2023/10/08 - 2023/10/13
167位(同エリア320件中)
Jakeさん
コロナ以降海外出張がなくなって久しかった。久しぶりの海外出張先が,カザフスタンのアルマトイとなった。成田からソウル経由でアルマトイ空港に降り立つ。よくわからないけど,Yandexは携帯の番号を入力してもメールが来ないし,Uberも使えなかったので,空港ロビーのブルースカイエナジーのカウンターでタクシーをお願いした。カウンターのおばちゃんがタクシー乗り場まで先導し,運転手に引き合わせてくれた。市内まで7千テンゲ。ホテルは,ホテルカザフスタン。アルマトイでは目立つタワー型のソ連時代からある古いホテルだ。アルマトイのホテルは,以前に比べて高くなったような気がする。エクスペディアで予約して,一泊あたり8,500円程度,それに現地で請求された税(4泊で6,900テンゲ)を加えると9千円程度かな。まぁ,ベッドも広いし,上層階の部屋だったので,窓からの眺めもいいし,問題ない。荷物をおいてぶらり夜のお散歩にでかける。ビールでもいっぱい引っ掛けて寝ようと思ったら,ギネスパブがあったのでお邪魔する。
連日,仕事に忙しく,ホテルに帰ってきたらそのままぐったりと寝ていたので,メシも適当になりがちだ。仕事が終わって,カウンターパートから「ちょっと話しないか」と誘われる。誰かがスマホでトルコ料理のレストランが近くにあるようだからというのでがやがやぞろぞろと歩いていくと,レストランが見当たらない。「レストランって,そうやらコンチネンタルホテルのなかにあるようだ。ごめんなさい。高そうだけどどうする?」「私はもうあるきたくないわ。」「なんだか高そうよ。」「ワイン1杯だけ飲んで話して,メシは別のところに行こう。」「え~,ほんとに入るの!?」などがやがや言いながらレストランに入る。メニューを見るとやっぱりジャパニーズビジネスマンにはお高いお値段。結局,パンなどをおつまみにワインを飲んで,カウンターパートと話し込んでたら遅くなり,メシのことは忘れ,ぐったり疲れて帰巣本能に導かれるように,独りまた同じギネスパブでビールを飲んだ。2日前の遅い時間の静かな店内とは打って変わって,生バンドでビートルズのヘルタースケルターに迎えられた。生バンドが終わるとBGMはジャーニーに変わり,おじさん世代にやさしいアイリッシュバーだ。世界中どこに行ってもある,とりあえずビールっていう日本人的チョイスに合致したアイリッシュバーのありがたさを感じる。
次の日,予定していたミーティングがなくなり,のんびり過ごさせてもらうことにした。久しぶりのアルマトイだもの。毎日,会議室で過ごすだけなんてもったいない。午前中は出張中に届いているメールの処理。PCを閉じて,仕事拒否。お昼からのんびり散歩にでかけた。
毎日,いい天気が続いている。散歩も気持ちがいい。スーパーにちょこっと寄って品揃えを見たりしながら,どスティック通りを南に下っていく。お年寄りのご夫婦が,仲良く手を繋いで歩いている。微笑ましい。その後姿を写真にとって妻に送る。「素敵ねぇ~,将来そうやって私達もあるきましょうね。」私もそう思う。
ゼンコフ教会を囲む公園に入る。木立のなか,ベンチで休憩しているとオレンジ色のリスが木から降りてきた。リスに歓迎してもらえるなんて。今日の仕事がなくなってよかったと思った。私は,出張先で観光に勤しむタイプではないし,カザフスタンに詳しいわけでもない。ゼンコフ教会も事前に知っていたわけでもないけど,眼の前に現れた派手な色使いの大聖堂は,かわいらしいと思った。公園内の戦争記念碑も旧社会主義アートとしてびっくりするほどデカくて特徴的でおもしろい。
公園を通り過ぎると,ゼレニ・バザールが見えてきた。バザールこそが本日私が目指した散歩のゴール。いろんな国のバザールを見るのは大好き。人々の息遣い,メシの材料の豊かさや特徴もわかり,たのしい。ここのバザールの面白さは,肉。牛,羊,馬,鳥,豚とそれぞれ売り場が分かれていて,生々しい肉魂が鮮やかだ。野菜売り場は,少し暗くて涼しい半地下階にあり,みずみずしいディルやパクチーがおいしそうだ。ナッツ類やドライフルーツも鮮やかだけど,タジキスタンやウズベキスタンのバザールのほうが魅力的な気がする。やっぱりここは肉の種類の多さかな。
バザールをあとにして,ホテルに向かっての帰り道,いい天気なので汗もかいた。おにいさんたちが,アイスを食べながら歩いている。その先にアイスを売るキオスクが見えた。どれどれ。ソビエツキー,つまりはソ連の鎌とハンマーの絵柄のアイスが目に入る。なんだか懐かしい。「ソビエツキーちょうだい」というと,「昔ながらのコップ(スタカンチク)とコーンがあるけど,どっちにする?」「そりゃスタカンチク」「だよね~。」って感じで買う。久しぶりだなぁ,スタカンチク。濃くておいしい。
晩ごはんは,ホテル近くのNAVATという中央アジア料理のお店に入る。散歩の帰りに店の前のメニューを見て決めていた。カザフ料理に事前の知識があるわけではないけれど,ローカル料理がメニューにあったからだ。ベジバルマックという麺料理を注文する。量はどうします?と聞かれて,どんな選択肢があるのと聞くと,半分にもできるし,0.7もあるという。じゃ,0.7で。お肉はどれにする?メニューを見ると,牛,羊,馬とある。遊牧民の国だから,馬にすべきか,羊にすべきか。いや,私の好みはやっぱり羊かな。カザフのビールも頼む。サラダある?メニューをめくって,ほれここと指さされる。キャベツのビタミンサラダ。昔,ロシアの食堂にはビタミンサラダってあったなぁと思い出し,それを頼む。
ベジバルマック,うまいじゃないか。肉の旨味と岩塩の素朴な味付けのスープ。スープはひたひたというわけではない。必要に応じて別にお椀に入ったスープがあるので,それを加えて食べてねと言われた。麺は平べったい。とても平べったい。もちもちしていておいしい。じゃがいもがおいしい。これはうどんだな。いや,名古屋のきしめんがシルクロードを渡ってイタリアのパスタに変身する途中のような食感だ。麺好きの私。このチョイスはとてもよかった。
アルマトイ滞在最終日。お昼にホテルをチェックアウトして,Kok Tobeにロープウエイで行く。往復5千テンゲ。見晴らしのよい美しい風景を楽しみにしていたけど,丘の上では天山山脈側はアトラクションなどの施設で絶景ポイントがない。街側を眺めると,街が黄色いスモッグに覆われている。仕事で会ったドイツ人やアメリカ人が咳き込んでいて,気管支炎になりそうとこぼしていたけど,アルマトイの空気はほんとうに悪い。喘息になりやすい人にはおすすめできない街だ。すっかり興ざめしてしまい,街に降りる。
出発までカフェでお茶しながら過ごし,タクシーで空港に(3570テンゲ)。久しぶりの海外出張は,仕事もそれなりにできたし,のんびり街も楽しめたし,おいしい麺も食べたし,いうことなしでした。ところで,グローバルWIFIを1日600MBで借りていった。私はスマホをそれほど見ないし,動画は見ないし,ゲームもしない。一日wifiをカバンに入れて,地図を見たり,妻とのLINEでのやりとりに使う程度。妻に写真送ったりした日だけ,600MBを超えた。経路検索しながら歩いたり,動画見たり,SNSをよく使う人なら,600MBは足りないかも。私ぐらいの使い方なら充電もせず,一日中使えました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アルマトイ到着の夜,ホテル近くのアイリッシュ・バーにて,ほっこり。
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仕事に向かう途中,アルマトイ市庁を通り過ぎる。なんだか近寄りがたい雰囲気の建物。
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反対側には独立記念塔
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2日間のハードな仕事を終えて,導かれるようにギネス・バーに。ヘルタースケルターを唱うおじさんたち。
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ホテルの窓からみた街の風景
古いアルマトイを代表する昔ながらのノッポのホテル by Jakeさんホテル カザフスタン ホテル
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お年寄りのご夫婦が,仲良く手を繋いで歩いていた。素敵だ。
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ゼンコフ教会のある緑溢れる公園を歩く。
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ゼンコフ教会。
ゼンコフ正教会 寺院・教会
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旧ソ連的意匠。ソ連時代に祖国を守って亡くなった兵たち。こうして独立後も取り壊さずに残している。大義のないウクライナ戦争で亡くなったロシア兵たちは,どこでどう祈られるのだろうと思いながら歩く。
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休憩中にリスが歓迎してくれた。
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いよいよバザールへ!
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なんといっても肉売り場が魅力。牛,羊,馬,鶏,豚なんでもあります。
中央バザール (緑バザール) 市場
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エスニックコリアンたちがキムチやナムルを売る。
中央バザール (緑バザール) 市場
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野菜もなかなか新鮮!
中央バザール (緑バザール) 市場
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懐かしいソ連時代から変わらない形のアイス
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綺麗なコップ型がいいんだけどなぁ。
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Чайхана NAVATで食事。まず,塩っ辛い馬の発酵乳が食前に提供される。
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このレストランは,そもそもキルギスのレストランが展開しているみたい。お店は綺麗で,従業員の人もとてもフレンドリー。
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地元ビールってある?と聞いて出てきたのがこれ。泡のないビール。あんまりおいしくなかった。
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ベジバルマックというカザフのローカル麺料理。お肉は羊にしたけど,馬でも牛でも選択可能。ジャガイモが美味しい。麺も美味しい。ボールに入っているのは,スープ。必要に応じて,スープをすくって飲んでねだって。
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麺はもちもち,きしめんとラザニアのパスタの中間ぐらい(笑)。
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コク・トベの丘のうえにあるビートルズ像。
コクトベ 山・渓谷
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「ん~」と首をひねりながら見るのが魅力。
コクトベ 山・渓谷
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コク・トベから見る街。
コクトベ 山・渓谷
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大気汚染が深刻だという印象を景勝地でもつという悲しさ。喘息に苦しむ人にはお勧めできないなぁ。
コクトベ 山・渓谷
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宿泊していたカザフスタンホテル。
古いアルマトイを代表する昔ながらのノッポのホテル by Jakeさんホテル カザフスタン ホテル
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はい,出張も終わり。のんりびご褒美ビール!
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パスタも美味しかった。
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時間つぶしに出発までお茶。アルマトイはのんびりしていて,ぼーっとひとりでお茶を時間をかけて楽しめる。
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3.4
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