冬の山寺～こんな雪道登るとは！

2006/02/26 - 2006/02/26

女１人、冬の山寺に行ってまいりました。傘・軍手・長靴装備です。
なんかもう、いろいろスリリングすぎて、あれは修行なんだと思うことにしました・・・・・・。
まぁ景色が素晴らしかったので、登った甲斐はありましたけど。

エリア 山形市(山形)

仙山線で降り立った駅は「山寺」。
ふもとの小さな町を突っ切って５分ほど歩いたところに、登山口がある。

山の入り口にて。

「参道が非常にすべりますのでくれぐれもご注意ください」

「屋根や樹木からのなだれにご注意ください」

こ、これを登るのですか。。。しかもこの時は雨。
傘を持ちながら雪で覆われた階段を登らねばならない。

どうする、私？

入山料を払い、軍手も購入、そしてレンタルの長靴（雪かき用）に履き替え、貴重品だけもって、いざ出陣！


参道って、こんな雪だらけの階段だったとは。
しかも1,000段以上......大丈夫なのか？

すーべーるーすーべーるー

白壁の蔵と積もり積もった雪。

無の美しさを感じ、禅の心になりかけた私、、、
の横を、親子がスタスタ通り過ぎていった。

「ねぇー、ママー、なんでこんな高いところにわざわざ運んで作ったの？大変じゃん」

「きっと、ほかに土地がなかったのよ」

え！おかーさん、そんな返答でいいのですか！？（涙）

たぶん、線香を立てる巨大な灰盃だと思うが、うす氷が張っている。

ゼイハァゼイハァ・・・やっとこさ登り、
一番奥の本堂に行ってみると

「閉堂」

という張り紙。

先に到着していた5人くらいのオジサンが、

「あーあ、あなたも来ちゃったのね、残念」

という顔をして、半笑いしている。

せっかくここまで来たのに！

奥の院から開山堂を経て五大堂の舞台に来てみると...

素晴らしい眺望が目の前に！！

ふもとのほうに目をやると、さっき乗っていた仙山線の電車が見える。

しばらく感慨にふけってしまった。

（写真は一応カラーです...白黒に見えるけど）

かみのやま温泉。
山形駅付近に泊まる予定だったけど、まだ夕方で、時間があったので、電車でこちらに来てみた。

まぁ、この空じゃ、何時なのかさっぱり分からないが。。。

いい按配にサビレている。

かみのやま温泉駅の構内にある案内所で、おばちゃんに、おすすめの温泉を聞く。
「今の時間帯は、旅館内の温泉は宿泊客でいっぱいだから、公衆浴場がすいているよ」
とのこと。
通称「あいさつ浴場」

公衆浴場といっても、ちゃんとお湯は温泉水なのだけど・・・。

公衆浴場のげた箱。

グフォー！昔の学校みたい。
サビだらけで、手書きの注意書きみたいなのがあちこちに貼ってあった。

入湯料

いまどき８０円て！

洗髪するには洗髪料７０円を別途払う。
そうすると、シャワーつきの蛇口を使うことができる。

お客さんといえば、近所の老齢ご婦人方が５人くらい。

観光客いないし・・・私一人、浮きまくりである。

この旅行記へのコメント （2）

• むんさん 2006/06/18 23:07:33

  雪の山寺！

  バター・ハーフ！さん、はじめまして！
  
  雪の山寺、石段登られたんですね〜！
  この冬は雪が多くて、石段はかなりの雪だったと思うので、
  この中を登られたなんてスゴイです！
  
  しかし、やはり五大堂から眺める雪景色、いいですね〜！
  なかなか見れない景色だけに、感動ひとしおですね！！

  BTHFさん からの返信 2006/06/19 13:16:30

  RE: 雪の山寺！

  ●むんサン
  どうも、はじめまして。コメントありがとうございます。
  むんサンも途中まで行かれたんですね。
  おっしゃる通り、すごい雪でしたが、雨で片手が(傘で)ふさがって
  いた点も、しんどかったです。
  でも、やはり上からの景色には感動しましたよ！
  また行く機会があれば、冬でもいいかなと思いました。(笑)