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金曜日に東京出張が入りました。これを逃す手はありません。これまでに北海道、東北、九州に2度ずつ出張を利用して滝めぐりをしてきました。栃木、山梨、静岡でも出張を利用して滝めぐりをしています。全部自分のお金で行ったとするととんでもない金額になっているということは置いといて、利用できるものは利用するというのがポリシーです。東京へは平均すると月に2度ほど出張で行きますが、実は金曜日と言うのはほとんどありません。週末が絡む出張があればと虎視眈々と狙っていたチャンスが訪れました。<br /><br />栃木県の霧降の滝は絶対に行くことは確定で、あと茨城県の袋田の滝にするか群馬県の吹割の滝、棚下不動滝にするか悩みました。袋田の滝は過去に行ったこともあるし、来春開港する茨城空港を利用する手もあるので結局群馬にしました。金曜日の晩は宇都宮に宿を取り、土曜日の晩は渋川の宿を押さえました。組み立てた旅程は次の通りです。<br /><br />8日 霧降の滝を制覇し、その後いろは坂、金精道路を通って群馬県に入り、吹割の滝、棚下不動滝を制覇します。<br />9日 百名山の日光白根山に登ります。関東以北の最高峰という触れ込みに惹かれました。<br /><br />群馬県に入っても日本ロマンチック街道の快適なドライブが続きました。20年ほど前、茨城県に住んでいた頃、スキーでよくこのあたりに来ました。丸沼高原、尾瀬岩鞍、武尊、川場、玉原など懐かしい名の案内板を見ながらのドライブでした。目指すは日本の滝百選の中でも特に奇瀑といえる吹割の滝です。20年ほど前に一度来たことがあり、再訪となります。<br /><br />吹割の滝滝見難易度:2<br />参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。<br />注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

栃木・群馬滝めぐり③ 滝メグラーが行く53 吹割の滝 日本の滝百選 群馬県沼田市

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2009/08/08 - 2009/08/08

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GOTOCHAN

GOTOCHANさん

金曜日に東京出張が入りました。これを逃す手はありません。これまでに北海道、東北、九州に2度ずつ出張を利用して滝めぐりをしてきました。栃木、山梨、静岡でも出張を利用して滝めぐりをしています。全部自分のお金で行ったとするととんでもない金額になっているということは置いといて、利用できるものは利用するというのがポリシーです。東京へは平均すると月に2度ほど出張で行きますが、実は金曜日と言うのはほとんどありません。週末が絡む出張があればと虎視眈々と狙っていたチャンスが訪れました。

栃木県の霧降の滝は絶対に行くことは確定で、あと茨城県の袋田の滝にするか群馬県の吹割の滝、棚下不動滝にするか悩みました。袋田の滝は過去に行ったこともあるし、来春開港する茨城空港を利用する手もあるので結局群馬にしました。金曜日の晩は宇都宮に宿を取り、土曜日の晩は渋川の宿を押さえました。組み立てた旅程は次の通りです。

8日 霧降の滝を制覇し、その後いろは坂、金精道路を通って群馬県に入り、吹割の滝、棚下不動滝を制覇します。
9日 百名山の日光白根山に登ります。関東以北の最高峰という触れ込みに惹かれました。

群馬県に入っても日本ロマンチック街道の快適なドライブが続きました。20年ほど前、茨城県に住んでいた頃、スキーでよくこのあたりに来ました。丸沼高原、尾瀬岩鞍、武尊、川場、玉原など懐かしい名の案内板を見ながらのドライブでした。目指すは日本の滝百選の中でも特に奇瀑といえる吹割の滝です。20年ほど前に一度来たことがあり、再訪となります。

吹割の滝滝見難易度:2
参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。

同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
レンタカー 新幹線

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  • 群馬県に入ってまずは丸沼の湖畔に立ち寄りました。

    群馬県に入ってまずは丸沼の湖畔に立ち寄りました。

  • さすがに涼しいです。時間的な余裕が珍しくあるからこその寄り道でした。

    さすがに涼しいです。時間的な余裕が珍しくあるからこその寄り道でした。

  • 吹割の滝は見事に観光滝でした。国道120号線沿いにはドライブインが立ち並び、おっさんやおばさんが『無料』の看板を出して客引きをしていました。この『無料』はほとんど詐欺同然で、実際にドライブインに車を入れると1000円徴収されます。但し駐車料金ではなくそのお店で1000円分買い物ができる引換券の購入代金です。確かに駐車料金は無料かもしれんが、どうもスッキリしません。どうせなら堂々と駐車料金として300円や500円を徴収すればいいと思います。お昼過ぎだったのでちょうど1000円の食事を摂りました。<br /><br />この写真は、国道から滝の遊歩道へ通じる道沿いに並ぶお店です。

    吹割の滝は見事に観光滝でした。国道120号線沿いにはドライブインが立ち並び、おっさんやおばさんが『無料』の看板を出して客引きをしていました。この『無料』はほとんど詐欺同然で、実際にドライブインに車を入れると1000円徴収されます。但し駐車料金ではなくそのお店で1000円分買い物ができる引換券の購入代金です。確かに駐車料金は無料かもしれんが、どうもスッキリしません。どうせなら堂々と駐車料金として300円や500円を徴収すればいいと思います。お昼過ぎだったのでちょうど1000円の食事を摂りました。

    この写真は、国道から滝の遊歩道へ通じる道沿いに並ぶお店です。

  • 遊歩道に入るとすぐに見えるのが吹割の滝のすぐ下流の鱒飛の滝です。落差15m。なんか凄い水量です。

    遊歩道に入るとすぐに見えるのが吹割の滝のすぐ下流の鱒飛の滝です。落差15m。なんか凄い水量です。

  • 遊歩道にあった吹割の滝の解説板。要は水の侵食でできた滝ということです。‘東洋のナイアガラ’と称されています(規模からいって本家に失礼なような気がします)が、滝の形成過程や形状から日本の滝の中では○○のナイアガラにもっとも相応しいとは思います。

    遊歩道にあった吹割の滝の解説板。要は水の侵食でできた滝ということです。‘東洋のナイアガラ’と称されています(規模からいって本家に失礼なような気がします)が、滝の形成過程や形状から日本の滝の中では○○のナイアガラにもっとも相応しいとは思います。

  • 鱒飛の滝の滝口。もっと近づきたかったのですが、白線が引いてありその先は立ち入り禁止です。遊歩道を歩いている間、さんざん白線から外に出て落下事故が頻繁に起きているという放送を聞かされていたので、気の弱い私はそんな危険を冒すことができませんでした。ほんとは近づくと水飛沫が凄すぎて撮影どころではなく、しかもずぶ濡れになるというのが真相です。

    鱒飛の滝の滝口。もっと近づきたかったのですが、白線が引いてありその先は立ち入り禁止です。遊歩道を歩いている間、さんざん白線から外に出て落下事故が頻繁に起きているという放送を聞かされていたので、気の弱い私はそんな危険を冒すことができませんでした。ほんとは近づくと水飛沫が凄すぎて撮影どころではなく、しかもずぶ濡れになるというのが真相です。

  • 鱒飛の滝の上流。滝だけでなく、渓谷としてみてもなかなかの奇観です。

    鱒飛の滝の上流。滝だけでなく、渓谷としてみてもなかなかの奇観です。

  • 遊歩道を進むと獅子岩があります(川の真ん中にある岩)。左の奇岩はトルコのカッパドキアをちょっとだけ思い起こさせるものでした。カッパドキアには水はあまりないけど。

    遊歩道を進むと獅子岩があります(川の真ん中にある岩)。左の奇岩はトルコのカッパドキアをちょっとだけ思い起こさせるものでした。カッパドキアには水はあまりないけど。

  • 遊歩道を進んで振り返ると般若岩。写真左のなんとなく顔に見える岩です。

    遊歩道を進んで振り返ると般若岩。写真左のなんとなく顔に見える岩です。

  • そして吹割の滝です。岩の上にあるロープはここを超えてはいけませんという印です。係員が目を光らせているので…もちろん良い子の皆さんは係員がいなくても超えてはいけません。それにしても想像以上の水量で、水煙が上がっています。

    そして吹割の滝です。岩の上にあるロープはここを超えてはいけませんという印です。係員が目を光らせているので…もちろん良い子の皆さんは係員がいなくても超えてはいけません。それにしても想像以上の水量で、水煙が上がっています。

  • ギリギリ滝に近づきました。但し、飛沫で撮影は迅速に。

    ギリギリ滝に近づきました。但し、飛沫で撮影は迅速に。

  • 上流に架かっている浮島橋。

    上流に架かっている浮島橋。

  • 滝に近づきすぎると滝の形状がどうなっているかわからない典型です。滝は一般的には一方方向から水が流れてきて落ちるというものですが、この滝はいろんな方向から流れ落ちています。岩の割れ目に水が流れ落ちているという表現がぴったりでしょうか。

    滝に近づきすぎると滝の形状がどうなっているかわからない典型です。滝は一般的には一方方向から水が流れてきて落ちるというものですが、この滝はいろんな方向から流れ落ちています。岩の割れ目に水が流れ落ちているという表現がぴったりでしょうか。

  • おそらく雨のせいでしょうが水が濁っているのが残念です。前来た時は秋で水が少なかったこともありますが、とても水が綺麗だった記憶があります。

    おそらく雨のせいでしょうが水が濁っているのが残念です。前来た時は秋で水が少なかったこともありますが、とても水が綺麗だった記憶があります。

  • 近くで見ていると吸い込まれそうになります。あの人たち大丈夫でしょうか?

    近くで見ていると吸い込まれそうになります。あの人たち大丈夫でしょうか?

  • 遊歩道は上流へ続いています。吹割の滝を中心としてぐるり一周できるハイキングコースとなっているのです。滝の上流はかなり川幅が広くなっており、一枚岩を流れているような感じになっています。このあたりは千畳敷と呼ばれています。また、橋が2本見えますが、真ん中の浮島を挟んで右が浮島橋、左が吹割橋です。

    遊歩道は上流へ続いています。吹割の滝を中心としてぐるり一周できるハイキングコースとなっているのです。滝の上流はかなり川幅が広くなっており、一枚岩を流れているような感じになっています。このあたりは千畳敷と呼ばれています。また、橋が2本見えますが、真ん中の浮島を挟んで右が浮島橋、左が吹割橋です。

  • 浮島橋に来ました。

    浮島橋に来ました。

  • 浮島橋から吹割の滝方向。

    浮島橋から吹割の滝方向。

  • 目一杯ズーム。般若岩が見えます。

    目一杯ズーム。般若岩が見えます。

  • 浮島にある浮島観音堂に立ち寄りました。

    浮島にある浮島観音堂に立ち寄りました。

  • 浮島から吹割橋を渡ります。

    浮島から吹割橋を渡ります。

  • 吹割橋から下流。遊歩道を歩いている人が見えます。左が浮島。

    吹割橋から下流。遊歩道を歩いている人が見えます。左が浮島。

  • 吹割橋を渡ると広場があります。トイレや東屋もあり休憩スポットです。その広場にある吹割渓谷の案内図です。この案内図は遊歩道のいろんな場所で見ることができます。

    吹割橋を渡ると広場があります。トイレや東屋もあり休憩スポットです。その広場にある吹割渓谷の案内図です。この案内図は遊歩道のいろんな場所で見ることができます。

  • 吹割橋を渡ったところの広場からは急な登りになります。上りきると後は平坦な遊歩道ですが、これまでは舗装されていた遊歩道が未舗装となります。この遊歩道は詩(うた)のこみちで、毎年8月に行われる「全国ふきわれ俳句大会」で特選句に選ばれた俳句の句碑が並んでいます。

    吹割橋を渡ったところの広場からは急な登りになります。上りきると後は平坦な遊歩道ですが、これまでは舗装されていた遊歩道が未舗装となります。この遊歩道は詩(うた)のこみちで、毎年8月に行われる「全国ふきわれ俳句大会」で特選句に選ばれた俳句の句碑が並んでいます。

  • 第1観瀑台からの吹割の滝。ここから見ると滝の姿がよくわかります。

    第1観瀑台からの吹割の滝。ここから見ると滝の姿がよくわかります。

  • 第2観瀑台からの吹割の滝。

    第2観瀑台からの吹割の滝。

  • 第3観瀑台からの吹割の滝。

    第3観瀑台からの吹割の滝。

  • 第3観瀑台を過ぎてしばらくすると登りの階段になり、国道120号線に出ます。その出口(ここから遊歩道に入る場合は入口)にある神社が十二様です。

    第3観瀑台を過ぎてしばらくすると登りの階段になり、国道120号線に出ます。その出口(ここから遊歩道に入る場合は入口)にある神社が十二様です。

  • 十二様からは国道120号線を歩いて車を駐車しているドライブインに戻ります。すぐに吹割大橋を渡りますが、橋の上から見た吹割渓谷です。鱒飛の滝のさらに下流で、川幅がかなり狭くなっています。<br /><br />ところで、この吹割大橋を渡る手前、つまり十二様の向かいあたりに無料の駐車場がありました。遊歩道を一周するならこの駐車場に停めれば詐欺?に遭いません。

    十二様からは国道120号線を歩いて車を駐車しているドライブインに戻ります。すぐに吹割大橋を渡りますが、橋の上から見た吹割渓谷です。鱒飛の滝のさらに下流で、川幅がかなり狭くなっています。

    ところで、この吹割大橋を渡る手前、つまり十二様の向かいあたりに無料の駐車場がありました。遊歩道を一周するならこの駐車場に停めれば詐欺?に遭いません。

  • ドライブインに戻る途中、久しぶりにデザインマンホールをゲット。旧利根村のもので当然のごとく吹割の滝をデザインしたものでした。

    ドライブインに戻る途中、久しぶりにデザインマンホールをゲット。旧利根村のもので当然のごとく吹割の滝をデザインしたものでした。

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