2002/04/13 - 2002/04/16
127位(同エリア251件中)
アリヤンさん
アラブ首長国連邦のドバイには空港ターミナルが2つあることを、この時初めて知った。
(今ではターミナルが3つある。4つ目を新たにつくっている。IYATA航空会社発着T、IYATA以外の航空会社発着T、エミレーツ航空専用T。LCCのFlyDubaiは2つ目のターミナル発着だがこれも1,2年でかわるかも?)
この旅行記当時、
国際的に有名なフライト便の発着は第一ターミナル。
近隣諸国のフラッグエアラインでない第2、第3のエアラインは第二ターミナルにて発着するのだ。(当時の話)
ここまで30年近くドバイ空港を利用していて、この第二ターミナルの存在は、当方にとって全く新しい知識だった。
カザフエアーのツポレフ154は、この第二ターミナルから出発した。
「ドバイの空港のターミナルは一つしかない」と思い込んでいたので、当然の如く第一ターミナルに行った。
しかしカザフエアーのカウンターを探し回ったが、どこにもなかった。
しばらく探し回ったが、グランドスタッフでさえ、カザフエアーの存在すら知らなかった。
出発時間が迫る中、久しぶりに青くなって焦った。
第一ターミナルの出発ホール前の道路に出て、交通整理中の現地警官に聞いてみた。
すると、なんとカザフエアーは第二ターミナルから出発することを告げられた。
あわててタクシーを拾おうとしたが、そこは出発ホール前で、タクシーは客を乗せることは禁止されていた。
どのタクシーも乗せてくれないのだ!
時間はドンドン無くなっていく!
困って、警官に必死で頼み込んだ。
その警官、勇敢にもタクシーを無理やり止めて「第二ターミナルまでコイツを連れて行ってやれ!」っと協力してくれた。
第二ターミナルは、第一の正反対の所にあったので、タクシー移動にも時間がかかった。
時間ぎりぎりでカザフエアーに間に合った!
イランやパキスタンのローカルエアラインなどが第二を使っていた。
(パキスタンのLCC、Shaheen Airやイランのマハーンエアもこの第2Tに駐機していた)
旧ソ連のCIS諸国に行くのは、生まれて初めてだっただけに、恐る恐るこわごわだった。
カザフスタン、行ってみれば意外とイイところだった。
古代の昔からトルコ系、ペルシャ系やモンゴル系の民族が入れ替わり立ち代り住んだであろうシルクロード上にある。
近代ではロシア人と交じって生活してきただけに、白人と黄色人種がわきあいあいとしている。
ここほど人種的に、東西が融合しているところは見たことがなかった。
もう一度訪れたい、落ち着いた街だった。
*ワタクシの高等学校時代の地理の教科書ではアルマトイではなくアルマータと習った。よってこのアルマータという呼び名の方がしっくりするのでアルマータと表記しました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー
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-
メインストリートの屋外レストラン。
ファーストフードっぽいが種類は豊富。
つい最近まで共産主義国のソビエト連邦(ソ連)だったので、写真撮影も恐る恐るで、ミニパソコン付属の30万画素のカメラでこっそり撮った。 -
カザフ人の客。
-
ウェートレスのお姉ちゃん。
のんびりしているか?と思いきや、意外とテキパキとしている。
愛想はよかった。 -
テレビのニュースアナウンサー。
カザフ美人。 -
テレビの音楽番組のキャスター。
カザフ美人。 -
街には日本車が結構走っている。
4WDのパジェロが目をひいた。
日本車の進出が目立つ。
(後日分かったことだが、日本からの中古車が多いのだった。しかもドバイがその供給源。)
写真は、自動車の部品・用品の市場。 -
店番は女性の場合が多かった。
-
百貨店ツーム(ロシア資本?)のみやげ物売り場。
カザフ民族ご用達品が色々ある。
フェルト生地の帽子やバッグや小物類が多く、お土産に沢山買い込んだ。 -
みやげ物もロシア風が多い。
-
イチオシ
ホテル・オトラルに泊まったが、近くに有名な大きな公園(パンフィロフ公園)があり、真ん中にこのロシア正教の大きな教会があった。
初めて見るロシア正教教会は、確かに美しかった。
写真を撮っていたらどこかのお婆さんにしかられた。
このアルマトイ(高校の社会ではアルマータと習った)の街は、東西南北、結構、端から端まで歩いて見て廻った。
タクシーはほとんど存在せず、通っている一般の車を止めて乗せてもらうのだ。
料金は交渉制。
言葉が通じないので、地図を見せて行ってもらう。
料金の相場はホテルで聞いておいた。
運転手の人柄をよく見極めてから乗る。
ホテル前にタムロしている連中は大抵性ワルでクモ助が多い。
日用雑貨から工業製品まで、最近では中東のドバイから輸入しているケースが多かった。
元ソ連の構成国家だったのでモスクワからの輸入かと思っていたが、ソ連解体で、流通形態が変わったようだ。 -
当時の現地通貨、100TENGE(テンゲ)札の表。
この人物の顔からモンゴル帝国の匂いがします。
街の雰囲気はロシアの田舎町だがカザフ族の胸の中には、まだモンゴル帝国の末裔であるプライドがたぎっているのだろうか? -
100TENGE札の裏。
*後日この国を再度訪れることがあった。
アルマトイはカザフスタンでは最もあか抜けた都会の街だと思われます。
チムール帝国時代の中心都市だったし、交通の便もこの都市を中心に出来上がっているのでカザフスタンでは最も訪問しやすい街だと思います。
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