2007/04/29 - 2007/04/29
175位(同エリア201件中)
もろずみさん
高野辰之作詞の唱歌「朧月夜」のモデルは飯山の菜の花畠だそうです。
歌詞そのものの故郷の原風景を見たい。そう思って何年にもなりますが、やっと念願が叶いました。しかも天気も良くて風もない絶好のコンディション。菜の花も満開でした。
日本にもこんな絶景がまだ残されていたんだなと感無量でした。
ほぼ黄色一色になってしまいますが、今回の旅で最大の目的である日本一の菜の花畠に滔々と流れる千曲川と信越国境の山々。自然と「朧月夜」を口ずさんでしまいます。
- 交通手段
- 観光バス JRローカル
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予報通りの良い天気。今回の旅の目玉は飯山の菜の花です。
ローカル線で駅に降り立ち、早速シャトルバスに乗り込みました。
バスを降りるとそこは菜の花に埋もれた小学校。演出なのかと思うほどです。 -
爽やかな春風の中を泳ぐ鯉のぼり。
こちらは演出であること間違いなし。 -
丘に登って行くに従って菜の花畠が広がっていきます。
お花畑はずいぶんと見てきましたが、見渡す限りの菜の花なんて見たことないです。 -
遠くの山と眼下の千曲川を背景に広がる菜の花。
絵に描いたような日本の故郷の光景ですね。 -
ここが千曲川の東岸にある菜の花公園です。
GWに満開になる年は何年かに一度と言います。
今年は雪が少なかったので早めに満開を迎えました。
初めて来たのが当たり年という幸運に感謝! -
コブシの花もまだ残っていました。
例年ならやっと咲き揃う頃だと思います。 -
唱歌「朧月夜」の歌詞そのものの光景。
菜の花畠に 入り日薄れ 見渡す山の端 霞み深し -
千曲川もこの辺りまで来ると大河の様相。
滔々と流れる姿の美しさも格別です。 -
一面の菜の花の中に咲き誇る一本桜。
太古からこの風景があったに違いないと思えてきます。 -
町からここまで染井吉野は見かけませんでしたが、遅咲きかな?
近づくほどに神々しい桜です。 -
ははぁ、大山桜でした。
東京で見かける大山桜より良い色をしています。
やはり空気が違うのでしょう。 -
雪で真っ白な妙高が頭をのぞかせています。
昨夜は冷え込んだので山は雪だったでしょう。 -
管理塔を入れて段々になっている菜の花畑を撮ってみました。
牧歌的な雰囲気に花の香りも相まって夢を見ているような気分。 -
できるだけ人を入れないように撮っていますが、実際は結構来ています。
管理塔周辺は観光客と取材のTVカメラでいっぱいです。
バスは20人くらいでしたから、ほとんど車で来ているのでしょうね。 -
花に埋もれて写真を撮る人たち。
春風そよ吹く 空を見れば 夕月かかりて 匂い淡し -
「朧月夜」のイメージが完全に刷り込まれています。
雪国にやってきた春の色は菜の花の黄色に決まってます。
本当に満開です。 -
もちろん「朧月夜」の歌詞が石碑になってました。
このあともメロディーが頭から離れない一日になりました。
高野辰之博士もここでこの景色を見たのでしょうね。 -
明治の頃からずーっと変わらない景色がここにありました。
里わの火影(ほかげ)も 森の色も 田中の小路を たどる人も -
故郷の原風景と言われますが納得。
この景色は「朧月夜」のメロディーとともに永遠に記憶の中に残るでしょう。
蛙(かわず)の鳴く音も 鐘の音も さながら霞める 朧月夜 -
バスは千曲川を渡って西岸の道路を行きます。
道にも菜の花がずっと続いていました。
車の量もそれなりに多いのは、みんな菜の花が目的か? -
GWに入ったのでシャトルバスが走っていますが、期間限定です。
やはり車じゃないと移動が大変です。
自転車?それも一案ですね。 -
バスは道の駅「花の駅・千曲川」に止まりました。
降り立つと絶景に立ちすくむ人の多いことと言ったら・・・。 -
近づいてみると・・・絶句!
こんなに雄大な景色があったのか!と思うほどでした。 -
先ほどの菜の花公園はあくまでも公園。
対岸のこちらは菜の花が栽培されている正真正銘の畠です。
それにしても広いです。 -
道の駅なので車から降り立つ人が多いのか賑やかです。
この光景は同じく高野辰之博士の「故郷」を彷彿させますね。
うさぎ追いし かの山 小鮒(こぶな)釣りし かの川 -
人は多いといえども、これだけ広ければ気にもなりません。
写真を撮るにはむしろ人を入れた方が絵になるくらいです。 -
飯山の菜の花は房総あたりの菜の花とは種類が違うそうです。
あちらは菜種油を採るための花で、こちらは野沢菜の材料となる花だそうです。
真相は不明ですがそう信じましょう。 -
これだけの絶景ポイントをカメラマンたちが見逃すはずもありません。
今日も重装備のアマチュアカメラマンが大勢いました。 -
みなさん立派な一眼レフで三脚まで立ててます。
コンパクトデジカメでは少し気が引けるなぁ・・・。
さりげなく近づいて構図を確かめて真似しましょう。 -
ズームで対岸の菜の花公園を狙っていたんですね。
こちらもコンデジとは言っても400mmズームですから何とか撮れました。
三脚なしでもこの明るさなら全然問題なし。 -
相当にプロっぽいカメラマンもいました。
隠れていますが足元の機材も高そうなものばかりでした。
こちらはひょいと取り出して片手でパチリなんですけど・・・。
素材が良ければそれなりに良い絵が撮れます。 -
一眼レフは何だか大変そうだなぁ。
マクロを撮るときはレンズを交換してました。
やはり絵の出来が違うのかな? -
日本一の菜の花畠を見てしまいました。もう10年分の菜の花を堪能した気分です。
昭和記念公園や浜離宮恩賜公園の菜の花畠でも感動してましたが、今後はその感動も薄れそうですね。 -
飯山の「菜の花まつり」はGW後半の3日間です。
今年は相当花の出来も良いので混雑するでしょうね。
だいぶ以前から一度は見たかった菜の花です。
やっと念願が叶いました。しかも最高の状態でした。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- 唐辛子婆さん 2010/01/22 08:43:35
- こんなにたくさん\(◎o◎)/
- もろずみさん、おはようございます。
吾妻山の菜の花からこちらにお邪魔しました。
「写真を撮るにはむしろ人を入れた方が絵になるくらいです。」
圧倒されました。
甘い香りが我が家にも充満しましたよ、う〜っとり。
もろずみさんのおかげではやい春が訪れました。
- もろずみさん からの返信 2010/01/22 21:39:29
- RE: こんなにたくさん\(◎o◎)/
- 唐辛子婆さん、
凄いでしょう?
あらためて見ると吾妻山の比ではないですね。
日本一の菜の花畑なのでスケールがけた違いです。
今頃は飯山も3Mを超える雪に埋もれていることでしょう。
でも、あと3ヶ月するとこんな絶景が見られますよ。
やはりGWの計画に飯山を入れようかな・・・。
-
- NODAさん 2007/05/11 22:02:47
- 黄色、黄色、黄色
- これは素晴らしい風景ですね。
長野にこんな菜の花畑があるなんて意外でした。
これなら出かける価値はありそうですね。
飯山編も拝見しました。
飯山には2月に出張で行ったのですが、いつもの年は高さ2mの雪の壁が出来るというのに、今年は全く雪が降らない、と地元メーカーの方も驚いていました。本当に白い色がありませんでしたよ。
お寺巡りのポスターも駅で見たように思います。
金曜日に出張作って泊りで行こうかなぁ、なんて、つい考えてしまいますね。
- もろずみさん からの返信 2007/05/11 23:49:14
- RE: 黄色、黄色、黄色
- NODAさん、どうも。
あら、2月に飯山へ行ったのですか。
雪のない冬の飯山というのも想像しにくいですね。
菜の花は一見の価値ありですよ。これだけのスケールは他にないです。
今年は雪が少なかったのでGWでしたが、豪雪の年だと5月中旬以降が見頃のようです。
寺巡りもちゃんとやってないのでリベンジしたいです。
秋が良いですね。それとも、NODAさんの出張に合わせるかな?
- NODAさん からの返信 2007/05/13 20:42:45
- RE: 黄色、黄色、黄色
- >それとも、NODAさんの出張に合わせるかな?
へへ、いいですね。
昼はのんびり歩いて夜は権堂に行く、なんて・・・
実際、飯山は遊びで行くにはちと遠いです。
出張だって、飯山かぁ…、と思ってしまいます。
東京〜長野は新幹線ですぐだし、飯山も飯山線に乗れば30分くらいで
着いてしまうのですが。自分でも不思議に思います。
- もろずみさん からの返信 2007/05/13 21:13:56
- RE: 黄色、黄色、黄色
- NODAさん、
確かに感覚的に遠いですね。
飯山線は乗っている時間より待ち時間の方が長いですからね。
朝起きて出掛けようと思ったら次の列車は1時間後でした。
では金曜の夜に権堂で落ち合いましょう。
仕事終わってからでも8時頃には行けますよ。(^^)v
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