バルカン半島縦断＆南イタリア・シチリアドライブの旅～ジャンカルド村でおなじみパラッツォアドリアーノ～ /イタリア PALAZZO ADRIANO/ ITALIA

2008/07/10 - 2008/07/10

S.Leone サンレオーネ http://4travel.jp/travelogue/10317169 を出て約2時間のドライブ。

「小さな村の物語イタリア」に出てくるような小さな町を通り抜け、ヘアピンカーブが続く山道SP36をどんどん登っていきます。

今日はPalazzo Adrianoパラッツォ アドリアーノに立ち寄ります。

AgrigentoアグリジェントとPalermoパレルモの中間あたり、山間にぽつんとあるこの小さな町は、「NEW CINEMA PARADISE」 ニューシネマパラダイスという映画でジャンカルド村として登場したことで、世界にその名を知られることになりました。

SS188をさらに進みCentroを目指し走っていたら見覚えのある広場に出ました。

広場内には、1時間停められるコイン式の駐車場があります。

この広場で知り合ったNinoさんというおじいさんに、町を案内していただくという幸運に恵まれ、楽しいひと時を過ごしました。

小さな町なのでみな顔見知り。
人々はとてもフレンドリー。
素敵な町でした。


Data：10 luglio 2008
Diciottesimo giorno（18日目/22日間）

[Balkan]
☆6/23 - 6/24 ザグレブ Zagreb http://4travel.jp/travelogue/10316424
☆6/24 - 6/26 スロヴェニア Slovenia http://4travel.jp/travelogue/10316437
☆6/ 26 - 6/28 プリトヴィチェ、ラストケ Plitvice http://4travel.jp/travelogue/10316452
☆6/28 - 7/1 フヴァル島、青の洞窟 Hvar http://4travel.jp/travelogue/10316477
☆7/1 - 7/4 ドゥブロヴニク Dubrovnik http://4travel.jp/travelogue/10316503
☆7/3 - 7/3 コトル Kotor http://4travel.jp/travelogue/10316529

[Italia]
☆7/4 - 7/6 バーリ Bari http://4travel.jp/travelogue/10316550
☆7/6 - 7/6 カターニア Catania http://4travel.jp/travelogue/10316658
☆7/6 -7/8 タオルミーナ Taormina http://4travel.jp/travelogue/10316665
☆7/8 - 7/9 シラクーザ Siracusa http://4travel.jp/travelogue/10316964
☆7/9 - 7/10 アグリジェント Agrigento http://4travel.jp/travelogue/10317169
★7/10 - 7/10 パラッツォアドリアーノ Palazzo adriano http://4travel.jp/travelogue/10317322
☆7/10 - 7/11 パレルモーナポリSNAVフェリー Palermo napoli http://4travel.jp/travelogue/10317322
☆7/11 - 7/11 ヴェスヴィオ Vesuvio http://4travel.jp/travelogue/10317322
☆7/11 - 7/13 アマルフィ Amalfi http://4travel.jp/travelogue/10318181
☆7/13 - 7/14 ローマ Rome http://4travel.jp/travelogue/10318718

エリア シチリア島(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー

町の広場

車を停めて、i の場所を探しながら
広場の写真を撮っていたら

「[Nuovo Cinema Paradiso]を観て、来たのかね？」

声をかけてきたのは、ちょっぴりAlfred似のNinoさん
見知らぬ謎の東洋人の私に
この町を案内してくださいました

パラッツォ アドリアーノ 散歩・街歩き

Ninoさんの案内で
「小さな村の物語イタリア」（BS日テレ）
に出てきそうなゲートをくぐると・・・

見覚えありませんか？この階段

映画の中で、Alfredと、Totoが座っていた階段です
このアパートには、もちろん住んでいる人がいます


そのTotoトトを演じていた少年
Salvatore Cascio氏は
近くの町のスーパーで働いるとのこと

※現在はここパラッツォアドリアーノで
L’Oscar dei Sapori オスカーデイサポーリという
アルベルゴ（リストランテ兼B&B）を経営しています
http://www.totocascio.it/

San leoneからPalazzo Adrianoまでは
約2時間

内陸に入って行くほど山なので
山道ドライブを楽しめます

ミシュランの地図にも
美しい景色があるルートと
表示されている箇所があります

この資料館は、i インフォメーションに併設されています

Ninoさんが、i の女性に、
「こちらのGiaponeseに見せてやってくれ」
と、声をかけると、奥へ案内され
カギのかかった重厚なドアを開けると
そこが資料館でした

歴史的な資料や発掘物などが展示されています

ちなみに、ガイドブックに出ていた i の場所は、
広場からちょっと外れた路地
行ってみると、確かに iの看板はありましたが
中はもぬけのから

「informazione ? それなら広場に移転したわよ」
とご近所の奥さんが教えてくれました

現在、iは広場にあります

「New Cinema Paradise」関連の資料も
たくさん展示してありました。

奥には映画などを上映できるようなスペースもあります。

「New Cinema Paradise」関連資料を、もうひとつ。

この展示物は日本からやってきた青年が贈呈したもので、
受け取ったインフォメーションの人が感激して、
展示するためのスペースを作ったのだそうです。

Palazzo　Adrianoの広場から
ちょっと走った丘の上に、
素敵なアルベルゴがあります。

Ninoさんからのランチのお誘いでこちらに伺い
リストランテでまかないをご馳走になりました
トマトースのパスタはとてもおいしかったです

ここはCasale Borgiaという家族経営のアルベルゴ
http://www.casaleborgia.it/
リストランテは長男がシェフ

写真は私とNinoさんの通訳をしてくれた長女

この旅行記へのコメント （8）

• katanさん 2011/11/14 21:38:42

  パラディソですね♪

  Penelopeさん
  
  こんばんは。ディンケルスビュール旅行記への投票ありがとうございました！
  お礼がすっかり遅くなってしまい、すみません。
  
  Penelopeさんの旅行記を拝見していたらば・・・あの、映画でおなじみの景色が！読んでいて、かなりテンション上がりました♪
  トト役の方がこの町に住んでいるらしいとは聞いていたのですが、日本から映画に関する資料が寄贈されて、それを収める資料館ができているとは、知りませんでした。こうして映画同様、大事に扱ってくれていることが嬉しいですね。
  
  ４トラで一人旅の女性の旅行記を読むことが増えたのですが、イタリアを車で走破とは凄いですね！しかも、とっても美人さんで２度びっくりしました(^^)
  
  先日のドイツ旅行で、すっかり列車の旅にはまってますが、南イタリアをのんびり車で・・・ってのもいいですね。イタリアへはツアーで一度行ったのですが、ローマから南には行けていないので、そのうちいつか、と思っています。
  
  またお邪魔させていただきますね。
  
  katan
  
  

  Penelopeさん からの返信 2011/11/15 09:52:39

  RE: パラディソですね♪

  katanさん
  
  メッセージをありがとうございます。
  
  足あとをたどってkatanさんのドイツ旅行の記事を見つけました。
  ディンケルスビュールのかわいらしい街並みを楽しく拝見し、
  いつかドイツに行ったら是非訪れてみたいと思いました。
  
  パラッツォアドリアーノの博物館に展示されていた映画関連の資料に関して、私の旅行記をご覧になった方から
  「実は自分が持っていったものです」
  とのメッセージをいただいてわかりました。
  
  そこで、スペシャルパッケージのDVDが発売されていたことを思い出しました。
  
  あのDVDセットを展示するために、町の方が博物館の中に大きな飾棚を用意して大切に保管しているのだと思うと私まで嬉しくなっちゃいました。
  
  katanさんは列車でドイツ旅行されたのですね。
  私は欧州鉄道の旅やSL紀行、そして世界の車窓などの紀行番組が大好きで、
  テレビを見る度に今度は鉄道に乗って旅したいなぁと思います。
  
  「ローマから南へ行ったことがない」
  この旅で南イタリアへ行ったのは、私もそうだったからです。
  とても思い出深く素晴らしい経験になりました。
  
  Katanさんの旅行記をまたゆっくり拝見しに伺います。
  今後ともどうぞよろしくお願いします。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Penelope

  katanさん からの返信 2011/11/24 20:15:51

  RE: 凄い偶然！

  Penelopeさん
  
  > パラッツォアドリアーノの博物館に展示されていた映画関連の資料に関して、私の旅行記をご覧になった方から
  > 「実は自分が持っていったものです」
  > とのメッセージをいただいてわかりました。
  
  寄贈した方が、Penelopeさんの旅行記をご覧になっていたのですね！
  ネット経由とはいえ、凄い偶然にびっくりしました（^^）
  
  katan

  Penelopeさん からの返信 2011/11/24 21:57:21

  RE: RE: 凄い偶然！

  Katanさん
  
  私もびっくりしたのと同時に、この偶然に感激しました。
  この村で素敵な時間を過ごした多くの方の旅行記の中から、この旅行記を見つけてくださったのかと思うと、本当に素敵な偶然だと思いました。
  
  インターネットっておもしろいです。
  
  　　　　　　　　Penelope

• 昭和生まれですさん 2010/01/15 11:29:01

  美しい!!

  イタリアの小さな町も、単独で外国を車で行くあなたも美しい!!
  
  もちろん容姿もね。イタリア語も話せるんですね!!
  
  まるで雑誌かなにかで掲載されているような旅なれた素敵な旅行記!!
  
  スマート過ぎです!!
  
  あっ遅れました！penelopeさん、はじめまして☆
  いつもブログへの訪問＆投票感謝です。
  あんまりpenelopeさんが素敵すぎてなんだか恥ずかしいです（＃°°＃）
  
  表紙の写真は青の洞窟ですか？（また、違う所？）とっても行きたい所です。
  
  ではまたお邪魔いたします♪
  
  
  
  
  

  Penelopeさん からの返信 2010/01/15 12:56:45

  RE: 美しい!!

  昭和生まれです　さま
  
  ご訪問、コメント、そして投票までいただき、ありがとうございます。
  私も、昭和生まれです♪　はじめまして！
  
  > 表紙の写真は青の洞窟ですか？
  
  はい、この洞窟も、太陽光が海底に反射して光る洞窟で、
  クロアチアの、緑の洞窟と呼ばれている洞窟です。
  
  昭和生まれですさんからの、お褒めの言葉が美しすぎて、
  この洞窟の海に飛び込みたい気分です。
  
  イタリア語は、テレビで覚えた挨拶と、旅をしながら、会話帳に出ているフレーズを覚えて、
  旅先で出会う、現地の皆様のご親切に感謝をしながらのコミュニケーションでした。
  
  いつも詰めが甘く、全く旅なれてなんていませんが、
  昭和生まれならではの、気合と根性、度胸と愛嬌で、何とか乗り切ってきました。
  
  昭和生まれですさんの旅行記、いつも興味深く拝見しています。
  更新していらっしゃるかしら？とのぞきに行くのも楽しみです。
  
  また、遊びに行きます。
  今後ともよろしくお願いします。
  
  Penelope

• おでぶねこさん 2009/09/12 08:36:46

  ﾆｭｰ･ｼﾈﾏ･ﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ。

  Penelopeさん、おはようございます。
  
  ﾆｭｰ･ｼﾈﾏ･ﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ・・・街の人たちの誇りなのでしょうね。
  なんだか人も街もあの時のまま、時が止まってしまったような
  ゆったりとした時間を感じました。
  
  親切なNinoさんやまかない料理、
  本当に素敵な旅の思い出ですね。
  
  最後のお写真も素敵。
  Penelopeさん、かっこいいです♪
  
  いつかシチリアに。。。そう思っていながら
  なかなか実現できずに居ますが、
  こんな静かな時間へﾀｲﾑﾄﾘｯﾌﾟしてみたくなりました。
  
  　おでぶねこ

  Penelopeさん からの返信 2009/09/12 10:10:20

  RE: ﾆｭｰ･ｼﾈﾏ･ﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ。

  おでぶねこさん、おはようございます。
  
  素敵なコメントをありがとうございます。
  私も今、おでぶねこさんの旅行記におじゃましていました。
  
  > ﾆｭｰ･ｼﾈﾏ･ﾊﾟﾗﾀﾞｲｽ・・・街の人たちの誇りなのでしょうね。
  
  まさに、そのとおりです。
  おでぶねこさんの表現がぴったりです。
  
  > 親切なNinoさんやまかない料理、
  > 本当に素敵な旅の思い出ですね。
  
  本当に、親切な方々に出会えました。
  高級リストランテで、まかないをいただくという貴重な経験も
  一人旅のオモシロハプニングでした。
  
  Ninoさんとは、今でも文通（！）しています。
  
  > いつかシチリアに。。。そう思っていながら
  > なかなか実現できずに居ますが、
  > こんな静かな時間へﾀｲﾑﾄﾘｯﾌﾟしてみたくなりました。
  
  おでぶねこさんの、豊かな感性で書かれたシチリア旅行記を見られる日を
  楽しみにしています。
  
  Penelope