2009/12/26 - 2010/01/01
246位(同エリア273件中)
てつこさん
年末恒例の韓国食い倒れ旅行に、今年も相方と出かけてきました。
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プサンからチョンジュまではバスで3時間ほど。
バスは座席指定制で、広くて快適です。
これで料金13000ウォンほどだから、相変わらず日本と比べて、交通費激安です。 -
バスの旅には、やっぱりお菓子♪
それと卵。
燻製卵やうこっけいの卵などいろいろあったけど、今回はプレーンのゆで卵をチョイス。
ちょうどいい硬さで、粗塩がついています。 -
バスは途中ハミャンで休憩所に立ち寄ります。
鄙びてて、のどかで、いいー雰囲気。
うっかりテンション上がってしまいます。
韓国は、あまり地方菓子のようなものがなくて、商店に入っても珍しいものは売ってないのですが、それでも無駄に豆乳など買ってみたりして。 -
バスは、予想よりも早くチョンジュに着きました。
さ、寒い・・・・・
とりあえずタクシーでホテルに行き、荷物を置いて、さっそく散策です。
思ってたよりはビルも多くて都会だけど、やっぱり地方都市、鄙びた雰囲気。
私も友達も大好きなケランパン屋台を見つけて、まずは買い食い♪ -
ホテルから歩くこと20分ほど、伝統家屋群ハノンマウルに着きました。
広ーい敷地に立つのは、慶基殿キョンギジョン。
修学旅行などでもよく訪れるというだけあり、外国人だけでなく、韓国人の学生と思われる旅行客が、かなりたくさん来ています。
入り口に観光案内所があり、市内の地図をもらうことができます。 -
キョンギジョンはもともと、1410年に李成桂イソンゲの肖像を祭るために創建されたとか。
王様が住んでいた宮殿なわけではなく、祭祀のとき用のキッチンや、下士官の控えの間、などが設置されています。
建物はすべて復元で、今も建設中のよう。
真新しいけど、それでもそれなりに、風情を楽しむことができます。 -
しかし寒い。
マウルには、土産菓子はないものの、工芸品店や体験施設など、立ち寄れる施設がたくさんあります。
みんな、そこで暖をとりつつ、散策しています。
イソンゲが宴を開いたという楼閣の梧木台オモクテが、丘の上に建っているので、そこまで階段を一気に上がり、自家発電。
景色を見ているうちに、あっという間に冷えました・・・ -
あまりの寒さに、目に付いた喫茶店に逃げ込みます。
カフェラテもかわいらしく作ってくれました。
ぬくぬくと暖かく、幸せ。 -
体も温まったところで、意を決して、再び外へ。
陽が暮れ始め、ますますの寒さです。
マウルの入り口にある城門、豊南門プンナムムン。
これも復元されたものですが、いかにも勇壮なつくりです。
門をぐるっと囲むように、お肉屋や雑貨店など商店が並んでいて、ローカルな暮らしがイメージできるのも楽しい。 -
夕食は、旅のメインの目的でもある、全州ビビンパプ。
有名な家族会館を訪れます。
広ーい館内は、時間のせいかまだガラガラだけど、次々にお客が入ってきて、人気のほどが伺えます。
ビビンパプを頼むと、テーブルを埋め尽くすほどのおかず達。
茶碗蒸しのケランチムは、他のところのよりも滑らかで、フワフワでおいしい。
ビビンパプは、真鍮の器が直火で熱せられているらしく、若干石焼風。コチュジャンが自家製とかで結構辛い。
よーくよーく練り混ぜると、いろいろ渾然一体となって、さすがのおいしさです。 -
翌日は、まだ暗い早朝に起き、行ってみたかった馬耳山マイサンへ。
本当はバスを乗り継いでいくはずだったのだけれど、タクシーで間違えて「高速ターミナルへ」と言ったら「高速ターミナルからマイサンなんか行けないよ。そんなバスこの時期出てないよ。安くしてあげるからこのままタクシーにしなよ。」と言われ、えーそうなの!?と混乱し、結局そのままタクシーでタプサへ一気に到着。
本当は、高速ターミナルではなく市外ターミナルからのバスだったのだと後でわかったのだけれど。
まあタクシーは暖かく楽チンで、運転手さんと楽しい話も道中できたので、結果オーライです。 -
馬の耳に形が似ているからその名がついたという馬耳山マイサン。
その2枚の耳の間部分に立つのが、搭寺タプサです。
李甲龍という人が手で積んだという石の搭が並び、李甲龍の教祖じみた肖像や銅像が祭られています。
早朝、鼻息さえも白く凍る寒さの中、だーれもいない景色は、ちょっと異様にさえ思えます。 -
マイサンは山なので、本格的な登山道もあるようですが、整備された舗道を1〜2時間散策するのが一般的。
ほとんどは緩やかな坂道ですが、北側バス停に抜ける部分だけ、急で長い階段です。
この寒さの中でも、じんわり体が温まるほど。
夏はさぞ汗だくになることでしょう・・・
階段を登りきっても、木々にさえぎられ、下界を見下ろすことができないのが残念。 -
帰り道こそバスで!と思ったのですが、バスは1時間に1本、毎正時半。
凍えながら待っていたら、食堂のおじさんが中へ招き入れてくれました。
コーヒーを飲んで、時刻表の時間に合わせて外に出たのに、待てどもバスは来ない。
別の食堂から出てきたおばさんに、バスは時間通り来るんですよね?と聞いたら、来るよ、毎25分にね。と!
時刻表には30分と書いてあるのに!!!
やむなく、親切なおばさんに従い、再び食堂に入れてもらい、生姜茶をご馳走になりつつ、次のバスを待ちました。
皆さん親切で助かった。。。あのまま外で1時間半も待っていたら、マジで凍え死んだかも。 -
ついにバスが来たときには、友達と二人、キタァー!と叫んでしまいました。
助かった・・・
田舎の乗り合いバスは、停留所じゃない所でも臨機応変に止まるし、客乗せたままスタンドでガソリン入れるし。
泥だらけの車窓から見えたマイサンも、これで見納め。
鎮安チナンでバスを降り、再び市外バスに乗り換えて、チョンジュまで戻ります。 -
チョンジュ2食目は、もう一つの名物、コンナムルクッパと決めていました。
バスターミナルからタクシーでクッパ通りへ連れて行ってもらい、徒歩で様子を伺います。
人がなんだかたくさん出入りしている、ウェンイという店に入ってみることに。
メニューはこれしかないので、二人、といっただけでクッパとおかず、海苔、卵が運ばれてきます。
卵に海苔とアミ塩辛、スープを入れて飲むと、ちょーーいい味。
もやしたっぷりで、それほどは辛くなく、熱々でおいしいです。
付近のビジネスマンと思われる人が続々来店するところを見ると、かなり人気の店なのかも。
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