり、プラスチックの容器に入った蝋燭が用意されていた。
地元の方々だろうか、祭りの準備を手伝っているようで賑やかなのだが、仏前で静かに拝礼していると無になれる不思議な空間。 -
■奥の院③
お釈迦様と弘法大師に旅の無事もお願いし、周囲を見渡そうと外へ。 -
■奥の院④
建物の裏手の山には、生い茂った樹木の間から、いかにも険しそうな岩肌が見え隠れしている。 -
■奥の院⑤
弘法大師が身を投じたのはこの崖ね!
・・・あ、あきまへん、私って高所恐怖症ですねんわぁ~(冷汗)。 -
■奥の院からの眺め①
でも、遠くを眺めるなら平気(笑)。
こちらは南側の風景。 -
■奥の院からの眺め②
こちらは北側の風景。
瀬戸内海も見えている。
あれ?
手前に見えているのは・・・。 -
■奥の院からの眺め③
昨日参拝した弥谷寺(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10409315/)がある山ね!
あらら、「納経所が閉まるぅ~~~っ!」と焦りまくって甲山寺(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/album/10409332/)へ走っていた私を、お釈迦様と弘法大師がここから呆れて見ていたのかしら・・・(爆)。 -
■下り坂も
そろそろ境内へ戻ろうと、受付があった門へ下る。
上りも急坂で息が切れるが、これだけ勾配がきついと下りの筋肉疲労もなかなかのもの(笑)。 -
■真夏の参拝
輪袈裟がなければ、遍路にはあり得ないイデタチ(笑)。
日焼けの心配よりとにかく暑いんだってば! -
■送迎車待ち
境内からここまで送って下さった車は、現在境内へ向かっている模様。
戻ってくるのを待つ間、門の周辺も見て回りましょう。 -
■ここにも
石灯籠や石碑に混じって、4体目の修行大師像見っけ! -
■お接待
同じく車待ちのベテランお遍路さんとお話しするうち、「お持ちでなければ・・・」と三鈷の松葉(⇒http://4travel.jp/traveler/poi/pict/17761936/)をお接待して頂いた。
お財布に入れておくとお金に困らないのだそう。
そんなご利益があったとは!
初めて会う人同士なのに、すぐに親しく話ができるのも、きっと四国遍路ならではなのだろう。
有り難く頂戴しま〜す♪ -
■境内に戻る
まるでジェットコースターのように山を駆け降りた車は、元の境内に静かに停まった。
やっぱり再訪して良かった、これからの巡拝に向けての元気を貰えた気がする。
さぁ、今回の旅の予定もあと少し。
2巡目としてきっとここに帰って来ると確信しながら寺を後にした。 -
■今回のルート
1日目:伊丹空港〜松山空港〜道の駅・今治湯ノ浦温泉〜国分寺〜仙遊寺〜栄福寺〜泰山寺〜延命寺〜南光坊〜ホテル(黄色線)。
2日目:ホテル〜今治〜観音寺駅〜雲辺寺〜大興寺〜宇多津(昼食)〜郷照寺〜金倉寺〜弥谷寺〜甲山寺〜琴平温泉(緑色線)。
3日目:ホテル〜金刀比羅宮〜ホテル〜出釋迦寺(赤色線)。
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