2008/06/30 - 2008/07/04
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ぽいぇっとぽるしぇさん
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かにころくん(奥さんです)と二人で、
屋久島に行ってきましたー!
今回の最大の目的は、
まだ潜ったことがない屋久島の海に潜ること!
実はこの島には、僕がかねがねガイドしてもらいたいと切望していた、
ステキなガイドさんがいるんです(面識はなかったんですが)。
それは屋久島のダイビングサービス「森と海」の原崎森さん!!
http://mori-umi.net/
この方の素晴らしいフィッシュウォッチングっぷりは、
遠く離れた僕の耳にも届いてました。
ちなみにこの方、
「ヘビギンポデータベース・ヘビベース」というマニアなサイトも作られています。
http://triplefins.fish-net.jp/
そんでもって、念願叶って、この原崎さんにガイドをしてもらいました!
いやー、ステキでした!
到着日を含めて、前半3日間はダイビング(合計7本)、
4日目に縄文杉トレッキング、
5日目はレンタカーでもののけ姫の森などを歩きました。
僕はダイバーになる前に一度屋久島に来たことがあったんですが、
かにころくんは初めてだったので、陸上は定番のコースを回りました。
旅行の日程は、こんな感じです。
4日目&5日目の縄文杉&もののけ姫の森は、
Vol.2の「森」編で書きたいと思いますー。
よかったら、見てやってください。
■6/30(月)
8:15 羽田空港 → 10:00 鹿児島空港(JAL1863便)
10:40 鹿児島空港 → 11:15 屋久島空港(JAC3743便)
「森と海」のまなみさんのお迎えで、車でサービスへ!
午後、2本ダイビング!
・お宮前
・一湊タンク下No.2
宿は「海星」さん。
夜ご飯は、歩いて「海舟」さんまで行きました。
■7/1(火)
午前&午後、2本ダイビング!
・一湊タンク下No.1
・一湊タンク下No.3
夜ご飯は、しげるさん&まなみさんと「潮騒」へ!
■7/2(水)
午前&午後、3本ダイビング!
・一湊タンク下No.1
・一湊タンク下No.2
・春田浜タイドプール(シュノーケリングです)
夜ご飯は、まなみさんと「たぬき」へ!
■7/3(木)
早起きして、縄文杉のトレッキングへ!
18時頃、下山〜。
この日だけ、宿は「やくすぎ荘」。
夜ご飯はやくすぎ荘で食べ、
そのあと星空ウォッチング&ウミガメの産卵観察へ!
■7/4(金)
朝からレンタカーで、島内観光〜。
もののけ姫の森をサクッと回って、
昼ご飯を「じゃらい亭」で食べ、
「楠川温泉」に入って、
「スマイリー」で甘いものを食べ、
空港に行きましたー。
18:00 屋久島空港 → 18:30 鹿児島空港(JAC3758便)
19:40 鹿児島空港 → 21:20 屋久島空港(JAL1878便)
ただいまー!
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩
PR
-
1本目、潜ってすぐ、
いきなりコブシメの求愛&産卵に出会いましたっ!
デカいコブシメが交わってる様子は、壮観ですねえ。
サンゴの隙間に産み付けた、
真珠のように白くてキレイな卵も見ることができました。 -
続いて現れたのは、
アオウミガメっ!
あれ、この島はマクロの宝庫だったんじゃ…。
と思いつつ、あまり遠ざからないので、
だいぶ近くで観ることができました。 -
もちろん、ハゼ、ベニハゼ系はあちらこちらに!
しげるさんがすごいのは、
ハゼの同定のレベルと、知識。
学者さんたちとも交流がだいぶおありになるそうですが、
インストラクター兼学者さん、みたいな感じっス。 -
これはアカホシカクレエビの沖縄sp。
spとは、そこの固有種のこと。
アカホシカクレエビの沖縄spは、
背中が紫なんだそうです。
(ふつうは赤〜オレンジっぽいですよね)
僕もぜんぜん知らなかったし、
もちろん水中でも同定できなかったです。
さすがスーパーガイド!
でもこーゆーことを教えてもらえると、
海が格段にまた面白くなりますよねっ! -
一日目のダイビングが終了して、
宿(海星さんというところ)に帰ってから、ご飯へ。
ご飯は、
海星さんから歩いて12〜13分の「海舟」というところへ。
美味しかったですっ!
詳細は、こっち↓に書いてます。
http://r.tabelog.com/kagoshima/rvwdtl/654363/ -
こちらが海星さんのお部屋。
清潔だし、宿の方もいい方でしたー。
なにより、トイレがウォシュレットだったのがすごいっ! -
ここから2日目のダイビングですー!
「1日目、2本潜って4枚だけかよっ!」
って話なんですが、そうなんですよねえ…。
ここに載せられるような写真は4枚だけで…。
だってですね、しげるさんのガイドが面白くて、
写真を撮るより、
そのガイドっぷりと生物を観ていたかったんですよ。
僕も普段はガイドをすることが多いんですが、
しげるさんのガイドを見てためになることも多いし、
なんてったって、生物をじっくり観ていたいのですっ!
これは贅沢なダイビングですよー。 -
ヤマブキハゼ。
これはけっこうじっくり撮りました。 -
じっくり撮った結果の、もう一枚。
なんか画角がヘンかな??
かにころくんからは、
「なんかしっくりこない」
と言われてます。笑 -
ウミウシカクレエビ。
さすがに昨日は自分でも
「カメラ持ってきたのに撮らなさすぎかな?」
と思ったので、
今日はちょっと意識的に撮ってみました。
ナマコが星型でステキ♪ -
ニセアカホシカクレエビ on ナガレハナサンゴ。
サンゴの上で、
キレイなエビがわさわさ動いている様は、
なかなかたまらないものがあります。
イソギンチャクモエビの集団も何度か見かけて、
ハッピーでした♪ -
イバラカンザシも、
青、赤、黄色、各色、満開でした。 -
アカメハゼ。
アカメハゼは、いつなんどき見ても、かわいいっス! -
ベニハゼの仲間+青い海。
あ、今回の透明度はほぼ常に30mぐらい!
沖縄とはまた違うフィリピン系の海流だそうで、
透明度は沖縄以上!
与那国島と同じ海流らしく、
どーりで与那国に似た生態だと、合点いきました。
前に与那国で観たプリンセスモノクルブルームが、
屋久島でヤクシマキツネウオと命名されていたことには、
とっても感動いたしました!
そしてそこにしげるさんが大きく関わっていたことも、
なんか勝手にロマンと結びつきを感じてしまいました。 -
セグロヘビギンポ。
ヘビギンポはまさにしげるさんの得意分野のはずですが、
(一般的には)あまりに地味なので、
普段のガイドではあまり紹介しないようにしてるとか。
「いやいや、紹介してくださいっ!」とお願いして、
紹介してもらいました。
ちなみに当日の「森と海」さんのログ日記には、
「ヘビベースで集客!?」と、
我々のことを書かれてました。 -
この日の2本目には、
通称“ゼロ戦”と言われる、
まさにゼロ戦(の一部)が沈んでいるポイントへ。
エントリーすると、ツバメウオがチラホラ。
-24〜25mのゼロ戦には、ホワイトソックスや、
スカシテンジクダイ、カシワハナダイ、
そして激レア種のイザヨイベンケイハゼ(!)が
いるんですが、満足できる写真は撮れてません…。 -
ここから3日目〜。
2日目の夜は、
「森と海」のしげるさん&まなみさん、
そして他のお客さんと「潮騒」で食べました。
写真はないんですが、美味しかったですっ!
で、こちらはニシキフウライウオ。
この日は、
俗一般に言われる「アイドルもの」が多かったです! -
キリンミノ(若)。
この人みたいに、
つぶらなぱっちりおめめの魚が好きな傾向にあります。 -
出たーっ!
パンダダルマハゼっ!
撮るのが難しかったので、
日の丸写真ですいません。
いやー、でもかなりハッキリ見えました!
そして下に見えるのは、卵ですっ!
(卵を守ってるから、一か所にいてくれたんですが…)
パンダー!! -
イバラカンザシの奥に、ベニハゼを望む。
うーん、
「このベニハゼは○○ベニハゼですっ!」
と、一目で同定できるようになりたい…。 -
オランウータンクラブ。
いい感じのふさふさ感ですねー。 -
オトヒメウミウシ。
50〜60mm?
けっこうデカかったです。 -
もう一つ、ウミウシで攻めてみます。
コンペイトウウミウシ。
名前もかわいいけど、
透き通った体がキレイ! -
これもアイドル、フリソデエビ。
ほんとはペアでいました。
ちゃんとした(ってのも変な言い方だけど)レアものも
たくさん観られました!
個人的には、
普通種や固有種をしげるさんが見せてくれるだけでも
十分に満足でしたけれどもねっ。 -
さて、ここからは3本目の春田浜タイドプール!
と言っても、タンクは背負わずに、
シュノーケリングで干上がりかけた浜に浸かるんです。
スーツ姿でカメラを持った4,5人が干潟でうつ伏せに
なっている姿をふつーの人が見たら、
怪しがるか、引くか、どっちかでしょう。
しかしここはほんとに面白い!
こんなギンポの仲間、エビがたくさんですよー!
たまらん!!
しかも、潮の干満と日没以外は、時間無制限! -
こんな感じで、水深20〜30cm。笑
「森と海」さんでも、
先日初めてタイドプールの料金を明記したそうで、
我々はそれから第一号のお客さんらしいです。
なんかうれしいですっ! -
タイドプールでの撮影は初めてでしたが、
難しかったですねー。
何が難しいって、
太陽の光がもろに射してるので、
撮った後の写真の確認がよく見えないんですよねえ。
って、言い訳ばかりしてないで、
次回はもっとがんばります!
また、「森と海」さんでは川でも同じことができるようで、
次回はそっちもぜひ!
こんな海とガイドを見せられたら、リピート必至ですよ!
というわけで、「海」編は以上です〜。
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