☆女二人☆韓国の旅09-10①

2009/12/26 - 2010/01/01

年末恒例の韓国食い倒れ旅行に、今年も相方と出かけてきました。

エリア 釜山(韓国)

今回はプサン入りのため、成田から大韓航空機で出発です。
静岡空港からの友達とは現地で合流。
一人で飛行機で移動するのは、なおさらテンション上がってちょっとそわそわします。

プサンのキメ空港は、インチョンほど街中から離れていないので、二人いれば迷わずタクシーなのですが。
今回は一人だし、待ち合わせまで時間があるので、空港バスでホテルまで行くことにします。
しかしこのバス、空港リムジンではなく普通の座席バスなので、荷物はトランクに入れてくれないし、乗客の皆さんも大荷物にやや冷たい目線。
もっと後ろ行ってよ！とかもっと中に入ってよ！とかさんざん言われつつ･･･
タクシーなら30分ほどの道のり、1時間以上かかりましたが、1000ウォンだし、まあありがたいです。

友達とも無事出会い、さっそく晩ご飯へ。
ここのところ毎回同じ牛背肉ドゥンチャクの店に行っているので、今回こそは、その向かいのお店に行ってみたかったのですが。
やっぱり今日も大行列、この寒い中待っていられない･･･
ということで、やっぱりいつもの店へ。
塩とタレ2種類頼みましたが、よく見ると周囲の地元民はタレのみが普通のようですね。
いつもながら、ジューシーでおいしいお肉です。
そのほかにもサラダ、キムチ、チジミ、揚げ芋、さっぱりもやしスープ、テンジャンチゲなどがついてきます。

背肉3人前（からの注文だったので）ではそれほど超満腹ではなかったので、ひとしきり街を散策した後、これまた行きつけの、ホテルのすぐ近所の屋台でトッポッキを買って帰宅。
ソウルのは結構辛くて食べきるのに苦労するのですが、プサンのトッポッキはそれほど辛過ぎず、スンデもたっぷり入ってすごくおいしいのです。

翌朝は、たまにはきっちり観光しようと張り切って出かけました。
その前に腹ごしらえ。
ということで、朝から営業している軽食プンシク屋へ。
キム・トク・スンセット。
海苔巻きキムパプとトッポッキ、スンデの盛り合わせです。これで3000ウォン。
すごく魅力的なメンツ、そしてちょうどいい量です。
プンシクは一人一品とか頼む必要ないし、安いし、屋台メニューを暖かい室内で食べられるし、便利ですねー。

珍しくガイドブックを見て、行く気になったのが、南端の岬にあるテジョンデというエリア。
これだけプサンに行っていて、初めてというのもなんですが。
市内バスに揺られること1時間ほど。
3連休の最終日だったせいもあり、地元の皆さんでかなりにぎわっていて、ちょっとうれしいです。
灯台までは坂道を登っていってもいけるようですが、ほとんどの人は、タヌビという名前のかわいい観光列車に乗り込みます。
1500ウォンの切符を見せれば、途中乗り降り自由なので、島内をゆっくり散策することができます。

テジョンデは、影島という島なんですね。
バスに乗ってきたのでわかりにくいけど、確かに途中橋を渡ったような。
昔、太宗テジョンが立ち寄ったのでこの名前だとか。
島の入り口からは遊覧船も出ていて、すごく気持ちよさそうです。

これがメインの目的地、灯台。
犬吠崎のとかよりは、かなり小さくて、かわいいです。
もちろんこの灯台にも登って眺められるのだけれど、展望台からのほうが高いし、まあ大して差はないだろうということで。
晴れた日には対馬が見えるそうで、なるほど美しい眺めです。

再び市内バスに乗って街中に戻り、昼食にすることにします。
いつも行く、タコ炒めナクチポックムの店にも行きたかったのだけれど。
そこまで行っていると時間がもったいないので、チャガルチでバスを降り、散策がてら店を物色。
日本人と見ると強力な客引きにあうので、ちょっとびびります。
結局やや大きな海鮮屋さんに入り、初めてお刺身フェを注文してみました。
二人前で4万ウォンはかなり高いけれど、たーっぷりの白身のお刺身に、煮魚（鮭）、焼き魚（秋刀魚）、揚げ物（アナゴ）とさすが豪華。
シメには辛味鍋メウンタンが出ました。これがとてもおいしかったー♪具はそれほど入っておらず、魚のアラで取っただしで、辛いけどうまみたっぷり、あれだけでも飲みに行きたいほどでした。

昼食後、腹ごなしがてら、ナンポドンを散策します。
すっかりきれいに整備された道の両側には、洋服屋さんや靴屋さん、食べ物屋さんなど、ソウルのミョンドンのようで、歩いていて楽しい通りです。
途中人だかりができていると思ったら、ポン菓子の実演でした。
さっそく行列に加わってみます。
目的はよくわからないけれど、毎週末ここで無料配布しているとのこと。
さくさく、ほんのり甘い、昔ながらの味です。

夕食は、前日の散策で見つけておいた、豆もやし肉炒めのお店に行ってみます。
韓国のもやしは、長くしっかりしていて歯ごたえがあって、とてもおいしい。
それをたっぷりと、辛めの味付けで食べられるのです。
チェーンのようで、ソミョンだけでも数店あったけど、ソウルではまだ見たことない気がする。
ひとしきりもやしと肉を食べたら、ご飯と海苔を投入して、焼き飯を作ってくれます。
これがまた、香ばしくておいしい♪

さすがに食べ続けで満腹。
ということで、これまた恒例のカラオケへ。
なるべく怪しくなさそうな、かわいらしい店を探して入ってみます。
韓国のカラオケではなぜかたいてい、無料で数十分延長されるのだけれど、ここは10分ほどしか伸ばしてくれませんでした。
1時間では物足りず、もう1時間延長。
最後には嵐を熱唱して、すっかり声もガラガラになり、なんだかお腹もこなれた気分です。

やはりシメはアイス。
本当はサーティーワンとかで食べたかったのだけれど、うっかり夜も更けてしまったので、コンビニアイスで我慢。
韓国のお菓子は、油脂があまり口溶けが良くなくて、おいしくないことが多いのだけれど、このアイスはなかなかおいしいです。

プサン最終日の朝は、デジクッパにします。
豚でとった白濁スープに、ご飯と豚肉がたっぷり。
キムチなどおかずもついて、これで3500ウォン！
いくら豚肉が安いとはいえ、やっぱりプサンは食べ物がおいしくて安いのがいい所。
スープは濃厚で、いかにも肌がきれいになりそう。
朝からお腹いっぱい、体もホカホカです。

プサンから、バスで全州チョンジュに行ってみることにします。
スーツケースを持ってえっちらおっちら、地下鉄で西部ターミナルへ。
ソミョンから10分ほどなので、とても近くて便利です。
駅にあまりエレベーターがないのが難点･･･
切符とお菓子を買って、さっそく乗り込みます。