2009/08/08 - 2009/08/08
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GOTOCHANさん
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金曜日に東京出張が入りました。これを逃す手はありません。これまでに北海道、東北、九州に2度ずつ出張を利用して滝めぐりをしてきました。栃木、山梨、静岡でも出張を利用して滝めぐりをしています。全部自分のお金で行ったとするととんでもない金額になっているということは置いといて、利用できるものは利用するというのがポリシーです。東京へは平均すると月に2度ほど出張で行きますが、実は金曜日と言うのはほとんどありません。週末が絡む出張があればと虎視眈々と狙っていたチャンスが訪れました。
栃木県の霧降の滝は絶対に行くことは確定で、あと茨城県の袋田の滝にするか群馬県の吹割の滝、棚下不動滝にするか悩みました。袋田の滝は過去に行ったこともあるし、来春開港する茨城空港を利用する手もあるので結局群馬にしました。金曜日の晩は宇都宮に宿を取り、土曜日の晩は渋川の宿を押さえました。組み立てた旅程は次の通りです。
8日 霧降の滝を制覇し、その後いろは坂、金精道路を通って群馬県に入り、吹割の滝、棚下不動滝を制覇します。
9日 百名山の日光白根山に登ります。関東以北の最高峰という触れ込みに惹かれました。
日光の世界遺産には見向きもせず、寂光の滝へ向かいます。この滝は3年前、まだ滝めぐりが本格化する前に日光を訪れた時にその存在には気付いていましたが時間の関係でパスした滝です。寂光の滝のあとはいろは坂を登り、竜頭の滝、戦場ヶ原、湯滝など華厳の滝以外の観光スポットに立ち寄りながら群馬県へと抜けて行きました。
寂光の滝滝見難易度:1、竜頭の滝滝見難易度:1、湯滝滝見難易度:1(但し無料駐車場利用の場合は2)
参考 滝見難易度0:道路から見える、1:片道徒歩5分以内、2:片道徒歩15分以内、3:片道徒歩30分以内、4:片道徒歩1時間以内、5:片道徒歩2時間以内、6:片道徒歩2時間以上もしくは2時間以内でも特別な装備が必要な場合など。私の旅行記ではほとんど出現することはないと思われる。
注意 滝見難易度はあくまで私の主観によるものであり、また季節や天候により難易度が上がる場合もあります。私の旅行記を参考にされて、「違うかったやんけ」とおっしゃられても責任は負えませんのでご了承ください。また、難易度が高い場合はできる限り単独行は避けるようお願いします。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
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日光の世界遺産地区からそれほど遠くないところに寂光の滝はあります。神橋から国道120号線でいろは坂方面に行くと案内が出ています。そこから2kmほどで行き止まりとなり広い駐車場でした。車が2台止まっていましたが、いずれも登山客のようでした。
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数分も歩くと若子神社です。歩く距離は短いですが登山道はあまりいいとは言えないので足元はしっかりしたものがいいでしょう。
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若子神社の奥に寂光の滝があります。
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滝は50mの高さを7段になって落ちています。予想以上の見事な滝です。駐車場には2台の車が停まっていましたが、女峰山の登山口でもあり、おそらく登山客でしょう。寂光の滝には誰もいませんでした。日光はどこへ行っても観光客だらけですが、ここと裏見の滝は別世界です。
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7段あるかどうかはわかりにくいですが、確かに何段かにはなっていますね。
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滝壺はそれほど大きくはありません。
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滝の下流から。滝の上部は見えませんが、下流の流れも美しい。
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水はとても綺麗で冷たかったです。
日光と群馬県沼田市を結ぶ国道120号線は日本ロマンチック街道の一部となっており、今回の旅はこのロマンチック街道をドライブしながらの滝めぐりでもあります。寂光の滝からいろは坂へ向かいます。途中の明智平で華厳の滝の遠望を見ることも考えていました。というのは華厳の滝以外に遠望でしか見ることのできない滝も見えるからです。ところが明智平周辺は深い霧に包まれており、パスしました。 -
いろは坂を登りきって普通の観光客は華厳の滝や中禅寺湖に立ち寄るところですが全部パス。一気に竜頭の滝です。ただ単に駐車料金をケチっただけです。竜頭の滝の駐車場はタダです。
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竜頭の滝は滝見茶屋がありそこの滝見台から見ることができます。3年前は紅葉も終わった晩秋でしたので風景が全く違います。やはり滝は四季折々の姿があり印象も異なりますね。
http://4travel.jp/traveler/gotochan/album/10107623/ -
3年前は竜頭の滝の横の遊歩道で上まで歩きましたが、今回は上の駐車場でも停まって上からの滝を眺めました。前回の旅行記を見ると腹が立つくらい天気がいいですねぇ。中禅寺湖はかろうじて見えていますが低い雲が垂れ込めています。
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竜頭の滝の上流部です。
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竜頭の滝を過ぎると交通量は激減します。次に立ち寄ったのは戦場ヶ原でした。前回は全く緑がなくその名に相応しい場所でしたが、夏の緑と戦場ヶ原という名はちょっとミスマッチかな?戦場ヶ原は標高が約1400mで下界よりおそらく10度以上気温が低く、湿度は高いようですがさすがに涼しく快適でした。
http://4travel.jp/traveler/gotochan/album/10106254/ -
丁度戦場ヶ原ではこのピンクのホザキシモツケという花が咲き誇っていました。前の写真の手前のほうのピンクの花がホザキシモツケです。
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ホザキシモツケ。戦場ヶ原では普通に見られましたが、実はこの花は本州では奥日光と長野県の霧ヶ峰でしか見ることができない珍しい花だそうです。
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ノアザミの花。戦場ヶ原ではニッコウアザミも見られるそうで、それぞれ似ているそうです。ですからもしかするとニッコウアザミかもしれません。
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戦場ヶ原から見た男体山。ちょうど雲が消えて山頂が見えていますが、中禅寺湖あたりからは全く見えませんでした。
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湯ノ湖に到着。湯ノ湖から流れ落ちる湯滝という滝がありますが、湯滝の駐車場は有料でパスしました。湯ノ湖畔の無料駐車場に車を停めて湯滝の横にある遊歩道(ほとんど急な階段)で滝を見ようという魂胆です。
http://4travel.jp/traveler/gotochan/album/10108472/ -
湯ノ湖ではフライフィッシングを楽しむ人がいました。
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湯滝の滝口。
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遊歩道からの湯滝。この遊歩道は舗装された道と階段の組み合わせで安全に歩けますが、かなり急な坂なので往きはヨイヨイ…の世界です。
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湯滝です。相変わらず豪快な姿でした。湯滝に来たのは3年前に続いて2度目と思っていました。しかし、この日湯滝を見てふと高校時代の修学旅行で来たような気がしてきました。高校の修学旅行はずっと雨で、たしかに傘を差して物凄いことになっている滝を見て、雨のせいか滝の水飛沫のせいかわからないくらいずぶ濡れになった記憶があります。てっきり華厳の滝だと思っていたのですが、よくよく考えると、華厳の滝ではこんな至近距離から滝を見ることはできません。ですから間違いなくあれは湯滝だと確信がもてました。
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湯滝をあとにし金精峠へ向けてドライブです。いよいよ栃木県とは一旦お別れです。金精峠手前の駐車スペースからの湯ノ湖です。
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