やまぐち森林づくりフェスタに行く

2009/10/25 - 2009/10/25

１０月は各地でイベントが催されています。
長門市のやきとリンピックが気になったものの、萩市で開催されたやまぐち森林づくりフェスタに行くことにしました。
いとこがチェーンソーアートをやるもので。

ちなみに、山口県は森林多いです。
どのくらい多いかって、独自で「やまぐち森林づくり県民税」取ってるくらい^^;


前回のチェーンソー実演見学会
http://4travel.jp/traveler/yamakuni/album/10340544
いとこのブログ「ログ鷹日記」
http://logtaka.exblog.jp/

エリア 山口

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満

やまぐち森林づくりフェスタは平成17年から開催されています。
県内各地で開催されて、今年は萩市です。
萩城下町にほど近い中央公園（旧球場跡地）での開催では駐車場が確保できないんじゃ、と早目に出てきたものの、既に近くの市役所駐車場は満杯。
でも、市役所より会場に近い総合庁舎の駐車場は空いてたのでかえって良かったです。

10時開始だと思ってたら、式典が10時で実際のオープンは9時30分。
すでに結構な人出です。
でもって、演奏している一団。
竹の楽器を使うバンブーオーケストラです。
オーケストラだけあって、かなりの人数で演奏していました。

チェーンソーアート発見！
でも作風が違うなと思ったら、やっぱり違う人の作品。
県内でも、やってる人は徐々に増えているようです。
後で知ったことには、いとこよりベテランの方の作品でした。
いとこが本日実演するのは、イベントチラシで知ってましたが、ここでようやく実演時間が分かりました。
（いとこに直前に聞いた時には「昼ごろ」という極めてアバウトな答えだったもので・・・）
13時からかあ。
あと3時間待ち。
実のところ、ルネッサ長門の第3回全国やきとリンピック(全国持ち回りらしい）にも行きたいから、どうしたものかなあ。

式典で風船飛ばすんでしょうね。
既に準備態勢です。
これ、アートふる山口でもやったことあるけど、渡すタイミングが難しいんですよね。
早く渡し過ぎちゃうと、合図より前にどんどん飛んでいっちゃったりするし、子どもの数が多すぎると奪いあいになっちゃうし^^;

式典のステージ前には、たくさんの席が用意されてますが、ほとんど埋まってるようです。
ということで、式典あいさつ聞きつつ、会場をうろうろ。

ほぼ1周してもまだ挨拶が終わらなかったのは、会場が狭いんじゃなくて、挨拶が長すぎるせいですね。
県内のお偉いさんだけでなく、某元幹事長さんやらも来賓できていて、大掛かりな式典になってます。

風雲丸太城。
どっかで聞いたような（リアルタイム世代）。

色々と森に関連する体験コーナーも出来てます。
栗のいが剥きは、イベント終了間際だから、まだ人がきていません。
試食の引換券には、既に行列ができつつあります。

食べられる木の実コーナー。
色々ありますね。
シイノミなんかは、小さい時に食べてたような。
ギンナンは茶碗蒸しの定番ですね。
ただ、ギンナンって薬効もある一方で、一度に多量摂取すると中毒症状をおこすらしいです。
そんなに食べる人がいるのかってのはありますけどね。

こちらも試食をやってまして、乾煎りしていたマテバシをいただきました。
ちょっと栗っぽいお味でした。

きのこ〜

朝が早かったので、おなかすきます。
まだ式典やってるから、空いてるうちになんか食べておきましょう。

ということで、旦那が買ってきた肉うどんと入口で無料配布していた牛乳。
栗ご飯の無料配布を見つけて引換券をもらいに行ったら、すでに配布前から長蛇の列。
ということであっさりあきらめます。

ようやく、風船飛ばすようです。

2011年の山口国体マスコットキャラ、ちょるる発見！
大きめな県内イベントには大抵出没するので、最近遭遇率が高いです。
ちょうどこの時期開催だった、彦根のゆるキャラ祭りには呼ばれなかったのかな？

知り合いに出くわして、話をしてたら風船が上がりました。
快晴の空に紅白の風船が映えます。
白いのはハト型だったんだなあ。
メッセージカードをくくりつけられて、どこまで飛んで行くのでしょう？

式典終わって、ステージの前の人たちもいなくなりました。
隅っこに丸太発見。
チェーンソーアート実演用でしょうね。
この数からして、複数の人がするようです。
いとこの姿はありません。
そういえば、2年前に宇部市常盤公園で森林づくりフェスタをやった時には、午前中長門峡道の駅で実演して、常盤公園に行ったもので、大幅に遅刻。
事前に開催者も承諾済みだったそうですが、そういうアナウンスが会場でなかったもので、見に行ったうちの親は本当に遅刻したのかと思って、慌ててチェーンソー運ぶの手伝ったそうです。

知り合いに頼まれて、紙芝居を見に行きました。

やまぐちどこでも紙芝居。
県内各所でおこなってて、萩市もやってます。
今回は県観光連盟さんの実演です。
湯田温泉のお話。
五重塔の紙芝居は見たことあったけど、これは初見。
熱演されてました。

竹楽器のコーナーもあります。
さきほどのバンブーオーケストラの楽器も展示してあります。
これは、振って音を出します。
やさしい音です。

これ、木琴みたいに使うのかと思いきや、ポンポン竹に蓋をして音を出します。
鼓の変形？
素人でも簡単に音が出ますが、いい音出すのは練習しないと無理そうです。

どんどん人が増えてきて、お昼前から飲食ブースはどこもにぎわっています。
やきとリンピックに行ったら、ちょうどお昼だからさらに多そうです。
やめときますか。

実際、行った人の話では、日曜は大混雑だったようです。

せっかくなので、以前から気になっていた近くの喫茶店に行ってみることにしました。

慶安橋筋の角にある蔵に行ってみました。

ご夫婦でされてる喫茶店です。
パンがおいしいって聞いたけど、とりあえず今日はランチにしてみましょ。
ピザセット、750円。
小ぶりだけど具沢山です。

サラダとドリンク付き。
なんとなく、ドレッシングは夏ミカン風味？

おいしく昼食いただきまして、再び会場へ。

木の枝も匂い色々。
アズサはメンソレータムみたいなにおいだったっけ？
ほかにもシーチキンみたいなのもあったりと、見た目と一致していません。

鮎のつかみ取りは開始時間待ちのようです。
周りは入る気満々の子どもたち。
天気がいいとはいえ、それなりに秋の気配はただよう中、元気です。

こっちは足湯だからあったかいけど、完全に子どもの水遊び場になってます。
せっかく檜のオイルも投入されてるのに、元気にかき回されてると、ご年配の人は入れそうにないですね^^;

お昼のバンブーオーケストラの演奏が終了し、速やかに撤収。
続いては、チェーンソーアートの実演です。
4人でするようです。
既に最前列を同業者らしき人が陣取ってるから、このあたりがいいのかな？

席のキープは旦那に任せて、端っこから。
とりあえず、全景？かな？
大きなイベントなので、部分的とはいえ、防御ネットも張ってます。

名札が出たら、いい位置キープしてました。

始まる前にインタビュー。
司会のお姉さんは、地元テレビ局のアナウンサーさん、と旦那が言ってました。

・・・さっぱり顔の判別がつきません。

1時間のチェーンソーアートの実演スタート。

最初は豪快に木屑が飛んでいきます。

旦那は、実演以上にＴシャツが気になってるようです。
「侍」ってチェーンソーのブランドだったかな？

そういえば、旦那は会津若松でちょっと似た感じの白虎隊Ｔシャツを買っていたっけ。
長州人なのに・・・

事前に彫るものは聞いていた、というか、始まる前にのほほんとやってきて「この形で彫るよ」で元ネタ見せてくれましたが、周囲もこの頭で大体何彫るか検討ついたようです。
山口県内では既におなじみです。

周りの参加者さんも、徐々に形が分かってきます。

くまー。

ふくろう〜

一番分かりにくいけど、多分鳥。
イーグル系じゃないかな？
入口の吉田松陰先生も、こちらの方の作品です。
以前竹林フェスタでも、いとこと共演していて、その時は白キツネでした。

さすがにプロでやってるもので(本業のログハウスよりこっちの仕事がほとんどになっちゃってるようです）、大体の形が出来上がってきました。

実演で彫るのは初めてなので、カンニングペーパー用意してました。
国体宣伝リーフレット。
時々確認しながら彫ってます。
でも、足元においてると、すぐに木屑に埋まっちゃいます。

色々モチーフがありますが、木が細めなので、おさまるように「おいでませ」しています。
このへんで、

３０分経過のようです。
チェーンソーの音がうるさいもので、残り時間はボードで知らせてます。

お顔が入りましたら、

カラースプレー登場、って、思いっきりはみ出してます。

塗って乾いたら外側をさらに削って、眼の部分だけ塗りを残すようです。

場外では、モデルが愛想をふりまいています。

下も彫ります。
カンニングパーパー、一番活躍しています。
どうやら、字体も真似るようです。

確認中。

こっちもカラーリングしてお化粧直し。

実演終了。

夏ミカンに乗った鷹だそうです。
森の駅の駅長さんだけあって、しゃべりは達者です。
http://www.yamaguchi-slow.jp/contents/guide/46/

いとこは、おいでませなちょるる。
しゃべりはちと苦手なようです。

はにかみベアーだそうです。
後で近くで見たら、確かにはにかんだように笑ってました。

フクロウ。
アナウンサーさんの紹介では、いとこに憧れてチェーンソーアートを始めた一番の若手さんだそうで、たしかに作風が似ています。
何年か前に実家がもらったいとこのフクロウより出来がよさそうな感じです。

モデルもやってきて、ちょるる揃い踏み。
きぐるみちょるるは頭の形が独特で、真正面からみると、モチーフ「山口」の山が山に見えなくなっちゃうもので、真のモデルはポスターのちょるるですけどね。

記念撮影♪

オークションにかけられて、ちょるる始め全作品無事に落札されました。
いとこはあんまり実演作品は売りたくないらしかったけど（時間に制約あるので普段より雑になっちゃうからみたいです）、いいお値段で売られて行きました。
売り上げの一部は緑の募金だそうです。

終了して見学会の後、後ろに切れ目を入れてます。
木は乾くとひびが入ってくるので、先に削って目だつひびが入るのを防ぐためだそうです。
まあ、経年劣化も味わいになります。
実家では、いとこ曰く「燃やしたい」ごく初期の熊や鶴が、ひび割れしまくりながらも元気に庭を守っています。

いとこが嫌がりそうなので写真は自粛しときましょ。

この後、会場を飾ったお花の無料プレゼントなんておいしいイベントがあったんですが、混みあわないうちにとあきらめて帰路に着きます。
用があったので実家にも立ち寄ったら、家の中にはこんなものが。
カンナくずとこないだのアートふる山口の龍福寺改修工事見学会でもらってきた木屑で作ったオブジェ。
小さな森状態だったのでした。