2008/01/04 - 2008/01/04
655位(同エリア823件中)
ねんくすさん
コルドバの町を観光します。
ヨーロッパ最大級のモスク「メスキータ」。
白とオレンジの大理石製のアーチの森をさまようと
イスラム世界にどっぷり浸るかと思いきや
キリスト世界との見事な融合が見られます。
ヨーロッパのイスラム世界の不思議を探訪しましょう。
[旅程]
*12月31日 月曜日
エールフランス AF291 AF2100
関空 12:35 - パリ 17:20
パリ 19:15 - マドリッド 21:15 マドリッド泊
*1月1日 火曜日
マドリッド → トレド観光 → VALLE DEL JERTE
温泉リゾート HOTEL BALNEARIO VALLE DEL JERTE泊
*1月2日 水曜日
銀の道 世界遺産巡り
→ グアダルーペ → カセレス → メリダ
メリダ パラドール泊
*1月3日 木曜日
メリダ → セビリア
セビリア泊
*1月4日 金曜日
セビリア → コルドバ → グラナダ
アルハンブラ パラドール泊
*1月5日 土曜日
アルハンブラ観光
グラナダ → バルセロナ
Vueling VY1163 グラナダ 13:55 - バルセロナ 15:15
バルセロナ泊
*1月6日 日曜日
バルセロナ観光 バルセロナ泊
*1月7日 月曜日
エールフランス AF1049 AF292
バルセロナ 9:35 - パリ 11:30
パリ 13:30 - 関空 9:05 (+1 1月8日 火曜日)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- エールフランス
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-
そこまで調べたのに、
ナビソフト君の地図にピンを打つ際、間違えたらしい私。
一瞬パニックしかけましたが、新市街の地下駐車場に無事に車を止めることができました。
よかった、よかった。
メスキータ近辺にも駐車場があるのですが、後々旧市街に入る車の行列を見るに、ここで停めて行って良かった、、と思いました。
この駐車場から旧市街まで、徒歩で10分もかかりません。 -
スペインに限らずヨーロッパでドライブ旅行をしていると、町と町を繋ぐ道の快適さを裏腹に、町に入ってからの道の狭さと一方通行には悩まされます。
道が狭い日本に住んでいる日本人にとってさえそうなのですから、一般に道の広いアメリカに住んでいるアメリカ人にとってはもっとでしょう。
アメリカの道、どんなに狭い、といってもマンハッタンの中でも日本やヨーロッパみたく狭くないですから。
アメリカ人向けのサイトで
「スペイン旅行では、町中に車を入れないように」という記事を見つけました。
そのサイトで、コルドバ観光の際の駐車場をチェックできていたので、当初からそこに車を停めて、メスキータまでは歩くという計画です。 -
旧市街の城壁が見えてきました。
コルドバのアルカーサルの前を通ってメスキータ方面に気持ちよいお散歩気分です。 -
パッケージツアーで、アンダルシアといえば、
グラナダ、コルドバ、セビリア巡りが定番のようですが、
やはり、銀の道の小さな町を巡ってきた後訪れると、どこの町も規模が大きいですね。 -
棕櫚の木がそびえる城壁。
ヨーロッパの人の目にもエキゾチックに映る光景でしょう。 -
この巨大な壁で囲まれているように見える建物が、メスキータです。
突然どこからともなく湧いてきた観光客が一杯。
観光バスでやってきたと思われる日本人ツアーの人達にも出会いました。
この旅で、日本人に出会うの、初めてかも。 -
メスキータの回り、
観光客にハーブの束を売るおばさん達もいたり、
おみやげ物屋さんも多いです。 -
ミナレットを眺めつつ
メスキータに入場する前に、
一カ所観光をば。
メスキータの外壁を巡って、やってきた先は、 -
「花の小径はこちら」
の矢印見っけ! -
メスキータ周辺に広がる、旧ユダヤ人居住地区です。
地区全体が世界遺産。 -
この辺、
パティオに面した住宅は
古代ローマ属州時代から受け継がれてきた伝統的な様式だそうです。 -
真ん中には井戸があり、
心和む風景です。 -
一年中、季節の花で飾られている
「花の小径」
花の手入れも、大変なのでしょうが、
こんな形で伝統を受け継いでいる人々の生活する地区です。 -
いよいよ、
メスキータに入場しましょう。
入場券を買って、外壁をくぐるとオレンジの庭。
現在修復中ながら、メスキータの建物は壮大です。
世界最大級のモスクです。 -
一歩、
足を踏み入れると、、
馬蹄型のアーチの連続に圧倒されます。 -
アーチの数は、約850本。
-
アーチをくぐりつつ、
進んでいくと、
建物のあちらこちらで、
イスラムのドーム天井を見ることが出来ます。
それぞれの時代時代を映す装飾が施されています。 -
アーチに囲まれてある祭壇。
モスクは、レコンキスタの後キリスト教徒によって改造されたので、
イスラム様式の中にキリスト教様式が見られるのです。 -
元は明るかったモスクも、
キリスト教の影響で、窓がふさがれ現在の暗さになってしまったとか。 -
宗教の力がなければ、
こういった建築物は産まれなかった、という前提をもって、
大きな宗教同士の力がぶつかり合った結果は、
想像を超えるような物を生み出す力を産み出したのでしょう。 -
建物の最奥にあるのは、
ミフラーブの間 -
イスラム様式の美しい天井に守られたこの間は
-
イスラムの礼拝の際重要な
メッカの位置を示す壁がんがあります。 -
聖器室の天井のレリーフ
-
ガラスケースに収められたミナレット
-
アーチの間の柱に書かれた
アラビア文字
と、
アーチの森の探検は続きます。 -
そして最後に辿り着いたのが、
この礼拝堂。 -
アーチの形が同じところを見ると、
オレンジと白のアーチの上に
彩色が施されたものなのでしょうか? -
天井を
カメラの望遠レンズでのぞくと、、、
天使が -
と、言うことは、
こちらはキリスト教支配された際に改造された礼拝堂という事でしょう。 -
786年に建設が始まり、
歴代のカリフによって増改築が繰り返されたモスクは
13世紀前半、
コルドバの地が、キリスト教支配に奪還された後はキリスト教のカテドラルとして使われてきたという歴史から
当初の目的とは事なり、
異民族、異宗教の手がはいり、
現在の不思議な空間へと変貌を遂げてきたのですね。 -
異次元空間を漂うような不思議なモスクを堪能いたしました。
-
いや〜
満足です。 -
メスキータに沿って、
新市街へ抜ける道を戻ります。 -
客待ちしている観光馬車。
どこまで連れて行ってくれるんでしょうね?
乗ってみたいなあ、、と指をくわえて見てるだけ。 -
途中、
良い匂いに誘われて、歩いていくと
クロワッサンテリア
がありました。
焼きたての調理パンが美味しそう〜。
お昼ご飯を調達します。
新市街に入ったところで、バセットハウンドに出会いました。 -
今回の旅では
ビーグルさんにはご縁がありませんが、
バセットハウンドは3匹目。
飼い主のお姉さんにお写真撮らせてね、
ってお願いして、
お姉さん、必死でお座りされてくれようとしたのですが、、
この上目使い。。
私たち、怪しくないんだってば〜。 -
無事に駐車場から車を出し、
町を抜けて、
山道に入ったところでお昼にしましょう。
先ほど買ったパン屋さんの包装紙。
LA YAYA MARIA の店。
おばあちゃんの似顔絵が可愛いです。 -
中身は、
ハム入りのクロワッサン
と -
ミートパイのようなもの
どちらも美味しゅうございました。 -
グラナダまでの道は田舎の山道。
通行車も少なく快適なドライブです。 -
今日はグラナダのパラドールまでドライブすれば
上がり!
お天気も良いし、
安全運転で参りましょう♪
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