家族４人、マニラ経由でコタキナバル

2006/08/19 - 2006/08/24

日程］
2006.8.19〜21 ステラハーバーリゾート　マゼラン　３泊
　　　　　　　 22 シャングリラ　ラサリア　リゾート　１泊
　　　　　　　 23　ダイヤモンドホテル　フィリピン　　１泊
　　　　　　　 24 帰国
グアム、サイパンも楽しかったけれど
　　・もっと海がキレイ（シュノーケリングが楽しめる）
　　・８月が乾季
　　・家族で楽しめる（治安がいい）
　　・行き易い　　　　　
この条件で、みつけたのが‘コタキナバル’　
希望のツアーが取れなかったので、格安航空券とホテルを手配し、いざ出発！マニラにおまけの１泊も付いて、楽しさと衝撃(？)の５泊６日です。

エリア コタキナバル(マレーシア)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: フィリピン航空

関空発　フィリピン航空マニラ経由でコタキナバルへ　

9:55発なのに、関空についてみたら、30分遅れての出発。マニラで2時間しかない、大丈夫！？やっぱり、リスク覚悟の格安航空券。ちゃんと乗り継げますように・・・

ガラガラの飛行機で３時間。
機内ではMissionInPossible?を英語で、中国語字幕でやってました。機内食はチキンか魚かを選べました。写真はチキン。チキンにすると酢豚風。魚にするとチリソース風でした。なぜか炭水化物パレード＝ごはんにそうめんにパン。そして、水羊羹。味はGOOD！
関空のチェックイン時に聞いたら、荷物はコタキナバルまで出すことはないと言われたのに、飛行機に乗ったら客室乗務員が私たちのところへ来て、マニラで一旦荷物を受け取り、ターミナル２からターミナル１に移動してとのこと。ますます不安。

ターミナル１と２は車で数分の距離なので、一旦入出国。でも経由だけだということを身振り手振りで説明し、何とか２から１ターミナルに移動。機内ではバスで移動との説明でしたが、きれいな乗用車が待っていました。

国際線のターミナル２のすっきりさとはと違い、国内線が主の１はゴチャゴチャムード。焦る私達を気にすることも無く、身体・荷物チェックも超厳重。マニラの治安を想像させました。ホントーーーにぎりぎりぎりで乗り継げました。ホッ！

こんな風にコタキナバルに行く日本人は、私たち家族と、キナバル山に登るというおじさんだけでした。
ここからはフィリピン航空ではなく共同運航のマレーシア航空。数えられるほどの乗客数。あまりきれいとはいえない飛行機に、楽しいイベントもなし。まあしょうがないね。２時間だから寝ていましょう。機内食の焼きそば、子供にも好評。

到着。コタキナバルは美しい夕方でした。タクシーでホテルへ。
ステラハーバーリゾート　マゼランウィングに３泊。
とてもとても高い吹き抜け。何階分あるでしょう？向こうはプール、そして海。私はこの開放感あふれるロビーがこのホテルの１番ステキな所だと思います。
島にも街にも行きやすく、リゾート感もたっぷり。日本語を話せる韓国人スタッフがチェックイン手続きしてくれました。結局その後日本人スタッフにはお目にかかりませんでした。やっぱりグアム・サイパンよりずっと日本語は通じにくいです。（でも何とかなるものですけど）

チェックインの時、簡単な説明とともに渡された館内マップ。

普通部屋に、館内の案内やサービスのいろいろが載った分厚い冊子があると思うのですが、ルームサービスのメニューがあっただけ。このマップだけでは、館内の何階のどこにあるのか、何時までの営業なのか、レストランかバーかさえわかりません。広い敷地にこれだけの設備、使いこなせなかったです。残念！

ホテルのツアーデスクでもらったマリンアクティビティーの案内。

島行きの船の時刻表も載っています。
ツアーデスクは日本語が通じなかったので予約せず、翌朝直接マリーナの「Sea Quest」に行って、ダイビングの申し込みをしました。ここの方がまだ少し日本語が通じます。すぐ前が船乗り場です。乗り場の手前に小屋が３つあって、タオルのレンタル（部屋番号とサインで無料で借りられる）や船に乗る申し込みができます。

ダイビングの手続きを終えてから、ボートに乗ってびゅんびゅん。キャー　気持ちいいー！遊園地よりスリルあり。左の島、サピ島へ。右の大きい島はガヤ島。

ちょっと見にくいかと思いますが、３台船が止まっています。手前に２台重なって見える船の１番手前の小さいボートで、サピ島に行きました。次の日はその後ろのもう少し大きい船でマヌカン島へ。大きい方はゆっくりしたスピードなので、昨日のスリルを味わってしまった私たちは少し物足りない（笑）

白い砂浜。きれいな空と海。これぞリゾート！
爬虫類が大苦手な私はびくびくしていましたが、大とかげには会いませんでした。人が多すぎたのかな？中国系の団体さんがだーっと来て、だーっと帰っていきまいた。韓国の人も多かったです。あの団体さんはランチ付きツアーだった様。個人で来ている私達はランチを食べる所は無く、売店でお菓子とジュースを買ってポリポリ。何か仕込んでくればよかったー。

朝食のパンを持っていったら、こんなに魚が！

サピ島では、パパと息子(１０歳）はダイビング。ママと娘(７歳)はシュノーケリング。シュノーケルは日本から持参。海の中を覗いていると時間を忘れます。あっ、でも帰りの船の時刻は忘れないように。
ニモにもいっぱい会えました。カワイイ！

３日目、マヌカン島へ。こちらは珊瑚がごつごつ。足が痛い。サピよりいいと書いている方もいましたが、昨日より風もあるし水も濁っていたので、私たちはサピ島のほうが海の中は楽しめました。でもここはちゃんとしたレストランもあるし、設備は整っています。

海から戻れば、ホテルのプールで一泳ぎ。プールはマゼランに３つ、パシフィックに２つあり。そんなにあっても小学生にもなると飽きてしまいます。やっぱり、島にいくのが１番。部屋から水着のまま（一応何かを羽織りますが）マリーナに行き、気軽に島に行けてしまうのが、このホテルの魅力。

２日目の夜は街に出てみました。ホテルの無料シャトルバスは出発ギリギリに行くと予約いっぱいで乗れなかったので、タクシーで。行き先を告げて、値段をききます。街へは１０RMと決まっているようです。

セドコの双天で夕食。中華料理です。多数の店にコの字に囲まれたスペースにテーブルが並んでいて、そこで食べます。屋外なので雨が降ったらどうするの？と聞いたら、ちゃんと可動式の屋根がありました。
水槽から魚やえび、貝などを選んで、調理法（蒸すとか揚げるとか）も決めます。店のおじさんと片言の英語・ジェスチャーで注文を決めます。おじさんも人数をみてアドバイスしてくれます。サテや水餃子なども回りの店に注文するとテーブルまで持ってきてくれます。
うちの主人は結構飲みますが、飲んで食べて、164.64RM。
回りは中国・韓国からの観光客がたくさんきていました。大勢で来た方がいろんなものを食べられるからいいですよね。

３日目の夕飯はウォーターフロントのPENANG　NYONYA　KITCHEN（ペナン・ニョニャ・キッチン）に。

地球の歩き方に載っていたので行ってみたら、店がたくさん並んでいるのに、この名前の看板は見当たらず。でも店のお姉さんがそれはここだというので座りました。ペナン料理とニョニャ料理？らしいのですが、まあ中華に近いです。日本語メニューはないので、また片言の英語とジェスチャーで注文。ほんと−に美味しい。しかも安い。昨夜の半額位の値段だったと思います。アルコールは無かったけれど、お姉さんがとなりのバーに注文にいってくれました。テーブルまで持ってきてくれ、お金を払いました。子供たちも口にあうようで、いっぱい食べていました。きれいなトイレが近くにあった（日本料理・川奈の隣）のも子連れで安心。

潮風も吹いて気持ちよかったし・・・あっ、でも足を蚊に刺されました。虫除けしとけばよかったです。

KKプラザの地下のスーパーへ。

やっぱりスーパーは面白い！おみやげにサバティー、KAYAジャム、インスタント麺など買いました。サバティーは渋みが無く、あっさりしてて美味しいです。
左下のサバ州のマグネットパズルはホテルの売店で。
キーホルダーは、KK空港で。帰ったら、お友達にあげよう！
差し上げた方には悪いですが、どれもとっても安価です。

これもおみやげ。センターポイントの洋服やさんで。１枚10.90RMを５枚かったら端数はサービスしてくれました。
ハワイやグアムのようにブランド品の店がある訳でなく、素朴な店ばかりですが、見るのは面白いかったです。まあ子供たちは買い物より海うみ！なので、夕飯ついでにちょっとぶらつく程度でしたが、昼間の街も歩いてみたかったです。

これもKKプラザのスーパーで買いました。「康寧薬材湯」・・・安いしおみやげになると思って、１つづり買ったら、レジのお姉さんにこんなに買うの？と言った顔で笑われてしまいました。お肉と煮込んでスープにして飲むと、身体にいいって感じことが中国語とマレー語でかかれているみたいですが・・・違うのかな？？どなたかご存知ないですか？

ヤモリに初めはビックリ。あまりに多くて、すぐ慣れてしまいました。ロビーから部屋に着くまで１８匹いたことも・・・

部屋はツイン。EXベッドを入れてもらい、息子はそこに。娘は私と添い寝。ツアーだと２部屋にされると思いますが、個人手配はOK。やっぱり４人１部屋がいいですよね。それができるのももう今年か来年限りでしょうね。やっぱり添い寝はきつい。ベッドから何度か落ちました(苦笑）　EXベッドの質もあまり良くなかったですね。

部屋は少々古さは感じられますが、なかなか良かったです。部屋にいる時は子ども達は、英語やマレー語(？)の日本アニメを見て楽しんでいました。

着いた日の夕食と毎朝食はここ。ホテル内、Five Sailsで。

初めに席は、insideかoutsideか聞かれます。朝は涼しいので外にしました。マゼランもラサリアもホテルの建物は屋根と柱で、窓や扉がありません（こんな書き方すると誤解されそう）。だから外気が吹き抜けです。もちろん部屋はドアも窓もあるのでクーラーがききます。私はどこもかしこもクーラーガンガンは苦手なので、この自然の空気は良かったです。というか日本は暑すぎてクーラーなしでは過ごせない・・・と南の島で思うのも変ですね。

ビュッフェで、洋・中・印など解らないものもいろいろありましたが、３日間ともほぼ変わらないメニューでした。その場で焼いてくれるオムレツは美味しいです。

マゼランに３泊した後、シャングリラ　ラサリア　リゾートに１泊しました。

マゼランからタクシーで80RM。海岸沿いを走ります。ちなみに翌日kk空港に行くのも同じく80RM。今度は内陸の広い道で。どんどん開発が進んで工事工事。一方、貧しく暮らす人たちの家々。コタキナバルのいろんな景色がみられました。

ラサリアに着くと、どら？を鳴らしてお出迎え。続いて、写真後方のように民族楽器で演奏が始まります。いい感じ。

ここにわざわざ１泊した目的は、オラウータン！

１泊なのだから、気合入れて日本から見学ツアー予約しておきました。シャングリラホテルの日本のフリーダイアルにTEL.１週間位前に電話したら、日曜を除く３日前にもう１度電話を、と言われたのでそうしました。２２日２時のツアーだったので、１８日に再び電話して、折り返しOKの返事をいただきました。

英語と日本語の説明を受けて、餌場のある所へ。山道を５分位登ります。

３匹いました。まるでジャイアン、のび太、スネ夫みたい。

ラサリアのビーチ。広い砂浜。
明日はもう出発なので、オラウータンを見たらすぐ海へ。風が強く、波が荒く濁っていました。波で遊んで、プールへ。
潜るのが好きな私達は、ラサリアよりマゼランがよかったです。もう少しゆっくりできるなら、ここのアクティビティーをいろいろ楽しみたかったですけど。

ラサリアの夕食。プールサイドでバイキングです。

この頃から息子のお腹の調子が悪くなり・・・生水は飲んでないのですが、氷が悪かったのでしょうか？疲れもあるでしょう。この先帰国するまで、治りませんでした。

夕食後、息子とパパはさっさと部屋に戻りました。
元気な女２人、ロウで輪郭を描いている布に、色付けをしました。バティックっていうんですか？いろんな国の子供たちがやっていました。30RM。
自分へのステキおみやげができました。

楽しかった、コタキナバル。
天気もよく海もきれい。食べ物も安くて美味しい。のんびりしていて治安もいい。次の夏休み、また行きたいです。関空から往復直行便があれば尚いいのですが・・・クアラルンプール経由でほぼ丸１日掛けてのルートが多い中、３時間乗って、２時間乗るというマニラ経由も子連れには悪くなかったです。

さあマニラに向けて出発です。フィリピン航空と共同運航のマレーシア航空で、２時間です。復路は乗り継ぎが悪く、１泊しなくてはなりません。子連れでマニラか・・・大丈夫かな？？
続きはマニラ編をご覧ください。