
2009/10/12 - 2009/10/12
253位(同エリア703件中)
ゆんこさん
3連休、3日間のうちで唯一晴れの予報が出ていた連休最後の12日。
満を持して、紅葉シーズンピークを迎えているニセコの神仙沼と、神仙沼・長沼を通り抜けてのシャクナゲ岳登山へと行って来ました。
いつものように、午前6時半には自宅を出発。
午前8時頃、途中の真狩あたりでの気温は何と「3度」!
う〜、いよいよ冬近し!です。
本当は、一周16km(参考地図→http://www.niseko-ta.jp/images/guide/treck_map.pdf)のトレッキングコースを歩きたかったけど、日が短くなってきているこの時期は8時間近くかかるこのコースは断念。
神仙沼からいける、「チセヌプリ」にしようか「シャクナゲ岳」にしようか迷ったけど、点在する沼の一つシャクナゲ沼が見えるということから「シャクナゲ岳」に決定!
観光バスラッシュ、延々と続く路駐の車の列。
北海道を代表する紅葉名所のひとつ、ニセコの紅葉は、さていかに…
-
いつものように午前6時半室蘭の自宅出発。
今朝は冷えこんだね〜。
あらら、真狩村に入ったら車の外気温表示が何と「3度」。
久々に、スリップ注意の表示も出た〜!(3度以下になると表示される)
証拠写真を撮ろうとして、車を止められる所で(真狩・留寿都は急カーブの連続)、カメラを取り出すためいったん停車。
う〜っ、空気が冷たい〜!
目の前に蝦夷富士・羊蹄山がどーんと見えるのでついでに一枚♪
今日も、頭を隠したままだ〜。
車に乗り込み再び外気温表示を見ると「6度」に上がっていた。
★さて、ここで一つ問題です。★
写真左側に写っている、道路わきにある曲がったポールの先についている赤白の縞々の矢印はなんでしょう! -
午前8時半、ニセコ神仙沼自然休養林に到着。
駐車場は、半分ほど埋まっている感じ。
良かった、車は楽々停められました。
(登山が終わって戻ってきたらとんでもない状態に!)
この一枚は、今年の4月末に来たにもかかわらず雪に埋もれたこの休憩所しか見られなかったという「はなかみno王子」さまに捧ぐ…( ´艸`) -
道路を挟んで、神仙沼へと続く入り口があります。
警備員の方が出て、交通整理をしてくださっていました。 -
神仙沼を挟んで左のほうへ行けば、「大沼」もあり一周すると16kmの沼巡りコースとなりますが、日没の早い今はパス。
今日は、右手の「長沼」経由で「シャクナゲ岳」を目指します。 -
神仙沼のあるところは、湿原地帯。
なので、このように木道で保護され、また歩きやすい遊歩道になっています。
朝露のせいなのか、木道はかなり滑りやすくなっています。 -
片道1km弱の遊歩道。
「がんばってね」
1kmくらいで励まされていては… -
途中で、神仙沼・長沼の分岐の表示があります。
間違えようの無い道なんだけど、それでも間違う人がいる。 -
まず最初に、神仙沼に寄って…
表示を神仙沼方向に進むと、目の前に広がるこの景色!
「感動〜!」の言葉しか出ない景色が広がります。 -
このように木道の中を歩いていきます。
-
神仙沼に行くまでの間にも大小さまざまの沼が点在。
-
ダケカンバの木の葉が…
すでに落ちている…
紅葉、終わっちゃったの? -
神仙沼入り口から、20分ほどで「神仙沼」到着。
あ〜、「静寂」の言葉がぴったり! -
★静寂の神仙沼★
空の青さが沼の水に反射しているのでしょうか…
ニセコブルーの「蒼」が目に眩しい。
これはこれで、美しい神仙沼。
でも、今は紅葉のピーク!
の、はず…
しかし、ダケカンバの葉もすでに落ちているし、どの木もスカスカで空が透けて見える…
台風18号の影響で、葉が落ちちゃったのかな〜。 -
紅葉の時期はこのような感じに…
レストハウスに飾ってあった写真をパチリ。
やっぱり全然違う…
いつか又リベンジかな〜。 -
ちょっとだけ、紅葉の名残が…
お天気は申し分ないのに…
ニセコブルーが美しい。 -
さ、そろそろ先を急がなくちゃ。
あら、こっちの沼の紅葉はいい感じ♪
空の青と、沼と草紅葉と、木々の紅葉のコントラストが、静かでいて強烈。 -
神仙沼・長沼の分岐。
一周の地図の案内図。
目指すは「シャクナゲ岳」へ。
あっ、神仙沼までは、登山の格好していなくても誰でも行くことができますからね〜。 -
★朝日に輝く「長沼」★
分岐から10分ほどで「長沼」到着。
正面に見える山は「チセヌプリ」 -
長沼の脇に、チセヌプリ・シャクナゲ岳に向かう登山道があります。
う〜、いきなりこんなどろどろの道が…
やっぱり、おとといの台風の雨のせいかしら。
これは長靴のほうがいいかもね。
チセヌプリ分岐までは、道はかなり緩やかだったけど、この足場の悪い道に閉口。
泥に足をとられ、何でもない時なら30分もかからないで登れそうなところを40分もかかってしまった。 -
泥と格闘しながら、40分でチセヌプリ分岐に到着。
先行していた3人のグループは、こちらチセヌプリに登る様子。
チセヌプリからは、湯元温泉郷や五色温泉郷に抜けることが出来ます。 -
さて、私たちはこちら「シャクナゲ岳」に向かいます。
ほとんどチセヌプリに向かうので、一瞬チセヌプリに行き先変更しようかと迷ったけど、降りてきた人が「結構登りきついよ〜」との言葉に、即決予定通り「シャクナゲ岳」へ。。゚(゚^∀^゚)゚。
でも、山に「楽な登り」があるわけが無いと言うことを、嫌でも実感するのです。 -
だんだんと、ニセコの山らしく岩がごろごろしてきたぞ〜!
泥がついた靴では、滑って岩登りも大変! -
左手前方にシャクナゲ岳が見えてきた〜!
-
ちょっと振り返ると、チセヌプリが見えます。
なだらかそうに見えるんだけど…
子供も登ると言うから、もしかしたら反対の登山口からのほうが上りやすいのかな。
チセヌプリ(1134.5m)の頂上は平坦な草地で、浅い火口底に二つの沼があり、湿原が広がると言う。 -
チセヌプリ分岐から25分ほどで、シャクナゲ分岐へ。
分岐のもう一つは白樺山に続く。
さぁ、あと200mだ〜、頑張るぞ〜! -
うっ、なんじゃこりゃあ〜!
こんな細い道、しかも岩だらけ。
そして、かなり急じゃない? -
出た〜、ニセコの岩登り!
おまけに足元が悪い!
足の届かない岩もある!(決して短いせいばかりじゃありません!。゚(゚^∀^゚)゚。) -
★シャクナゲ岳★
とか何とか言いながら、シャクナゲ岳(1074m)到着。
あと200mというところを、15分かかりリました。
途中、岩をよじ登るのに必死で写真を撮る余裕なし!(´-∀-`;)
山頂といっても、広さはこれだけ。 -
では、お決まりのポーズを♪
私の足元の赤いスパッツには…
努力の証の、泥がこびりついています。(*-∀-)ゞ
いや、単に歩き方が下手だとも言いますが…
みんながよじ登った泥のついた岩をがっしりとつかんでよじ登ったため、お気に入りの赤いグローブも泥だらけ〜。 -
岩内方面に連なる山々。
山の黄葉。 -
チセヌプリ、ニトヌプリ、ニセコアンヌプリ、そして羊蹄山とニセコの山々が連なる。
チセヌプリには、登山道もくっきり見える。
ニセコアンヌプリは、8月8日に登りました。
→http://4travel.jp/traveler/kiyoyuri/album/10362837/ -
シャクナゲ岳より、雷電海岸方面を望む。
-
シャクナゲ岳より、岩内の街、そして積丹半島へと続く海岸線が見える。
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洞爺湖方面、洞爺湖の中島も見える。
有珠山も、洞爺湖サミットで一躍有名になった「ウィンザーホテル」も見える。 -
すっかり葉が落ち、松ぼっくりのような実がなっている木。
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シャクナゲ岳の頂上からも、神仙沼が見えます。
紅葉の中に、ひっそりとたたずんでいますね。
右手のほうにも、名も無い小さな沼も見えます。 -
神仙沼の左手には、今日もう一つのお目当て「シャクナゲ沼」が見えます。
手前のゴロゴロの岩、まさしくここを降りようとした瞬間に目に入ります。 -
神仙沼と、シャクナゲ沼の両方をとらえて。
-
下りも、やっぱり20分近くかけやっと下山。
大岩は、登るのも大変だけど降りるのはもっと大変!
頭から落ちないようにしないと!
チセヌプリからの分岐を歩いてきて、左に上ればシャクナゲ岳、まっすぐ進むと白樺山。
頂上から見えていたシャクナゲ沼へは、こっちの道を少しいった先にありそうなので、ちょっと寄ってみることに。 -
★シャクナゲ沼★
ちょっと、怪しい雲がかかってきた。
シャクナゲ沼の向こうには「目国内(めくんない)岳」 -
東側湖面。
正面白樺山の山肌のダケカンバの姿が一種独特の景観を作っている。 -
さっきまで登っていた「シャクナゲ岳」
姿の美しい山だけど、「美しい花にはとげがある」のように、「美しい山は最後の急登が待っている!」を何度かの登山で学習しました〜。。゚(゚^∀^゚)゚。 -
最後の急登の後では、それまでの道の険しさ(それまでは険しいと思って登っている)を忘れちゃう。
あれ、こんな道通ったっけ…
ということも、しばしば。
逆から見ると、たいしたこと無いということもあるしね。
あんたの大きいお知り、挟まるんじゃない?と言われて見事通り抜けた道。( ´艸`) -
何もここまで曲がらなくても…という、ダケカンバの門をくぐり…
きっと雪の重みでこんな風になっちゃうんでしょうね。 -
あ〜、やっと「長沼」が見えてきました。
ひょうたん型をしているといわれる「長沼」
まぁ、見えなくはありませんけど。
長沼に到着したのは、午後1時頃。
ここでランチタイムとしました♪
今日は、「赤いきつね」と「緑のたぬき」ミニカップと、コンビにおにぎり、カップスープ、コーヒー&ココア。
(せっかく重たい思いをして夫が背負ってきたお水、使い切らないと申し訳ない…) -
青空が気持ちいい〜!
葉を落とした木々の間から、秋というより初冬に近いニセコの空です。
この時の気温は10度。 -
午後2時、駐車場に戻ってきました。
朝の景色とは一転、ずらっと続く路上駐車の列。
駐車場に入るのを待つ車の長い列も…
神仙沼も登山の後にしようかと思っていたけど、朝一で見ておいて正解!
観光バスの団体客の長い列で、木道を歩くのも大変!
「ニセコ紅葉巡り」と銘打った観光バスがほとんど。
紅葉終わっていて残念でしたね〜。
でも、麓のほうはまだまだ大丈夫です。 -
多分本州から来る人たちでしょう…
皆さん、ダウンジャケットにマフラー…
どんだけ北海道は寒いと脅かされてきたんだ〜!
あっ、でも「10度」は立派な冬ですか? -
ちょっと下に下りると、まだまだダケカンバは色づいた葉をつけています。
道々66号線、くねくねと続く道は景色も最高!
皆さん気をつけて運転しましょうね。 -
麓の色づき具合はこんな感じ。
途中、ニセコアンヌプリ・イワオヌプリのある五色温泉を通ってきたけど、今年の紅葉はいまひとつなのか、あまりきれいではなかったな〜。
ニセコの温泉街は、今まさしく紅葉の見ごろという感じでした。
ニセコもそろそろ、雪でしょうか…
…ニセコ神仙沼・シャクナゲ岳登山【完】…
さてさて、ここで1枚目の写真の中で出した問題の答え。
★道路の上にある矢印は…★
「車道と歩道もしくは路肩の境界線」なのです。
雪が積もると、道路の端がどこなのかわからなくなります。
なので、ここが道路の端、と言う目印。
それと北海道にガードレールが少ないのは、除雪の際に邪魔になるから…など、雪国じゃない人には「?」の不思議がいっぱいあるんです♪
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