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 中宮寺は、別名「旧斑鳩御所」と呼ばれていた。場所は、法隆寺 東院伽藍の裏側に位置する。<br /><br />ここは、聖徳太子の御母穴穂部間人皇后の御願いによって、太子の宮居斑鳩宮を中心にして、西の法隆寺と対照的な位置に創建された寺であります。その旧地は、現中宮時の東方三丁の所に土壇として残って居りましたのを、先年発掘調査をしましたところ、南に塔、北に金堂を配した四天王寺式伽藍であったことが確認され、これは、ちょうど法隆寺旧地若草伽藍が四天王寺式であるのに応ずるものと伝えましょう。その出土古瓦は、若草伽藍にはなく、飛鳥の向原寺(桜井尼寺)からのものと同系統のものであることは、法隆寺に僧寺、中宮寺は尼寺として初めから計画されたものと思います。国宝菩薩半跏像は、その金堂の本尊であり、天寿国曼茶羅は、其の講堂本尊薬師如来像の背面に泰安されたものと伝えています。<br /><br />結構由緒正しいお寺です。見る価値ありです。<br /><br /> <br /><br />ここは、高松宮妃殿下ゆかりのお寺でございます。<br /><br />

中宮寺

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2006/02/03 - 2006/02/03

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しゅいぐー

しゅいぐーさん

 中宮寺は、別名「旧斑鳩御所」と呼ばれていた。場所は、法隆寺 東院伽藍の裏側に位置する。

ここは、聖徳太子の御母穴穂部間人皇后の御願いによって、太子の宮居斑鳩宮を中心にして、西の法隆寺と対照的な位置に創建された寺であります。その旧地は、現中宮時の東方三丁の所に土壇として残って居りましたのを、先年発掘調査をしましたところ、南に塔、北に金堂を配した四天王寺式伽藍であったことが確認され、これは、ちょうど法隆寺旧地若草伽藍が四天王寺式であるのに応ずるものと伝えましょう。その出土古瓦は、若草伽藍にはなく、飛鳥の向原寺(桜井尼寺)からのものと同系統のものであることは、法隆寺に僧寺、中宮寺は尼寺として初めから計画されたものと思います。国宝菩薩半跏像は、その金堂の本尊であり、天寿国曼茶羅は、其の講堂本尊薬師如来像の背面に泰安されたものと伝えています。

結構由緒正しいお寺です。見る価値ありです。

 

ここは、高松宮妃殿下ゆかりのお寺でございます。

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